三回忌の法要

今年はマサシの祖父の三回忌の法事で松江に行きました。
またいつものように高速バスで。

時間も昨年と同じで夕方発なので、バスに乗ってしばらくしたら外は暗くなりました。
外の景色が見えないとマサシは退屈そう！　それでも暗い車窓を見ていました。
松江駅前はクリスマスのイルミネーションできれい！
昨年も同じ時期だったので、「今年もまたイルミネーションが見れる！」と言っていました。

昨年は寒かったけど、今年は穏やかで暖かい！
お寺へ行くのは三時からなので、それまでのんびり橋の上を散歩したりして過ごしました。

　　　　　　　　　　　

法要が終わってから家に戻りみんなで食事。
今年の法事は私の兄弟姉妹だけでしたので、外食でなく家で気楽に食事をしました。
マサシはごちそうを食べるのが一番の楽しみ！
私達がしゃべっているのを聞きながら黙々と食べていました。時々口をはさみながら…。
まわりが楽しそうだと、きっと楽しいはず…と思います。

ただ、いつもの日常と違うのは疲れるかもしれない。
やっぱり家が一番落ち着くと思います。

翌日の朝にはまた高速バスに乗って帰りました。
帰りは紅葉がきれいな景色を見ながら…。

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一番の謎は？

紅葉も始まり、日に日に秋が深まっていく感じ！
暑い夏と違って気持ち良く散歩ができます。

さて今回はマサシがよく使う言葉から、「謎」というワード。
「未来のことは謎！」とよく言っています。
先のことは誰にもわからない。だから謎だというのでしょう。

未来のことは誰でもわからないけど、特に自閉症の人は「予測する」ということがむずかしいらしいです。
だから細かいスケジュールは必須アイテムになる。
未来のことだけでなく、何かわからないことがあると「謎」という言葉を使っています。
私は「マサシのことが一番謎だよ！」と心の中で思っていますが。

ずっと一緒に暮らしていると不思議なことも当たり前のことになってくる。
普通では考えられないような記憶力なども「謎」の一つ。
どんな日付の曜日もすべて言えてしまう。適当に答えているのではなく、おそらく正解だと思う。
一度聞いた生年月日は覚えていて、聞かれればすぐに答えられる。
何年も前の出来事もよく覚えていて、その日食べたものや当時のみんなの年齢など、まるで昨日の出来事のように。
「どうしてそんなに覚えられるの？」と時々聞いてみるけど何も言わない。
きっと説明できるものではないだろうと思います。

マサシが子供の頃、まわりの人はこの驚異的な記憶力に驚いて「天才だね！」と言われたことも。
でも私は「天才なんかでなくていい、普通になってほしい！」といつも思っていました。
大人なった今でも社会性（特にコミュニケーション能力）は小学生以下かもしれないな～と思うことがあります。

本当は何が普通で、何が普通でないかは決められないけど、少なくともマサシの場合は極端かも。
こんな子ともう４６年暮らしています！

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