必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

ならぬことはならぬ!「八重の桜」の配役に物申す!

2012-10-13 23:29:26 | 大河ドラマ「八重の桜」

来年の大河ドラマ「八重の桜」、第3次出演者まで発表されました。
これで大体の登場人物はそろったのでしょうか?

この配役を見てまず思ったのは、主役は八重じゃなくて兄の山本覚馬でいいじゃないか!ということです。
2012年10月13日現在で発表されているキャストは幕末から明治初期で活躍した人ばかり。
少し寂しいですね。徳富蘇峰や千円能斎、土倉庄三郎は誰が演じるの?
この配役を見る限り、明治時代になってから初めて登場するのは槇村正直と小田時栄ぐらいではないでしょうか。かろうじて大山捨松も明治になってからの登場と言えそうか。
第4次キャスト発表を待つしかないのですが、これでは会津視点での幕末~明治初期といった印象です。

山本(新島)八重:鈴木梨央→綾瀬はるか

山本覚馬:西島秀俊
山本権八:松重豊
山本佐久:風吹ジュン
山本(樋口)うら:長谷川京子
山本三郎:工藤阿須加

新島襄:オダギリジョー
川崎尚之助:長谷川博己
中野竹子:黒木メイサ
日向ユキ:剛力彩芽
高木時尾:貫地谷しほり
山川大蔵:玉山鉄二
山川艶:秋吉久美子
山川兵衛:山本圭
山川登勢:白羽ゆり
山川二葉:市川実日子
山川健次郎:勝地涼
山川咲子(大山捨松):水原希子

佐川官兵衛:中村獅童
松平容保:綾野剛
照姫:稲森いずみ
梶原平馬:池内博之
神保修理:斎藤工
神保雪子:芦名星
秋月悌次郎:北村有起哉
斎藤一:降谷建志
横山主税:国広富之
西郷頼母:西田敏行

徳川慶喜:小泉孝太郎
松平春嶽:村上弘明
勝海舟:生瀬勝久
井伊直弼:榎木孝明
岩倉具視:小堺一機
榎本武揚:山口馬木也
孝明天皇:市川染五郎

大山巌:反町隆史
西郷隆盛:吉川晃司
桂小五郎(木戸孝允):及川光博
板垣退助:加藤雅也
三条実美:篠井英介
槇村正直:嶋政宏
小田時栄:谷村美月
佐久間象山:奥田瑛二
吉田松陰:小栗旬
大垣屋清八:松方弘樹

で、肝心の配役ですが、まずDragon Ash kjの斎藤一は何だ。何て嬉しくないファンタジスタ!
kj出すならZeebraも出さないとダメじゃないか。いや寧ろ、福島を元気づけよう!という思いがあるのならばZeebraを出演させるべきではないか
ま、別に琉河はこのジャンルのいざこざはどうでもいいのですが、斉藤役は洒落を利かせて江口洋介でいいじゃない?と思った次第で。
(あ、Dragon Ashさんベストアルバム発売おめでとうございます。日出ずる国に生まれ育ったファンの皆様、一応フォローしておきました。)

次のダメ出しは明治元勲の皆様。
及川さんの木戸はミスキャストとは言いませんが、槇村や新島襄との関係を考えると渡辺謙クラスの俳優に演じて欲しかったです。佐藤浩市や役所広司でもいいですね。
でないと、この時代を描くとき、いわゆるトメを務める大物俳優が一人もいません。松形弘樹をムリヤリ明治中盤まで引っ張るか?それともまさかの吉川、反町がトメに!?
意表をついて茶人関係に大物役者をキャスティングしてトメに回るという手もありますが…。
後、このドラマにおける西郷は興味が無いので誰でもいいです。適当にやって佐川官兵衛に見せ場でも作ってあげてください。

というわけで明治中盤以降の配役が気になる「八重の桜」。NHKよ、物語終盤が尻すぼみにならない配役にしてくださいね。


オリジナル「八代将軍吉宗」と妄想キャスティングのクレジットをリンクする

2012-10-06 00:51:49 | 妄想クレジット決済

先日、「八代将軍吉宗」の妄想キャスティングを垂れ流しました。
では、オリジナルと琉河が作成した妄想キャスティングで配役クレジットをリンクさせるとどうなるのか試してみましょう。
サンプルで選んだのは第1話と最終話、そして吉宗が八代将軍に就任する第25話。
多くの人々が興味をそそられないであろう今回の試み。
いいのです、琉河が楽しければそれでいいんです。
では、どうぞ。


第1話「母の肖像」

上川隆也(徳川吉宗)
市川団子・平松來馬(新之助-少年時代-)
宇津井健(徳川光貞)
柳葉敏郎(加納久通)
真矢みき(お紋)

榎木孝明(徳川綱教)
高畑淳子(真如院)
西岡徳馬(徳川綱誠)・小日向文世(徳川綱條)
北村総一朗(水野重上)・長谷川博己(徳川継友)
ダンカン(隆光)・津嘉山正種(牧野成貞)
斉藤暁(小笠原胤次)・山西惇(土岐朝治)
梨本謙次郎(巨勢由利)・阿久津博子(育姫) 

樋口可南子(お伝の方)
白川由美(照子)
中田喜子(鷹司信子)
余貴美子(右衛門佐)
神山繁(徳川光友)
近藤正臣(徳川光圀)
加藤武(加納政直)
森口瑤子(大典侍)・優木まおみ(新典侍)
蓮佛美沙子(聞是院)・藤本哉汰(徳川家継)
その他大勢 

若尾文子(桂昌院)
稲森いずみ(月光院)
中尾彬(土屋政直)
林隆三(三浦為隆)
HYDE(間部詮房)
岩下志麻(天英院)
北大路欣也(徳川綱吉) -トメ-

まずオリジナルの第1回で驚いたのは連名陣の豪華さ。中山仁、山本圭、牟田悌三が連名になっていました。ただ、第1話は前回の記事でも述べましたが、吉宗が将軍に就任するか、しないか、というところから始まるので登場人物が他の回と比べて多いのです。その煽りで連名になってしまったと思われますが、役柄上仕方がないと言ったところでしょうか。2回目からはこの3名はピンクレジットとなり、場合によってはトメグループにクレジットされていました。


第25話「男の花道」

上川隆也(徳川吉宗)
玉木宏(松平通春)
柳葉敏郎(加納久通) 

大杉漣(有馬氏倫)
生瀬勝久(松平頼致)
長谷川博己(徳川継友)
遠藤憲一(成瀬隼人正)
北村総一朗(水野重上)
斉藤暁(小笠原胤次)・山西惇(土岐朝治)
鶴田忍(井上正岑)・石井愃一(戸田忠真)
ムロツヨシ(田沼意行)・久我未来(水野重期)

稲森いずみ(月光院)
水川あさみ(お古牟)
松重豊(阿部正喬)
本田博太郎(久世重之)
小日向文世(徳川綱條)
六角精児(稲生次郎左衛門)・藤本哉汰(徳川家継)
冲方丁(本多忠良)・子役(長福丸)
大奥の女性陣・その他大勢 

石坂浩二(新井白石)
中尾彬(土屋政直)
中村橋之助(竹腰正武)
HYDE(間部詮房)
岩下志麻(天英院) -トメ-

ドラマでは綱吉役の津川雅彦退場後、石坂浩二演じる間部がトメになっていましたが、琉河は吉宗将軍就任に大きく貢献した天英院をトメに。さらにこの回では宗春役の中井貴一が石坂を抑えてトメになっていましたが、さすがに玉木さんがトメというのは軽すぎるので柳葉さんを押しのけて2番手に配置。


最終回「祭ばやし」 

上川隆也(徳川吉宗)
玉木宏(徳川宗春)
柳葉敏郎(加納久通)
深田恭子(お久免)

伊藤淳史(徳川家重)
佐藤健(田安宗武)
生瀬勝久(徳川宗直)
宇津井健(徳川光貞)
石黒英雄(一橋宗尹)・大東駿介(田沼意次)
正名僕蔵(石河政朝)・山崎樹範(酒井忠恭)
中村靖日(西尾忠尚)・二反田雅澄(本多正珍) 

満島ひかり(お幸)
倉科カナ(お逸)
石垣佑磨(堀田正亮)
二宮和也(松平武元)
鈴木福(徳川家治)・本田望結(五十宮倫子)
西原亜希(俊姫)・林丹丹(森姫)
大奥の女性陣・その他大勢 

中村橋之助(竹腰正武)
松田龍平(大岡忠光)
稲森いずみ(月光院)
竹中直人(小川笙船)
渡辺謙(大岡忠相) -トメ-

オリジナルでは、お約束の主人公重篤走馬灯シーンで登場した津川雅彦がトメ。存命の宗春は登場せず、さらには大岡越前役の滝田栄もトメグループトップにクレジットされてました。新撮りではない回想で出てきた役者がトメになるというのはどうも好きではないので、ここはオリジナルに制約されずに存命の役でクレジットを構成。大岡忠光役に松田龍平をキャスティングしたのはそういった思いがあったからです。ちなみに松平武元役はオリジナルでは香川照之さんが演じており、この前回(第47話)と最終回の2回しか登場しない特別ゲストみたいな形で、なおかつ役柄も家重と宗武に大きく関わる重要人物として描かれていました。しかも第47話ではトメグループトップ。この「八代将軍吉宗」はトメグループトップに大きな価値を置いています。それだけVIP扱いされていた役でした。今回はその役を二宮さんに。お陰でキャストが最終回まで豪華になりました。ちなみにオリジナルの第47回では大河ドラマ初登場の阿部寛さんが4~6番手ぐらいの位置からいきなりトメグループにクレジットされていました。結構、「八代将軍吉宗」は流動的なクレジットと言えるでしょう。

さて、次回は八重の桜の配役について物申したいと思います。

~追記~
オリジナルの八代将軍吉宗で吉宗の父、光貞役を演じていた大滝秀治さんが2012年10月2日にご逝去されました。刑事役からお父さん、お爺さんまでどれを演じても唯一無二の独特のオーラを持っていた方だと思います。生涯現役の役者さんでした。とても残念です。