散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

環境の変化は苦手です!

2014年05月27日 | Weblog
お父さんの仕事先が閉鎖になり、今月から次の仕事を探すために職安通いをしています。
平日は毎日仕事に行っていたのが、今はずっと家にいることが多くなりました。

マサシはそのことはよく理解していて、今は就活中で家にいるとわかっています。
それでも今までと生活(自分のことでなくても)が少し変わったということで、少し落ち着かないようです。
「環境が変わったのでしんどい!」と言っています。
私達からみたら些細な変化でも、マサシにとっては大きな変化かもしれません。

自閉症の子は“変化が苦痛”というのも特徴で、毎日決まった生活を切に願っています。
マサシはもう成人なので、ある程度は変化に対応する術は身についています。
それでも言葉の端々に、環境の変化が苦手だということを感じることがよくあります。
「消費税が8%になっても生活は変わらない!」とか、「〇〇になっても生活は変わらない!」ということをよく言っています。
何かあるごとに今の生活が変わるのではないかと不安になるのでしょう。
次から次へと不安ができるのは相当のストレスになるのでは…。

そのストレスから逃れるために、しつこく同じことを繰り返し言ったりするのでしょう。
マサシはストレスが発散できても、相手をしなくてはならない私はストレスが溜まってしまいます。
こんな気持ちをわかってほしいものです!(無理だけど)

長年マサシと暮らしてきて、どういう対応をしたらいいのかは多少はわかってきています。
「ダメ!」という禁止とか、頭ごなしの否定はよくありません。ますます不安をあおるだけ。
効果的なのは“交渉”です。
「これはやめてほしい!」「でもその代わりこうしよう!」という交換条件です。
どうしてもやめてほしいことがある時によく使います。案外これが効果的ですね。

新緑の季節、散歩には絶好の日々です。
今月の外食は久しぶりに回転寿司に行きました。マサシは食欲全開!たくさん食べました。

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