こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

労福協活動のあり方について

2013-01-23 | Weblog

今年度、引佐地区労福協・浜北北遠地区労福協・浜松地区労福協の3つの地区労福協が一体化され浜松市労福協として結成され7年目になるが活動や財政について検討していく時期になって来た。何処の地区労福協の活動も、過去の活動を踏襲した活動の繰り返しではないかと思います。「労働者自主福祉運動」の基本に立ち返り顔の見える労働者福祉活動はどうあるべきか?あるべき姿は?と問いかけてみると基本は変わらなくても時代の変化に対応した活動が望まれる事も事実だと思います。そのような事から浜松市労福協として活動・財政検討委員会を立ち上げて議論して来ました。

 

【 背景として 】 

1.浜松市労福協結成時の課題が議論されないまま6年を経過している。 

2.行政の財政難の中で市からの補助金や負担金の減額提案がされている。 

3.労金の利用配当金が未組織勤労者の融資等が地区労福協会員になる事で融資実行されてきたがライフサポートセンター友の会が設立されてからは未組織の人の分が友の会に移行された為に、地区労福協への利用配当金が年々減少になってくる。将来的にはゼロになってしまう。

 上記のような背景から活動・財政検討委員会では、今年度5回に渡る議論を行って来ました。

 

中期的な財政シュミレーションをして今後の活動のあり方について「労働者自主福祉運動の基本スタンス」の基、に

 

<活動・財政の見直し>

【1】各種活動の見直し

1.勤労者政策制度実現事業

2.自主福祉事業

3.余暇事業

4.支援事業

を棚卸して新しい時代にあった事業活動を再構築していく事。

 

【2】執行機関の見直し

1.役員体制ならびに専門委員会の見直し

2.定期総会代議員選出基準の見直し

 

【3】財政基盤の確立に向けた方策

1.支出額の削減

2.余暇事業における受益者負担の見直し

3.浜松市補助金事業の見直し

4.会費の見直し

以上の項目について見直し、答申案にまとめて具現化を図って行く。

 

<今後のスケジュール>

○課題整理と見直しに対する考え方中間答申(三役会・幹事会) 2013年1月29日

○活動・財政の見直し最終答申                     2013年6月(定期総会)

規約改定を含む最終答申結果を最終確認            2014年6月(定期総会)

 

このような事から浜松市労福協の活動や財政が健全で自主福祉運動としてステップアップしていく事になっていけばと思っています。(K)