サイズ SM
新聞休刊日の今日(註 この文は昨日にかいている)、手持無沙汰で昨日の新聞の束を
引き寄せたら、折込チラシの間から某紙付録の日曜版が出てきた。
大きく掲げられている渓谷の写真に、映画作家 かわせ・なおみ さんのエッセーが
載っていて、そのタイトル「望郷湧き立たせる奥明日香」につられて読んだ。
奈良県明日香村の柏森という集落での出会いを書いていた。
美しい文章であった。
『せせらぎの音を聞いて1300年も前にも聞いていたであろう人々に思いをはせて、
めぐる時間の中の、その一部に生きる自分を思う
山道はしんと静まりかえって、自分が今どの時代を生きているのか一瞬わからなくなる。
電灯のない棚田のあぜを歩くと相手を探すほたるがそっとわたしの肩をかすめるように
飛び交った
月夜には自身の影が出るほど、ここには闇がある』
ここには、知らず知らずのうちに失ってしまいそうなこころが散らばっていた。
休刊日で無ければ見逃すところであった。
目を通してくださりありがとうございました
今日はカラーですね。
この花田んぼの脇に咲いていますやはり季節の花なのですね。
白い花の描き方を参考にさせていただきました。
ここには知らず知らず失ってしまいそう心が・・・
とありましたが蛍を見に行ってそれを感じました。
蛍が髪にとまってくれてやさしいひと時を過ごせました。
カラーのスケッチ爽やかで良いですね。以前F20の日本画を描いた事があります。大変だった事だけ頭にあります。
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明日香村・栢森 は大好きな集落です。
蛍に会えましたか、よかったですね。
人家に近い所だと、ひとの出が多かったでしょう。
どんどんと流れていきますが、ひと夫々に、忘れたくないもの、失いたくないものがありますね。
明日香といっても広いですね。
民宿に、せめて2泊くらいして、貸自転車で廻りたいと思います。
でも
カラーの花 葉 バックの色の置き方も好きです。
「せせらぎの音を聞いて・・その一部に生きる自分っを思う」・・・
satoyamaさんが思われた事
知らず知らずに 失ってしまいそうなこころが、
散らばっていた~なんて~
小説でもお書きになっていたような~そんな言い回しに感動いたしました。
わざわざご覧いただき、有難うございます。
明日香村は広いし、その上坂道ばかりです。
車でのんびりと行く方が楽チンですよ。
老婆心ながら。
仕事仕事で何時か忘れていたものを、ふっと思い出させてくれそうに思いました。
道に自分の影が落ちていることなど、子供の頃には当たり前のことでした。
小説がどうのとか、恥ずかしいです。
奥明日香とは、なかなかの表現ですね。