佐渡の翼

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香水の香りのきつい女に閉口   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月08日 07時02分30秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
「かんだ」のご主人は関西アクセントできさくなお方です。「龍吟」の山本さん、「小十」の奥田さん同様、徳島の名店「青柳」で修行なさったそうです。席につくなり、「場所はすぐにお分かりになりましたか?」と気遣ってくれた。基本的に、板場は焼き物やお造りを包丁でさばいてdish upする場所であり、煮物や焼き物は奥の厨房で作られる。「鈴なり」さんのように女性の板さんもいました。先客は、山本前金融相に似た感じの男性と連れ合いの女性の二人だけ。会話の内容から察するに、品はあまりおよろしくなさそうです。男性は盛んに美味しいなあーを連発しながら大声で話しています。

先付けは、春の野菜(筍、うるい、こごみ)の木の芽あんかけです。これは美味しい。食べ終わる頃に、隣席に、半袖Tシャツにサングラス姿の男性と香水の匂いをプンツカさせた美人女性のカップルが着席しました。この女性の香水の匂いがかなりきついのです。およそ、香水の匂いとタバコの煙ほどお料理の味わいを邪魔するものはありません。他人への迷惑を考えて、女性たるもの、高級料理屋さんへ行く時は香水の香りは控えめにすべきです。これだけで、もうこの女性のお里が知れてしまいました。この女性、品よく着飾ってはいるものの、お刺身を食べる時に左手の掌をその下に添えるわ、ワイングラスのグラスの部分をつかみながら飲むわ(柄の部分を持つべき)、山葵をしょう油皿の中に溶かし込むわ、お箸を包む巻紙を引きちぎるわ(絶対駄目というわけではないが、あまり美しくはない。一本の箸をスライドさせれば綺麗にはずせます)、香水の強烈な匂いを周囲に撒き散らすわと、どうにもいただけません。

2品目は、鳴門鯛と今が旬の鳴門若布のしゃぶしゃぶです。卓上簡易ガスコンロが運ばれ、おダシの入ったしゃぶ鍋がその上に置かれました。鯛をダシの中にさっとくぐらせ、色が変わるか変わらないかのうちに取り出してポン酢と山葵につけて食べます。取り出すタイミングは板さんがつきっきりで教えてくれました。非常に美味しい、贅沢な一品!

3品目は、空豆のしんじょ、わらび、柚子の花。柚子の花を食べたのは初めて。柚子の香りとわずかな苦味を口の中一杯に感じました。春らしいお料理が続きます。4品目は「焼きからすみ」。チーズのような食感ですが、この程度のお料理は、「鈴なり」さんでも出てきましたから、別に驚くほどでも。。


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