佐渡の翼

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多摩動物公園その1(東京都日野市)    投稿者:佐渡の翼

2014年06月03日 04時39分42秒 | 多摩動物公園

筆者が、キャノンの30万円也の超お高い高倍率ズーム望遠レンズを購入したのは、2月23日であった。佐渡の四季男君なら、レンズを手に入れたその日に早速カメラ本体にレンズを取り付け写り具合をチェックする所だろうが(四季男君に限らずカメラ愛好家なら百人中百人がそうすると思うし、ましてやソニーα99本体よりも高い価格のレンズともなれば尚更だろう)、筆者は取り扱い説明書をちらっと見ただけで、一ヶ月近くもこのレンズの性能確認を行わずに放置していた。何しろカメラ本体とレンズを合わせると3キロにもなる。そんな重い物を持ち歩いたら肩に負担がかかり腱鞘炎になりかねないと言うのがその理由だ。タムロン製の400ミリ望遠レンズなら20万円程度で手に入るし軽量だが、「それで撮影した画像などは、キャノンの望遠レンズで撮影した画像と比較したら一目瞭然で、素人目にもその違いはすぐに分かります。30万のレンズは使っているガラスが全然違いますから」とビックカメラのお兄さんは言ったが確かにその通りである。カメラ機材に於いては、安物は撮影した画像の画質にくっきりとその安さが反映されるので、「安物買いは銭失い」の結果となる。

3月21日の春分の日は終日強い北風が吹く寒い一日だったが、ようやくこのレンズが日の目を見る時が来た。その日、筆者は午前6時15分に自宅を出て東京都日野市にある多摩動物公園を目指した。カーナビに動物園の電話番号を入力したら、自宅から60キロの表示が出た。通常なら1時間半程度の行程だが、三連休初日のため、渋滞を予測し二時間程度の所要時間を見込んだため早朝出発となった。案の定中央道の高井戸IC辺りで渋滞に巻き込まれたが、1時間45分後の午前8時丁度に動物園前の駐車場に到着した。動物園の開園時間は9時半のため、駐車場へは筆者が一番乗りであった。係りのおじさんに一日当たりの駐車料金1600円を支払った後、モノレールなどを試写したりして開園までの時間を潰した。この動物園は上野動物園と違い、ライオンや虎や麒麟などの放し飼いスペースと見物人との間に檻や金網などの遮蔽物がなく、写真撮影にはうってつけの場所である。だが見物客の安全確保の観点から、ほとんどの展示スペースでは動物と人間との間の距離が長くなっており、そのため動物撮影には望遠レンズが必須である。展示スペースが見物場所より低い位置にある場合(ダチョウやシマウマなどの展示スペース)は、標準ズームレンズでも何とか拡大写真が撮れるが、虎、ライオン、チーターなどの撮影には望遠レンズが不可欠である。俊敏に動く被写体を遠方から確実にかつ綺麗に撮影するためには、EOS-1DXのような高速連写可能なカメラと300ミリ以上の望遠レンズが必要であり、それを可能にするための最小投資額は80万円である。筆者は、近くも遠くも撮影可能なズーム望遠レンズを購入したため投資総額は90万円となった。

駐車場へは筆者が一番乗り

モノレールの多摩動物公園駅

右手に運転手の帽子が写っている

「多摩センター」の日本語表記

今度は、それが英語表記に変わっている

折り返し運転のモノレール。壁には麒麟のイラストがあった。だが乗客は少ない!

動物園前の橋の欄干部分にあったライオンの壁画

京王線の多摩動物公園駅




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