散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

毎日の決まったフレーズ

2019年11月21日 | Weblog
何日か前に近くの運動公園を紅葉を見ながら散歩をしました。
11月は穏やかな日も多く、気持ちよく散歩できます。

マサシとの生活で一番ストレスに感じることは、朝から晩まで同じことを繰り返し聞かなくてはならないこと。
聞くだけでなく毎回同じ返事を返さなくてはならない。
「ずっと話しているのは疲れるから少しは休ませて!」と言うけど、すぐに話しかけてきます。
おそらくそれはマサシにとって心の安定になるビタミン剤のようなものかもしれない。
同じことを言うことによって気持ちが安定するのでしょう。でもそれは私にとってはストレス!

「お母さんを楽させてほしい!」という私の思いはわかっていると思う。
でもそれより自分のこだわりを優先させることの方が勝っているんだと思う。
おそらく自閉症の子を持つ親の共通の悩み事かもしれません。

マサシのことを説明するのによく「毎日どんなことを話していますか?」と聞かれることがあります。
一言で言えない! 支離滅裂(他人からみたら)、千差万別というか。
最近では時事ニュースに関連したことやその時々で興味を惹かれたことなど、話題が多少広がりつつあります。
同じ話でもこういう話はそれほどストレスにはならない気がします。
日常の何でもない普通の会話がしてみたいものです。

ことわざや四文字熟語などを覚えると頻繁に使っています。
ある時、私のところへやってきて「人生山あり、谷あり」「光陰矢のごとし」とそれだけ言って行ってしまいました。
普通は話の流れの中で使うのに…。会話というより自分の言いたいフレーズを言うというのが多いですね。

家ではたえずしゃべっているけど、外部の人の中にいる時はあまりしゃべりません。
私としてはその方が助かるけど…。
ただ、「おとなしいから楽だね。」と言われたことも。
家にいる時の生活に密着したら楽ではないことがわかります!

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