佐渡の翼

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ビストロ&カフェ「Ladies&Gentlemen」(新宿伊勢丹内) 投稿者:佐渡の翼

2013年06月26日 04時51分21秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

筆者の恋人は20代だが、この世代の女の子が、女子会をすると必ず話題にするのが、「恋ばな」つまり、恋人の話である。お互いに、自身の恋の進捗状況に関する情報交換をし合い、それらを元にそれを成就させるための秘策を練る。友達の彼氏が自分の彼氏よりも恵まれた経済状況にあると、嫉妬心が燃え上がるが、「私だって、そのうちもっと素敵な人を見つけるわよ」とライバル心も又燃え上がるのが女性心理だ。その点、男は少々違う。男同士で飲み会に行き、彼女自慢をしても、「ま、うまくやれよな」で終わる。女は、一度掴んだいい男は「死んでも離さないわよ」とばかりに、必死で繋ぎ止めようとするものだが、男は、「女なんて星の数ほどある、こっちが駄目ならあっちでいいや」とばかりに、幾つか保険をかけておくから、女の心変わりなどは大した問題にはならない。だが、これは筆者の場合の話で、一般の世の男性氏の恋愛心理は20代の女子とさほど変わらないだろう。

さて、恋も仕事も順風満帆な筆者は、昨年の12月23日の休日に、伊勢丹新宿店内の新規オープンカフェ、「カフェキュイジーヌ ル・サロン ジャックボリー」を訪ねてみた。ジャックボリー氏は、資生堂が経営する、ミシュラン★★★のレストラン「ロオジエ」(現在改装のため休業中)の初代シェフで、エグゼクティブシェフにも就任し、フランス国家最優秀料理認証も受賞している、フレンチ業界では偉大なる存在のお方。その彼が伊勢丹新宿店本館4Fのキハチカフェの跡に、11/28にフレンチカフェをOPENさせたと聞いたからだ。ところが、11時5分にお店にお邪魔したら、既に満席のご盛況!午後1時まで席が空かないとの事で、諦めて、12月5日に三階にオープンした、ビストロ&カフェ「Ladies&Gentlemen」に行った。以前、クローバーカフェと言う喫茶店だった場所を拡大改装してオープンしたようである。店の中央部に12人掛けのテーブル席がしつらえてあり、一人客は全てこの席に座らされた。テーブルの中央部4箇所に薔薇の花が生けられており、これが間仕切り代わりになるため、対面の客と顔を会わせる事は無かったが、ほとんど相席のような席では落ち着いて食事が出来る雰囲気では無かった。だが、「サダハル アオキ」のスイーツが食べられるので、この雑駁な雰囲気は我慢する事にした。店内の左手の壁には、ジョージルーカスやメリルストリープなどのハリウッド俳優の顔を描いた絵が飾られていた。食事には、「大葉とワサビのバベッティーニ」(1200円)を注文し、食後にケーキセット(1800円)(画像)をお願いしておいた。すると何を勘違いしたのか、ウエイターがいきなり紅茶を運んできた。「おかしいなあ~」と言うような表情を見せたら、すぐさま支配人氏が飛んで来て、「すいません、これは食後にお運びすべきでしたよねえ~」と言いつつ、紅茶を下げた。オープン後、日が浅いからと言う理由で不手際をお許しするほど、伊勢丹の顧客は寛容ではない。厨房内もホールもスタッフが全員若過ぎるのだ!もっと手馴れたスタッフを配置すべきではないだろうか?注文後13分経過したところでパスタが運ばれてきた。軽いワサビ味のパスタで、白胡麻入りだ。そしてパスタの上に大葉の細切れが乗せられていた。味は可もなく不可もなくと言う感じで、極普通のパスタである。ケーキは、苺、オレンジ、抹茶、カシス、チーズ、チョコの6種類の味で、いずれも4層からなるケーキで、大きさは3cmX3cmほどだった。お高いケーキだが、さすがは「サダハル アオキ」である、大変に美味しかった。スイーツを食べるのが主目的で、食事は従だったので、ま、これでいいかなと思った、新規開店の伊勢丹ビストロだった。

お店の入口

ハリウッドスターの自画像

厨房内の様子

このパスタを注文した

紅茶

紅茶は食後っす。

 



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