散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

セミしぐれの散歩道

2010年07月28日 | Weblog
連日の猛暑で夏本番ですね。

暑くなってきてから、散歩は朝早めや夕方にしています。それでも暑い!
マサシも暑さでだるいのか、いつもより歩く距離が短めになっています。暑い時は無理をしないことです。私もだるいので…。
この時期、散歩道はセミの大音響!しゃべる声もかき消されそうなほどです。

このセミの鳴き声は、マサシの耳にはどのように響いているだろうな…と思ったりします。見た感じ辛そうでもないので、それほどいやな音でもないのかという気もするけど、平気そうに見えるだけかも。

感覚過敏な自閉症の人にとって、聞こえてくるさまざまな音が時には恐怖になることもあります。耳をふさいだり、我慢できない状況になるとパニックになったりします。
最近のマサシは比較的落ち着いているので、過敏になることも少ないと思われます。成人になって、我慢するということもできているからかもしれません。
それでも脳機能が改善されたわけではないので、聞こえてくる音は私達が聞くのとは違う感覚だと思います。自閉症の世界を実際に体験することはできないので、想像するしかありません。

日常のさまざまな音を操作するのはむずかしいけど、できるだけ落ち着いた環境で暮らせる工夫をすることは大事ですね。そうぞうしい人混みは避けるとか、静かな場所でのんびりするとか、強い刺激を少なくすれば不安を減らすことができます。
これは自閉症の人に限らず、誰でも同じことですが…。

来月はマサシの誕生日。今はそのことが一番気になるようです。

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