散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

8年ぶりに実家に行きました!

2008年04月27日 | Weblog
マサシが大けがをしてから、私の実家である松江には行っていません。
行こうと思いながら、いろいろむずかしいこともあって、ご無沙汰していました。

今回、私の父を神戸に呼ぼうということになって、お父さんとマサシと3人で車で迎えに行くことにしました。車椅子生活になってから、はじめての帰省です。
今まで、マサシはいつも松江の家に行くのは楽しみにしていました。
今回は急に決めたことだったので、ちょっと戸惑っていました。だからそれほど楽しみという感じではなかったけど、いやがることもなかった。

最近は道路もよくなって、松江までは途中休憩も入れて4時間ほどで着きました。
8年ぶりの実家は変わってはいなかったけど、まわりが変わっていました。故郷は変わらないでいてほしいという気持ちなんだけど、仕方ないかもしれません。
いつもなら大好きな川に出て、一人でブラブラするところだけど、足が不自由になったので、私が連れて出るまで家の中にいました。ちょっとかわいそうな気がしたけど。
でも、この川べりの景色はマサシのお気に入り。なつかしかったと思います。

おじさんやおばさん達とも久しぶりに会って、夕食は大勢で食べて、にぎやかなひとときでした。
みんなの話を興味深く聞いていました。皆マサシのことを気づかってくれて、うれしい限りです。

一晩泊まっただけで、翌日はおじいちゃんを連れて帰りました。
今度はまたゆっくり来たいと思います。

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桜を見ながら散歩

2008年04月07日 | Weblog
どこも桜が満開です。
お花見にでも行こうかな…と毎年思いながら、いつの間にか花が終わってしまいます。
で、今年も近所の桜並木を散歩しました。遠くに行かなくても、近くに桜のきれいなスポットがあるのはいいですね。

マサシは本当はいつもの散歩コースがよかったかもしれませんが。
満開の桜を見ても、あまり興味がないように感じられます。と言うより、あまり桜を見てなかったような…。
いつも思うんだけど、きれいな景色や花などを見て何を感じているんだろうと。
喜怒哀楽があまり表情に出ないので、気持ちがわかりにくいことがあります。マサシにとって、感動することはどういうことなのか。
外を歩いていて、私が「きれいだね!」とか「気持ちいいね!」とか言っても、それに対して反応はないですね。そう思っていても、表現することがむずかしいのか。

そんなことを考えながら、ゆっくり散歩をしました。
最近暖かくなってきたので、ふとんにもぐり込むことも少し減ってきました。
冬眠から覚めてきたようです。

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