欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

白銀の世界のうえで

2011-12-28 | poem
見上げると、そこには小さく輝く星のヒカリ・・。
まるでなにかの言葉を放っているかのように、こちらにほほ笑みかけているのです。
どうしたのだろう? あの星とおなじ輝きを放たなければ・・と、そう感じたのです。
冷たい風の吹く中、白銀の雪にうもれたわが家へ帰る途中のことです。

耳をつくような鋭い響き。
手袋の手をそっと耳に寄せて・・。
すると聞こえてくるのです。あの輝きからの言葉が・・。

"永遠の愛。それを感じられるのは心が澄んだ人の胸にだけ・・。
自らが放つヒカリの純度によって星はあなたに共鳴していくのです。
愛のかけらが、やがて、あなたのもとへと降り注がれていき・・。
さぁ、純粋な思いを放ちましょう。この寒々しい大地にしっかりと立って。
やがて星の輝きは希望の実りとなって、あなたの身体に降り注いでくれるから・・。"

白い息をこぼしながら、わたしは空を見上げてました。
星への思いがすこしの時間を得て、共鳴として、多くの流れ星が空を横切っていったのです。
笑みを浮かべているわたしの頭上を。


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