天気が良くなった日曜日、かねてからの宿題の山に行って来ました。
今から85年前の夏、羽田から大陸に飛行を計画していた朴敬元さんが
箱根の玄岳南東部(玄岳西側斜面との記事はウソ)の箱根山中に墜落してしまいました。
隣町の熱海なので、出かけてみました。
ネットで調べても場所が良く解かりません。
だいたいこの辺だと思って出かけました。
地図も大きな物しか無いので、地元の図書館で熱海の地図を借りて出かけます。
入り口にある道標。
朴敬元女性飛行士遭難の地 入り口 と記してありました。
遭難現場までどの位なのかどこにも書いてないので、1時間も歩けば
あるだろう思って歩き出します。
ネットで見覚えのある碑です。
これは新しい遭難碑です。
古いのは、割れて近くに放置されていました。
海の方を見ると、網代のしか見えません。
これは初島方面です。
遭難した飛行機の写真を見ると、墜落現場はもっと上なのか。
当時の写真を見ると大勢の人が映っていますが、当日ではないような。。。
遭難現場にあった面白い木。
アカガシ(?)の木が大きな岩をだいています。
事故当時は小さかったか無かったのかな。
当時の写真と比べると植生が全く違って、今は樹木で覆われていました。
これは コシロオニタケ 類か。
ま、毒がありそうです。
山は雨模様が多いので、斜面が濡れてキノコが沢山出ていました。
北の方を観ると、十国峠から岩戸山のゆったりとした稜線が見えています。
85年前の夏、ここに小さな単発機が墜落して朴敬元さんが亡くなりました。
もう少し高度を上げれば箱根を超えて、故郷まで飛べたのに。。。
この事故から12年後、日本は世界と戦争をして無条件降伏をしました。
生きていたら朴さんはどんな女性になっていたのかな。。。
いま熱海に住んでいるドイツ人ですが、梅園に韓国飛行士のことを知ったから、気になります。その朴敬元女性飛行士遭難の地ぜひいきたいんですが、どこかよくわかりません。ネットの情報もすごく少ないです。
朴敬元女性飛行士遭難の地入り口までの道もう少し詳しく説明してくれませんか?
Anja
「熱海自然郷」の管理事務所で道を尋ねると教えてくれると思います。
15年前から行きたかった朴敬元飛行士の遭難地に今日パートナーと行ってきました。道の情報が少なくて心配だからと同行してくれました。熱海キッコリーズの方が
間伐の作業用通路をつくっているので最初の分岐は
少々とまどいますがその後は順調にいけました。
あと50m高く飛んで超えていたら清水町の上空を飛んだのにねーと思いました。ちなみにキッコリーズの
方々は行ったことがないそうです。
朴敬元飛行士が箱根の玄岳の近くに墜落して80年以上経つのですが、当時飛行機を見た事がある地元の人は非常に少なかったのではないのかな。
そんな時代に異国の女性が飛行機の免許を取って故郷に帰るって、すごい事ですね。
コソコソ生きている自分が恥ずかしくなる女性ですよね。
ちゃんと残っていました。残り50mの標識の位置が
変更されていました。次は梅園の韓国庭園へいってみようと思います。(森喜朗はきらいでしたが少しみなおしました)