

カレル橋での楽団パフォーマンスを見た後、グランドホテルボヘミアへ戻ろうと通りを歩いていたら不覚にも道に迷ってしまった。同じところをぐるぐる回っているようで、一向に出口が見えてこない。これはやばいなと思いながらタクシーを探したが、流しのタクシーは全て客を乗せていて捕まらない。時計を見ると午前11時である、ホテルチェックアウトの最終時刻まで1時間しかなく、少々焦って来た。すると左手にホテルキングジョージが見えた。ホテル玄関前に待機しているタクシーはホテル側が宿泊客のために呼んだものであり、利用する訳にはいかなかった。そこで筆者は、ホテルのドアマンにグランドホテルボヘミアへの道案内を請うた。ドアマンは「Turn to the right and keep on going」と答えた。これで窮地を脱した筆者は、午前11時45分にホテルへ戻り、大急ぎで荷物のパッキングを済ませた後、フロントへ向かった。一泊の室料は当時のレートで41,712円であった。
そして、スーツケースを引きずりながら、徒歩で3分ほどの場所にある、五つ星のホテルキングスコートへと向かった。フロントで宿泊予約確認書を見せたら、3階にある、スイートルームやデラックスルーム宿泊客専用のチェックインルームである、エグゼクテイブラウンジへ案内してくれた。午後12時11分にエグゼクテイブラウンジに到着した。チェックインデスクには女性と男性のスタッフがいたが、男性スタッフが対応してくれた。そして「お部屋の用意が出来るのは午後3時なので、それまでは室内に留まってもいいし、観光目的で外出してもよい」と告げられた。お部屋番号は321であった。
軽食は豊富
ドーナッツもあった
大きなソファー
こんな感じで大人数でも座れる
まずはオレンジジュースを飲んだ
これが本日(2016年6月10日)の昼食になった
これとチョコでお腹一杯になった
エグゼクテイブラウンジ入口