必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

【篤姫レビュー】薩摩燃ゆ

2008-09-28 20:52:49 | 大河ドラマレビュー《篤姫》
「篤姫」がクランクアップを迎えたそうで。

しかし物語はこれからが佳境を迎えるところです。
将軍家茂が上洛!
色々なエピソードをすっ飛ばして、物語が始まって5分で京都に到着!
無地でなによりでした。
京に到着した家茂を慶喜が迎えます。
ここで一つ疑問が。
一橋慶喜が必要以上に曲者扱いされていたこと。
三条・中山を中心とした公家衆は、上からモノを言っているだけなので、こんな扱いでも良いかもしれませんが、一橋慶喜の描き方はオーバー気味ではないでしょうか。
確かに慶喜は後に「二心様」と呼ばれるほど雄藩連合に対抗する為コロコロと持論を変えていきますが、この頃はまだ一心不乱に朝廷と幕府の間を奔走し仲介に務めていたはず。見方によっては慶喜が家茂を上手い事言い包めて朝廷に攘夷実行をクドイほど誓わせている様に思えます。

そして、攘夷決行の日が来ました。
まず長州が下関に停泊していた米艦を砲撃。続いてフランス・オランダの船も砲撃します。この時砲撃された船は単なる商船であり、まともな武器は積んでいませんでした。長州が狂喜したのも束の間、翌月には早速「お礼参り」(死語か?)にやってきた異国船の前に完敗。この事態を重く見た長州は高杉晋作奇兵隊を創設させます。
しかし、砲撃された異国の怒りはまだまだ収まりません。翌年、長州は四国連合艦隊の前に前年以上の大敗を喫することになります。
ここらのシーン、長州の殿様役で中村橋之助や森田剛(上戸彩も一緒に登場するとサプライズ感が増します)、更には上川隆也が登場してくれると面白かったのですが・・・。ちょっと残念。

そして、薩摩では。
生麦事件での賠償金として10万ポンドを支払いましたが、イギリスはこれだけでは満足せずさらに賠償金と実行犯の処刑を求めます。交渉の長期化を狙った薩摩ですが、イギリスの督促の前に交渉は決裂。
事態は薩英戦争へと発展。イギリスの必殺技はアームストロング砲です。なんとこの大砲は薩摩が持っている大砲の4倍もの射程距離を誇っていたとのことです。
これでは勝てるわけがありませんね。薩摩の砲撃はイギリス艦隊には届かず、イギリスが放つ砲撃は薩摩湾岸を滅茶苦茶にし、その威力は鹿児島市街の一部を炎上させるに及びました。
しかし、薩摩がそれでも不幸中の幸いといえたのは、イギリス艦隊が弾薬と食料不足のため横浜に一時退却したこと。
これで、薩摩は攘夷不可能を察知。薩摩藩は藩是を180度転換させ、イギリスと和睦。賠償金を幕府から借りて支払い、イギリスと仲良くなっていきます。

こうして目が醒めた薩摩ですが、この一件が皮肉にも同時期に薩摩と同じく攘夷不可能を悟った幕府最大の敵・長州軍団との距離を縮めていく事になるのでした。


次回、タイトルから考えると8月18日の政変~長州征伐と一気に進む模様。
色々とすっ飛ばしすぎ。

妄想キャスト・最後の自己満足!「醒めた炎」OPクレジットを作成する~最終章~

2008-09-28 14:43:29 | 妄想クレジット決済

以前に「醒めた炎」の妄想キャスティング’2008を行いました。
現在はその総仕上げとして何回かに分けて、妄想キャスティングのOPクレジットを作成しています。OPクレジットの作成というのは妄想キャスティング家としての最後の大仕事だと琉河は考えているわけで。
今回は、いよいよ総仕上げの最終章です。

思い起こせば、当初予定していなかった人物を多く登場させ、その分人件費も多くかかってしまうであろう「醒めた炎」。実現不可能とは分かっていても妄想するのはタダですからね。クレジットを作成していてとても楽しかったです。

クレジットは「功名が辻」のテーマ曲に合わせて作っているつもりです。
前回までのOPクレジットはこちら↓
第1話~第6話
第7話~第12話
第13話~第17話
第18話~第22話
第23話~第27話
第28話~第32話
第33話~第37話
第38話~第42話
第43話~第47話



第48話「怒りの辞職」
・大久保の征台策を岩倉・西郷従道らが支持。征韓論と同様の行為を推し進める大久保に対し、木戸は反対意見を出す
・しかし征台策は話が進んでいき、上奏文が作成される。木戸は署名を拒否。江藤処刑の報が入るのを待って、木戸は参議兼文部卿を辞職
・都督に西郷従道が任命される。一方で出兵費用が予算を上回り、その報告を大隈から聞いた木戸は激怒
・岩倉は木戸の家に居候している青木に木戸辞職の説得をするように依頼。青木は木戸に「一身を潔くする事だけが宰相の道ではない」と継げる。話を聞き終わると木戸は火鉢を持ち上げて放り出した。松子と桂太郎が驚いて部屋に入って来ると「下がっておれ」とだけ言った。そして青木には「君に投げつけたのではない」と涙を浮かべていった
・木戸は宮内省出仕を命ぜられる。
・パークスからの提言で他国に布告もなしに出兵する事のリスクを実感した政府は西郷従道に征討延期の命令をを出すが、彼は拒否して台湾へ出兵
・西郷従道は台湾を占拠。台湾を自国の一部と考えていた清帝国は日本に撤退を迫る。大久保は清が賠償金を払うなら撤収するという案を出す。
・清との開戦論に長州閥の山県は反対、山田、鳥尾、三浦は反対の上に辞職
・大久保は長州閥を懐柔する為、山県を参議に据える。
・大久保は清に渡り交渉に臨み、清に賠償金を払わせる事を了解させる。大久保の帰国は凱旋将軍の様であった
・一方、山口士族の同姓が気になった木戸は休暇願いを出して山口へ帰る。彼は山口県士族の協同会社と授産局を発足させ、責任者となる

福山雅治(木戸孝允)

新垣結衣(松子)

佐藤隆太(伊藤博文)
柏原崇(井上馨)
要潤(山県有朋)
水嶋ヒロ(山田顕義)
山本裕典(三浦梧楼)
細田よしひこ(鳥尾小弥太)・田中圭(品川弥二郎)
明石亮太朗(乃木希典)・冨田翔(三好軍太郎)
阿部薫(野村靖)・三浦涼介(桂太郎)

蒼井優(治子)  ←馬の絵が現れる
阿部サダヲ(三条実美)
加藤ローサ(伊藤梅子)
西田尚美(静子)
鈴木浩介(佐々木男也)・池田鉄洋(奥平数馬)

上地雄輔(西郷従道)
保坂尚希(川路利良)
柳浩太郎(青木周蔵)
沢向要士(寺島宗則)・滝川英治(河野敏鎌)


中島美嘉(奥原晴湖) ←曲調が変わるところ

渡部篤郎(江藤新平)

堀江慶(黒田清隆)・松尾政寿(大山巌)
その他大勢

中村獅童(大隈重信)

柄本明(岩倉具視)

中井貴一(大久保利通)

・渡部退場。思ったより出番が少なかったです。
・中村獅童のトメグループ入りは最終回に向けて特別枠を空けておく必要があったからです。


第49話「大阪会議」
・大久保は清から帰国した翌日に伊藤の邸宅を訪れ、木戸を政府に呼び寄せたいと告げる
・伊藤は下関で木戸と会い、帰京を促す。木戸がこの時、伊藤に話した構想は司法・行政の二権の分離と元老院創設であった。その後木戸は山口を発つ
・神戸にて大久保と会見。木戸の案に大久保は半ば反対しながらも仲介を務めた伊藤には了解と告げる
・大阪会議が開かれ木戸、大久保、伊藤、井上、板垣が2ヶ月に渡り、会合。木戸は元老院議官に三浦・鳥尾・井上・陸奥を推薦。
・木戸は会議終了後、地方官会議議長に就任。木戸の推薦により板垣が入閣
・板垣は島津久光と手を組み、参議と諸省を切り離す内閣分離案を提案。しかしこれは板垣派による政府乗っ取り策であった
・板垣の案は現時点では現実性がなく政府内は混乱。木戸は板垣を復職させたのは間違いであったと誤りを認め、大久保に辞意を表明
・そんな時、日本の戦艦が江華島で朝鮮軍と交戦したという急報が届く

福山雅治(木戸孝允)

新垣結衣(松子)

佐藤隆太(伊藤博文)
柏原崇(井上馨)
要潤(山県有朋)
水嶋ヒロ(山田顕義)
山本裕典(三浦梧楼)
細田よしひこ(鳥尾小弥太)・田中圭(品川弥二郎)
明石亮太朗(乃木希典)・冨田翔(三好軍太郎)
阿部薫(野村靖)・三浦涼介(桂太郎)

阿部サダヲ(三条実美)  ←馬の絵が現れる
加藤ローサ(伊藤梅子)
小泉孝太郎(福地源一郎)
福士誠治(新島襄)
沢向要士(寺島宗則)・滝川英治(河野敏鎌)

生瀬勝久(板垣退助)
保坂尚希(川路利良)
石橋蓮司(島津久光)
西村雅彦(福沢諭吉)
中田ヤスタカ(東久世通禧)・いしかわじゅん(神田孝平)


中島美嘉(奥原晴湖) ←曲調が変わるところ

堀江慶(黒田清隆)・松尾政寿(大山巌)
その他大勢

中村獅童(大隈重信)

柄本明(岩倉具視)

中井貴一(大久保利通)

・明治最大の文化人、福沢役で西村雅彦が初登場。これで当初予定していた配役は全て出演させる事が出来ました。
・ポリリズムで一躍有名になった中田ヤスタカとマンガ夜話で文句ばかり言う、いしかわじゅんがゲスト出演。
・生瀬、石橋再登場。久光は最後まで厄介者扱いです。


第50話「内閣顧問」
・江華島事件を聞いた木戸は辞任をひとまず撤回。その頃、板垣と久光の政府乗っ取り計画は呆気なく挫折し、2人は辞任。(久光は当時、左大臣の職に就いていた)
・木戸は政府側からは民権派を政府に入れたことを批難され、板垣・島津派からは裏切り者として批難され、両側から避難の家中に立たされることになった
・木戸の現状を見た福沢と井上が彼に辞職を勧める。木戸は厚情に感謝しつつも、まだやるべき事があると断言し朝鮮使節を望む
・しかし脳病発症し、歩行困難となる。朝鮮に向う望みも断たれ、木戸は参議辞職は許されたものの、内閣顧問として政府内に留め置かれることになった
・木戸の頭には隠棲しかなかった。その頃、妹の治子が亡くなったとの報せが届く。ショックのあまり木戸の病状は更に悪化した
・朝鮮の一件は黒田によって解決され、日本は朝鮮を開国させる事に成功
・木戸は政府において自分の役目は終わったと考え、松子と一緒に洋行を考える。井上、福沢、奥原も賛成。
・しかし木戸の願いは受理されず、宮内省出仕を命ぜられる
・同じ頃、政府を去っていた前原が萩にて蜂起した

福山雅治(木戸孝允)

新垣結衣(松子)

佐藤隆太(伊藤博文)
柏原崇(井上馨)
要潤(山県有朋)
水嶋ヒロ(山田顕義)
松岡俊介(前原一誠)
山本裕典(三浦梧楼)
細田よしひこ(鳥尾小弥太)・田中圭(品川弥二郎)
明石亮太朗(乃木希典)・冨田翔(三好軍太郎)
阿部薫(野村靖)・三浦涼介(桂太郎)

蒼井優(治子)  ←馬の絵が現れる
阿部サダヲ(三条実美)
加藤ローサ(伊藤梅子)
西田尚美(静子)
沢向要士(寺島宗則)・滝川英治(河野敏鎌)

小泉孝太郎(福地源一郎)
福士誠治(新島襄)
西村雅彦(福沢諭吉)

生瀬勝久(板垣退助)
東幹久(大木喬任)
保坂尚希(川路利良)
石橋蓮司(島津久光)
田中哲司(佐々木高行)・渡部豪太(玉木正誼)


中島美嘉(奥原晴湖) ←曲調が変わるところ

堀江慶(黒田清隆)・松尾政寿(大山巌)
その他大勢

中村獅童(大隈重信)

柄本明(岩倉具視)

中井貴一(大久保利通)

・蒼井優、西田尚美の両名、今回で退場。
・生瀬、石橋もようやく退場。


第51話「西南戦争」
・前原の蜂起は神風連の乱と連動したものであった。乃木らの活躍により、神風連の乱は終結
・前原は佐々木らに応援を頼む。佐々木と奥平は木戸に義理立てし、加担を拒否
・木戸は自分を山口に派遣して欲しいと頼むが、その時にはすでに乱は鎮圧されていた。これにより前原は処刑。また玉木文之進も養子の正誼が乱に加担していた事の責任を感じ切腹する
・木戸は地租改正緩和、地税の減額を建言し、全面的に通る。これを機会に木戸参議復職の機運が政府内で強まり、伊藤が説得に当たるも木戸は体調を理由に固辞。彼は胸背部に激痛を感じていた。彼はリュウマチスを思い込んでいたが、実際は胃癌であったという
・福岡から西郷が設立した私学校が政府軍の弾薬庫を襲ったとの電報が入る。木戸は大久保に何故今まで鹿児島を放置していたのかと批難
・大久保は後ろめたいとこもあり、木戸に後押しされるように鹿児島県令の大山を呼び寄せ私学校派を鹿児島から追放せよと迫る。大山は大久保の命令を拒否。
・大久保は川路と図り中原らを鹿児島に派遣。しかし、この一件で西郷を中心に私学校は一斉蜂起。西南戦争の始まりであった
・木戸は大久保と会談を重ね、自ら鹿児島行きを決意。しかし、木戸の派遣は差し止められ、大久保の鹿児島派遣も却下された
・木戸は西南戦争を重大事件と実感しており、政府内に留まり、閣議にも出席していた。彼は私学校の反乱は鹿児島の「正常化」の好機だと考えていた

福山雅治(木戸孝允)

新垣結衣(松子)

佐藤隆太(伊藤博文)
柏原崇(井上馨)
要潤(山県有朋)
水嶋ヒロ(山田顕義)
松岡俊介(前原一誠)
山本裕典(三浦梧楼)
細田よしひこ(鳥尾小弥太)・田中圭(品川弥二郎)
明石亮太朗(乃木希典)・冨田翔(三好軍太郎)
阿部薫(野村靖)・三浦涼介(桂太郎)

阿部サダヲ(三条実美)  ←馬の絵が現れる
加藤ローサ(伊藤梅子)
小泉孝太郎(福地源一郎)
鈴木浩介(佐々木男也)・池田鉄洋(奥平数馬)
沢向要士(寺島宗則)・渡部豪太(玉木正誼)

夏八木勲(玉木文之進)
神木隆之介(伊東巳代治)
永島敏行(大山綱良)

東幹久(大木喬任)
保坂尚希(川路利良)
上地雄輔(西郷従道)
光石研(村田新八)・村上淳(桐野利秋)


中島美嘉(奥原晴湖) ←曲調が変わるところ

田中哲司(佐々木高行)・堀江慶(黒田清隆)
松尾政寿(大山巌)・渡洋史(中原尚雄)
その他大勢

中村獅童(大隈重信)

柄本明(岩倉具視)

中井貴一(大久保利通)

松平健(西郷隆盛)

・第10話で退場したはずの夏八木勲演じる玉木文之進が再登場していきなり切腹。
・忘れた頃に再登場した前原役の松岡も今回で退場。
・伊藤博文軍団の最古参・伊藤巳代治役で神木、西南戦争のキーパーソンとして大山役の永島がゲスト出演。「醒めた炎」最後のサプライズゲストです。


第52話「白雲を望む」
・西郷軍は熊本城を包囲するも、政府軍の応援により撤退。田原坂で激戦となる
・反大久保、反政府派は木戸の取り込みを図るも木戸は相手にしなかった。木戸は大久保とどんなにそりが合わなくても、政府が危機に直面すれば必ず彼と協力しているのだ
・伊藤、大久保とともに征討事務取扱に就いていた木戸は、大阪の内閣行署(出張所)と京都の行在所を往復して激務に耐えていたが、4月下旬には病状が悪化。
・木戸は病床で高杉、松陰、周布らと過ごした日々を思い起こしていた。しかし、うなされる事も多く「西郷、もう大抵にせんか」と叫ぶ事もあった
・松子は5月6日に木戸ががいる京都へ向う。木戸は見舞い客に「早く白雲に乗じて去りたい」と呟いていた
・5月26日午前6時、木戸孝允逝去。享年45
・政府内の長州閥を中心とした木戸派だけでなく、奥原、福地ら木戸を支持する文化人も木戸の死を悼んだ
・間もなく、西南戦争が終結。西郷隆盛は自決。翌年、大久保も紀尾井坂にて暗殺される
・木戸の死から9年後、松子は病に臥せっていた。病床にいた松子は、枕元に立つ木戸の姿を見る。驚いて起き上がり、しばらく姿を見つめていたが、やがて松子は木戸に話しかける
・「政府の将来に携わる事が出来なくなったのは無念でございましょう。しかし今は・・・」、そこまで話すと木戸は微笑んだ。この時、明治政府は内閣制度を実施させ、伊藤博文が初代内閣総理大臣となっていた
・さらに松子は木戸に語りかける。「私はあなたとは一緒の墓には入りません。いつも隣で貴方を支え続けたいのです」。木戸は一回だけ頷くと、その姿は見えなくなった。彼女は胸に手を当て静かに頷いた
・松子の脳裏にはかつて「桂小五郎」として奔走していた時の木戸の姿が浮かび上がっていた

福山雅治(木戸孝允)

新垣結衣(松子)

佐藤隆太(伊藤博文)
柏原崇(井上馨)
要潤(山県有朋)
水嶋ヒロ(山田顕義)
山本裕典(三浦梧楼)
細田よしひこ(鳥尾小弥太)・田中圭(品川弥二郎)
明石亮太朗(乃木希典)・冨田翔(三好軍太郎)
阿部薫(野村靖)・三浦涼介(桂太郎)

阿部サダヲ(三条実美)  ←馬の絵が現れる
加藤ローサ(伊藤梅子)
小泉孝太郎(福地源一郎)
福士誠治(新島襄)
鈴木浩介(佐々木男也)・池田鉄洋(奥平数馬)

西村雅彦(福沢諭吉)
神木隆之介(伊東巳代治)
永島敏行(大山綱良)

東幹久(大木喬任)
保坂尚希(川路利良)
上地雄輔(西郷従道)
光石研(村田新八)・村上淳(桐野利秋)


中島美嘉(奥原晴湖) ←曲調が変わるところ

豊川悦司(吉田松陰)
松田龍平(高杉晋作)
北大路欣也(周布政之助)

田中哲司(佐々木高行)・徳山秀典(谷干城)
堀江慶(黒田清隆)・松尾政寿(大山巌)
その他大勢

中村獅童(大隈重信)

柄本明(岩倉具視)

中井貴一(大久保利通)

松平健(西郷隆盛)

・木戸の夢の中で登場する豊川、松田、北大路は回想に近い新撮りなので特別枠に隙間無しの配置。
・大概、大河ドラマでは最終回近くなると途端に登場人物が少なくなり、クレジットも寂しくなるものですが、そんな事態が起こらぬ様に趣向を凝らしたつもりです。



というわけで、全52話全て終了いたしました。
この企画自体まさしく自己満足の極みであり、ご覧になっていただく方には全く配慮していない作りとなっていました。そんな分かり難い企画でも励ましのコメントを下さった方がいました。お付き合い頂き、本当に感謝しております。

幕末~明治という時代は非常に混沌としていて、数多の傑物が全国規模で入り乱れていた時代です。クレジットを作成するだけでも今の琉河だけの知識だけでは足りず、いろいろな資料を基に作成しました。
最後に。
願わくば、「醒めた炎」の大河ドラマ化実現が成就されん事を


海野つなみ「後宮」~とはずがたり~をキャスティング

2008-09-24 21:45:58 | 歴史ドラマ妄想キャスト

今回は海野つなみ先生の「後宮」を妄想キャスティングしてみました。

後宮海野解釈版とはずがたり」です。内容は作者の大胆な解釈と史実との整合性(おそらく増鏡と突き合わせを行っている)、また原作とエピソードの順番を替える事によって生まれる物語の緩急さで満ち溢れています。そして不気味な変態が数多く登場する原作の異様さを大胆にも哀愁漂う恋焦がれる仕様に仕立てたのもお見事としか言い様がありません。
というわけで、これは妄想キャスティングせざるを得ない、思い立った次第で。

それから何と言っても海野先生の絵のタッチ!
もし「後宮」を桜沢エリカ・山本直樹・おかざき真里が描いていたら生々しくなっていしまうシーンも、海野先生の手に掛かれば、あら不思議。
ちっともイヤらしくないのです!
これは「とはずがたり」を語る上では快挙です。お子様の情操教育に是非とも、この「後宮」をお使いになられることをお勧めします。

では、興味のある方もない方もどうぞ。

≪登場人物≫
二条【吾子】(1258~?):香里奈 〈母・大納言典侍と二役〉
西園寺実兼【雪の曙】(1249~1322):玉木宏
   *
後深草院(1243~1304):谷原章介
性助法親王【有明の月】(1247~1282):堺雅人
鷹司兼平【近衛大殿】(1228~1294):西岡徳馬
   *
久我雅忠<二条の父>(1228~1272):小日向文世
四条隆顕<二条の叔父>(1243~?):筒井道隆
桂<二条に仕える・後宮オリジナル人物>(1256~?):吉瀬美智子
さくや<二条に仕える・後宮オリジナル人物>(1262~?):大後寿々花
   *
西園寺実氏(1194~1269):清水綋治
御匣殿・三条房子?<後深草院・女房>(?~1272):伊藤裕子
西の御方<後深草院・女房>(?~?):佐伯日菜子
別当殿<後深草院・女房>(?~?):国分佐智子
真願房(?~?):三條美紀
久我雅顕(?~?):池田鉄洋
中納言美濃<公子付女房>(?~?):宮路雅子
真清水(?~?):久保田磨希
北条時輔(六波羅北方探題)(1248~1272):KEIGO(ELOW)
赤橋義宗(六波羅南方探題)(1253~1277):半田健人
藤原仲光(?~?):IKKOさん
藤原仲綱(?~?):片桐竜次
中院通頼(1241~1312):岸本祐二
二条師忠(傅の大臣)(1254~1341):忍成修吾
隆遍僧正(?~?):篠井英介
小栗丸<後宮オリジナル人物>(1263~?):前田公輝
中御門経任(1233~1297):森田順平
四条隆良(?~1296):佐伯俊
西園寺公衡(1264~1315):石田卓也
伏見帝(1267~1324):小林三起(子役)→濱田岳
西園寺鏱子(1271~1342):大政絢
   *
   *
亀山院<後深草院の弟>(1249~1305):松岡充
東の御方・洞院愔子<後深草院・女房>(1246~1329):酒井美紀
遊義門院<後深草院・皇女>(1270~1307):福原遥(子役)→戸田恵梨香
伊予殿(?~?):渡辺えり
扇の女(?~?):能瀬あんな
宗尊親王(1242~1274):吹越満
平頼綱(?~1294):寺島進
後宇多帝(1265~1317):清水優哉(子役)→市原隼人
北畠(万里小路)師親(1241~1315):田辺誠一
楊梅兼行(1254~?):水嶋ヒロ
洞院実雄(1219~1273):細川俊之
堀川基具(1232~1397):伊武雅刀
   *
子内親王(前斎宮)(1249~1284):仲間由紀恵(特別出演)
今参り(?~?):松阪慶子(特別出演)
飯沼資宗(1267~1293):桜井翔(特別出演)
北山准后(1196~1302):森光子(特別出演)
四条隆親(1202~1279):仲代達矢(特別出演)
   *
   *
後嵯峨法皇<後深草・亀山の父>(1220~1272):緒形拳
北条時宗(1251~1284):内野聖陽
京極殿<二条の叔母>(?~?):池上季実子
二条資季(1207~1289):伊東四朗
三条の尼上(?~?):草笛光子
東二条院<後深草院・中宮>(1232~1304):黒木瞳
大宮院<後深草・亀山の生母>(1225~1292):浅丘ルリ子


どうでしょうか。
主役は海野先生の画には合いませんが、香里奈さんをキャスティング。
相手役である二条と相思相愛でありながら、遂には結婚する事が出来なかった有能政治家・実兼役には玉木さんを持ってきました。
二条と関係を持ってしまう3人、サド後深草院には谷原さん、粘着法親王に堺さん、変態大臣には西岡さんをそれぞれキャスティング。
そして後深草と対立し南北朝分裂契機のキーパーソン弟帝・亀山には松岡さんを、両帝の母に浅丘ルリ子さんを脇として当てました。浅丘さんの起用は緒形拳さんよりも格上扱いされそうな女優という理由で選びました。
特に堺さんは見物です。あの爽やかで飄々としたイメージをどこまで崩せるかが期待大です。谷原さんはそのまま地で演技していただければOKでしょう。

物語の内容が内容なだけに作者・二条はかなりぼやかしています。今回、久々に登場人物に生没年を入れましたが、理由は時代の流れを掴んで、なるべく実年齢に沿ったキャスティングを行う為です。

というわけで海野先生に見習って長い長い後書きを書いてみました。
個人的に海野先生には「回転銀河」が一段落着いたら、次は「平家物語」に挑戦していただきたいところです。


【篤姫レビュー】姑の心嫁の心

2008-09-21 20:48:39 | 大河ドラマレビュー《篤姫》
長州の巨魁・桂小五郎と草莽志士の俊才・久坂玄瑞が“物凄く地味”に初登場!
登場の仕方が地味な上に、演じてる人が誰だか分からない(テロップが出なければ、どちらが桂か久坂か判断がつかない)。
小林勝也、木村元、藤木孝をどうでもいい役でゲストとして引っ張ってこれるのなら幕末ではキーパーソンとなる長州勢にも、そこそこ知名度の高い役者さんをゲストとして引っ張ってこれるでしょうに!
こんな配役、スズキジュンペイさんのファン以外、誰が喜ぶの?
NHKよ、もう大抵にせんか!

で、本題。
岩倉具視が和宮降嫁の一件で誤解から「佐幕派」の烙印を押され、京を追われてしまいました。
猫の立てた物音にビックリする鶴太郎さん。なかなかグッジョブな演技でした。何気に今回一番オイシイところを持ってったのは鶴太郎さんではなかろうか。
そして物事がトントン拍子で運び、攘夷決行のため家茂の上洛が決定。

大奥では。
滝山に対する天璋院のタヌキっぷりがお見事でした!
しかも二面性のあるタヌキなはずなのに、何故か嫌味が無くプリティな天璋院。これを若村麻由美さんがやっていたら、胡散臭すぎてどうしようもない事になっていたと思います。

榎木孝明!まだいたのか。
沢村一樹さんと一緒にフェイドアウトしたと思っていたので、本当に驚きました。
しかも榎木さんらしからぬ、能天気なまでの元気ッぷり。こんなに陽気な榎木さんは久々に見たような気がしました「トリビアの泉」で直江兼続を演じてた頃が懐かしいです

坂本龍馬が久々に登場。
例のエピソードで勝麟太郎(義邦)に弟子入りした龍馬。
ここで思ったのですが、玉木宏さんを千秋様キャラで桂小五郎にして、TBSドラマ「歌姫」で土佐弁がハマッっていた長瀬智也さん坂本龍馬役にしたらとても似合いそうですが。
あ、ついでに腹に一物も二物も抱えてそうな松田翔太さんを慶喜役に、小池徹平さんとかソレ系の役者さんを家茂役に持ってきたら似合うと思います。
ん?そうか、事務所がらみで無理ですか。失礼いたしました。

そして、遂に家茂上洛の日が!
清河八郎護衛団も出てこなければ、無血開城でキーパーソンとなる山岡鉄太郎も出てこない模様。ちょっと物足りないような気がします。
姑と嫁の溝は埋めようがない、とナレーションが入っていかにも大事件のように扱っていましたが、幕府と朝廷の溝の方がよっぽど深くて埋めようが無いことは言うまでもありませんね。
でもこのドラマ的には天璋院と和宮の方が大問題。タイトルが「篤姫」なので、それが優先される分かります。この展開の方が「分かりやすくて、視聴率が取れる」というスタッフの事情も分かります。
このジレンマはどうしたものか。


次回、薩英戦争。
タイトルはストレートに「薩英戦争」でいいじゃないか。
「薩摩燃ゆ」みたいな分かり易そうで分かり難いタイトルにするならば今回のタイトルも、いっそ「君に届け」にしとけばいいのに。漫画ファンも取り込めるかもよ。

妄想キャスト・最後の自己満足!「醒めた炎」OPクレジットを作成する~第9章~

2008-09-15 22:19:27 | 妄想クレジット決済

以前に「醒めた炎」の妄想キャスティング’2008を行いました。
現在はその総仕上げとして何回かに分けて、妄想キャスティングのOPクレジットを作成しています。OPクレジットの作成というのは妄想キャスティング家としての最後の大仕事だと琉河は考えているわけで。
今回は、その第9弾です。

今回47話までのクレジットを作成しましたが、本来ならば49話ぐらいで最終回です。本当は全52話でも足りないぐらいなのですが・・・。改めて「翔ぶが如く」の編集能力の素晴らしさを感じました。

クレジットは「功名が辻」のテーマ曲に合わせて作っているつもりです。
前回までのOPクレジットはこちら↓
第1話~第6話
第7話~第12話
第13話~第17話
第18話~第22話
第23話~第27話
第28話~第32話
第33話~第37話
第38話~第42話


第43話「廃藩置県」
・薩摩を訪問した岩倉と大久保は西郷隆盛を上京させることに成功。病気中の久光にも治り次第、上京する約束を取り付ける
・その頃、広沢が自宅にて暗殺される。享年・39
・山口にて木戸は西郷・大久保・岩倉と合流。廃藩を確固たるものにする為に、このまま土佐に向かうことが決定。土佐では山内容堂が酒浸りの生活を送っており、政務は板垣に任されていた。板垣は廃藩置県案を快諾
・帰途の途中で立ち寄った神戸にて、木戸は広沢が暗殺された事を知らされる。木戸は「自分の身代わりとなって死んだ」と嘆き、犯人検挙に務めると同時に自分の政治信念を貫き通す事を亡き広沢に誓う
・薩長土より親兵を編成することが決定。木戸は再び山口に向かい、毛利敬親と対面。ところが、毛利敬親は間もなく逝去。木戸は自分の利権を捨ててまで新政府に尽そうとした敬親に哀悼の意を示した
・政府は木戸に帰京を命じるが、彼は「薩摩の動きが気になる」として山口から動こうとはしなかった
・そんな中、西郷は木戸一人を参議に残して現参議は諸省に下る案を出した。山県・井上、さらには木戸派となった板垣もこの案に賛成。しかし、大隈と木戸本人が反対。木戸は再び大久保派がやがて離反し、政府分裂を木戸一人の責任を負わせるであろうと危惧していた
・西郷は、長州閥の木戸が政府の舵取りをすれば島津久光に対して面目が立つと考えていた。薩摩にいて、木戸と大久保の対立事情を知らなかった西郷は、当の大久保に相談。大久保は西郷と木戸の連立内閣案を出す。西郷は久光を捨てる覚悟を決め、この案に賛成
・大隈は木戸の独裁体制が消えたことで、今度は木戸を参議に推す側に回り、木戸も快諾。彼は条件として大隈を参議就任を出した
・とりあえず、西郷・木戸の連立内閣が発足。木戸は早速、知藩事を東京に召集し廃藩を命じる案を出す。木戸案が通り、7月14日廃藩置県の詔が発布
・その後、木戸の出した条件どおり大隈が参議就任。また、西郷の提案により土佐閥の板垣も参議に就任することが決定。ここに薩長土肥一人ずつの共和制的な参議内閣制が確立される
・7月末には新官制が発表され、三条実美が太政大臣に岩倉が右大臣に就任。これにより、理由も無く政府内に留まっていた堂上公家が一掃された。
・廃藩置県もほぼ抵抗無く、行われた。これは前もって設立してあった薩長土御親兵の威圧が功を奏していた
・木戸派による西洋化政策として斬髪・廃刀許可令が出される。これには思いのほか反発が大きかったが、木戸を支持する奥原晴湖は進んで断髪した

福山雅治(木戸孝允)

新垣結衣(松子)

佐藤隆太(伊藤俊輔)
柏原崇(井上聞多)
要潤(山県狂介)
水嶋ヒロ(山田市之丞)
松岡俊介(前原一誠)・山本裕典(三浦梧楼)
細田よしひこ(鳥尾小弥太)・阿部薫(野村靖)

谷原章介(広沢真臣)  ←馬の絵が現れる
阿部サダヲ(三条実美)
加藤ローサ(伊藤梅子)
鈴木浩介(佐々木男也)・池田鉄洋(奥平数馬)・岡本光太郎(毛利元徳)

萩原流行(山内容堂)
石橋蓮司(島津久光)

生瀬勝久(板垣退助)
勝野洋(副島種臣)
上地雄輔(西郷従道)
光石研(村田新八)・村上淳(桐野利秋)
松尾政寿(大山巌)・堀江慶(黒田清隆)


中島美嘉(奥原晴湖) ←曲調が変わるところ

中村獅童(大隈重信)

田中哲司(佐々木高行)・小山田サユリ(福井かね)
その他大勢

近藤正臣(毛利敬親)

柄本明(岩倉具視)

中井貴一(大久保利通)

松平健(西郷隆盛)

・谷原章介、近藤正臣、萩原流行退場。近藤正臣は何気に全てトメグループにクレジットされていました。初期からレギュラー出演していた谷原退場により、中間グループが寂しくなります。


第44話「遺欧使節団」
・大隈が遺欧使節を提案。三条・岩倉は賛成。岩倉が全権大使となる。その後、派閥間でのやり取りにより大久保・木戸が副使になることが決定。木戸は西洋文化に明るい伊藤を副使に推す
・参議、西郷・大隈・板垣を除いて、政府の要人がほとんど使節団に加わるという大規模なものとなった
・最初の訪問国アメリカで伊藤は英語でスピーチを行う。これは米国側に大歓迎され、伊藤は調子に乗り始める
・遺欧使節の目的である条約改正の場に伊藤は米国駐在小弁務使・森有禮を同席させる事を提案。交渉の場でアメリカの国務長官・フィッシュは天皇の委任状が無いと話が出来ないと言う。大久保と伊藤は慌てて帰国
・その間、岩倉と木戸はやることがないので、ワシントン見物をしたりして過ごしていた。この間、木戸と松子の間で書状がいくつかやり取りされる
・木戸は教育制度の調査を手伝うことになった新島と会い、彼の教育論に関心を持つ。以来、新島との親交は続くことになる
・森は独断でフィッシュと交渉。そこで初めて彼は「最恵国条項」の存在に気付く。これは条約改正の足枷であり、交渉の場で雄弁を奮った森からすれば、自分の失敗を認めることとなるので黙っていた
・やがて事が露見。岩倉は森を叱責。木戸は自ら推し進めてきた西洋化政策に自信を無くす。また、外交官でありながら日本を貶める言動が多い森に木戸は不信感を募らせており、そんな森に同調して西洋かぶれ化する伊藤に対して危惧を覚える
・結局のところ、条約改正はヨーロッパ諸国に漁夫の利を与えるだけであることが分かり打ち切りとなった。大久保・伊藤がワシントンに帰着し、正式に打ち切りが決まる
・その後、一行はイギリスへと向った。木戸はベルリンにいた青木と品川を呼び寄せ、伊藤の代わりに相談役とした
・木戸は青木に森「日本キリスト教国化」について問うたところ、青木は「今の日本ではヨーロッパ諸国の前例から判断して逆効果です」と返答
・木戸は青木が説明している間に部屋にやって来た伊藤に「君はただ軽率な政治家と宣教師に誑かされたに過ぎない。これに動かされ軽挙妄動に走るとは何事か。君の言う事は信用出来ない」と叱り飛ばした。あまりの木戸の怒声に伊藤以下、全員沈黙

福山雅治(木戸孝允)

新垣結衣(松子)

佐藤隆太(伊藤博文)
柏原崇(井上馨)
要潤(山県有朋)
水嶋ヒロ(山田顕義)
山本裕典(三浦梧楼)
阿部薫(野村靖)・田中圭(品川弥二郎)

阿部サダヲ(三条実美)  ←馬の絵が現れる
加藤ローサ(伊藤梅子)
小泉孝太郎(福地源一郎)
柳浩太郎(青木周蔵)・泉見洋平(河北義次郎)

生瀬勝久(板垣退助)
東幹久(大木喬任)
勝野洋(副島種臣)

劇団ひとり(森有禮)
福士誠治(新島襄)
光石研(村田新八)・上地雄輔(西郷従道)


中島美嘉(奥原晴湖) ←曲調が変わるところ

中村獅童(大隈重信)

田中哲司(佐々木高行)・芦川誠(山口尚芳)
武智健二(何禮之)・加瀬尊朗(田辺太一)
その他大勢

柄本明(岩倉具視)

中井貴一(大久保利通)

松平健(西郷隆盛)

・劇団ひとりがゲスト出演。新島役の福士誠治はもう少し出番があります。


第45話「後継者の憂鬱」
・伊藤と木戸の仲を心配した青木と品川は伊藤に対して調停役を申し出るが、伊藤は断る。木戸とは付き合いが長いだけに後輩の前で頭を下げる事は彼にとって耐えられなかった
・この状況を傍観していた大久保は伊藤と接近。2人の仲は急速に縮まる
・その頃、日本では山県が徴兵制を提案。西郷も山県を支持。しかし、山県は「山城屋事件」を起こし近衛都督を辞任
・徴兵制案報告の為に薩摩を訪問した西郷に対し、久光は自分が鹿児島県令となると言い出す。西郷は聞き流し帰京したが、その後久光は西郷と大久保が薩摩に戻らなければ、自分は上京しないと言い放つ。この問題は政府によって押さえ込まれる
・久光を封じた一件もあり、政府内では薩摩閥が力を持ち始めていた。山県の跡を受けて、西郷が陸軍元帥に任じられた。間もなく「徴兵令」が発布
・山県は西郷の勧めで陸軍大輔となるも、司法卿となった江藤に事件を追及され辞任。また江藤は「尾去沢銅山事件」の責任を井上に追及し始める
・そのタイミングで台湾に漂流した船員が虐殺されたという情報は政府に入る。琉球を支配してきた薩摩派は台湾征討を主張し始める。薩摩閥に政府を乗っ取られたと感じた三条は大久保と木戸に帰国を命じる
・江藤、大木、後藤が参議に任じられる。井上は泣く泣く大蔵大輔を辞任
・5月末、大久保が帰国。大久保が新参議に留守の間に人事を勝手に変更した事について問いただそうとするも、江藤が長州閥の堕落を述べ、さらに使節団の無能さを指摘。大久保は黙り込んだが、江藤と大久保の対立はここから始まった
・大久保より2ヶ月遅れて、木戸が帰国。井上、山県の失脚の様子を聞いた木戸は長州閥の失態を嘆く
・木戸は間もなく征韓論が既成事実化している事を三条から聞かされる。自分から言い出したこととはいえ、欧米諸国を見てまずは内治優先を優先すべきだと考え始めていた木戸は反対に回る

福山雅治(木戸孝允)

新垣結衣(松子)

佐藤隆太(伊藤博文)
柏原崇(井上馨)
要潤(山県有朋)
水嶋ヒロ(山田顕義)
山本裕典(三浦梧楼)
阿部薫(野村靖)・田中圭(品川弥二郎)

阿部サダヲ(三条実美)  ←馬の絵が現れる
加藤ローサ(伊藤梅子)
小泉孝太郎(福地源一郎)
柳浩太郎(青木周蔵)・高杉瑞穂(渋沢栄一)

生瀬勝久(板垣退助)
東幹久(大木喬任)
勝野洋(副島種臣)

石橋蓮司(島津久光)
寺島進(山城屋和助)
光石研(村田新八)・上地雄輔(西郷従道)
荒川良々(後藤象二郎)・村上淳(桐野利秋)


中村獅童(大隈重信) ←曲調が変わるところ

渡部篤郎(江藤新平)

田中哲司(佐々木高行)・夏夕介(村井茂兵衛)
松尾政寿(大山巌)・堀江慶(黒田清隆)
武智健二(何禮之)・加瀬尊朗(田辺太一)・芦川誠(山口尚芳)
その他大勢

柄本明(岩倉具視)

中井貴一(大久保利通)

松平健(西郷隆盛)

・寺島進がゲスト出演。特別枠にはならず。


第46話「征韓論」
・木戸が九段坂で馬車から転落。この時の怪我で左足が麻痺。
・自分が表舞台では満足に働く事が出来ないと感じた木戸は伊藤を呼び寄せ、今後政府はどうするべきか、と尋ねる。伊藤は国内の整備が先と返答。このやり取りで、木戸と伊藤の仲は一気に修復された
・伊藤は自ら木戸の手足となって働く事を彼の前で告げる。木戸は早速、伊藤に岩倉と大久保へ「征韓論反対」の意を伝えることを依頼。薩摩閥では黒田が伊藤に協力
・この頃、土佐の陸奥が木戸を訪ね、征韓論反対の意を告げる。陸奥は井上の政策を支持しており、井上失脚後は木戸に相談を持ちかけていた。
・伊藤からの報告で大久保と岩倉も征韓論を反対している事を知る。そして三条が大久保を参議に就任させ、木戸・大久保内閣を考えている事も知る。木戸は大久保の参議就任に賛成
・ところが大久保は参議就任を拒否。長州閥が一掃された今、敵は江藤のみであった。わざわざ参議に就任して薩摩閥の希望の星・西郷と対決する意味が無かった。しかし、江藤が西郷を担ぎ、事実上、肥前内閣を画策している事を感じ取った大久保は参議就任を決意
・一方、西郷は岩倉が帰国して1ヶ月以上も立つのに征韓論が閣議に上らないことへの不満を三条・岩倉へぶつける。三条・岩倉はこれ以上、無視することは出来ないと考え閣議にかけられることになった
・閣議の参議メンバーは木戸・大久保・板垣・大隈・後藤・大木・江藤・副島の9名。
・閣議は何日にも渡り、途中で大久保・大隈・大木の征韓論反対論者が登閣しない事態も起き、やがて木戸も含め参議を辞任。そんな最中、三条が心労から倒れ意識不明となる。岩倉が代理を務める事になった
・大久保は宮内小輔の吉井を通じて明治帝を動かす事を考える。一方、岩倉は征韓論者に囲まれ閣議を再開し、征韓論実行の決議を迫られる。岩倉は閣議を開く事を決定。伊藤は泣く泣く木戸に報告。閣議が開かれれば、参議は征韓論賛成者だけとなり征韓論が実行される事が明らかであった
・その時、大久保の策略が功を奏し、明治帝の岩倉帝臨幸が実現。これにより岩倉の意見=征韓論反対が勅命となり、征韓論は却下された
・その報告を受けた木戸はホッとするも山田、三浦を呼び寄せ近衛兵のクーデターを用心するようにと伝える
・西郷は政府に愛想を尽かし、造反することなく参議を辞任し鹿児島へ帰った。征韓論賛成者、板垣・後藤・江藤・副島も参議を辞任。西郷信者である桐野らも政府を去った

福山雅治(木戸孝允)

新垣結衣(松子)

佐藤隆太(伊藤博文)
柏原崇(井上馨)
要潤(山県有朋)
水嶋ヒロ(山田顕義)
山本裕典(三浦梧楼)

阿部サダヲ(三条実美)  ←馬の絵が現れる
加藤ローサ(伊藤梅子)
荒川良々(後藤象二郎)
光石研(村田新八)・村上淳(桐野利秋)

生瀬勝久(板垣退助)
東幹久(大木喬任)
玉山鉄二(陸奥陽之助)
勝野洋(副島種臣)
上地雄輔(西郷従道)・堀江慶(黒田清隆)


中村獅童(大隈重信) ←曲調が変わるところ

渡部篤郎(江藤新平)

田中哲司(佐々木高行)・松尾政寿(大山巌)
山本雅幸(酒井玄蕃)・潮哲也(吉井友実)
その他大勢

柄本明(岩倉具視)

中井貴一(大久保利通)

松平健(西郷隆盛)

・玉山鉄二がゲスト出演。ここからは最終回に向けて思いつく限りの役者さんをキャスティングさせていく予定です。
・勝野洋、荒川良々が退場。


第47話「大久保の野望」
・征韓論賛成者の辞任により、勝海舟・伊藤が新たに参議に就任する事になった。伊藤の参議就任は木戸の働きかけによる
・伊藤は木戸を参議兼近衛都督に据える事を本人に持ちかけるが、木戸は政治家が兵権を握る事があってはならないと拒否
・内務卿となった大久保は家禄税創設を提案。岩倉・伊藤・寺島は反対。木戸も反対するが大久保は妥協するつもりは無かった。結局、大久保案が通る
・その頃、鹿児島の鎮台兵暴動が起こる。伊藤はこれを機に大久保と対抗する為にも岩倉を相談し、木戸に陸軍卿就任を迫る。木戸も後には退けないと考え陸軍卿就任は断り、文部卿就任を受諾。これにより、内側には大久保への牽制、そして外側には大久保・木戸内閣の組閣が成ったことがアピールされた
・岩倉が襲撃を受けるも、危機一髪で助かる
・木戸の復活を確信した板垣は木戸を訪問し、民撰議院設立建白書を提出する事を告げる。内容を見た木戸は良い出来だ、と答えた
・江藤が佐賀で反乱を起こしたとの報せが政府に伝わる。木戸は病床にあり動けない状態であった。大久保が自ら指揮を取り、佐賀へ向った。大久保が東京から離れるので木戸が一字内務卿を兼任
・大久保が指揮に当たり、佐賀の乱は鎮圧され江藤は捕縛される
・内務卿を務める傍ら、木戸は大久保が台湾出兵を考えている事を知る。台湾出兵案はすでに大久保・大隈の両名義で閣議に提出されていた。木戸は初めて大久保の野望を知ることとなる

福山雅治(木戸孝允)

新垣結衣(松子)

佐藤隆太(伊藤博文)
柏原崇(井上馨)
要潤(山県有朋)
水嶋ヒロ(山田顕義)
山本裕典(三浦梧楼)
細田よしひこ(鳥尾小弥太)・田中圭(品川弥二郎)
明石亮太朗(乃木希典)・冨田翔(三好軍太郎)
阿部薫(野村靖)・三浦涼介(桂太郎)

阿部サダヲ(三条実美)  ←馬の絵が現れる
加藤ローサ(伊藤梅子)
小泉孝太郎(福地源一郎)
田中哲司(佐々木高行)・沢向要士(寺島宗則)

生瀬勝久(板垣退助)
東幹久(大木喬任)
上地雄輔(西郷従道)
保坂尚希(川路利良)
堀江慶(黒田清隆)・松尾政寿(大山巌)


中島美嘉(奥原晴湖) ←曲調が変わるところ

橋爪功(勝海舟)

渡部篤郎(江藤新平)

徳山秀典(谷干城)・滝川英治(河野敏鎌)
その他大勢

中村獅童(大隈重信)

柄本明(岩倉具視)

中井貴一(大久保利通)

・大久保の腹心役として保坂が初登場。橋爪功が再登場。


次回で最終回です。
第10弾では「征台の役」~「木戸の死」までを扱います。
次回、最終章。お楽しみに。


【篤姫レビュー】友情と決別

2008-09-14 21:03:22 | 大河ドラマレビュー《篤姫》

島津久光、江戸へ到着。
徳川幕府と勅使という後ろ楯を得た島津久光。
分は久光側にありました。ここで天璋院は「薩摩ではなく徳川の事を優先せよ」と断言。久光上洛を喜んでいた和宮一派にも、そう告げます。

そして後日、勅使・大原重徳VS老中・板倉、脇坂の論戦が繰り広げられました。
この勝負は大久保の策略により大原の勝ち。というより、老中が自滅しました。板倉らにしてみれば、大久保の策略を逆手に取って「無礼千万!」とか「薩摩藩士、乱心!」とか叫べば、まだ勝目はあったものを。幕府の対応が弱腰過ぎです。
これにより、一橋慶喜と松平春嶽が政界へカムバック!
怒りをあらわにしたのは、薩摩出身の天璋院。

彼女は、久光・小松と会見。
「攘夷は無理だと分かってるんだけど、帝がさぁ~」とか、なんだかんだと理由をつけて自らの行いを正義と言い放つ久光に天璋院が一言
「私は薩摩に誇りを持っている。薩摩には間違った道を進んで欲しくはなかった」
と告げます。
その後の、天璋院と小松の互いを見つめるシーンが印象的でした。
このシーンで一気に好感度が下がってしまった久光。久光の「藩主でもない人物が幕政改革を絵に描いた餅にしないためには、こうするしか無かった」という面を全く取り上げないところにNHKスタッフの心意気を感じました。
後日、怒りも冷めたのか心穏やかになった天璋院は小松と対面。
両者は自分の心情を正直に語り合うことで和解。
キーワードは
「力で人を動かすのではなく、心で人を動かすのです」
でしょうか。
久光の改革は己が持ち上げた一橋慶喜によってメチャクチャにされるのは、この後すぐの事でした。

そして薩摩への帰路の途中、生麦事件が起きました。
このシーンの見所は久光の言動だと思うのですが、久光のコメントはありませんでした。なぜ?
例えば
翔ぶが如く→久光役の高橋英樹が籠の中で「斬れ!」と怒りの叫びを。
徳川慶喜→久光が宿屋で休憩をしていた時に事件が起こり、久光役の江守は「あっ、そう」とそのままスルー。そして、何故か籠の中で「フンッ!」とニヤリと笑う。(何がおかしいのかサッパリ分からない!)
どちらも、全く共感が持てない久光なのですが、その点、篤姫はキャラに対して優しいですね。ここは理不尽に怒り狂う久光のシーンを入れて欲しかったところ。

天璋院は「何かの間違いじゃ!久光殿は攘夷は不可能だと・・・」とオロオロしていましたが、アナタ、すでに久光の性格はあの会談で理解したはずではないのですか。前人未踏の行動を取るのが久光のクオリティなのですよ。しかも彼は常人の予想する行動の斜め下を突き進んでいくのです。


次回、報復をしにやって来るイギリスの艦隊の前に薩摩は・・・!?
ではなく、何やら大奥がらみのお話のようで。
生麦事件の波紋は次の次へ持ち越しの様子です。


天地人の配役について語らない

2008-09-10 20:57:21 | 大河ドラマレビュー《天地人》
織田信長・・・吉川晃司
豊臣秀吉・・・笹野高史

このキャストが発表された時点で「天地人」の配役について語るのは止めようと思っていましたが、新たにキャスト発表されるに当たりちょっと語ってみることにします。

まず上記の2人。
笹野高史の豊臣秀吉。随分、安っぽい秀吉。「顔が似てる」という一点突破でキャスティングされたとしか思えない選び方。
そして、吉川晃司。今更の吉川。本能寺でギターを燃やす為の配役でしょうか。ぐっさんのモノマネのネタにしかならないような。
本気でNHKの懐具合が心配になってきたところで下記の追加キャストが発表。

徳川家康・・・松方弘樹
柿崎晴家・・・角田信朗
甘粕景継・・・パパイヤ鈴木
石田三成・・・小栗旬
淀殿・・・深田恭子
真田幸村・・・城田優
小早川秀秋・・・上地雄輔
直江景綱・・・宍戸錠
吉江宗信・・・山本圭

このメンバー。松方弘樹が一人だけ浮いてます。
小栗旬深田恭子を引っ張ってこれたのは見事です。
玉山鉄二&相武紗季ペア退場とタイミングを合わせるかのように小栗旬&深田恭子ペアを登場させるキャスティングは素晴らしい。
しかし。
松方弘樹が浮いている。
松方弘樹が浮いている。
しかも秀吉役が安っぽい万年脇役(褒め言葉です!)の笹野さん。こんなの家康が勝つに決まってる。
一時期より落ちぶれたとはいえ、「大御所俳優」と呼べる存在である松方弘樹。
どんなに若手俳優を集めても、大御所俳優が松方だけ(かろうじて宍戸錠も大御所と呼べるかも)ではさびしいような。

【篤姫レビュー】薩摩か徳川か

2008-09-07 20:56:48 | 大河ドラマレビュー《篤姫》

イベント的に考えると今回のタイトルは「久光上洛」か、もしくは犠牲者の立場から考えて「寺田屋同士討ち」「寺田屋の悲劇」「精忠組の悲劇」といった名前が相応しいかと思うのですが、天璋院の立場からすると・・・、という意味合いでのこのタイトルなのでしょう。
でも、これでは何となくパンチが弱いような気がするのですが。

OPクレジットでは「風林火山」ではトメグループに鎮座していた木村元が『大原重徳』役で連名。初登場の『平野國臣』は演じる役者の格もありますが、役柄の大きさの割には4人連名と不遇の扱い。『真木和泉』と『桂・久坂ペア』は、ラスボス的存在?である為か今回は登場せず。

で、本題。
家茂と和宮の良好な関係はこのブログではスルーします。どうでもいいです。
その頃、島津久光は「斉彬の遺志」の名の下に兵を率いて上京。
目的は朝廷&幕府&雄藩の政治提携の実現。それを朝廷に働きかける久光。
が、朝廷の連中はあからさまに久光を見下したような態度で対応。
特に岩倉具視、何がそんなにおかしいのだ。笑えるのか、ソレ。とてもムカつく。北条高時並にムカつく。もう少しでプッツンするとこでした。熱いおでんをぶつけたくなります。
公家連中に相手にされず、京の用心棒を任された久光は歯がゆくてたまりません。そこに有馬新七らが関白・九条久忠、京都所司代・酒井某を襲撃する為に寺田屋に集結したとの情報が久光の耳に!
有馬らは久光の幕府と朝廷の共存路線には反対していたのでした。久光はすぐに説得の遣いを差し向けますが、決裂する事を読んでいた久光は、「説得ならぬ時は」と遣いに告げます。
こうして寺田屋の壮絶な同士討ちが起こりました。
有名な「寺田屋騒動第1弾」です。
「翔ぶが如く」でも同様のシーンがありましたが、「篤姫」と比べると、緊迫感も戦闘シーンの迫力も前者の方が上だと思いました。「篤姫」はかなりマイルドな仕様になっていたように感じられました。「翔ぶが如く」で有馬役を演じた内藤さんは、それはそれは迫力がありました。
的場さんも演技力からすれば、この戦闘シーン(しかも格闘の末に死ぬシーンだ!)は十八番だとおもうのですが、演出の人に「視聴者が怖がらないように、マイルドかつ哀愁が漂う様な感じで死んでください。何せ最近は『可哀想な死に方』の方が視聴者ウケがいいですから」と指導でもあったのでしょうか。折角の的場さんなのに勿体無い戦闘シーン。
何はともあれ、この一件により物語開始当初からレギュラー出演してきた有馬新七らが殉死。
的場浩司さん、お疲れ様でした。「利家とまつ」よりは存在感のあるキャラでした。

その後、久光の覚悟を見た朝廷は大原重徳を久光に同行させ、江戸へ向います。
しかし、これが天璋院の立場を危うくする事に。
政局を案じる老中らが、天璋院と薩摩の関係を疑うのは仕方がないとして、政治に直接携わっていない大奥の連中(特に本寿院)はどの面下げて天璋院に文句なんぞ言えるのだろうか。
また無礼千万アウトな行為をやらかしたか、本寿院。彼女は一体、何回天璋院に対してアウトな行為をすれば気が済むのでしょうか。こんな老害ババアなんか、さっさと大奥から追い出せよ。
天璋院は徳川に心身を捧げたことを自らに言い聞かせる為に、薩摩のにおいを感じさせるものを焼き払います。有害ガスが出そうなものも燃やしています。斉藤さんがいたら、即刻注意されそうな物まで燃やしています。しかし、その彼女の覚悟は和宮と家茂に通じた模様。
今回の唯一の救いは、いまだ立場は微妙なものの家茂と和宮の「息子夫婦」に己が覚悟を理解してもらえた天璋院のエピソードでしょうか。


次回、我が世の春を迎えた久光が江戸に到着。
久光の後ろ盾には朝廷がいます。久光の幕政改革が徳川家に与えた影響とは!?
そして、久光帰国の帰路に大事件が勃発!
天璋院は何を思うのでしょうか!!!


篤姫の配役物申す!PART3ぐらい

2008-09-03 23:40:09 | 大河ドラマレビュー《篤姫》

『篤姫』の追加キャストが続々と発表されています。
でも話題にならないのは当たり前!
役は大きくても知名度の低い役者ばかり起用しているから

【主要人物の追加キャスト】
桂小五郎・・・スズキジュンペイ
久坂玄瑞・・・東武志


なんだよ、スズキジュンペイって。鈴木淳評と言えば少しは分かる人がいるかね。
それにしても、人件費をケチりすぎだろ、NHK。
鈴木淳評を久坂役にして、桂小五郎役はせめて「新撰組」の石黒賢ぐらいの格の役者を起用して欲しかったところ。
薩摩・徳川メインのドラマだからといって、この連名要員の配役はあんまりです。
「薩長同盟」の回は一山いくらの役者の集合体か。
東武志に至っては、品川弥二郎とかその辺りの役でよろしい。

視聴率が高いからって、こんなところでケチるのか。受信料はいっぱしに徴収するくせに。

鈴木淳評をバカにするなって?
長州勢には興味がないから関係ないって?
長州は物語にほとんど絡んでこないし、はまり役なら無理に豪華にする必要がないって?

そんなこと、分かっておるわ!
琉河岬は
あなたとは違うんです
ほんの数回のゲスト出演だからこそ、幕末史では知名度が高い人物だからこそ、長州勢(主に桂小五郎)にはもっと高名な役者を起用して欲しかったのですよ。
とりあえず2010年の大河ドラマ「龍馬伝」での桂小五郎役には、それなりの役者を起用してくれる事を望みます。