淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

美術館・画廊 めぐり

2010-07-13 18:30:44 | 想い
      週末、美術館と画廊巡りをした。

      兵庫県立美術館では神奈川近代美術館から55点の代表作品の出展を受け、
     自館の所蔵品とを合わせて日本近代美術史の回顧展を開催していた。
      神奈川県立美術館から来た岸田劉生の童女図(麗子立像)は麗子像としてはただ一点
     入っているだけであるが、学芸員さんのお話によると、数ある麗子像の中でも最高傑作
     と言われているもので、所蔵館ででもそうそう観る機会はないとのことであった。
      麗子像作品の特集でもないのに、ポスター、チラシ(掲載写真)に「麗子登場」と
     大きく謳われているのはそういう理由なのだそうである。
      ちょっとオーバーなとも思うけれど、いい作品であった。
      その他に、須田国太郎の「工場地帯}、横山操の「波濤」も見れてうれしかった。

     この日は他に下記の画廊、ギャラリーでも見せてもらった。

    lief 展 開廊3周年記念 (ギャラリー lief)
     受講しているデッサン講座の講師岩崎ナギ氏も出展されている合同展で、
     氏のブログなどで何度も見ている作品ではあったが、やはり実物を目の当たりに見ると
     迫力が違った。

    原 弘子・池辺美智子 二人展 (ダイヤモンドキャラリー)
     これほど其々の感性のはっきり出ている作品群に出会うと気持ちのよいものであった。

    光陽会兵庫支部展 (神戸三宮サンパル)
     SMから100号までの油絵。

    藤村琢太 作陶展  (ギャラリー葉月)
     まだ29歳の若者が、修業を終え帰ってきて、、自宅近くの土で焼いているのである。
     味わい深く焼きあがっていて、魅力的なものが色々並べられていたが、付いている
     値札の安いのに驚いた。
     別れるとき、エレベーターホールまで送ってきてくれた作家に、生意気にも
     思わず「頑張ってください」と声をかけてしまった。

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        目を通してくださりありがとうございました

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