浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

『 いつの日にか君と 』 & 『 羽根をなくした天使 』 を読んでみた。

2017年01月26日 | ロマンス・複数作家

ここ最近、京都はめっきり寒くなりました。ほぼ毎日、雪が舞ってました。(寒いの嫌い~★「張るカイロ」は必需品!) で、読むのを優先してたので全然ブログを書けなくて、それはそれで欲求不満でした!(いっぱい読んだよ~(笑)。)

今年最初のブログは、大好きなジュディス・マクノートの『 いつの日にか君と 』 と、ノーラ・ロバーツの 『 羽根をなくした天使 』 。どちらも上・下巻あるコンテンポラリーのクライム物。今回もジュディス・マクノートは長かったです(笑)。 

『 いつの日にか君と 』 …前作『 パラダイスを君に 』のスピンオフ。今作のヒーローは、冤罪で5年間服役してまして、その間に『パラダイスを君に 』のロマンスがはまってます(笑)。なのでその部分の絡みはないのですが(残念)、出所後に前作のカップルが良く出て来ます♪♪ 

ま、今作のヒーローとヒロインとの出会い自体、ヒーローの脱獄からの始まりで、ハラハラが好きにな人には良いですが、私にはちょっとしんどかったかなぁ~。(謎解きのサスペンス物は大好きなのですが、今作は謎解きにはなってなかったからな。犯人登場、突然だったし★)

ロマンス色はしっかりあるので、それは楽しめます♪ ただヒロインに恋するFBI捜査官、当て馬にしかなってなくて、もうちょっと何とかしてあげて欲しかった…。 

それとヒーローが俳優なのですが、周りの登場人物が実在の俳優さんがワラワラ出て来てちょっと引いたかも。スーザン・E・フィリップスの様に、架空の人物を出してくれた方が、私には読みやすかったです。

アメリカの教育制度が良く判ってないんですが、子供が学校行ってなくても大丈夫なの? 学校へ行けてないから字が読めない…って言うのもこの作品の言いたいことの一つらしいのですが、日本だとほぼほぼ無い状態かと? ま、学校へ行かないで家庭での学習OKみたいな制度もあるようですが。

『 羽根をなくした天使 』  …こちらのヒロインは、過去に犯罪に巻き込まれていて、そのせいで色々な障害が出ていて、それに果敢に立ち向かっている元シェフの女性。ヒーローは、元記者で現作家さん。

ハイキング中に殺人事件を目撃してしまうヒロイン。でも通報を受けた保安官とヒーローが現場へ行くと何の痕跡も残っておらず、ヒロインの見間違いか、過去の記憶からの幻影か…と言うところが、話の核。 私の印象では、ロマンスより事件だったり、ヒロインの過去の記憶との戦いに重点が置かれていた感。なのでちょっと寂しかったです。 殺人事件ですが、ハラハラ感はそんなにないです。何だか根暗な雰囲気(笑)。 ロマンスはもう一組描かれてるんですが、こちらも期待した程は盛り上がらなかったなぁ(笑)。

 

 

何と、今年もスーパーボールにペイトリオッツが出ます!今年はディフェンスもスペシャルチームも調子良さげだし、良い感じです。相手のファルコンズも、今年のマット・ライアン(QB)は一味違いますね!好勝負が期待出来て、めちゃ楽しみです!! …ところで、アメフトの試合はNHKのBSで見てるのですが、1月23日の月曜日、この日は夜中の0時から合計3試合を放送。全て録画しましたが(9時間強)、仕事帰ってから3試合見るのはきつかったです★(どこで結果を見てしまうか判らないので戦々恐々。NHKの普通のニュースでもたまにアメフト取り上げるので(笑)。)で、放送した試合ですが、2試合は生中継なので仕方ないですが、1試合は1週間程前に終わっている試合。せめて前日には放送し終わってて欲しかったです★

全豪テニスでは、ナダルとフェデラーが二人揃って準決勝進出…って、何年か前の構図になってます♪ ブリスベン大会で錦織君に勝ったディミトロフも上がって来ているし、逆に錦織君に負けたバブリンカも残ってますね!楽しみ。

 


『あなたに出遭うまで』 & 『聖なる騎士』 を読みました。

2016年11月10日 | ロマンス・複数作家

読むばっかりで全然ブログ書けなかったので、ちょっとまとめて2作品(笑)。

まずジュディス・マクノートの『あなたに出遭うまで』 。前作から性格の変わった弟のスティーヴンがヒーロー。(変化した理由は、本文に書かれてました。) ヒロインは変わった暮らしをして来たアメリカ人女性。前回にも書きましたが、記憶喪失になってます。その上他の人物だと誤解されての展開。個人的にはあまり好きではない(笑)。そして彼女が偽者だと告発に来た本人。もっと話に絡むのかと思っていたら、一瞬の登場。その後出番なし。あっけなくてちょっとビックリ。そしてストーリーは、兄弟だからか?お兄さんがヒーローだった前作と被るような展開。えーっつって感じです(笑)。

兄弟二人から疎まれるフランス人貴族のニコラス♪♪ 2作目こそ彼が主役かと思っていたので、実はスティーヴンが主役でちょっとがっかりだったのですが(笑)、今回も良い味出してました♪ ラストで再登場のラファエルと共に楽しませて頂きました(笑)。 それとヒロインの付き添いになったチャリティ。めちゃ素敵なご婦人でした♪ 

『哀しみの果てにあなたと』と『その瞳が輝くとき』のヒーローカップルが、スティーヴンの友人として出てました。覚えが無くてビックリ(笑)。また再読しないと…(笑)。

ニコラス主役のストーリーもあるらしく、MIRAから短編が出てるのですが、どうも本ストーリーではないようで…?? 取り合えず今は、ジュディス・マクノートの他の作品を読んでみる予定です。

そしてアン・ヘリスの 『聖なる騎士』 。騎士物三部作のラスト作です。ヒーローは、前作ヒーローの異母弟。ヒロインは、フランス人の男爵の娘。今回は私好みで、ヒロインは美人ではない(笑)が、気にしていない。今までの二作のヒロインがかなりの美人だったのですが、今回はライバルが超美人。(ただし性格が悪い(笑)。) 変わりに(?)ヒーローが男前です。今回はヒーロー・ヒロイン共にライバルが出て来て、3部作の中で一番楽しかったのです。が、最後に来てなぜかヒロイン、敵をやっつけたヒーローに怒り出します。ここで?せっかく楽しかったロマンスが今一つに。残念でした★ あ、大切なアイテムとしてキリストの聖杯が出て来ます。ちょっと壮大?(笑)。

 

以前、家にやって来た植物の話を書きましたが、水をやり忘れたり日に当て忘れたりで、結局今は母の庭へ(笑)。白くなってたケイトウも復活し、シクラメンも元気になってます。…で、やっぱり私には植物を育てるのは無理だと再認識。もう買いません(笑)。 (以前、ケイトウを置いていた所に今はサンジのフィギュアを置いてます(笑)。後にこっそり『タイガー&バニー』のタイガーも。増えるフィギュア(笑)。)

マレー、とうとう世界ランク1位になりましたね!!良かった~。4強とか言われてましたが、上3人とちょっと差があった感が長かったですが、やっと!いつまでキープ出来るかでしょうか。楽しみです。 錦織君も頑張れ!


『花嫁たちに捧ぐ詩』 … ヒーローの片思い集★

2016年09月02日 | ロマンス・複数作家

今回は、いつも読んでる(笑)19世紀頃のヒストリカルです。MIRA文庫刊で3話収録されてます。で、どの話もロマンスは、ヒーローの片思いから始まります。 ヒーローの片思い話が好きではない私には、ドキドキ感はちょっとな…でした(笑)。でも悪くはないです。(どんな評価(笑))

● 『侯爵の憂鬱な夜』 … メアリー・ジョー・パトニー (『楽園は嵐の果てに』がお気に入り♪) ヒーローは、兄の死により公爵になった真面目な紳士。見た目が今一つな上に口下手。故に上手にヒロインを口説けない★ ヒロインは、富豪のアメリカ人。爵位を持つ人と結婚するためにイギリスに。 久々、超性悪母が出て来ました(笑)!こちらは、ヒーローは言われっぱなしでしたが、アメリカ人の嫁にしてやられたのでスッキリです(笑)。  個人的に、ヒロインがヒーローのライバルキャラにキスされるシーンは好きじゃない!それこそ殴るくらいして欲しかった(笑)。その後のヒーローの対応も私的にはう~んですが、ま、遠慮し過ぎのヒーローがひと皮向けて(?)、ロマンス進展したから良かったのかな??

● 『純白のプロポーズ』 … キャンディス・キャンプ (好きな作家さん♪) この作品のみ、舞台はアメリカ。ヒロインは牧場主の娘。ヒーローは、牧場で雇われている馬の調教師。ヒーローは、ヒロインに出会った時からの片思い。なかなか可愛いヒーロー(笑)。全体的に好感度大! ただラストが唐突な上に、必要なのかが疑問★ 

● 『七夜の契り』 … シャーロット・フェザーストーン (この作品が初めての出会い(笑)) おさななじみの二人。ヒロインが好きなヒーロー。ヒロインは、ヒーローの弟の婚約者。が、弟が他の女性と結婚したので、今度こそはヒーローは帰省します。で、どうも放蕩者だと思われていると気付いたヒーローは、ヒロインに「証明してみせる」と宣言します。…で、ここまで読むとどうやって実はヒーローは誠実な紳士であるかを証明するのかと思いきや、連夜ヒロインを誘惑するヒーロー。それでO.K.なヒロインもね。なんだか言ってることとやってることが違って、疑問。話としては悪くはないのですが、元々の『放蕩者ではない証明』が全く出来てなくてビックリ。 ま、3作の中で一番突っ込み所の多い作品でした(笑)。

 

前回のブログ書いてるときに、上記作品は完読してたのですが、なかなかブログが書けなくて★ 今もすでに「狼たちの休息」シリーズ3と、『シャーブルックの御曹司』も完読! 全く記憶にない(笑)『裸足の伯爵夫人』を読んでるところです。

新しい本を読んでいるうちに、前回読んだ本の感想が頭から飛んで行くので(笑)、早く書いてしまいたいのですが、時間が~。 明日は台風来るのかな?来なければ、大文字を登って来ます♪ (先週は雨で中止★)


『 フレデリカの初恋 』 ジョージェット・ヘイヤー& 『 夢をかなえて 』エリザベス・ローウェル♪

2016年06月27日 | ロマンス・複数作家

今回は、ジョージェット・ヘイヤーとエリザベス・ローウェルを読みました。二人とも好きな作家さんです♪♪ 『フレデリカの初恋』は図書館から、『夢をかなえて』は、古書店で入手(笑)。 『フレデリカの初恋』は、購入するかどうかは未定(笑)。

まずは『フレデリカの初恋』。ヒーローは、いつも通り(笑)の、傲慢侯爵。ヒロインは、こちらもいつも通りの裏表のない頭の良い女性。もろ好きな設定です♪ そこに本当に可愛いヒロインの末弟君(超機械おたく(笑))が出て来て、侯爵もやられてましたが、私もキュンキュンでした(笑)。 ただ、ヒロインの長男や妹が何だかなだったのと、ヒロイン、実直でほんとに良い人なんですが、頭の回転の良くない人への評価が厳しい感があって、ちょっとビックリ。そして残念★ 侯爵が言うのは判るんだけど(他人に冷たい人だから(笑))、ヒロインまで…。

そして今回初体験した、ヒーローが告白する前にお姉さんからヒロインに恋心を伝えられると言う、傲慢な侯爵に似合わないまぬけな展開に再度ビックリ(笑)。え、お姉さん、そこで言う?って思ってしまった。ヒーローのライバルもせっかく2人も出て来てますが、侯爵全く気にしてないし…。今回珍しく、ヒーローの気持ちも書かれてて、傲慢侯爵、いつ告白するかで悩んでて、可愛かったです♪ 楽しかったのですが、ロマンスとしては、もう一息!…でした(笑)。

『夢をかなえて』は、大好きな作品『アメジストの瞳』のスピンオフ♪ 『アメジストの瞳』程には感銘は受けませんでしたが(笑)、なかなか良かったです。ヒーローは、南米奥地のガイド。ヒロインは、富豪の娘。私の好きな、お互い徐々に好きになるパターン♪ ただ、良く判らない富豪父に振り回されてるのが、嫌でした★ この作品読んで、似てるかな…で思い出したのは、リンダ・ハワードの『石の都』。ヒーローが南米のガイド繋がりで(笑)。雰囲気も似てます。 

 

 

 

 


『 不機嫌な隣人 』 by ノーラ・ロバーツ&『 侵入者 』 by サンドラ・ブラウン

2016年05月21日 | ロマンス・複数作家

再読した『不機嫌な隣人』と新たに読んだ『侵入者』。

『不機嫌な隣人』は、以前の感想通り楽しかったです♪ これは、マグレガー家シリーズの最後の方の作品。ご先祖話から始まって、マグレガー本人のロマンス、子供たちのロマンス、その子供たち(孫)のロマンスがあり、これは孫の代のお話。ちなみにこのシリーズで面白いのは、孫の代です!それ以外だと、今回のヒロインの両親のお話が面白かったです。それ以外は普通でした(笑)。

このシリーズには芸術家が多いのですが、今回のヒロインは漫画家です。日本で言う4コマ漫画かと思います。彼女のお父さんも人気の漫画家で、お母さんは有名な画家です。今回出て来たお兄さんは、彫刻家でした。そしてお相手のヒーローは、人気の劇作家。そして趣味でサックスを吹いてます。(はぁ~(笑)) 今回のヒロインは、超可愛いです。(見た目は高校のチアリーダーらしい…。)前向きだし、心は広いし、素直だし、感じ良い人の見本みたいな人(笑)なので、気持ち良く読めます。ヒーローは、昔女性に裏切られた過去を持つ寡黙な人。ちょっと傲慢なのがツボです(笑)。ヒロインは、素直に彼への恋心を認めていますが、ヒーローはその場限りと考えています。その彼が、変わって行く過程が好きです~♪ ラストのプロポーズシーンも可愛い♪ 最後まで楽しめます♪ (マグレガー氏は、相変わらずです(笑)。)

『侵入者』(MIRA文庫刊)。タイトルだけ見たら、ロマンス小説とは思えない(笑)。表紙も全然それっぽくないし。サンドラ・ブラウンは以前、集英社文庫でかなり痛い目見たので、それなりに覚悟して(笑)読みました。なので、最初全然面白くなくて、やっぱりか…と失礼なことを思いながらの読書でしたが、主役二人の再会後は楽しく読みました。 今回のヒーローは、インディアンと白人のハーフ。インディアンの人たちは、かなり辛い立場の様です。未だに改善されてないのかな。ちょっと違いますが、オーストラリアのエアーズロック、今はアボリジニの人たちに返還されていて、元通り聖地になってます。(なので、登れません。) ヒーローは、インディアンの部族の中でも、戦闘的なアパッチ族と、ナバホ族(インディアンジュエリーで有名だそう)の血を引いてるらしい。で、インディアン故に差別を受けて成長して行きます。そしてとうとう無実ですが刑務所に。

そのヒーローが、脱獄して出会うのがヒロイン。彼女は所謂 「WASP」。アメリカの白人エリートのことだそうで、「ホワイト・アングロサクソン・プロテルタント」の頭文字だそう。 ヒロインはお金持ちの白人で、金髪美人で、ヒーローにすれば憎むべき対象ですが、惹かれる自分が許せない。ヒロインにしても、脱獄犯なのに、強靭な肉体や敏捷な動き、そしてハンサムなヒーローに嫌悪しつつも惹かれて行きます。良くある、胸毛が素敵(笑)もありました。で、この外見賛辞が初めの頃やたら出て来るのが私的には今一つなので、ダメでした。ヒーローがシャワー浴びるのに、わざわざヒロインに見せると言う露出狂的なところも嫌(笑)でした。ヒーロー、カチーナ(精霊)の銀のピアスをしているのですが、カチーナ調べてみたら結構可愛い図柄が多くて、ちょっと笑ってしまった。 

先にも書きましたが、再開後は、ヒロインの両親との確執や、ヒーローの人生や、二人の間の子どものことや、お互いへの気持ちの変化と言うか確信と言うか読み所が沢山あってを楽しく読みました。

ヒーローがインディアンの作品と言えば、ダイアン・パーマーを思い出します。『ペーパー・ローズ』のヒーローがハーフだったかと(好きなんです、この作品も(笑))。他にもニ作品はあったはず。良い作品だった記憶があります。あと、エリザベス・ローウェルの『太陽の谷』も大好きな作品です。こちらもヒーローがインディアンの血筋。今まで読んだ作品では、常にヒーローがインディアン系だったなぁ…。

上記を書いていて、ダイアナ・パーマーのランダムハウス刊の本を読みたくなった!ほぼ忘れているので、読まねば(笑)。

 

以前から気になっていた、フェーヴ(小さい陶器のミニチュア)の入ったケーキ『ガレットデロワ』。生協で神戸屋さん製のが売っていたので、購入してみました。実際には、食べると危ないとの配慮から、フェーヴの変わりに栗が入っていて、フェーヴは別添えでした。それは良いのですが、入っていたフェーヴが何の形なのか集まったメンバー誰も判らず、(それはそれでウケましたが)誰にももらわれずに終わりました(笑)。ケーキはとっても美味しかったです♪