佐渡の翼

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ラーメンランキング第一位のお店    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年04月05日 22時12分56秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
A級グルメばかり食べ歩いても佐渡のB級グルメを評価するのにさほど役立たないと悟った調査員は、B級グルメの一流店(おかしな表現ですが)を食べ歩いてみることにしました。そこで、東京グルメウオーカーの人気投票ランキングで堂々第一位に輝き、テレビ東京のラーメン王選手権(2006年)でもチャンピオンに輝いた、九段のラーメン屋「斑鳩(いかるが)」さんに本日お邪魔いたしました。

夜の開店は午後6時ですが、5時45分にお店に到着。到着した時点で既に18名の行列ができていました。お店の席数は18席。一足遅かったようです。客層は、バックパッカーを背負ったアキバ系オタクが圧倒的に多い。後は馬鹿ップルや中年のメタボおじさんなどがちらほら。女の子の服装の趣味もさほど洗練されてはいません。6時になると先発の18名が一斉にお店に入りました。調査員以下数名は食券を買ってから外で待つようにとの店員さんのご指示。6時12分に、トップの客がラーメンを食べ終えて店を出てきました。待つこと30分あまり、ようやく入店できました。A級グルメを極めるのは簡単ですが、B級グルメを極めるにはかなりの忍耐力が必要です。気がつくと調査員の後ろには30名ほどの行列ができていました。

カウンター席に案内された調査員はさっぱりとした塩味の「特性塩本鰹ラーメン」(1000円)なるものを注文しました。厨房では美容院の店員さんみたいな男性が3名、黙々とラーメンを作っています。待つこと5分ほどでラーメンがご到着。まずスープを一口飲んでみました。ほどよい塩加減で塩梅は調査員好みです。しかし、魚介系と豚骨系を融合させたと言うが、どちらも中途半端な味なのです。高級料亭の鰹と昆布でとった繊細なダシ汁や一流フレンチレストランの手間隙かけた芳醇なソースを味わいなれた舌には、かなり不満足な味です。中細麺と言った感じの麺を食べてみると、かなりかんすいの味が強く、しかもスープとの絡みが全くありません。チャーシューだけは柔らかくて味は良い。しなちく、煮卵、のりなどの味は普通です。これが東京一美味しいラーメンかあー。だけど、30分も待って食べるほどのラーメンなのか?そう思いつつ、やや首を傾げながら食べました。周りを見渡すと、全員スープまで残らず飲み干していました。隣のメタボおじさんは、その体型にぴったりの「こってりラーメン」を美味そうに啜っていました。

ここのラーメン、ネットでは絶賛する人々が多いのですが、恐らく彼らはB級グルメ専門でA級グルメなどは味わったことがない人達なのであろう。「小十」さんの常連客などは絶対行かないお店でしょうね。煮卵半分、チャーシュー1枚、スープを3割ほど残して早々に退散いたしました。二度と行く気がしません。このラーメンなら二見食堂でも充分太刀打ちできそうです。


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