2015年9月22日の午前11時からの1時間、筆者は、スワンホテルの図書室の窓際に陣取りカメラを構え、ガラス越しに、スワンホテル周囲を見物したり、ホテルをコンデジで写しまくる日本人ツアー客達を逆撮影するのに興じていた。ツアーバスは午前11時から午後2時までは、日本人ツアー客達を15分間隔でロンドンからピストン輸送し、午後2時から5時になると今度は中国と韓国人ツアー客を15分おきにバイブリーへ送り込んでいた。つまり三カ国の旅行会社がお互いのスケジュールが重ならないように、上手く時間帯調整をしてツアーを組んでいる。見事な棲み分けである。観光繁忙期のスワンホテル周辺は、午前中は日本人旅行客で埋め尽くされ、午後2時を過ぎるとそれが中国と韓国人に入れ替わる。そんな光景が毎日繰り返されているのだ。
バイブリーには黙っていても海外からの観光客がやって来る。だからと言って、日本のどこかの地方観光都市のように、俗化してしまう事はなく、バイブリー村の人々は静かに普段の日常を過ごしている。だが、あまりにも大勢の観光客が押し寄せるため、ホテルスワンのフロントスタッフ達の対応が殿様商売的な感じに映る点は否めないだろう。
日本人観光客がバスから降りて来た
皆さん、右手にカメラをぶら下げている
そして、スワンホテルを撮り始めた
皆さん、ホテルの方向へ向かって来る
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