美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

B&Bメニュー  地鶏のすき焼き

2015年10月16日 | 日記
B&Bを初めて一年が過ぎた。何の宣伝もしないのにお客さんの予約が入ってくる。私のB&Bの定番メニューは地鶏のすき焼きだ。弟が平飼で飼っている鶏の肉を使う。鶏ガラのスープをベースに焚いてもらう。
そのすき焼きに使う野菜は主に美山産である。特に玉ねぎ、ねぎは地元のもののほうが美味しい。今晩のお客さんは女子大生であった。食べるだろうかと心配したがきれいに平らげてくれた。それに最後は食器類まできれいにあらっつてくれた。家のお客さんは女の人が多いので後始末までしてくれる。

地鶏のすき焼きレシピ 5人分
材料 平飼地鶏2キロ 玉ねぎ2個 糸こん1袋 焼き豆腐2丁 白菜1個 キノコ類2パック
    とりがらスープ400cc 砂糖 醤油 卵
   最初に鶏ガラスープをいれて鶏肉を入れる。砂糖、醤油で味を調える。玉ねぎを入れてほかのキノ   コ類など入れる。最後に焼き豆腐を入れて煮る。卵を割りその中で食べる。

11月中旬から牡丹鍋  5月は山菜鍋になります。

村祭り

2015年10月15日 | 日記
秋晴れの中秋の例祭が執り行われた。参加者は15名ほどでほとんど高齢者。60代が4名50代が2名40代1名の構成だ。毎年人口が減っていく。それでも祭りや報恩講など村の行事は連綿と続いている。不思議だなあと他村から嫁いできた私はいつも思う。神主さんの祭祀のあと玉ぐしを供えて2拍手する。
それから公民館に移動して会食が始まった。高齢者の食欲に頭が下がる。食べきれなくて残ったものはお年寄りたちは持ち帰った。私は鯖寿司を持って行ったが、二皿すべてなくなった。鶏肉のからあ下を紋次郎の土産にした。秋の祭りが終わると気温が下がり紅葉も深まり冬へと向かっていく。

栃の実がほぼ乾燥したので箱などに詰めた。ほとんど売ってしまう。以前は栃餅を作っていたが、栃の皮剥きが大変で作らなくなった。上手に作る知人がいるので、いつも買う。栃餅は見た目は茶色で美味しく見えないが一度食べて好きになると病みつきになる。少し苦みがあるが素朴で美味しいと思う。搗きたては黄な粉がよくあう。私は白みそ仕立ての雑煮にする。ぜんざいもおいしい。

鯖すしを作る

2015年10月14日 | 日記
明日は村の神社の秋祭りの例祭。松茸ご飯を作るつもりでいたが、肝心の松茸が出ていなかった。山からおりて来て鯖を酢に浸す。鯖は昨日移動販売車のお兄ちゃんに塩鯖を2本頼んでおいた。お米を7時過ぎに炊く。米を蒸らして9時ごろから鯖すしつくりにかかった。三枚におろし骨抜きもできているので皮をはぐ。そして合わせた寿司めしをおにぎり状に丸め、鯖の身の部分に置いていく。それから形を整える。今は鯖の下にサランラップを敷くので形を整えやすい。2本の鯖で4本作った。一晩おいて味をなじませる。そして切って大皿に並べる。手つくりの梅酢生姜をそえて。

先日母が託けてくれたくれた鯖すしは美味しくなかった。数年前まで上手に作っていたのに88歳を超えた今は上手く作れなくなった。60歳で亡くなっつた父が鯖すしが好きだったので我が家ではよく鯖すしを作った。私は母の作り方を見て覚えた。私は今鯖すしを食べられなくなっているが、作るのが好きで祭り、お正月には作っている。子供たちも夫も他家から嫁いできた子供たちの嫁も喜んで食べてくれる。

お寺の柿とり

2015年10月13日 | 日記
京都のお寺の住職をしている友人からの依頼で今日は紋次郎と夫の3人で出かけた。8時過ぎに家を出て10時過ぎについた。例年10月下旬から11月初旬に行くのだが今年は早く赤くなったとのことで急遽今日になった。柿の木を見上げるとほぼ赤い。夫が柿の木に上りバケツに入れる。友人が受け取り私がふいて箱に詰める。12時前までで400個できた。昼食後1時から4時までかかり1000個ちかくとった。ただ少し青く熟していないのも50個ほど、そして落として傷つけたもの100個ほどあった。
私は3時から4時まで行きつけの鍼灸院でマッサージを受けた。帰ってきて柿の葉の掃除などして5時前に終わった。今日の京都の日中は暑かった。でももぎ取られた柿の木はすっきりした。門徒さんに配れると友人は喜んでいた。

夕食に天㐂に行った。料理が出てくるまでに時間がかかったが、やはりこの店の天ぷらはおいしい。
8時前に京都の友人の家を出て9時半に戻ってきた。疲れました。

峠の十月桜咲く

2015年10月13日 | 日記
広河原の友人の家へ私が愛飲しているかぼちゃスープを届けた。私はこのデルモンテの豆乳かぼちゃスープを数年来飲んでいる。ほかのメーカーのスープはあまりうけつけないのに、このスープは毎日飲んでも飽きがこない。友人の知人でがん患者の人に飲ませたいと言ってきた。飲めるかどうかはその人の味覚にもよるので試飲してといっておいた。私にとってこのスープは命の水のような存在になっている。ネットでメーカ直売の形で一カ月3ケース取り寄せている。

帰り道峠の途中で十月桜が咲いているのを見つけた。この桜も例年より早く咲いている。私は十月桜が好きだ。これから雪が降るまで寒さの中で凛と咲く桜に私は何度も勇気づけられた。癌術後数年間桜の咲くのを見るために生きる努力をしてきた。来年も桜に会おうと頑張ってきた。桜も雪や強風で枝が折れたり裂けたりしているが毎年咲いてくれる。私は家の庭にも数本十月桜を植えた。鹿にはまれたり裂けたりしているが毎年咲いてくれる。十月桜のように残り少ない人生凛といきたいものだ。

鷹の爪の束を作る

2015年10月11日 | 日記
鷹の爪が紅くなってきた。一畝50本植えている。今年はたくましく大きく育った。早く取らないと実がはじけてしまう。明後日京都の洛西で、ふらっと美山が出店を出す。そこで売るのに鷹の爪の束を作らなければならなくなった。畑に行って鷹の爪を刈っていく。それを畑の隅に座り枝から葉を落とし紅い鷹の爪にだけしていく。それらを数本束ねて花用の袋に入れていく。この仕事が結構時間がかかり手間がいる夜も家の中に持ち込み15束作れた。5年前私が始めた。京都の花屋さんで見た。これだったらできると思い数百本植えた。今は友人や知人も鷹の爪を作って売っている。今年は50束はできるだろう。今しばらく鷹の爪と格闘する。

裏山の竜胆が咲き始めて簡単に見つけることができるようになった。10数本見つけた。ただ夫が春に草刈りをしたので丈が低いのが残念だ。山から移植した大文字草も一株だけ残っていた。鹿が新芽を食べるので網をかけて保護する必要がある。 

朝の気温8度 おお寒!

2015年10月10日 | 日記
今朝起きてびっくりした。寒い、寒い。大急ぎで毛糸のベストを羽織る。外の温度計をみると8度。寒いはずだ。日中は雲がかかり霞んでいた。下の家の山茶花も咲きだし菊も咲いてきた。畑は水霜が降りたようで雑草などがしおれていた。夫が配達にでかけ来るはずのお客さんから断りの電話があった。残しておいた松茸ごはんく友人に食べてもらうために紋次郎と配達にでかけた。友人の蕎麦屋さんも今日はお客さんが少なかったと言っていた。客商売は難しいなと二人で雑談する。

家に帰り畑に行くとキュウリやパブリカがしおれていた。これでこれらの野菜は終わりとなる。鷹の爪を摘んで束ねていく。明日道の駅の店に売りにだすつもりだ。花たちも次から次と終わりを迎えようとしている。咲き始めから咲いているときはきれいだが最後は無残な姿になる。そして、これから、来春用のチューリップやユリの球根を植えなければならない。畑に最終に植えるのは玉ねぎの苗と花な菜の種まきだ。畑つくりは1年で決着がつくのでおもしろい。今年の失敗は来年取り返せばいいのだ。無農薬、化学肥料を使わない畑仕事を初めて20年
いまだに納得のいく野菜は作れない。原因は天気にもある。でも自分で作った野菜を食べることは一番安心でもある。地産地消の言葉が流行っているがなかなか難しいことでもある。

せんぶりの花

2015年10月09日 | 日記
今日も松茸山の上り路でせんぶりの花を探しました。発見、彼らは新しい生育地をみつけていました。道路を挟んだ急斜面に群生していたのです。道路の真ん中は土が硬くて種が寝つかなかったのでしょう。「すごいなあ」と感心しました。山野草は急に絶滅したかと思うと全然違う場所で咲いてるのをみることがあります。彼らは環境の変化にほんとに敏感です。数年前林道新設工事で拡幅するときに大文字草の群生地を壊されたことがあります。今の時代大型機械を使いますので、本当に一瞬で壊されてしまいます。
山に咲く大文字草は地味ですが群生していると見ごたえがあります。私は栃拾いに行くときや松茸山に登るときなどいつも注意深く山の植物を観察します。せんぶりも大文字草もその時に花をつけているので見つけやすいのです。花の時期でないとなかなか見つけられません。家の裏山の竜胆も5株見つけました。紫の花の色で見つけられるようになりました。霜が降りる頃まで観察します。

ストーブを焚く

2015年10月08日 | 日記
昨日の夜から寒くなって、泊りのお客さんは炬燵を入れてストーブを焚きだした。京都から来た従兄弟も「寒い、寒い」と言っていた。今晩の若い女の子達も炬燵をつけていた。私はメール予約の返答に一枚上着をご用意くださいと付け加えている。でも本当に今年の秋は寒さが急にやってっきたように思う。私も一枚のウィンドブレーカーを着たり脱いだりして温度調節をしている。炬燵も長くつけていると熱く感じるし微妙な温度調節は難しい。まだ紅葉も始まりかけた時なのに変ですね。今晩は少し早めに寝ようと思います。従妹が来て手伝ってくれて助かるのですが、ついよもや話で盛り上がり寝る時間が遅くなります。朝は泊り客の朝食準備で6時前に起きました。昼間もシーツの洗濯などをして4時過ぎには次のお客さんが見えました。どうしても私の夕食時間がなくなります。9時ごろに卵かけご飯で流し込みます。
そんな状態の一日でしたので今晩は早めに寝ます。



忙しい一日

2015年10月07日 | 日記
夫が3日前から仕事に行っているので配達は頼めない。8時半に配達に行ってすき焼きの材料など買う。卵も100個仕入れてきた。京都から従妹が手伝いに来てくれた。今晩のお客さんは松茸料理と指名あり。先週来からとってきた松茸を使う。松茸入り鶏すき、土瓶蒸し、松茸と鯛とゆずの蒸し物。松茸ご飯は明日の朝ごはんに炊く。あとは定番の田舎料理の八寸にした。長男が帰ってきていて土産に松茸と栗と新米をを持たす。たくさんあった松茸は瞬く間に消えていく。金曜日に山に登るがあるだろうか?

夜のお客さんは知人でもあるので、あとはまかせて家に戻った。友人グループ5名で飲み会になっていた。本当に今日も一日忙しかった。お客さんのある日は大変だ。

せんぶり、りんどう咲いて里の秋

2015年10月06日 | 日記
松竹山の帰り道せんぶりが咲いているのを発見。以前は林道側の斜面に一面咲いていたのだがこの数年で極端に少なくなりもう消えてしまったのかと心配していた。いつも注意深く観察していた。斜面にはほかの野草が群生してしまった。歩いていると林道のまんなかでせんぶりが咲いていたのだ。この林道は車が登らないので踏みつけられることはない。背丈はあまり伸びていないが花はちゃんと咲いていた。思ったよりたくさん咲いていてほっとした。山野草は一気に消えてしまうことがある。家に持ち帰って植えても枯れることが多い。できるだけ自生地で見るのがいい。

松茸は今年はよいと思う。今日は底松茸で土の中を掘って取ってきた。底松茸は土が柔らかいところで土の中に寝そべっている。掘るのが大変だ。でも軸も根っこも太く松茸らしい。今年は底松茸が多い。

帰ってきて裏山を散策。竜胆を5株見つけた。夫は山野草に興味がないので、いつも草刈り機で草を刈る。だから一度刈られてから成長するので丈が短い。一株だけ30センチほどで咲いている竜胆があった。見ているだけで堪能できる。来年からは草刈りをやめてもらおうと思っている。

コスモスが咲き乱れ、裏山に竜胆が咲いて里は秋の真ん中に移動中。

栗から柿へ

2015年10月05日 | 日記
坂道を車で降りようとしたら栗が転がっているのを見つけ拾うことにした。昨日と今日でたくさん拾った。今年は8月末からずっと栗が落ちていた。早生栗から小さな自生の柴栗、そして晩生の栗これらがほとんど落ちてしまった。栗の秋は終わりに近づいている。私はあまり食べないが拾うのが好きである。朝起きたらまず栗の木の下に行く。夕方にも行く。獣たちに食べられないように競争でもある。

次は柿の収穫期になる。京都の友人からも柿もぎの要請が来た。彼女の家の柿は御所柿だ。100年以上経っている古木だが毎年よくなる。お寺をしているので取れたての柿は檀家さんにも配る。例年は11月3日ごろなのだが今年は色づきが早いようだ。この柿は小粒だが甘くておいしい。私の好物は富有柿だ。京都の洛西大枝富有かきは甘くておいしいが値段が高い。夫は和歌山県九度山町の柿のオーナーになっている。収穫時には取りに行くだろう。

のんびりと一日を過ごす

2015年10月04日 | 日記
配達は夫に頼む。夫は地区の八幡さんのお参りに行った。私の生まれた村に八幡さんがある。茅葺の里北村だ。母がいつも「おいで」と誘ってくれるが重要伝統建物地区に指定されてから週末や祝祭日は観光客が多く車で家に行くことができないので、あまり行くことはない。この集落は三角状に家が立ち並んでいて集落内の道は迷路のようで狭い。私の小さかったときはこの道が遊び場で自転車を乗り回していた。
本来地区の祭りは10月8日だったが、観光客に合わせて10月の第一日曜日変わった。

午前中は布団を干したり家の坂道の栗を拾ったりうろうろしていた。午後は母屋で女子プロゴルフ選手権をみていた。1時から中継が始まり4時ぐらいに終わると思っていたが3人のプレーオフで5時半までかかった。結局韓国の21歳の女の子が勝った。あまり決着がつかないので見ている私も疲れた。

夫は実家の母から赤飯と巻きずし、鯖ずしをもらってきた。88歳になっても寿司に拘る母に感心するが味は年々悪くなる。もうぼつぼつやめたほうがいいと私は思う。

秋晴れの一日

2015年10月03日 | 日記
今日は気持ちのいい天気になりました。配達は夫が行ってくれたので、私は母屋に行って窓を開け放しました。来週は予約が入っています。少しテレビを見ていましたが寒いのです。今朝の気温は10度以下母屋はお日様が届くのは10時をすぎるのです。でも日中は25度前後まであがりました。そして仏間の花を生け替えて初物松茸ご飯と栃羊羹を供えました。玄関の花も活け替えました。藤袴、吾亦紅にしました。秋の山野草です。竜胆も入れたいのですが自生しているのが少なくて摘めません。

先日注文していた赤ずいきが届いています。赤ずいきの下処理には2つあります。一般的には皮を剥いでゆでることです。もう一つ細かく切って鍋でからいりする方法です。それらを酢で浸して紅さを出します。食べ方はゴマ酢あえが一番おいしいかと思います。私はこの季節になると知り合いの方に頼んで大量に仕入れます。下処理して酢につけたままで冷凍保存しておきます。色がきれいなのでお弁当の彩りにも便利です。

民宿B&Bに松茸料理の注文のお客様が多いのですが、確約できません。今のところ前年より収穫量は増えていますが先のことはわかりません。天候次第ですから。値段もその時の相場です。私の幼い時はよく松茸がでました。松くい虫の被害もありませんでした。それに松茸を売ることなどもしませんでした。多くとれた年はからし漬けにしました。朝早く学校に行く前に父と一緒に松茸山に登ってことをこの時期にいつも思い出します。松茸も鮎もいつの間にか高級食材になりました。時代の流れとともに。

低気圧去って晴れに

2015年10月02日 | 日記
昨日の爆弾低気圧は夜中の3時から明け方までがひどかった。でも日中は晴れた。1週間ぶりに配達をすませ12時から松茸山に登った。たくさんあった。紋次郎と二人で松の木の下を右往左往した。置いていたた松茸はあまり大きくならず新しいところに出ていた松茸は元気がある。2時前に家に戻り、下の喫茶店で小浜の移動販売車を待つ。大きな鯛をもってきてくれた。鯛と松茸の料理をする。それから広河原へ行く。月見団子を京都の仙太郎で買ってきてくれた。お茶と団子を食べる。少し話をしてトンボ帰り。今日はよく動いた。疲れた。明日から秋晴れが続くそうだ。束の間の秋日和になる。