八重の桜の視聴率が大変思わしくない様子です。
第一回目こそ20％を超えたものの、以降、１０％台をウロウロしていますね。
理由を考えてみるに、
「綾瀬さん演じる八重がバンバン活躍する展開を望んでいる視聴者からすると、見事な肩すかしを喰らった」
または
「会津視点の幕末にしては何か物足りない」
といったことが挙げられそう。
あと、一番の要因は八重のどこに魅力があるのか、いまだによく分からない！ではないかと。
今までの八重の功績（？）といえば、川崎尚之助と一緒に鉄砲の研究をしたり、ゴウリキさんや貫地谷さんとだべってるだけです。
そりゃ、もう大河ドラマの主人公とは思えない地味っぷり！
でも、それは仕方がない。
そもそも、ドラマのスタート地点が間違っている。
本当に八重の活躍を描きたいのならば、第2話で禁門の変、第3話で川崎某と結婚するぐらいの展開にしないとダメでしょう。
（佐久間象山は第2話で退場。吉田松陰は第１話の特別ゲスト）
つまり、今の展開は八重がいなくても成り立つストーリーであるにもかかわらず
主人公が絡んでいない以上、本腰を据えて綿密な京都の情勢を描くわけでもなく
どちらとも言えない非常に中途半端な状態が視聴率に寄与していない要因なのかも。
スタッフは欲張っちゃったんだね！！
でもね、琉河はこれで良いと思います。
何故かって？
八重の平凡な日常より、（中途半端ながらも）幕府側から見た京都の情勢を描いてくれた方がよほど面白いからです。
勿論、スタッフが本気で八重にむき合い、同志社在校生との軋轢、茶道家としての栄光と影を描いてくれるのならば
それに越したことはないのですよ。
ただし、それを成し遂げるには幕末編はさっさと終わらせなければならないのです。
でもそれを放棄して「容保と覚馬の桜」を描くのならば、もうそれでいいです。
琉河としては視聴率が取れない不人気ドラマの中途半端な通説のなぞり方にウンウンと頷きつつ、このドラマに付き合うだけです。
ボロクソに書きたくなるほどトンデモ展開はないので、まだ心は平穏です。
もし八重が隠密裏に京都へ赴き宮部鼎蔵や来島又兵衛を銃殺していたら、それこそボロクソに叩きますが（笑）
２回目以降伸び悩んでいますが、私はこの番組が好きです。私が思うに八重の桜では「３ない方針」だと思います。「主人公がはしゃがない、出しゃばらない、怒鳴らない」の３ない。一昨年の反省ですね。これがあるので「どうも物足りない」と感じる視聴者がいるのでは？
「主人公が政治的には影響力のない人・政治の権力闘争とは無縁のスタンスの人」であるのは、確かに大河ドラマの主人公らしくないのですが、主人公が権力闘争を距離を置いた「外野スタンス」で見ていますね。つまりこの番組は一部の場面では、主人公が「視聴者と同じ位置」にいると思います。
一瞬、八重さんが自分の隣にいる様な感覚がします。
ただ、オダギリさん大丈夫かな？静かな「尚之助ブーム」が起きているので、見劣りしないようにできれば。「尚之助ブーム」に同志社大学関係者が本心ではやきもきしているかも（笑）。
本当に「八重の桜」が面白くなるのはＧＷ以降だと思います。タイトルの通りになればファン冥利に尽きます。明治中期になって「大河ドラマらしくなくなった方が面白い」と言う意見が出るかとも。「カーネーション」が本当に面白かったのは、序盤よりも最終盤の方だったので。
ただ、今期のドラマは全体的に振るわないですね。ちなみに２月は関東地区で視聴率２０％以上の番組（報道・スポーツ・バラエティなども含む）が１つもなかったようです。
そーいや先々週だったか、第九回で照姫の祐筆がTOKIO・・・じゃない、時尾に決まったときの演出なんて巧かったと思います、時尾だったというのが史実らしいですが、八重が選ばれると視聴者に思わしてズコー！といかすって。
マスコミ（）さんたちは、それこそ「鼻」の禅智内供よろしく鼻が長かろうが短かろうが笑いもんにしたいんでしょう。先日も「劇中の登場人物がしゃべっている会津弁がわかりづらいという記事がありましたが、そんなもんストーリーの進行具合からだいたい察せられるだろ、って話です。
問題は明治以降、八重が新島襄と出会い、本当に「活躍」してからでしょう。
あとキャストなど。
・松平容保：もうあちこちで話題ですが、WIkiにある容保公の写真と綾野剛くん本当に似てる！
それにしても10年前クモ男の役でデビューしてやっと日の目を見たんですね。「555」で一番の出世頭かしら。
・西郷頼母：容保公とは6歳しか違わないそうですが、どー見ても爺と若殿。。。
余談ですがこの番組みるまで薩摩の人と思ってました。
・大垣屋清八：Wikiみたらいわゆる「任侠」の人だったようですね、道理で松方さんがキャスティングされたんだ（あのね）
・山本権八：ストレス発散には定食屋めぐりを（番組違う）
おそらく「北条時宗」以来と思いますが12年経てば年も取るのは当然でしょうがそれでも、「なんか老けたな・・・」
もう１つの配慮はデータ放送で「方言の解説」が１０日の放送からあります。やはり南関東から西の地域の人には会津弁はわかりにくいのでしょうか？「方言の解説」は今後の朝ドラのデータ放送にもつくか？
私が考える視聴率が伸びない最大の理由は「オジサンの視聴者が少ない事」だと思います。それ以外に要因が思い当りません。最近の傾向として（扱う時代に関係なく）「オジサン好みの人物」が出なくなっていると思います。
八重の生きた時代を考えると主人公が活躍しだすのは戊辰戦争以降、つまり4月末時点では蚊帳の外です。
今は仰る通り、覚馬や容保中心に描いた方が面白いです。
視聴率に反映していないということは、それがあまり世間には受け入れられていないということだと思いますが、まあ、これはこれでよろしいかと。
大人しく支持していこうと思います。
番組を支持する私もだんだん弱気になりつつあり、最近では少しへこんでいます。
朝ドラ「あまちゃん」があれだけの高視聴率・高人気であることを考えると、福島と岩手の「地域格差」に歯がゆいです。「あまちゃん」を毎回見ています。
大河「八重の桜」の後半は「対立から融和へ」と言うフレーズが、隠れキーワードになりそうだと思います。大山・山川夫妻がその証人です。
過日の週刊誌の記事は三条と真木に関してですか。
小堺さん扮する岩倉もそうですが、三条は中盤のキーパーソンですね。
ちなみに小堺さんは私の出身大学の先輩です。
４月３０日現在で後半の新たな男性のキャストがまだ不明です。さていつまで話が進むのか？
終盤で新島八重さんがどうなるか。
「太陽を抱く月」
の跡番はトンイのスタッフによる
「馬醫」という題名の企画らしいです。
なかなかよろしいかと。
予告編を見ながらかつて英米製作の
メディカル西部劇「dr.クイン」というのも
nhkは流していたことを思い出しました。
海外のこういった時代劇/西部劇がかった
企画を大河のつなぎに流してもいいかなと
思ったこともありました。
言っちゃ何ですが、「馬醫」のほうが
雰囲気がおぢさん好みの昔の大河っぽいですね
nhkのスイーツねらいの企画の建て方は
やめて貰いたいです。
おじさん好みの大河でも若い子は好きな人は
ついてくると思うのですが。
庄之介様こと長谷川某氏と
容保様こと綾野剛きゅんが
平行して
民放のヒット枠にでていて彼らに注目が
集まっている状況です
AERAの表紙も綾野剛きゅんだし。
オダギリさん大丈夫かな?
ストーリー後半は新島襄とのやり取りと覚馬と政府のやり取りしか描かれないと思われますので、八重が誰かに影響を与えるという展開はないかと。
もしあれば、興ざめです（笑）
あとオダギリさんの出番が予想よりも遅かったのが意外でした。
起用したけれども、なんだか綾瀬氏を
起用したのもマイナスになってしまっている
ような気がします。
余談ですが、2014年の大河を強く押したのは
朝ドラの失敗が今も響いている福岡県・福岡市
なのではと思っています。
おそらくは熊本を舞台にした加藤清正
あたりが決まっていた所を福岡の人が
「地元を書いてくれ」
とnhkに頼んだからだろうなと
私は思っています。
九州の人はいつも自分の土地が一番ですから
余談ですが、サザエさんの磯野家の
ルーツは黒田藩士らしーです。