先日出掛けた秩父の夜祭の模様です。
私のHPよりコピーしました。
最初のイベントは子供歌舞伎。
山車を舞台にして青砥稿花紅彩画 稲瀬川勢揃之場の上演。
地元の小学6年生の女の子の見事な口上に盛んにおひねりが飛び交っていた。
次の屋台曳き踊りでは幼児による舞踊披露。
聞けばまだ2歳の幼児ふたり。
これもまたおひねりが飛び交う。
それを拾う小さな舞妓の姿の可愛いこと。
秩父夜祭のメイン会場の秩父神社の境内は拝礼に向かう長い人の列が続いていた。
ここでも秩父神社に奉納する山車の上での舞が披露されて人だかりが出来ていた。
奉納の舞が終わると祭りの演奏。
夜祭って夜だけだと思ったら昼下がりから祭囃子が秩父の町を覆っていた。
ぐる~とひと回りして車に戻って休憩。
午後4時すぎからいよいよ夜祭見学に出掛ける。
休息後のの最初のイベント、秩父歌舞伎。
吉例曽根対面 工藤館之場。
曽我兄弟が仇の工藤祐経を前に仇を思いとどまるおなじみの場面。
本職が演じているのではないかと思わせる力の入った本格的な歌舞伎だった。
秩父の中心街が祭り一色になって祭りを楽しんでいる。
冬の寒さなんて感じないほど熱が入っていた。
あまりの人ごみの多さに負けて路地に入れば猿回し劇場の開演。
動物大好きの妻は一等席に陣取って猿回し見学。
私は近くの夜店で横須賀海軍カレーパンを立食。
雰囲気に巻き込まれていつの間にか立ち食いでお腹一杯だ。
駐車場から一番遠い道の駅・ちちぶで最後の休憩をする。
山車の通り道は人垣で身動きできないので、大回りして秩父神社に向かう。
秩父神社から5台の山車が御旅所に向かって勢い良く出掛けてゆく。
最後の見所は山車が急坂を登る団子坂前でのギリ廻しの見学。
だんご坂の手前で山車が直角に回るのだが、20tもある山車の真下に回転装置を挿入して人力だけで山車を回転させる光景は圧巻だ。
団子坂の見学は桟敷席が用意されているので次回は是非見学してみたい。
全ての山車がだんご坂を登り終えると花火もフィナーレを迎える。
日本の祭りの凝縮版のような大満足の秩父夜祭だった。
※ ※ ※
寒さが堪えるかなと思いきや、冬の祭りの熱気で吹き飛んでしまいました。
汗臭くなくて冬の祭りも良いものです。
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