佐渡の翼

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帝国ホテル「なだ万」の和朝食    投稿者:佐渡の翼

2014年12月20日 04時19分57秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

朝の最低気温が7度と12月中旬並みに冷え込んだ11月20日、筆者は車を飛ばし、内幸町にある帝国ホテル本館地下1階にある日本料理のお店「なだ万」へ朝食を食べに行った。ニコンD810を携えての訪問である。ニコンD810に関するウエブサイトの口コミなどを読むと、「このカメラ一台で昼も夜も、そして動体撮影にも満足です」などと言った、カメラど素人の口コミが掲載されている。こういう書き込みをする人は、EOS-1DX やEOS-5DMarkIIIなどを扱った経験のない輩であろう。はっきり言うが、筆者の撮影経験からはニコンD810は動体撮影には不適であるし、いくら常用ISOが高めに設定されているとは言え、どんな夜間撮影も手持ち撮影で可能と言う訳ではない。だが、夜間のポートレート撮影に限っては内臓フラッシュを使用すれば高画質の画像を得られるだろう。来年の1月末から2月上旬頃に、ソニーから5000万画素でAF機能が向上したハイエンドユーザー向けの高機能ミラーレスカメラが発売予定である。ネーミングはソニーα9になる予定だそうだ。だが、このカメラは単に高画素と言うだけであってニコン製の光学式デジイチのような芸の細かさは期待できないので、おもちゃにしか過ぎない。ニコンD810はまるで顕微鏡で拡大したような画像を切り撮れるので、ソニーα9何て敵いっこないと思う。だが、単焦点レンズを装着すれば軽量化されるので、筆者はこのカメラを購入しコンデジ感覚でお料理撮影に持ち歩く積りである。価格は本体が30万でレンズが10万で合計40万の高級おもちゃとなる予定だ。

さて、筆者は午前7時の開店と同時にお店にお邪魔した。和定食は主食に御粥かご飯のどちらかを選ぶ方式で、税サ込で3326円である。既に店内のテーブル席には、ミールクーポンを握りしめた、明らかに地方から上京したと思われるおじさんおばさん達が座っていた。筆者は、奥の4人掛け席へと案内された後ご飯での朝食をお願いした。注文後5分で御膳に入れられた和朝食が運ばれて来た。

内容は、水菜のおひたし、ポテトサラダ、ホウレン草の白和え、胡麻豆腐の四品に、野菜の炊き合わせ、温泉卵、焼き鮭、焼きたらこ、香の物に白味噌の味噌汁であった。ご飯の量はお茶碗2杯分ほどでほどよい分量である。この程度の品数であれば、佐渡の泉にある大衆食堂の「ときわ館」なら700円ほどで提供出来よう。しかしその繊細なる関西風のダシ味は、到底田舎食堂が真似出来る調理技ではない。700円と3000円の違いとはそういうものなのだよ。それにニコンD810持参でときわ館を訪ねる酔狂な佐渡島民何ておるまいに。筆者はわずか15分でこの美味しい朝食を食べ終え、車で自宅へと戻った。

筆者がお料理撮影の際にこのカメラを多用する理由は、AF-S NIKKOR24-70mmf/2.8GEDレンズ使用で望遠モードで近接撮影をすると、まるで単焦点レンズで撮影したが如く、前ボケ中ピン後ろボケのいい感じの仕上がりになるからである。つまり被写界深度が浅くなるため、狙ったお料理の中央部だけを見事に丸く浮かび上がらせ他は全てボカしてくれるからだ。これはソニーαシリーズでは相当テクニックを駆使しないとなかなか真似が出来ない。更に、画像サイズが大きいためかなりトリミングを施しても画質が粗くならないのも利点の一つである。

以下はウエブ上の口コミ記事の引用です。言い得て妙かと。。

Canon
プロカメラマン、クリエーター、カメラを分かっている人が使う。主として人物撮りに向いている

Nikon
所有者にはおじさん、お年寄り、偏屈な人が多く、一番多いのはNikon信者。主に風景撮りに向いている


PENTAX
貧乏人、又は店員に騙された人


SONY
取り敢えずソニーな人、又はカメラに詳しすぎる人が使う。


お店の外観

テーブル席

メニュー

店内の様子

焼き鮭

四種の口取り

野菜の炊き合わせ



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