散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

待ち時間を楽しく!

2007年01月14日 | Weblog
一週間に一度、足の“できもの”の治療に病院へ通っています。
予約制だけど、いつもかなり待たされます。長い時で2時間近くになることも…。

自閉症の子は「待つ」のは苦手です。
病院などでは待たなければならないことが多いですね。でも待たなければ診察はしてもらえない。
マサシは最近は落ち着いた状態なので、おとなしく待っているけど、あまりにも長時間になると不機嫌そうです。誰でもそうなんだけど…。

最近待っている間、機嫌よく話をしています。
待合室には診察の順番がわかるように受付番号が表示されるようになっていますね。行く日の時間帯によって自分の番号は変わるけど、実はこの番号が話題になるのです。
例えば表示されているのが「89」なら、「今のおじいちゃんの年令だ」と言います。「82」なら7年前で、その頃は僕は◯歳、お母さんは◯歳で、どういう出来事があったか…というように話がはずんでいきます。そして番号が変わる度に、その頃の思い出話をしています。
マサシの記憶は抜群なので、細かい出来事まで覚えています。だからこういう話題は大好きなんです。これで時間つぶしをしてくれるなら、待つことが少しでも楽になりますね。
あまり大きな声ではないので、まわりに気兼ねすることもありません。

まだ当分は通わなくてはならないので、飽いてこないことを願っています。

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おだやかなお正月を迎えて…

2007年01月02日 | Weblog
新しい年を迎えました。
大みそかはおせち料理を作っている私のそばで洗いものをしたり、ずっとお手伝いをしてくれました。お正月を迎えるのを楽しみにしているようでした。

いつもならテレビの紅白を観ながら、12時になったら出てきて「おめでとうございます」と言って寝るのがならわしだったのに、10時過ぎにはぐっすり眠ってしまいました。12時になっても起きてこない。
昨年も早くから眠ってしまったし、大みそかのこだわりがなくなったのか、ただ眠たかったのか…。
昨年は足の“できもの”のばい菌感染で熱がでて、大みそかからお正月にかけてはずっと寝ていました。元旦から病院通いで大変だったけど、今年は元気です。
元旦の朝も機嫌よく起きてきて「新しい年になった!」と気分新たな感じでした。

昨年は初詣にも行けなかったけど、今年は例年のように近くの神社へ行ってきました。
お天気もよかったし、散歩がてら車椅子でのんびりと…。好天のせいか、今年はたくさんの人出でした。お賽銭をあげようにもずらりと並んでいたので、あきらめて外から手を合わせるだけにしました。こんなんでご利益があるのかな…。

昨年は“できもの”で1年間病院通いをしました。今年もまだ当分通わなくてはなりません。
おじいちゃんもお父さんも入院をしたし、あまりいいことがなかった年だったから、今年はよくしたいと思っています。マサシも「今年はいい年にする」と言っています。
どんな年になるのか…。とにかくおだやかな1日でスタートしました。

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