三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 10月5日 「お宝」なんだけど・・

2015-10-06 | メンテナンスお気楽日記
                     倉庫のドラム在庫が増えました。これから整備が大変です。

鉄材産廃業者から連絡が入った「ドラムを見て欲しいんだけど・・」

いつもの事?だが、繊維機械解体情報に関しては一応連絡が入ってくる。タダ鉄クズとして処分するより
必要な部品・使える部品は、使う人に買い上げてもらえば、業者にとっても解体手間賃が出る計算。

只、いくら情報をもらっても、昨今の情勢ではヒットと言うかイイ返事は出来ないことの方が多い。
「これは、遠慮しとくョ、充分すぎるほど元はとっている機械で、欲しい処もない」大半はこれのくり返し。


でも、今回は様子が違った。トラックの荷台いっぱいに部品別に整理されて?積まれている。
聞けば「販売店」の整理を請け負ったとのこと。約半年まえには急死の報も受けている。

その後も、探している部品などは家族から倉庫の鍵を預かって、譲ってもらえるとは聞いていた。
でも、キリがないと言うのも正直な感想。家族の想いも同じだったと思う。

で、今回の依頼になったらしい。整理する倉庫には当然、業者が「残して置けば・・」って部品ばかり?
右から左へとすぐ動く訳もないが、いつかは必要になると在庫したモノが残っている。


撚台部品や準備機部品に関しては、業種違いで査定方法も解らないが、ワインダー周りなら仕様価値も解かる。
ドラムだけでも50本以上出てきた「使えないか?」って言えば「使えないこともないが・・」
でも、処分では、もったいないってのも業者と同じ気持ちなんだろう。使う処に使えれば「お宝」

他にも石川spwのカセ胴なんかも新品で出てきた。某メーカーの定長リールは無キズの状態。
先だってメーカー注文したコマは一個ン千円で、お客に頭を下げて買ってもらった。

倉庫在庫の「お宝」は必要な人にとっては、低価格以上の価値がある。もう作ってもいないし、作ればバカ値。
でも、販売店の「お宝」は意味が違う、客があってこその「お宝」 売れてこその「お宝」」

いくら持っていても、飾っていても自己満足の藩中、やはりお客に喜んでもらい、尚且つ儲けての価値。
お宝鑑定団でもよく聞くでしょ「売って○○できれば・・」必要性があっての「お宝」でしかない。

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