散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

将来への不安

2006年04月28日 | Weblog
マサシのように30代になると、漠然とした将来への不安を感じるようです。
それは自分のことをより知るようになるということ。「1人では生活できない」ということを。

時々「お母さんは絶対死なない」と言っています。そして「僕の家族の中でおじいちゃんが一番先に死んで、その次は僕で、それからお父さんとお母さん…」とも言います。確認するように時々繰り返し言っています。
親が子供の行く末を案じるように、子供自身もどうなるのかという不安をもっているのです。
だから私が風邪などをひいたりして、しんどそうにしていると、とても不安そうな顔をします。病気をして入院などできません。
「健康で長生きをすること」が使命みたいなものです。

今のマサシは足が不自由、自力で尿も出ないので自己導尿をしている、ずっと在宅の生活など、それでなくても将来への不安はいっぱい!
何とかしなくてはと思いながら一日一日が過ぎていきます。

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ぼちぼち散歩

2006年04月20日 | Weblog
2~3日前からやっと散歩に出始めました。
といってもまだ外は歩かない方がいいので、車椅子でぶらぶらするだけ。それでもずっと家にいるより、外の空気を吸ったら体のためにもいい気がします。

これから散歩にはいい季節。
久しぶりにいつもの散歩道を通ると、気持ちが落ち着く感じがしました。緑を見ながら、風に吹かれながらの散歩は精神的にもいいですね。
マサシはまだあまり乗り気じゃないようで「1日1回でいい」と言っています。(今までずっと1日2回散歩していたので)
家の中で寝ている生活がずっと続いていたので、体も慣れていないかもしれません。毎日外に出ることに抵抗があるのかもしれません。私もずっと散歩をしてなかったので、しばらくは疲れるかもしれない。
ぼちぼちと慣らしていこうと思っています。

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そろそろ散歩でも…

2006年04月12日 | Weblog
足の“できもの”はまだ治りません。

完治するのはかなり先になりそうだけど、家の中はもう自由に歩けるようになりました。だから家の手伝いも前のようにしてくれるようになって、私は助かっています。
でも相変わらず、用事のない時はふとんの中に入っていることが多い。習慣になっているからか、完全に治るまでは寝ておこうとでも思っているのか。
まだ外は歩かない方がいいので、散歩もずっとしていません。歩かなくても車椅子でぶらりと出てみようと誘っても「行かない」と言う。もうそんなに寒くないのに、出たくないのかな…。ずっと家にばかりいたから出るのがおっくうなのか、何か決めていることがあるのか、よくわかりません。このままずっと出ないということはないと思うけど、少し心配になる時もあります。

でもおじいちゃんがずっと入院していて、私は毎日病院へ行かなくてはならなかったし、風邪もひいたりと、散歩をする余裕もなかったということもあります。
少し落ち着いたら何とか外に連れ出したいですね。

桜を見ながら散歩でも…と思ってたけど、いつの間にか散り始めています。
毎日あわただしくて、桜の季節もあっという間に通り過ぎていったみたい。

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