散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

いつもと同じところは安心!

2008年02月23日 | Weblog
2ヶ月に一度、散髪に行きます。
中央市民病院の中にある理髪店。8年前に入院した時以来、ずっとここで散髪をしてもらってます。
診察に行ったついでに、散髪もして帰ります。
それまでは近くのショッピングセンターの中にある理髪店に、一人で行っていました。
車椅子の生活になってからは、一人では行けないので、診察のついでにしています。

先日散髪をしてもらおうと思ったら、1時間待ちだったので、別の日にしました。雪もちらついて寒い日だったので、待つ気にはなれなかったし…。
マサシも「別の日でいい!」と言いました。

昨日また市民病院へ散髪のためだけに行きました。
家の近くにもあるけど、いつもやってもらっている慣れたところの方が安心なのです。たとえ電車を乗り継いで、1時間位かかったとしても…。
いつもの理髪店なら、よくわかってくれているので、「いつものように…」と言うだけで済みます。マサシも慣れたところなら安心ですね。

6年前に泌尿器科で、1週間ほどの入院をした時も、一度入院したことのある中央市民病院にしました。近くの総合病院を紹介されたけど「できれば中央市民病院で…」とお願いしたのです。
特に入院などは不安な要素が多いので、少しでも慣れたところが安心できるからです。
自閉症の人に限らず、誰でも慣れたところや物は安心ですね。

散髪に行った日は穏やかないい天気で、待ち時間の30分ほど病院のまわりを散歩しました。
入院している間、よく散歩したところです。
マサシは入院期間中に同室だった人達のことをよく覚えていて、病院に来ると話題にします。
入院中、部屋のメンバーはいろいろ入れ代わりがあったけど、皆のことを覚えています。部屋の番号から、皆の生年月日、誰がいつ入室してきたかまで詳細に。

マサシの頭の中には、いったいどれだけの記憶がつまっているのでしょうね。

                        ⇒自閉症の不思議な世界ホームへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする