善知鳥神社での神事は、獅子舞、下り羽の笛・鼓・太鼓、そして豆撒き(本殿前での七度撒き、神輿前での五度撒き、注連縄前での三度撒き)の順に行われる。注連縄前での三度撒きが終了すると、薙刀を持った武者がジャンプしながら注連縄を切る。これに寄り祭りの火ぶたが切って落とされ、神輿が出て行くが、ここまではおおよそ50分ほどの行程である。神事の初回は獅子組による獅子舞である。最近まで使われていた獅子は、大正時代に沢根で製作された一刀彫で、見た目よりも大変な重量がある。石扣町の雄獅子で7kg、小六町の雌獅子で5kgあると言う。それ故祭礼の際には体力のある中学生達がこの重たい獅子頭を持って「わー、わー」と大きな声を皆で出し合いながら、厄払いの為に一軒一軒を廻る。また、神輿渡御の先に進み、厄落とし、無事・安全を祈願し、道中を清める大切な役割もある。獅子は三人が一組となり、神輿の周りを5周ほどする。連続画像をご覧になればお分かりのように物凄いエネルギーを消費する舞である。地元のおじさんは「これを大人がやったら確実に腱鞘炎になる」と言った。獅子舞のこれだけ迫力ある綺麗な画像を撮影したのは筆者が初めてであろう。
13時53分にお神輿の前で、担ぎ手達が全員集合し記念写真を撮った。プロのおじさんが、全員の顔が見えるように、「君はもう少し右へ、あんたはもうちょい左へ」などと指示を出していた。この中にあの華岡清史郎君も写っているだろう。やがて下り羽保存会や太鼓組の面々も集い、これで役者は全て揃った。
下り羽保存会の皆さんのご到着
獅子組の面々が見つめる中、
神輿の担ぎ手集団の記念写真撮影が
始まった
これで全員かと思う
下り羽さんが本殿前へ移動
下り羽の女の子
下り羽の女性
そこいらへん佐渡子さんもいた
小六町の獅子組のおにいちゃんが「よお~し」と言った表情で気を引き締める
まず、青獅子が行ったあ~
続いて緑獅子
中学生がやってるから後姿が可愛い!
緑の立ち獅子
迫力あるなあ~
「もういっちょ行けえ~」とおじさん達が囃したてるので
中学生だから調子に乗って頑張る。獅子舞の写真はこの一枚だけトリミングしました
迫力十分の一枚
青と緑の競演
どうです見応え十分でしょ。