必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

和田竜「のぼうの城」を妄想キャスティング!

2009-01-17 21:22:08 | 歴史ドラマ妄想キャスト

今回は小田原合戦にて活躍した成田長親を描いた物語、「のぼうの城」を勝手にキャスティングしてみました。
すでに世の中で大変な評価を得ているこの物語。
飽和状態を迎えている戦国モノですが、この視点は大変面白いです。発掘すれば、まだまだ手垢が付いていない戦国武将もいるのだなと思いました。
では、どうぞ。


【登場人物】
成田長親・・・堤真一
甲斐姫・・・上野樹里
成田氏長(成田家当主)・・・高嶋政伸
   *
成田泰季(長親の父)・・・竜雷太
酒巻靱負・・・佐藤健
柴崎和泉守・・・赤井英和
正木丹波守利英・・・西村和彦
成田泰喬(氏長の弟)・・・田辺誠一
珠(氏長の妻)・・・横山めぐみ
   *
たへえ・・・笹野高史
かぞう・・・宍戸開
ちよ ・・・森口瑤子
明嶺・・・六平直政
猪俣邦憲・・・誠直也
板部岡江雪斎・・・滝田裕介
北条氏邦・・・辰巳琢郎
北条氏規・・・矢島健一
北条氏照・・・榎木孝明
   *
大道寺政繁・・・蟹江敬三
松田憲秀・・・細川俊之
太田資正・・・近藤正臣
蒲生氏郷・・・筒井道隆
茶々・・・奥菜恵
真田昌幸・・・草刈正雄
前田利家・・・長塚京三
   *
真田信繁・・・三浦翔平
浅野長政・・・磯部勉
結城晴朝・・・上杉祥三
黒田如水・・・石橋雅史
増田長盛・・・小林勝也
三宅高繁・・・木下ほうか
京極殿・・・平野綾
加藤清正・・・和田聡宏
福島正則・・・杉浦太陽
山田帯刀・・・五代高之
貝塚隼人・・・今井雅之
   *
徳川家康・・・松本幸四郎(特別出演)
北条氏直・・・草剛(特別出演)
北条氏政・・・風間杜夫
長束正家・・・内藤剛志
大谷吉継・・・緒形直人
石田三成・・・野村萬斎
   *
豊臣秀吉・・・松方弘樹


主役は「もっと若い役者さんを」と思ったのですが、成田長親の年齢、オノ・ナツメ氏によるイラストを考えて壮年の俳優さんをキャスティングしてみました。原作には出てこない人物もキャスティングしていますが、そこら辺は遊び心ということで。噂では映画かも進められているとか。楽しみです。


新春ワイド時代劇「寧々 おんな太閤記」を語る

2009-01-03 18:40:31 | 歴史ドラマレビュー

皆様、あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いします

挨拶も済みましたところで、早速1月2日に放映された「寧々 おんな太閤記」について感想を。
何でもテレビ東京開局45周年記念だそうで。でも、この枠って、毎年何らかの記念と銘打ってますよね?そんな冠つけなくても良い様な気がしますが・・・。
今回は仲間さんが主演。無難な配役ですね。では、総括の感想から。

≪総括≫
何といっても森光子さんのナレーション。念仏を唱えているようでした。そうそう、「義経」の時の丹波哲郎さんを彷彿とさせる喋り方でした。“棒読み”の域を超えた何か一線を超えてしまったような口調。やはりジャニーズ成分を補給しなかったのかな?
後は、戦国モノをといえば、合戦シーンですが、テレビ東京にそんな財力があると思えないので始めから期待していませんでした。むしろ本能寺の変が説明で済まされなったことが驚きです。でも絵巻とか屏風で済ますぐらいなら、テレビ東京系列お得意のアニメーションで説明すれば良かったのではないか。

≪豊臣家周辺≫
ここまで共感できないダメな秀吉は久々に見ました。これでは豊臣家が滅んでも必然といえる展開でした。秀吉役の亀治郎さん、熱演でした。香川照之さんの秀吉に似ているな、と思ったら血縁関係があるみたいですね。納得です。
あと、気になったのが秀吉の姉役の横山めぐみさん。高貴すぎて秀吉の姉には見えませんでした。しかしながら、さすがは演技達者な横山さん。秀勝、秀次を相次いで亡くした時の秀吉にぶつけた怒りの演技は見応えがありました。逆に田畑さんの役は見栄えから言っても適役だと思いました。
後、金田明夫さんと小沢真珠さんの忍び。存在意義が分かりませんでした。勿体無い配役だと思いました。
池上さんが大蔵卿を演じる姿を見て時代の流れを感じました。

≪織田家周辺≫
村上さんは予想通り安心見ることが出来ました。欲を言えば、もう少し出番を増やして欲しかったところです。明智役の西村さんにも同じことが言えます。
3日天下どころか、3分天下で終わってしまったところが切なかったです。
でも本能寺~山崎の戦いを第一部と第二部を跨いでくれたお陰で一応、2部出演ということになっています。
意外に良かったのが原田泰造さんの前田利家。この前田は良い前田でした。

≪徳川家周辺≫
高橋英樹さんは笑うと悪人に見える、ということが最大の発見でした。


本来ならば一年かけてやった大河ドラマの題材を10時間でやりきる時点で、展開がダイジェストになることは避けられないのですが、それでも去年の間延びした展開よりは見るべきところはありました。早くも来年の題材が気になるところです。