こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

改正貸金業法の理解を広める運動

2010-02-15 | 県労福協
グレーゾーンの廃止を含む「改正貸金業法」の成立(2006.12.13)には「労福協」も皆さんの力強い協力のもとに運動の中心的な役割を果たしてきました。
その「改正貸金業法」が今年の6月に完全施行を向かえます。運動として第2の正念場を向かえる事となります。

多重債務者を出さない・それには貸金業者の適切な運営を確保すること・その為に必要な規制を行なうこと・が定められています。
その規制は ① 参入規制 ② 行為規制 ③ 金利の規制 ④ 総量規制 ⑤ 自主規制 です。
静岡県労福協はこれら「改正貸金業法」の日常生活に関わる事項の徹底を図ることを目的として、県下全域に教育宣伝活動を展開していく事とします。
具体的な活動として ①4月~6月を目途に労福協で分かり易い「特集号」の教宣物を発行していきます。② 特に影響があると思われる「総量規制」については関係団体の協力も頂きながら相談体制を構築いたします。

この運動展開は連合静岡をはじめ関係諸団体の協力を得て実施していきますので宜しくお願い致します。(K)

ツイッター

2010-02-12 | 県労福協
知っている方も多いと思いますが、「ツイッター」はブログ・チャットなどと同様に、インターネット上での情報発信ツールです。昨年以降、日本でも急速に広まっています。

地区労福協との意見交換の場でも、「労福協の活動を知らせるツールとして、ツイッターを利用したらどうか」といった発言もありました。
その時は、私の認識では若者の間で軽いトークを交すネット上のツール位に思っていましたが。先日のニュースでは、自民党でも民主党に負けるなと代議士向けにツイッター講習会を開いたと聞きました。そこで、少し調べてみました。

すごい勢いでユーザーが拡大中。日本では500万人、世界では1億人を突破したと推測されています。鳩山首相、堀江貴文(ホリエモン)、広瀬香美(歌手)など有名人の“つぶやき”も読むことができます。
1回140文字(つぶやき程度)に制限されますが、使い方次第で日に何回でも発信できますので会話も成立します。オバマ大統領が選挙戦で巧に活用したり、キーワード検索して“本音のつぶやき”を読むことで意識動向などを調査したり、企業の広報ツールとしても注目されはじめています。興味のある方は、こちらをどうぞ。

それにしても、県労福協の広報ツールとして活用できるかは、もう少し勉強する必要がありそうです。


写真は、近所の公園の梅。先々週の梅ですが、この暖かさと雨で今週末は満開かなー。(Cyu)




ろうきん運営委員 トップセミナー

2010-02-10 | ろうきん
昨日、静岡労金の第27回運営委員トップセミナーがありました。
今回のセミナーでは ろうきんの「全国合併」に関する動向報告と今後の進め方についての基調報告がありましたので、県労福協からも会長以下3名で参加させていただきました。

冒頭、鈴木理事長からは「合併準備委員会での論議の中で、労金がなぜできたのか、理念や出発点を忘れていないかを自問してきた。一方で若者は金利だけで評価する現実がある。これを機に再構築が必要であり、経営・事務・営業・意識の4つの改革が必要だ。今後も静岡の多くの同志と運動の蓄積を感じながら労金を形作っていきたい。」との挨拶があった。

全国合併に関する基調報告は、増田専務理事から「合併基本計画書原案」や静岡労金独自作製資料などの資料に沿って約60分間の報告・説明がありました。これから始まる地域討議では、いろんな角度から議論が尽くされることと思います。

今後の討議では鈴木理事長の冒頭挨拶の趣旨にもあったように「誰のための、何のための合併か」を常に問うことが大切かと感じました。


写真は、芽キャベツの葉の紅葉。芽キャベツを収穫していくと下からだんだん茎が見えてきて、その上の葉が紅葉してきます。(Chu)



新しい公共

2010-02-09 | 県労福協
首相官邸のメルマガ(2/4)を読みました。
鳩山首相の「新しい公共」によって支えられる日本についての考え方が述べられています。その一部を引用すると・・・

今、市民やNPOが、教育や子育て、街づくり、介護や福祉など身近な課題を解決するために活躍している。人々が力を合わせ、人のため、社会のために力を結集することを「新しい公共」と名づけた。公共性のある空間を、官だけでなく、地域やNPOなど様々な方々が担う社会を築きたい。・・・とあります。

官から民への上意下達でなく、官と民が対等の立場で力を合わせ、多様な力が共に連携する社会への転換・・・最近、いろんな場面でこうした考え方を聞くことがあります。
労福協も「地域の人に支えられ」、いろいろな活動を通じて「地域の人に役立つ」ことで存在価値も生まれるのだと思います。


写真は、潮騒橋の夕焼け。西の空が焼けそうな気配がありましたので4時過ぎに家をでて菊川河口に出かけました。西の空が少しだけ赤く染まっています。今回は満足とは行きませんでしたが、また足を運んでみます。(Chu)



ALWF地域セミナー 西部

2010-02-08 | 福祉基金協会
金曜日(2/5)にはAlWF地域セミナー(西部会場)に出席しました。
出席者は同じく、3年未満(一部例外あり)の労組役員。講義の4本は東部と同じです。今回も出席された皆さんはいずれの方も熱心に聴いていただきました。

分散会(C班)では、ろうきんのボーナスや財形や住宅ローン、全労済の保障見直しなど、職場でどのように推進しているかなど経験交流がされました。
また、講演内容に関しては「労福協、ろうきん、全労済の“生い立ち”を聞いてなるほどと思った」「これまで理解しないまま、チラシ等を配っていたが、何でやるのかわかった」「“生い立ち”が“分る・分らない”は(取組みに)違ってくる」との声を聞きました。
同席したスタッフからも「このセミナーは好き。こんなセミナーがされるのは静岡だけじゃないかなー」との感想がありました。
私も「静岡県労働者福祉運動小史」の講義については、事業団体職員であれば是非1度は受けてほしいと思っています。

第二部の懇親会では、ついにカラオケがはじまり、歌いたくてたまらない人?が飛び出し、結構盛り上がりました。


写真は、梅。土曜日、小笠山に行く途中で見かけました。冷たい西風に乗って風花が舞う日でしたが、あちこちの畑にはそろそろ梅が咲き始めています。待ち遠しい春もすぐでしょうか?(Chu)



変な給食

2010-02-05 | Weblog
暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。今が1年で最も寒い時期なのでは‥?
という訳で読書です。出不精の私にとっては、1年中読書の季節ではありますが‥。
新聞の広告欄を見るたびに気になっていた「変な給食」を読んでみました。
全国の変な給食のオンパレードに突込みを入れながら家族で読みました。すごくおもしろかったのですが、こんな変な給食は一月に一回あるかないかでは?と思います。娘の中学校の給食献立表を見てみましたが、すごく変な給食はありませんでした。(味は別として‥)ただ、著者の訴えたいことは充分理解できるし、私も同感です。
完全米飯給食を実施した新潟県三条市の取組、「完全米飯給食で非行ゼロ」の長野県旧真田町の取組等のコラムを読み、パン給食と米飯給食の違い-健康に与える影響だけでなく、農業・環境・食文化にまで深くかかわっている、ということが大変分かり易く書かれています。興味をお持ちの方はぜひ読んでみて下さい。
「次の選挙を考えなければ市長は何でもできる」という三条市前市長の話によると、完全米飯給食にすることは難しいことではないようです。
学校給食でのパンはアメリカの農業戦略ですが、川勝知事がグリーンティーが好きだというアメリカウィスコンシン州の知事に、クリスマスプレゼントに静岡茶を大手醤油メーカーを通して贈った下心も憎いですね。
(T)

ALWF 地域セミナー

2010-02-04 | 福祉基金協会
昨日(節分の日)は福祉基金協会が主催するALWF地域セミナー(東部)に参加しました。労組役員3年未満の方、約50名が沼津市のホールに集まりました。

講義は4つ ①自主福祉運動の歴史と意義 ②労福協の活動 ③ろうきんからの提言 ④全労済からの提言 その後は分散会 そして懇親会と1日みっちりの研修となりました。
講義2の「労福協の活動」に関しては、私が担当させていただきました。

出席した分散会のC班では、〇自主福祉運動の歴史など知らなかったことが多く大変いいセミナーだった。〇受講内容は職場に帰って説明したいが、簡単に説明できる「仕掛け」があればいい。〇ローンの借り換えや保険の見直しも簡単なツールがあればいい など感想や意見がありました。

「なぜ“ろうきん”や全労済を労働組合で推進するのか」と問われますが、こうしたセミナーを通じ、自主福祉運動や事業団体の歴史や思想を知っていただくことが一番大切ではないでしょうか。
労福協の活動では、「地区での活動に参加したので名前は知っていたが、こんな活動もやっていたことは知らなかった」との感想をいただきました。
分散会メンバーでテーブルを囲んだ懇親会も話も弾んでいました。

地域セミナーは、西部(2/5)・中部(2/15)でも開催されます、もっともっと多く開催され受講者が増えるといいなと思いました。


写真は、トトロ。掛川の板沢地区で見かけました。本物か?と思ってしまいました。近くのお父さんによると、近所の青年達が集まって作ったそうで祭りの山車に乗せたものです。祭りに登場した後は1年間、こうして通りに飾られます。他の地区でもこうした山車の飾りを偶に見かけますが、これは傑作だと思います。(Chu)



福祉リーダー塾

2010-02-03 | 福祉基金協会
労福協東部ブロック協議会が開催する「第4期 福祉リーダー塾」が2/5(金)~6(土)にかけて三島市・東レ総合研修センターで開講されます。
今回の福祉リーダー塾には東部ブロック協議会を構成する1都10県から31名の塾生が参加します。
静岡からは「ろうきん・全労済・県労福協」からそれぞれ1名ずつ3名が参加します。福祉リーダー塾のプログラムを作成するカリキュラム策定委員として関わっている私も「塾生達との交流」を楽しみに今回も参加します。

この「福祉リーダー塾」の名物講座は何といっても中央労福協の笹森会長が講師を務める「労働者福祉運動と労福協運動の理念と歴史」です。分かり易い言葉でテンポ良くメリハリの利いた話し方で塾生には大好評です。日頃聞けそうで中々聞けない「運動の歴史」やこれから果たすべき「役割や使命・運動の方向性」が解り易く聞けるのが良いのだと思います。

そして今回の目玉講座は特別講義として設定した「賀川豊彦 愛と社会正義を追い求めた生涯」講師は 杉浦秀典 氏(賀川豊彦 記念松沢資料館・学芸員)です。私も詳しい事は知りませんが、静岡県、取り分け御殿場には賀川豊彦氏は多くの足跡を残されているそうです。
昨年は、賀川豊彦生誕100年で色々と取り上げられて数多くのイベントもありましたが、何と言っても彼が掲げた思想は「労働を中心とした福祉型社会」や「連帯と協同、安心と共生の福祉社会」を目指す私達の運動の原点で有る事はいうまでもありません。運動を語る機会も減少して、活動もともすれば形骸化している現状では必須の研修テーマとも言えます。

講師の先生方との意見交換も非常に有益ですが各方面で色々な役割を持って活動している多くの塾生との意見交換を今回も非常に楽しみにしています。(K)



NPO講座に参加して

2010-02-02 | NPO
先週の土曜日にメインタイトル「NPO法人の役割と将来」サブタイトル=NPOは、どうすれば生き残れるのか?の講座が「東部パレット」で開催されました。講師はNPOシーズ・市民活動を支える制度をつくる会 事務局長の松原氏・開催案内チラシに書かれた講座の内容は① NPO法人の役割と将来 ② 認定NPO法人について ③ NPO会計基準の導入について・・・・

参加者は30名余りだが「自己紹介」を兼ねてこの講座で何を聞きたいのかの「表明」を講師から冒頭に求められました。以後は参加者に対する感想ですが ① 若い人から年配者まで幅広い年代の方々が参加されていました。② この講座に求めているものも初歩的なことからハイレベルの内容までこれも様々 ③ 静岡県をはじめ「行政側」からの参加者もありました。④ そして6割強が女性だが男性が4割は多いと判断すべきか?

参加した私のこの講座に対する獲得目標は「NPO会計基準の導入について」だが結論から言えばこの内容はほとんど聞かれませんでした。話された内容は来年辺りから導入に向けての具体的な動きがはじまる。 それに向けての準備がスタートする・・・既に知りえている情報の範囲以内の内容でした。

で興味深い点について ① 行政からの参加者がNPOの理解と協働について真剣に聞いていた事・・・政権交代1つの表れかな? ② やはり「団塊世代層」が動き始めた感がします・・・男性も女性も・・

目を凝らして見渡せば「地域と言うステージ」にヒト・モノ・カネ・情報・組織が徐々に集まりだして色んな活動が少しずつ顕在化してきている様に感じます。私たちが先輩から引き継いだ「静岡の自主福祉運動」もこの動きを的確に捉えて今後の活動に結びつけていかねばなりませんね。受講後に折角と生まれ故郷の沼津に来たのだからと旧友に電話するも応答なし私達の世代も「団塊世代」のお仲間でした・色々と個性にあった「活動」が展開され始めたのでしょうね。自分のこれからの生き方を考えさせられた講座でした。(k)

地区労福協との意見交換会の集約

2010-02-01 | 地域・地区労福協
これまでの意見交換会についてまとめる作業を手がけはじめました。各地区で頻繁にだされた意見を項目別に拾ってみると
1、分りやすい事業の紹介、運動の展開
2、各地区間と対県間との情報交換と運動の連携
3、活動の成功例の共有化、優れた活動の紹介
4、LSC活動の職域への告知と連携
5、福祉運動の必要性に関する啓蒙活動の強化
6、地区労福協の財政課題
などでした。日程が決まった藤枝地区と田方地区の意見交換会を含め、すべての整理して、次年度の活動方針に生かす必要があります。

昨日、法多山に出かけてきました。法多山には行列のできる「運勢占い」があります。8時半頃、参道入り口に50人位の人が並んでいて、はじめは何事かと思いましたが、ハタと気がつきました。占いの順番待ちは圧倒的に若い女性が多かったです。

写真は、その法多山の万両の実。さすがに法多山の万両は大粒で色艶も見事です。(Chu)