佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

鎌倉・箱根           投稿者:佐渡の翼

2013年04月29日 04時52分51秒 | 佐渡の翼の独り言

筆者の第二の拠点、横浜からは、箱根と鎌倉が近い。東海道線に乗り、藤沢駅で下車し、江ノ電に乗る。民家の軒先すれすれを走る可愛い電車である。途中、陸路を線路が走っているので、自動車と併走したりしてスリル満点。鎌倉駅で下車したら、小町通りに行く。通りの両側には様々なお店があり、一大観光スポットになっている。この通りを抜けると鶴が丘八幡宮に到る。地元では八幡様の名前で親しまれている神社であり、数年前には強風の影響で、源の実朝の暗殺現場である大銀杏の木が根本から薙ぎ倒された事があったが、今では無事に再生されている。鶴が丘八幡宮には初詣で何度か訪れた。1月1日の午前0時を回ると、鎌倉警察署の署員が参拝客をロープで規制しながら境内へと誘導する。その際、火災予防と暇潰しを兼ねて、女性警察官が即興で歌を詠む。秀逸だったのは、

「吸うな捨てるなタバコと恋人」であった。

鎌倉には美味しいお店が一杯ある。特に江ノ電沿線にそうしたお店が多い。民家を改造したフレンチレストランだったり、鎌倉野菜を食べさせるお店だったりする。寺院が多い北鎌倉には「鉢の木」を始めとした精進料理のお店が軒を連ねている。筆者のお勧めは、由比ガ浜にある、鰻の「つるや」である。川端康成、立原正秋などの鎌倉文士が足繁く通った名店である。ミシュランガイドでも★が一つ付いた。鰻が焼きあがるまで40分ほど待たされるが、待つ甲斐のある鰻丼にありつける。渡辺淳一の失楽園の舞台となった、鎌倉プリンスホテルのフランス料理「ラ・トリアノン」の海の幸フランス料理は、湘南版「いい店やれる店」であろう。

筆者が横浜から箱根へ車で行く時は、横浜新道を経て、藤沢から新湘南バイパスに入る。このバイパスは茅ヶ崎で再び国道一号に合流し、やがて西湘南バイパスへと繋がる。このバイパスは大磯プリンスホテル付属の大磯ロングビーチの脇を通りながら真っ直ぐ箱根入り口へと伸びている。休日の午後は箱根から都心へと戻る車で渋滞するので有名だったが、近年はそれも緩和されているようである。西湘バイパスの終点は、通称「おだあつ」(小田原厚木道路)と合流し、箱根湯元へと続く。湯元からは箱根駅伝でおなじみのヘアピンカーブが連続する山登りの道へと変化していく。温泉街の混雑を避けたい時は、芦ノ湖を見下ろすスカイラインたる箱根ターンパイクに入り仙石原方面に抜けた事もあった。よくテレビで湖畔に佇む箱根神社の赤い鳥居が映し出されるが、食事にデートにとよく利用した箱根である。筆者を知る佐渡の人々が、筆者に横浜在住経験があるのを疑う人はいない。横浜新道を東京方面に向けて進むと、終点付近で首都高及び第三京浜への分岐点に至るが、その手前に三ツ沢方面へと抜ける道がある。佐渡出身で横浜在住の人なら知っていると思うが、この道を進むと、横浜翠嵐高校を左に見ながら高島屋の駐車場へと抜ける裏道に至る。



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