OS626便は、午前11時44分にウイーン空港に着陸した。降機後バスに乗って空港入り口に到着したが、到着時の撮影の際にカメラのオートフォーカス機能が正常に作動していない事に気付いた。ホテルインペリアルに到着後に確認したら、レンズの側面にある、マニュアルとオートの切り替えスイッチがマニュアル側に設定されていたためと判明した。恐らくワルシャワの保安検査場を通過する際に、係官がカメラに不審物が隠されていないかどうかを確認する意味で、このスイッチを切り替えて試してみたのだろう。旧共産圏の空港ならではのハプニングだった。この事件を経験してからは、空港の保安検査場を通過後はカメラの設定変更がなされていないかどうかを確認する癖が付いた。
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