散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

大阪ステーションシティでランチ

2012年06月15日 | Weblog
久しぶりに大阪まで行ってみました。

新しくなった大阪駅にはまだ行ってなかったので。
大阪駅界隈も随分変わりました。何かどんどんおしゃれになっていくみたい!
大阪駅は大阪ステーションシティができて、新しくデパートや飲食店が入ってにぎわっています。
たまに来てみると迷いそうになります。人も多く、神戸が田舎に思えてしまう。

大阪ステーションシティの飲食店街でお昼ごはんを食べました。
平日なのに、あちこちのお店で待っている人の列を見ます。
比較的空いているお店で和食を食べました。
中も落ち着いた雰囲気で(これが肝心)、食事もおいしかった!

食後は外の庭に出てみました。ビルの中にゆったり休める緑と花のスペースがあるのはいいですね。でもここも人がたくさんいました。
マサシにとってはちょっと落ち着かない状況だったかもしれません。
はじめての場所だったということもあって…。

時々考えるんだけど、マサシの耳にはいろいろな音がどのような感じで入ってきているのか。
自閉症の人は特定の音や声などに過敏だったり、騒々しい人混みや騒音などが辛いことが多いようです。
マサシも今まで、犬やカラスの鳴き声、赤ちゃんの泣き声、子供の声、特定の人の声などに対して極端に過敏な時期がありました。
随分辛そうで、時にはパニックになることも。
今は特別気にする風でもないけど、耳に入ってくる声や音は私達とは違う感じかもしれません。
過敏になる時は不安が強かったり、状態がよくない時です。状態が落ち着いている時はいやな音でも我慢できるのかもしれません。

自閉症であるがゆえに、この社会の中で生きていくむずかしさを何度も感じています。

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誕生日が近づいて…

2012年06月08日 | Weblog
近畿地方も今日梅雨入りしました。これから雨の日が多くなります。
梅雨が明けると本格的な夏。そして8月はマサシの誕生日です。

もう今頃になると、誕生日を気にするようになります。マサシにとっては一大イベントですから。
しかも今年は40歳になります。30代から40代への変わり目の年。なおさら気になるところです。

自閉症の特性を表すのに、パニック、こだわり、イライラが挙げられます。
マサシは今はもうパニックを起こすことはありません。
でも、こだわりやイライラすることは頻繁です。特に不安が強い時や落ち着かない状況などがあると、それは顕著になります。
誕生日が近づいてきたせいか、こだわりも強く、たえず同じことを繰り返し話しかけてきます。イライラすることも多い!
特別、問題になるほどのことではないけど、ちょっと疲れます。本当はマサシの方が疲れる思いかもしれませんが。

毎年思うことだけど、一つ年をとるということはそんなに大変なことなのか。
変化を嫌う自閉症の人にとって、自分の年が変わるというのも変化の一つなんでしょう。

といっても、以前に比べたら落ち着いてきた方かもしれません。
散歩をしている時、「余裕を持って誕生日を迎える!」とマサシが言いました。
そんなことを言うのは、あまり余裕がないのかも。
また、「一つ年をとるということは年寄りということではなく、年を重ねるということ」とも言っています。
もう40歳になるけど、まだ若いと思いたいようです。

これから誕生日を迎えるまでは、そのことで頭がいっぱいでしょう。

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