佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

i8ロードスターのPR動画を記事の最後尾に貼り付けました

動画に登場するi8ロードスターと全く同じ車体カラー、ホイール、内装、の右ハンドル車が、8月6日に千葉港へ到着し、通関手続きが完了いたしました。そして、新車整備、車両登録も完了し、9月2日に無事納車されました。従いまして、日本上陸第一号となったi8ロードスターの全貌を、9月6日に当ブログ上で公開いたしました。9月18日には、Keiyo BMW千葉北支店のフェイスブック(https://www.facebook.com/keiyo.bmw.chibakita/)でも紹介されました。このフェイスブックには、スマートキーをリモコン代わりに使用して、i8ロードスターの屋根を開閉する動画も掲載されています。更に、7月6日に発売されたホンダS660のcomplete modelである、ModuloXは、9月23日に無事納車となりました。 2018年9月24日現在

i8ロードスターPR動画

https://twitter.com/i/status/988688999794409472

和食を作るのにフランス語は必要か?   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月11日 07時01分21秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
無論不要だが、ご主人はフランス語が堪能。そこで、ミシュラン調査員がやって来た時に、食材やお料理の内容をフランス語でペラペラと説明したのではなかろうか。それゆえ★★★を獲得できたというのは下衆の勘ぐりでしょうか?隣のおばさん達は、「店主はフランス仕込みだから」などと言っています。このお店は、日本料理屋であって、フレンチレストランではないのに。。。

この辺で、お酒がなくなったので、シャンパンをグラスで注文しました。アルデネールという超高級シャンパンのようです。グラス1杯が1700円もしました。

7品目は、淡路牛の肩ロースのステーキにポテトチップとたらのめの天麩羅が添えられていました。お肉のお味は、うーん、ミデイアムレアーの焼き加減ですが、少しお肉が硬い。旨みはそこそこあるのだが。。。やはり「小十」さんの方が上。板さんのお一人は耳ピアスをつけています。さすがに茶髪ではありませんが。この板さんが「いつもどのあたりに食べに行かれるのですか」と尋ねてきました。「銀座が多いかな。このあいだ、小十さんに行ってきましたよ」「ああ奥田さんのところですね」、「龍吟さんにも行きましたよ」「龍吟さんのお料理にはびっくりされたでしょう。でもあれはあれで使い分ければね」とおっしゃった。

ガスバーナーで鯛を炙る★★★日本料理屋    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月10日 07時34分24秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
「焼きからすみ」を食べ終える頃に、左隣にミシュランの食べ歩きがご趣味とおぼしき中年の女性3人組がやってきました。彼女達は、15000円のコースのようです。ご主人が彼女たちに苦手食材を尋ねています。一人は「私は、アボガドと生玉ねぎが駄目」「真ん中のおばさんは「私牡蠣がだめなんです」、一番端のおばさんは「私は好き嫌いなし」とのお答え。このコースは先付けの次は、鳴門鯛の炙りと鳴門若布のようです。ご主人の鳴門鯛の炙りの作り方をじーっと眺めていました。鯛の表面に何やら液体のようなものをスプレーで振りかけてから、ガスバーナーで炙っていました。昔の回転寿司屋がよくやっていた手法です。炙りは、炭火で網焼きにするのが一番とお思いの方がいらっしゃると思いますが、最近では、フレンチ、和食、お菓子の業界でもこれをやるようになりました。安直に焦げ目をつけていると思われていますが、ネタが温まる前に焦げ目だけをスピーディーにつけられる便利な代物です。

5品目は、焼き穴子の握り。ご主人が、炭火で穴子を網焼きにしています。見事なてさばきです。ところが出てきたものは、焼き穴子でしゃり全体を包みこんだ代物。しゃりが穴子に暖められて、まるでもち米を食べているような感じです。やはり、握りには煮穴子ではないでしょうか。

6品目は、北海道産天然桜ますの焼き物。一番上には、みそ焼きにしたふきのとうを揚げた物がかけられていました。ますが甘いので、少し苦味のあるふきのとうを合わせたとのこと。うーん、この一品、確かに手間はかかっているものの、お味の方は今ひとつかなという感じです。


真冬の大野亀    投稿者:女性の旅人

2008年04月09日 06時32分18秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット
画像は2月中旬の大野亀です。かんぞうの花が咲き誇る初夏の美しさとは裏腹に、岩肌が露出し、枯れた草木で覆われた寒々とした景色です。なんだか化粧を落としたすっぴんの年増女のような佇まいです。

大野亀までの道路は、道端に雪が残っていたものの、よく除雪されていました。ところが、公衆トイレに入ろうと思ったら、鍵がかかっていて利用できないのです。観光地のトイレに鍵というのもおかしな話です。景勝地たる大野亀のトイレは通年で利用できるようにすべきではないでしょうか。恐らく、冬期は観光客は少ないし、犯罪の舞台になってもいけない、維持管理も大変だから閉鎖しておこうという事なのでしょうか?このトイレを維持管理しているのは佐渡市でしょうか?それとも民間でしょうか?

佐渡金山もそうでしたが、佐渡は観光地のトイレの整備が不充分なように思いました。こんな体たらくでは女性の観光客から完全にソッポを向かれてしまうのではないでしょうか?

佐渡フィッシャーズホテルのレストラン   投稿者:とある旅人

2008年04月08日 07時32分40秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット
画像は2月中旬の休日の午後12時頃の佐渡フィッシャーズホテルです。レストラン「サンセット」は夏の観光シーズンならば観光客、海水浴客、宿泊客などで賑わいます。しかし、冬季は滅多に観光客が来ないので、営業するだけ無駄ということで閉鎖しているのでしょう。ある意味、冬の佐渡観光を象徴するような風景です。近くにある同じ佐渡汽船グループの「はじきのフイールドパーク」も10月から翌年の4月まで営業休止とのことです。

このホテルの近くにある二つ亀までは両津港から車で約1時間です。午前9時に両津を出発し、内海府の海岸美を眺めたり、途中に点在する集落を訪ねたりしてから二つ亀や大野亀にたどり着くと丁度お昼時になります。ここを逃したら、岩谷口まで飲食店はおろか公衆トイレも見つかりませんでした。民宿は点在していましたが、通年営業かどうか、もしそうだとしても昼食を供してくれるかどうか定かではありません。

つまり、冬に二つ亀や大野亀を訪ねたい人は昼食持参で来るしかない、と言う事になるのではないでしょうか。でもトイレはどうすればいいのでしょう?「寄れっ茶屋」という名称で、トイレの使用や休憩ができる民家や民宿を募集し、佐渡国しま海道の沿線に設置する方針のようですが、これらの整備はまだ進んでいません。これからの冬の佐渡観光に期待していいのでしょうか?

香水の香りのきつい女に閉口   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月08日 07時02分30秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
「かんだ」のご主人は関西アクセントできさくなお方です。「龍吟」の山本さん、「小十」の奥田さん同様、徳島の名店「青柳」で修行なさったそうです。席につくなり、「場所はすぐにお分かりになりましたか?」と気遣ってくれた。基本的に、板場は焼き物やお造りを包丁でさばいてdish upする場所であり、煮物や焼き物は奥の厨房で作られる。「鈴なり」さんのように女性の板さんもいました。先客は、山本前金融相に似た感じの男性と連れ合いの女性の二人だけ。会話の内容から察するに、品はあまりおよろしくなさそうです。男性は盛んに美味しいなあーを連発しながら大声で話しています。

先付けは、春の野菜(筍、うるい、こごみ)の木の芽あんかけです。これは美味しい。食べ終わる頃に、隣席に、半袖Tシャツにサングラス姿の男性と香水の匂いをプンツカさせた美人女性のカップルが着席しました。この女性の香水の匂いがかなりきついのです。およそ、香水の匂いとタバコの煙ほどお料理の味わいを邪魔するものはありません。他人への迷惑を考えて、女性たるもの、高級料理屋さんへ行く時は香水の香りは控えめにすべきです。これだけで、もうこの女性のお里が知れてしまいました。この女性、品よく着飾ってはいるものの、お刺身を食べる時に左手の掌をその下に添えるわ、ワイングラスのグラスの部分をつかみながら飲むわ(柄の部分を持つべき)、山葵をしょう油皿の中に溶かし込むわ、お箸を包む巻紙を引きちぎるわ(絶対駄目というわけではないが、あまり美しくはない。一本の箸をスライドさせれば綺麗にはずせます)、香水の強烈な匂いを周囲に撒き散らすわと、どうにもいただけません。

2品目は、鳴門鯛と今が旬の鳴門若布のしゃぶしゃぶです。卓上簡易ガスコンロが運ばれ、おダシの入ったしゃぶ鍋がその上に置かれました。鯛をダシの中にさっとくぐらせ、色が変わるか変わらないかのうちに取り出してポン酢と山葵につけて食べます。取り出すタイミングは板さんがつきっきりで教えてくれました。非常に美味しい、贅沢な一品!

3品目は、空豆のしんじょ、わらび、柚子の花。柚子の花を食べたのは初めて。柚子の香りとわずかな苦味を口の中一杯に感じました。春らしいお料理が続きます。4品目は「焼きからすみ」。チーズのような食感ですが、この程度のお料理は、「鈴なり」さんでも出てきましたから、別に驚くほどでも。。

元麻布の★★★日本料理屋かんだ   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月07日 06時36分40秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
★★★和食店の3店目は、元麻布にある「かんだ」さんです。3月のとある月曜日に予約電話をかけたところ、何と翌日の火曜日に予約が取れた。キャンセルでもあったのだろうか、拍子抜けしてしまった。同じ★★★でもフレンチの「カンテサンス」は、予約電話がかけられる時間帯が予め決められている。午前9時半から11時までと、午後3時半から5時までである。合計で3時間しかない。従って何度かけても話中でつながらないのだ。ミシュラン★★★体験記を掲載した週間「大人の週末」によると、10日間電話はつながらなかったそうです。根気よく電話をかけ続ける以外に方法はなさそうです。


さて、「かんだ」さんでは、コース料理は、1万円、1万五千円、2万円前後のお任せの3コースとのこと。2万円前後のお任せを予約しました。この「かんだ」さん、例によって実に分かりにくい場所にある。地下鉄六本木駅を出てから、テレビ朝日通りを回り込み、ワイン色の看板のナチュラルローソンの所を左折してそのまま麻布十番方面に坂を下る。昔「ラ・プリムラ」があった所の上にある。入り口が奥まっており、気づくまでには一苦労するかもしれない。

引き戸を開けて、中の通路を下ると左手に★★★を掲げたミシュランのキャラクターマスコット人形がまるで神棚のように飾られていました。なんだか権威に依存しているようで、ちょっと鼻持ちならない雰囲気です。「小十」さんのように、驕らず、謙虚に自然体でやればいいのに、そう思いました。カウンターは8席でやや広めですが総檜ではありません。店内の照明は明るい感じです。ウエイターが二人いて、二人とも、黒のベストとパンツにネクタイというフレンチレストランのギャルソン風。店主の「かんだ」さんは4年間パリの日本食レストランで働いていたとのことで、フランス語が堪能。そのご趣味なのでしょうか?

着席すると、ウエイターがお飲み物のメニューというか、ぶ厚い本のようなものを差し出しました。開くと、お勧め「上喜元」大吟醸(1500円)というのがありました。これにデジカメのレンズを向けた途端、ウエイターが、「あのおーお客様、当店では撮影をご遠慮頂いておりますので。。」とおっしゃった。星付きのお店で初めて撮影拒否にあいました。★★★を獲得する前は気軽に撮影を許可してくれたようなのだが。

佐渡の各宿泊施設の予約対応    投稿者:佐渡観光リピーター

2008年04月06日 07時54分52秒 | 佐渡のお宿評価
佐渡が島の各お宿へ、夏の繁忙期に宿泊するための予約電話をかけてみました。全てに於いて予約対応が完璧だったのは「相川やまき」さんである。予約係りの男性氏は、予約日時を聞くと、「少々お待ち下さい」と言って5分ほど予約帳を調べた後、「大変お待たせいたしました。何名様でしょうか?」「二人です。できればウオシュレット付きのお部屋をお願いしたいのですが」と尋ねると、「当館のお部屋は全てウオシュレット付きでございます」とおっしゃった。そして宿泊費用を提示し、当方の承諾を得た後、夕食をホテルで食べるかどうかを確認し、代表者の名前、二人の性別、電話番号、住所、郵便番号を尋ねた後、「明日か明後日あたりに当館の案内パンフレットを入れた予約確認書を郵送いたしますので、予約内金をお振込み下さい」とのこと。宿泊単価の高い高級旅館というのは、どこもこのシステムを採用している。宿泊が楽しみである。

次いで旅館「浦島」さんにお電話。女将さんらしき上品そうな声が電話口に。予約希望日に空きがあるのを確認した後、「どちらからお越しでしょうか?」とのご質問。「東京です」と答えると。「東京ですか?」と途端に警戒心があらわな声に!「佐渡へは観光でしょうか?」、「観光です」と答えると、当方の名前と電話番号を尋ねた後、宿泊費用には触れることなく、お日にちが近づきましたら、確認のお電話を差し上げますとおっしゃいました。

一番佐渡らしくて親しみが持てた対応は、七浦海岸にある「ホテル めおと」さんでした。のりのよさそうな男性氏が電話口に。予約希望日と一人旅であることを伝えると、「その日は夏の書き入れ時でして、お一人様ですと少々お高くなりますがよろしいでしょうか?」「ええ構いませんよ」そう答えると、この男性氏、「あいにくご用意できるお部屋は海が見える10畳間と山側のお部屋とおー。。。」と言い始めたので、「海側のお部屋でお願いします」と遮ると、「ご夕食は佐渡を満喫プランというのがございましてえー。。」と言い始めたので、「夕食はいらないのよ」と再び遮ると、「そういたしますと、バストイレ付きのお部屋で1泊、夕食は不要ということですので、11,000円の八掛けということになりますが」とのお返事。なんだ物凄く安いじゃないか。このホテル大変気に入りました。

ラーメンランキング第一位のお店    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月05日 22時12分56秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
A級グルメばかり食べ歩いても佐渡のB級グルメを評価するのにさほど役立たないと悟った調査員は、B級グルメの一流店(おかしな表現ですが)を食べ歩いてみることにしました。そこで、東京グルメウオーカーの人気投票ランキングで堂々第一位に輝き、テレビ東京のラーメン王選手権(2006年)でもチャンピオンに輝いた、九段のラーメン屋「斑鳩(いかるが)」さんに本日お邪魔いたしました。

夜の開店は午後6時ですが、5時45分にお店に到着。到着した時点で既に18名の行列ができていました。お店の席数は18席。一足遅かったようです。客層は、バックパッカーを背負ったアキバ系オタクが圧倒的に多い。後は馬鹿ップルや中年のメタボおじさんなどがちらほら。女の子の服装の趣味もさほど洗練されてはいません。6時になると先発の18名が一斉にお店に入りました。調査員以下数名は食券を買ってから外で待つようにとの店員さんのご指示。6時12分に、トップの客がラーメンを食べ終えて店を出てきました。待つこと30分あまり、ようやく入店できました。A級グルメを極めるのは簡単ですが、B級グルメを極めるにはかなりの忍耐力が必要です。気がつくと調査員の後ろには30名ほどの行列ができていました。

カウンター席に案内された調査員はさっぱりとした塩味の「特性塩本鰹ラーメン」(1000円)なるものを注文しました。厨房では美容院の店員さんみたいな男性が3名、黙々とラーメンを作っています。待つこと5分ほどでラーメンがご到着。まずスープを一口飲んでみました。ほどよい塩加減で塩梅は調査員好みです。しかし、魚介系と豚骨系を融合させたと言うが、どちらも中途半端な味なのです。高級料亭の鰹と昆布でとった繊細なダシ汁や一流フレンチレストランの手間隙かけた芳醇なソースを味わいなれた舌には、かなり不満足な味です。中細麺と言った感じの麺を食べてみると、かなりかんすいの味が強く、しかもスープとの絡みが全くありません。チャーシューだけは柔らかくて味は良い。しなちく、煮卵、のりなどの味は普通です。これが東京一美味しいラーメンかあー。だけど、30分も待って食べるほどのラーメンなのか?そう思いつつ、やや首を傾げながら食べました。周りを見渡すと、全員スープまで残らず飲み干していました。隣のメタボおじさんは、その体型にぴったりの「こってりラーメン」を美味そうに啜っていました。

ここのラーメン、ネットでは絶賛する人々が多いのですが、恐らく彼らはB級グルメ専門でA級グルメなどは味わったことがない人達なのであろう。「小十」さんの常連客などは絶対行かないお店でしょうね。煮卵半分、チャーシュー1枚、スープを3割ほど残して早々に退散いたしました。二度と行く気がしません。このラーメンなら二見食堂でも充分太刀打ちできそうです。

法乗坊の種蒔桜   投稿者:とある旅人

2008年04月05日 05時37分26秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット
2月の中旬に羽茂本郷から大崎方向に向けてドライブをしてみました。かなり狭い道ですが、冬のこの時期に行き交う車はほんの数台だけ。かなりの山奥に入ってきたなあーという感じです。山腹にへばりつくように民家が点在しています。こんな所にも人々は暮らしているのかあー、と感慨深い思いにさせられます。ようやくJA羽茂大崎支所に到着。大崎蕎麦で有名な大崎です。この大崎蕎麦を食べさせる「ちょぼくり」さん(画像)がJAの真向かいにありました。春になったら一度訪れたいと思っています。

ふと見上げたら、「法乗坊の種蒔桜」という案内看板が見えました。JAの左手の道を歩いて行き、右折し、大崎の集落の中を通って左折し、川沿いに歩いて行くと、ようやく大きな桜の木に辿り着きました。茅葺きの可愛いお堂と、お地蔵様、そして桜の巨木がありました。

桜が満開の頃はライトアップもされるようです。大崎の集落の人々は、満開の桜の木の下でお花見を楽しむのでしょうね。東京の桜は、満開から1週間以上が過ぎました。佐渡では桜が満開になったでしょうか?白幡洋三郎著の「花見と桜」によると、花見の三要素は<「群桜」「飲食」「群集」>と定義されています。彼は、世界各地を調査した結果、「花見は日本以外にはない」と結論づけています。日本以外の地では、桜あれども「群集」がない、ことに「飲食」がないようです。一方、「花より団子」という言葉があります。「桜の観賞」が花見の三要素に含まれないのも道理かもしれません。

佐渡では、能舞台のある神社で夜桜と薪能の両方を楽しむ「夜桜能」というものもあるのではないでしょうか?誠に、桜の咲く今頃の人々の心というのは、在原業平の歌のように、「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」である。


お宿ランキングには載っていない宿の検証(佐渡シーサイドホテル)   投稿者:長野在住の観光客

2008年04月04日 16時39分04秒 | 佐渡のお宿評価
佐渡シーサイドホテルに宿泊しました。両津港に面しています。両津港から送迎のサービスがあります。外観は少し古びた感じです。一泊2食で7500円。ホテルという名の民宿に毛が生えた程度のお安い宿かなと思いながらの到着です。確かにそのとおりでした。お部屋は二階でしたが、まずドアの合板がはがれかかっていました。要修理です。廊下には、オーナーのお孫さんのものらしきおもちゃが山積みになっていました。片付けるか、何かで覆うか、いずれにせよホテルですから、この辺もう少し神経を使って頂きたいなと思いました。部屋の中の畳はそろそろ替え時といった感じでした。テレビのリモコンが不調。しかし、ロビーには自由にインターネットが使えるパソコンが設置されていました。

温泉ソムリエの宿ということで、期待していたのですが。源泉掛け流しではなく、循環濾過型。ご主人によると、このホテルは自家源泉を持っていないため、1つの源泉を9つの旅館で使っており、温泉の資源を枯渇させないため、循環式になっているとの御釈明。

夜は、6時半開始。ぶり・そい・甘海老の刺身、かれいの一夜干し、牡蠣と野菜と肉の鍋、焼き牡蠣、蛸の酢の物、日本酒を2合ほど。食事は見た目の豪華さはありませんが、品数が多くて味が良く、旬の地の物を出してくれました。夏場に冷凍のカニを出す高い宿よりもはるかに良心的です。

朝は5時半始発のカーフェリーが出港する様子をホテルの部屋から眺めることができました。朝食までの1時間、ホテル周辺と佐渡汽船までの往復経路を散歩してみました。7時に朝食。いか刺身、温泉卵、海苔、いごねり、味噌汁、ご飯。平均的な民宿の味のレベルでした。


濱田屋でついにおじさんに話しかけられた   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月04日 06時11分01秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
調査員が、お料理が運ばれるたびに立ち上がり、デジカメでパチリとやるのをおじさんが箸を止めながら興味深そうに眺めていたので、「あ、やばいなあー、話しかけられたらどうしよう」、そう思っていたら、くだんのおじさん、ついに話しかけてきました。「写真を撮って、ファイルで保存するんですか?」「ええ、まあー」と適当に相槌を打っておいたら、「そうだね、二度楽しめるから。お土産と同じで、いい方法だね」と、盛んに感心していらっしゃる。すると、隣の奥さんに向かって、「おい、俺達も遅ればせながら、食べ歩く時は、デジカメを持ち歩くか」と言っている。このおじさん更に、「美味しくないものを食べた時はよく覚えているけど、美味しいものを食べた時ってあんまりよく覚えていないんだよな、そういう時に写真があると便利だ」。調査員は『ブログなんてやらない方がいいですよ。いろんな人からいろんな事を言われちゃいますから』と心の中で叫びつつ、次のお料理を待った。待つ間もおじさんが盛んに話しかけてきます。安っぽい場末の居酒屋ではよくこういう場面に遭遇しましたが、高級料亭では始めてです。おじさんが「こういうところで食べる料理よりもうちでかみさんが作る料理のほうが美味しいよ。でもそんな事を言っているようじゃあ、グルメじゃないよな」と単なるグルメきどりであることを白状したところで、彼らの席に煮椀が運ばれてきました。

おじさんは、一口ダシをすすると、「こういう繊細さはうちでは無理だな。佐渡の八幡館で食べた煮椀も美味しかったけどな」とおっしゃった。意外な所で佐渡の老舗ホテルのお料理が褒められている。しかし、★★★の料亭の料理よりも家庭料理の方が美味しいとおっしゃるおじさんの味覚などは当てになりません。話半分で聞いておきました。

お食事は河豚雑炊。土鍋で作ってくれましたが、お腹一杯になったのでお茶碗一杯で止めておきました。お味は勿論美味しい。

デザートは、いちごとアイス最中。おじさんは更に「僕は鰻が大好きなんですよ。行く先々で鰻を食べ歩くのが趣味なんです。長野からきましたが、長野では砂糖が貴重品だったなごりで鰻の味付けは物凄く甘いんです。でも東京ではさっぱり味です。地方によって味付けが違うんですね」。調査員が「左様ですか、ところで鰻の名店、野田岩をご存知ですか?」と尋ねたら、ご存知ないとのお返事。どうやら田舎鰻料理を食べ歩くのがご趣味のようで、田舎蕎麦、田舎天麩羅も大好きとのこと。調査員の趣味趣向とは完全に対極に位置する御仁のようだ。デザートを半分ほど残して早々に退散した。お代は12600円。



読者投稿               投稿者:TOKUHO

2008年04月03日 06時53分50秒 | その他
以前、誰かが書き込んでいたけれども、佐渡の皆さんって、調査員さんをあまりにも神格化し過ぎてはいませんか?都内の★★★レストランを食べ歩き(余程お金と時間に余裕があるんでしょうねえー)、舌の肥えた調査員さんが頻繁に佐渡・東京間を往復して島内の飲食店を訪ね歩き、その舌で評価した率直な感想を投稿する。すると皆さん一斉にコメントを書き込み始めます。★★★レストランの感想記事なんて見向きもしないのに。。。

だけど、調査員さんといえども人の子、調査員さんの評価結果が全て正しいとは限りません。しかし、この種のブログが島内には皆無とあって、このブログが人々の関心を集め、次第に調査員さんの調査結果がある種権威付けられてしまい、その評価が一人歩きしてしまう。誰かが、携帯でこのブログを閲覧し、島民に人気のお店の評価が低いとなったら、その情報を友達の携帯にメールで知らせる。まるでチェーンメールのように、その情報が島内に浸透し、気が付いたらいつのまにか人気店が潰れていた。こういう風潮になっているのではないでしょうか?

調査員さんの評価に少しでも疑問を感じたら、自らそのお店に足を運び、自らの舌で調査員さんの評価結果を吟味してみる。島民一人一人がそういう行動にでないと、せっかく育てた地元の人気店が一瞬にして崩壊する。そんな危険性をはらんでいるような気がしてなりません。

飲食店や宿泊施設は常にお客さんから評価される立場にあります。いつどんなお客さんが来られても、常にお客さんが満足して帰っていかれる。そんなサービスを提供できるよう、各飲食店や宿泊施設は、日々の努力を怠るべきではないと思います。

画像は3月の佐渡汽船両津港ターミナルですが、本文とは全く関係がありません。なお投稿文の誤字は修正しましたが、趣旨は変えていません。


濱田屋東京ミッドタウン店(面白いおじさん編) 投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月03日 06時48分45秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
煮椀を食べ終わる頃に、隣におのぼりさん風の中年カップルが着席しました。仲居のおねーさんが「何か苦手な食材やアレルギーのある食材はございますか?」と尋ねたら、このおじさん、奥さんの顔を見ながら「別にないよなあー。伝票の値段を見るとアレルギー反応を起すけどね」。調査員は思わず「くす。。」仲居のおねーさんも口に手を当てて笑っていました。

焼き物は小鯛の焼き物。おじさんが「頭からがぶっといっていいの?」と聞くと、仲居さんが「いや、頭は骨があるからーちょっとおー」と首を傾げながら答えていた。大徳寺の麩、筍、空豆の木の芽和えが添えられていました。しかし、焼き加減が少し甘いかなという感じ。★★★だけに、調査員はどんな些細な瑕疵も見逃しません。

合肴は、昆布鍋(画像)です。中身は「河豚、お豆腐、みずな」です。鍋の下には、佐渡の割烹料理屋さんや旅館でよく見られる使い捨てコンロなどではなく、きちんとした炭が置かれていました。この辺の配慮はさすがに高級料亭。ポン酢で食べましたが、河豚は美味しかった。となりのおじさんが、先付けを食べながら、「うちじゃあ、こんなの出てこないよ。それにうちじゃあー、料理を出す人が化粧していないし、着物も着ていないから」と奥さんの前で皮肉たっぷりにおっしゃる。奥さんは苦笑するしかない。仲居のおねーさんも笑っている。カウンター席の他のお客さんも、完全にこのおじさんの毒気に当てられて、苦笑いをしている。田舎者ご夫婦かと思いきや、お造りの食べ方の作法はきちんとしていた。つまり山葵をしょう油皿に溶かし込むのではなく、刺身の上に山葵を付けてから食べていました。

強肴は、ふきのとうを百合根で巻いたものを海老で包んで揚げたもの。アスパラとたらの芽の天麩羅が乗せられています。手前は濱田屋特性のタレだそうです。お好みで塩で召し上がって下さいとのこと。さらっとした油で揚げられており、とても上品な天麩羅です。

濱田屋東京ミッドタウン店(★★★)    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月02日 06時58分48秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
ミシュランガイド東京2008で★★★に輝いた高級料亭、濱田屋。人形町本店は、政治家が使う料亭のような感じでかなり敷居が高そう。そこで東京ミッドタウン内にオープンした分店の方にランチを食べに行くことにしました。

予約の段階で12000円コースをお願いしておいた。お店は、ミッドタウンのプラザ内にありますが、そこは高級料亭、プラザの端っこで目立たない場所に分かりにくく建っています。外観は首相官邸のような趣。11時半にお邪魔しました。坪庭が見通せる「楓」という、10席あるカウンター席の一番奥の席に案内されました。坪庭には椿の花が咲いていました。カウンターは一枚板でできており、実にご立派な作り。カウンターの向こう側は畳敷きになっていて、ここを通路がわりにして、着物を着た仲居のおねーさんがお料理を運んできます。ようやく日本料亭らしい所にやって来ました。

先付けは、いい蛸の柔らか煮、うど、長いもの土佐酢かけ。一番上にバルサミコゼリーとほしこ(乾燥なまこ)が乗っかっています。かなり手のこんだお料理。美味しい!食べ終えたところで、ジーパン姿のおばさん二人組みがやってきました。こちらは8千円コースのようです。

お造りは、「鮪の中トロ、あおりいか、まこがれい」です。鮪の産地を尋ねたら、おねーさんは、「少々お待ち下さい」と言いつつ奥へ。五秒ほどで取って返し、「長崎は壱岐の鮪です」とのお答え。産地が即答できないようでは仲居失格、お店の教育も不充分です。しかし、不思議なことに、「龍吟」、「小十」、「濱田屋」と、星の数が多い高級店のこの時期の鮪の仕入れルートはどうやら共通なようである。


煮椀は、蟹しんじょとゴマ豆腐、ふきざさが乗せられています。蟹しんじょの中には蛤が入っており、おダシも蛤から取ってあります。春らしくて非常に美味しい。

佐渡食べ歩きグルメガイドと佐渡食事処検索   投稿者:佐渡かんぞう協会

2008年04月01日 13時07分45秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
4月1日、佐渡観光協会のホームページが刷新された。筆者の興味を引いたのは、旅プランという項目からカーソルを降ろし、4番目にある「お食事処」という検索サイトである。場所だけを入力して「検索」ボタンを押し、何件ヒットするかを島内の各地区毎に調べてみた。

「佐渡食事処検索」サイトには佐渡食べ歩きグルメガイドに掲載された飲食店がそのままそっくり掲載されている。この検索サイトにエントリーされた飲食店の数は合計117店である。佐渡食べ歩きグルメガイドのそれが118店であるから、1件のお店がエントリーされなかったということになる。117店の内訳は以下のとおりであり、やはり最多のエントリー数は佐和田地区の27店であった。

佐和田:27
両津:24
相川:22
金井:11
真野:9
新穂:8
小木:7
畑野:4
羽茂:4
赤泊:1

今回の「佐渡食事処検索」にエントリーされなかった唯一のお店は畑野の菜花村さんであった。当ブログでの評価がさほど高くなかった飲食店だが、地元の人や食べ歩きランキングでは大人気のお店だというのに。。。佐渡観光協会の単なる掲載ミスだと信じ、当ブログの評価に影響されたとは思いたくない。それにしても、よりによってこんなミスをするなんて。。。

i8ロードスター動画1

i8ロードスター動画2

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「佐渡の翼」の記事内容は、調査スタッフ個人の、お店や宿泊施設に対する感想や意見を記述したものです。これらは、すべての読者が感じる内容とは必ずしも一致しません。「佐渡の翼」に掲載された記事を参照した後、読者ご自身の判断で行動した結果、生じた損害・損失について、当ブログは一切責任を負いかねますのでご注意下さい。更に、お店の外観写真やメニューはあくまでも取材時点でのものであり、最新情報とは必ずしも合致しておりません、重ねてご注意下さい。佐渡島内の焼肉屋と焼き鳥屋は調査の対象外です。これらのお店に関する情報をお求めの方は「佐渡なび」(http://www.sadonavi.net/)にアクセスしてお調べ下さい。なお、当ブログで紹介後に営業を休止したり廃業した飲食店は、宿根木の日本料理の名店「菜の花」(2013年4月に東京上野桜木で再オープン。電話番号:03-3827-3511)、小木の新保屋食堂」、佐和田の居酒屋「侍」、佐和田の中華料理「潤采」と「洛陽」、佐和田のラーメン大学「かねふく」、佐和田のラーメン店「燕人」、佐和田の喫茶店「トムキャット」、佐和田のイタリアン「バール・フェリチータ」、佐和田の「石川食堂」、佐和田のラーメン屋「げんき家」、佐和田のキャバクラ「パレス」、八幡のスナック「メンソーレ」(カラオケ、ココルに変身)、二見のラーメン屋「二見食堂」、真野の「寿司正」(後継は洋風のお店になる模様)、相川の「りき寿司」、相川ののら犬カフェ、金井の蟹料理専門店「かにっこ」、金井の食堂「ランチ@さとにわ」(佐和田へ移転)、金井のスナック「花音」(スナックyy'78に変身)とスナック「リバーサイド」(居酒屋兼食堂:クッチーナに変身)、畑野の食堂「菜花村」、両津の喫茶&レストラン「アン」、両津のファーストフードの店「マックス」、両津の「彩花停」(海結に変身)です。なお、紹介後に閉館したホテルは小木の「ニュー喜八屋」、佐和田の「シルバービレッジ」(改装され、ホテル浦島東館として再スタート)、相川のホテル「さどや」、えにしの宿「新ふじ」、相川やまきホテル。廃業した旅館は、小木の「ごんざや旅館」と相川の「中山旅館」です。 2018年8月10日現在の情報に基づいています。

佐渡の翼管理人

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