必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

【功名が辻・感想レビュー】信玄の影

2006-03-26 20:49:00 | 大河ドラマレビュー《功名が辻》

プレタイトルでは武田信玄や甲州軍学について説明していましたが
武田信玄どころか武田家家臣の誰一人として登場しませんでした。

そういえば、「利家とまつ」や「信長」にも武田信玄の名前は出てきても
その姿を見せませんでしたね。
う~む、NHKは“武田信玄”を登場させたくないのでしょうか
おそらく中井貴一さんが武田信玄を演じたのが最後の姿だと思います。
そして何故か、三方ヶ原の戦いもナレーターのみでした。家康すら出てきませんでした。
今回の話は信玄との戦いがメインではなくて
信玄に怯える庶民の姿
をメインに描きたかったのですねぇ。一本取られました。

それよりも今回、一番大活躍したのは足利義昭でしょう。
一豊と六平太とのやり取りも良かったのですが、MVPはやっぱり足利義昭!

山内家の為を思っての六平太の行為と
一豊のまっすぐなまでの信念のすれ違い。
良いシーンだったのですけどね。
オイシイところは義昭が全て持って行っちゃいました!

今回のタイトルは「信玄の影」というよりは「義昭無念」とか「有頂天ホテル崩壊」といった方が琉河的には良かったなぁ。
そして、せっかくなので友情出演で香取慎吾さんも登場させましょう。
この際、西村雅彦さんも登場させて長年のわだかまりを解かしてあげましょうよ。

それにしても三谷さんの足利義昭は本当に絶妙でした。
なんで光秀とのシーンでつまづいて転ぶんですか?そんな小ネタまで用意してたんですね、三谷さん。
信玄逝去の知らせを聞いての
うん、エッ!
というベタベタな一人コントも絶妙でした。最後までコメディタッチな将軍様、お疲れ様でした。
しかし、今回のお話を見て
義昭はあの場で処刑されてしまった、と勘違いしてしまう視聴者の方も多そうですね。
きちんと「義昭は京から追放された」というナレーションを入れてあげた方が親切だったと思います。

来週は小谷落城ですか。例の「金のしゃれこうべ」イベントも発生する様子ですね。
浅井長政よ、その“武士”の生き様、とくと拝見させていただきます!


斉藤岬「ひなたの狼」をキャスティング~第3章

2006-03-26 17:15:11 | 歴史ドラマ妄想キャスト

一時のブームは去り、次々と終焉を迎えていく新撰組マンガの中で未だに連載を続けている「ひなたの狼」の第4巻が発売されました。
この巻では「佐々木愛次郎事件」~「八月十八日の政変」までを取り扱っています。ここに来て一気に展開のスピードが早くなりました。

予告によると次巻で一段落予定となっています。
このペースで行けば、芹沢一派粛清で第一部完となりそうです。
その後、無事連載が続くのか、それともお流れになってしまうのか!?
本誌を読んでいない琉河には全く予想がつきません。

この巻では、「八月十八日の政変」に関係している人物が多く登場しています。
追加キャスティングしましたので、興味のある方はご覧下さい。

《新撰組・近藤派》
土方歳三:藤木直人
近藤勇:上川隆也
沖田総司:森山未來
山南啓助:城島茂
斉藤一:速水もこみち
原田左之助:成宮寛貴
永倉新八:小沢征悦
藤堂平助:小池徹平
井上源三郎:高橋克実
山崎烝:佐々木蔵之介
島田魁:松重豊

《新撰組・芹沢派》
芹沢鴨:渡辺謙
お梅:高島礼子
新見錦:鶴見辰吾
平山五郎:本宮泰風
佐伯又三郎(死亡):豊原功補

《新撰組・平隊士》
佐々木愛次郎(死亡):田中聖
楠小十郎:塚本高史

《幕府役人》
山岡鉄太郎:堤真一
鵜殿鳩翁:大滝秀治
佐々木只三郎:的場浩二
清河八郎(死亡):西村雅彦
内山彦五郎:西岡徳馬

《会津藩》

松平容保:真田広之
手代木直右衛門:本田博太郎
秋月悌次郎:小日向文世
広沢富次郎:西田健

《長州藩》
桂小五郎:HYDE
幾松:川本真琴
高杉晋作:オダギリジョー
久坂玄瑞:小栗旬
益田弾正:尾美としのり

《薩摩藩》
大久保一蔵:内藤剛志
高崎左太郎:古本新之輔

《朝廷》
中川宮:佐野史郎
三条実美:市川染五郎

《その他》
沖田ミツ:YUKI
土方為二郎:榎木孝明
熊川熊次郎(死亡):KONISHIKI
あぐり(佐々木愛次郎の恋人)(死亡):前田亜季
坂本龍馬:浅野忠信
八木源之丞:柄本明
真木和泉:山崎努

青文字の部分が今回、追加・修正した配役です。
とりあえず連載終了のことも考えて、大物俳優を多くキャスティングしました。
世の流れには逆らえずに「ひなたの狼」もひっそりと終焉を迎えてしまうのでしょうか?次巻の次第によっては変更するかもしれません。
それでは、また次巻にお会いしましょう

※『ひなたの狼』は新刊が出る度に更新していきます。


【功名が辻・感想レビュー】仏法の敵

2006-03-19 20:51:30 | 大河ドラマレビュー《功名が辻》

物語の冒頭、小りん女王様がまたもや登場!
そのクールキューティな誘惑に一豊も挙動不審&タジタジ。まるで、エルメスさんと会話している電車男みたいな態度でしたよ。りんの余裕たっぷりな態度と対照的でした。
しかも、その小りんとの出来事の一部始終を千代に話してしている最中も挙動不審!
現時点の一豊は正直者というよりは愚直な小心者と言った方が正しいかもしれません。彼は逝去するまで、このキャラ設定なのでしょうか?

そして今日のテーマでもある比叡山焼き討ちイベントが発生!
姉川の戦いで敗北した浅井・朝倉連合軍が比叡山に逃げ込んだ事から始まるこの仕打ち。
その前に加藤茶みたいなクシャミコントをした将軍様に拍手!
一人で勝手に有頂天ホテルな心地にある将軍足利義昭!
彼の先見性、状況判断能力の無さにはある意味、頭が下がります。

で、肝心の比叡山焼き討ちですが、「功名が辻」ではオーソドックスに明智光秀が焼き討ちに反対していました。ここ最近では、明智光秀が比叡山焼き討ちを献策した、という説もあるみたいですね。焼き討ちについての信長と光秀のやり取りは、原作通りの展開なのでしょうか?
老若男女を問わず3000名以上を大虐殺したこの戦い。ホームドラマ仕様で出来ているこのドラマでは、そのシーンは当然カットされていましたね。それどころか、秀吉は非戦闘員は逃がしていましたし。
しかしながら、「功名が辻」始まって以来の生々しい戦闘シーンであったと思います。
で、一豊が「こんな行為が許されるのか!」と憤慨していましたが、はっきり言って許されます。坊主が大名間の争いに口を出した、その行為がいけないわけで。
もっと言うなら、比叡山に逃げ込んだ浅井・朝倉連合軍がこの出来事の主犯といっても過言ではありません。
「寺院=何人たりとも手を出す事が出来ない」
という思い込みの甘さが命取りとなりました。合掌。。。

そして来週、遂に史上最強の武田軍団が上洛!(あくまで予定)
それに合わせて将軍様自ら挙兵!これで織田軍は一網打尽!
でも予告編では、何故か将軍様が有頂天ホテルからどん底へ突き落とされたようなお姿が!
さて、この始末はいかに!?


配役直し!「醒めた炎」を再キャスティング

2006-03-19 03:34:29 | 歴史ドラマ妄想キャスト

以前に、「醒めた炎」という桂小五郎を主役にした小説の妄想キャスティングを公共の電波に垂れ流してしまいましたが、原作を調べてみたところ、明治以降の桂小五郎(木戸孝允)についてもしっかりと書かれていることを再確認!
幕末メインで前回は妄想キャスティングを行いましたが、明治以降の彼の活躍にも興味を持ち始めました。
非常事態と気づいた私は、早速キャストを追加・・・
と思いきや、何故だか時代遅れな配役をしていることにも気づいてしまってみたり・・・
ということで、過半数以上の配役キャスティングをやり直しました。

幕末~明治初期の人物と芸能人の名前がズラ~ッと並んでいますが、興味がありましたらご覧下さい。

 

≪木戸(桂)家≫   
桂小五郎→木戸貫治→木戸準一郎→木戸孝允 : 
神木隆之介→山田孝之→渡部篤郎 
幾松→木戸松子: 仲間由紀恵 
和田治子→木戸治子 : 長澤まさみ
 
和田文譲 : 田中健 
和田静子 : 西田尚美 
桂勝三郎 : 山田孝之 (二役) 
和田昌景 : 丹波哲郎 (ゲスト出演) 
宍戸富子 : 加藤あい (ゲスト出演) 


≪桂の同輩・先輩≫   
吉田松陰  : 真田広之      
来原良蔵 : 内藤剛志 
広沢平助→広沢真臣 : 田辺誠一 
大和国之助 : 田中直樹 (甲子殉難十一烈士)
井上壮太郎 : 石黒賢 
赤川淡水 : 佐々木蔵之介 (長州四参謀・甲子殉難十一烈士)
楫取素彦 : 江川達也 
奥平数馬 : 青木伸輔 
佐々木男也 : 金子昇 
財満新三郎 : 小橋賢児 

≪桂の後輩(松下村塾)≫   
高杉晋作 : オダギリジョー 
久坂玄瑞 : 妻夫木聡 
吉田稔麿 : 玉木宏 
入江九一 : 北村有起哉 
   ・   
伊藤利助→伊藤俊輔→伊藤博文 : 落合扶樹→中村獅童 
山県小助→山県狂介→山県有朋 : 北村一輝 
寺島忠三郎 : 成宮寛貴 
山田市之丞→山田顕義 : 小池徹平
品川弥二郎 : 忍成修吾
佐世八十郎→前原一誠 : 高橋和也
松浦松洞 : 岡田義徳
野村和作→野村靖 : 塩谷瞬
杉山松助 : 草野康太
時山直八 : 川岡大二郎

≪桂の後輩(その他)≫  
井上聞多→井上馨 : 谷原章介
大田市之進→御掘耕介 : 松田龍平
三浦梧楼 : 赤西仁
赤根武人 : 石垣佑磨
山尾庸三 : 和月伸宏
野村弥吉 : 西尾維新
三好軍太郎 : 内田滋
白井小助 : 六角精児
世良修三 : 松岡俊介
鳥尾小弥太 : 冨田翔
乃木希典 : 勝地涼
桂太郎 : 高杉瑞穂


《長州藩・重要人物》  
毛利敬親 : 寺尾聰
毛利定広 : 大倉孝二
山田宇右衛門 : 夏八木勲 (郡奉行)
福原越後 : 津嘉山正種 (主席家老)
益田弾正 : 梅垣義明 (上席家老)
国司信濃 : 友井雄亮 (上席家老)
玉木文之進 : 大竹まこと (松陰の叔父)
秋良敦之助 : 藤木孝 (松陰に協力)
乃美織江 : 渡辺いっけい (京都留守居役) 
吉川監物 : 斉藤洋介 
   ・   
内藤作兵衛 : 武田鉄矢 (ゲスト出演)
長井雅楽 : 細川俊之 
村田蔵六→大村益次郎 : 原田芳雄 

《長州藩・重要人物 改革派(尊皇攘夷・倒幕派)=正義派》   
周布政之助 : 西田敏行 (家老) 
来島又兵衛 : 蟹江敬三  (所帯方頭人・遊撃隊総督)
浦靱負 : 北村和夫 (長老)
前田孫宇右衛門 : 佐藤B作 (甲子殉難十一烈士)
松島剛蔵 : 村田雄浩 (甲子殉難十一烈士)
高杉小忠太 : 笹野高史 
宍戸九郎兵衛 : 梅野泰靖 (長州四参謀・甲子殉難十一烈士)
竹内正兵衛 : 阿南健治 (長州四参謀・甲子殉難十一烈士)
中村九郎 : 甲本雅裕 (長州四参謀・甲子殉難十一烈士)
宍戸左馬介 : 斎藤晴彦 (甲子殉難十一烈士)
楢崎弥八郎 : 川端竜太 (甲子殉難十一烈士)
毛利登人 : 斉藤暁 (甲子殉難十一烈士)
山田亦介  : 浜田晃 (甲子殉難十一烈士)

《長州藩・重要人物 保守派(幕府恭順派)=俗論派》   
椋梨藤太 : 山崎努 (家老) 
坪井九右衛門 : 草薙幸二郎 


《徳川幕府》   
井伊直弼  梅宮辰夫 
長野主膳  勝部演之 
   ・   
阿部正弘 : 草刈正雄 
堀田正睦 : 堀内正美
安藤信正 : 田口トモロヲ
川路聖謨 : 三上真一郎
永井尚志 : 矢島健一
岩瀬忠震 : 佐々木勝彦
小笠原長行 : 小日向文世
板倉勝静 : 小木茂光
勝海舟 : 橋爪功
   ・  
徳川慶喜 : HYDE
徳川家茂 : 徳山秀典
松平慶永→松平春嶽 : 勝野洋
   ・  
福沢諭吉 : 佐野史郎
福地源一郎 : 要潤

《会津藩・新撰組》  
松平容保 : 野村萬斎
秋月悌次郎 : デビット伊東
芹沢鴨 : 六平直政
近藤勇 : 加藤雅也
土方歳三 : 山本耕史
沖田総司 : 山下智久
斉藤一 : 小出恵介
永倉新八 : 佐藤二朗

《薩摩藩》  
西郷吉之助(大島三右衛門)→西郷隆盛 : 高橋英樹
大久保一蔵→大久保利通 : 中井貴一
中村半次郎→桐野利秋 : 玉山鉄二
島津斉彬 : 西郷輝彦
島津久光 : 石橋蓮司
小松帯刀 : 宮内敦士
村田新八 : 光石研
西郷従道 : 嶋大輔
高崎左太郎 : 山寺宏一
大山弥助→大山巌 : 松尾政寿
田中新兵衛 : 森山未來 (ゲスト出演)
黒田了介→黒田清隆 : 陣内智則
川路利良 : 保坂直希

《土佐藩》  
坂本竜馬 : 浅野忠信
   ・  
武市半平太(武市瑞山) : 沢村一樹
中岡慎太郎 : 伊藤英明
吉村寅太郎 : 本宮泰風
岡田以蔵 : 須賀貴匡
望月亀弥太 : 荒川良々
   ・  
山内容堂 : 萩原流行
板垣退助 : 篠井英介
後藤象二郎 : 田口浩正
佐々木高行 : 近藤芳正

《朝廷・公家》  
岩倉具視 : 柄本明
三条実美 : 阿部サダヲ
   ・  
孝明帝 : 市川右近
和宮 : 福田麻由子
姉小路公知 : 水橋研二
中山忠光 : 和田聡宏
中川宮 : 石田衣良
二条斉敬 : 小山ゆう
中山忠能 : 北村総一郎

《水戸藩》  
徳川斉昭 : 平幹二郎
西丸帯刀 : 金子修介
武田耕雲斎 : 奥村公延
美濃部又五郎 : 平松慎吾
川辺左治右衛門 : 塚本高史 (ゲスト出演)

《熊本(肥後)藩》  
宮部鼎蔵 : 岸部一徳
横井小楠 : 上田耕一
河上彦斎 : 藤木直人 (ゲスト出演)

《佐賀(肥前)藩》  
江藤新平 : 中村橋之助

大隈重信 : 筒井道隆
副島種臣 : 岩城滉一
大木喬任 : 榎木孝明

《江戸・練兵館》  
斉藤弥九郎 : 菅原文太
斉藤灌之助 : 哀川翔
斉藤新太郎 : 武藤敬司
渡辺昇 : 中村俊太

《女性達》  
おうの : 伊藤美咲
奥原晴湖 : 中島美嘉
高杉雅子 : 佐藤仁美
吉田寿 : 眞鍋かをり
中西君尾 : 岩佐真悠子
お梅→伊藤梅子 : 須藤理彩
松本屋たき : 櫻井淳子
おりょう : 綾瀬はるか (ゲスト出演)
お振 : 国仲涼子 (ゲスト出演)

《その他》  
佐久間象山 : 東野圭吾
鳥山新三郎 : 丸山和也
金子重輔 : 湯江健幸
白石正一郎 : 桂三枝
平野國臣 : 本田博太郎
大島友之允 : 生瀬勝久
古高俊太郎 : 利重剛
河田左久馬 : 羽賀研二
広戸甚助 : 石井正則
新島襄 : 小泉孝太郎
青木周蔵 : 瑛太
真木和泉 : 大杉漣
   ・  
江川太郎左衛門 : 伊吹吾郎
中島三郎助 : 長塚京三
手塚律蔵 : 伊藤敏八
   ・  
ペリー : ハリソン・フォード (ゲスト出演)
ジョン・コンティ : ダニエル・ラドクリフ (ゲスト出演)
ハリス : デーブ・スペクター

以上です。もしかしたら、また変更するかもしれません。
元気があればの話ですが。



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葵徳川三代!不適材適所な大河ドラマ

2006-03-17 23:56:03 | 自己満足な評論

今更ながら、2000年度大河ドラマ「葵~徳川三代」について語らせていただきます!

この脚本家は「独眼竜政宗」「八代将軍吉宗」を手がけたジェームス三木
この2作はまさに役者と役柄が一致した素晴らしドラマでした。
いや、何が言いたいかというとね、、、、
葵~徳川三代」はミスキャストが続出したドラマじゃないかと、、、
どう考えても、ジェームス三木氏が殿様商売で脚本&キャスティングに手を出したドラマなんかじゃないかと思ってしまうわけで。

もっとズバリ言えば、

徳川秀忠=西田敏行
お江与の方=岩下志麻
淀殿=小川真由美
春日局=樹木希林
伊達政宗=すまけい
島左近=夏八木勲
石田三成=江守徹


とりあえず、この全員は配役ミスです。想定外のキャストです。
とても20代に見えない秀忠とお江与の方。岩下志麻さんが
子供を産みとうございます
という場面は、何の冗談かと思いました。
伊達政宗の老けっぷりにもびっくりしました。
でも考えようによっては
帝王・徳川家康の前ではなす術も無く、牙を抜かれた、しぼんだ人間
というキャラ設定にしたかったのだとも考えられます。
三成、淀殿の配役は言うまでもありません。
アフォが考える配役です。江守徹の石田三成。酒癖悪そうな三成。
舞台仕込みで時々、巻き舌になる三成。。。。

この時、淀殿33歳
というナレーションをわざと入れたとしか思えない淀殿の配役。

いかんぞ、いかんぞ。
今年の大地真央、柄本明を超える配役ですよん。

・・・と思いきや、意外なところで現在活躍中の若い役者も使っているのですよ、
このドラマ。

細川忠利=小栗旬
徳川家光(少年)=山田孝之
千姫=大河内奈々子
完姫(少女)=前田亜季
徳川義直(少年)=神木隆之介
お楽の方=仲間由紀恵

このメンバーで当時から名前の知れていた俳優さんは
小栗旬、山田孝之、前田亜季、仲間由紀恵でしょう。
しかし如何せん、役柄が災いして山田孝之以外は出演時間1分以内という悲しさ
特に仲間さんは最終回にワンカットのみの出演でまともにセリフなんぞありませんでした。

「若手とベテランの使い所」
このドラマはその難しさを、身をもって証明したドラマとして
未来永劫、語り継がれていく事でしょう。


【功名が辻・感想レビュー】戦場に消えた夫

2006-03-12 20:43:51 | 大河ドラマレビュー《功名が辻》

まずOPの出演者のクレジットを見てびっくり!
先回、山内夫婦の家庭をメチャクチャにした小りんの名前がない!?

少しがっくりした琉河でしたが、物語の冒頭での千代の演技を見て復活!!
仲間さんのコメディタッチな演技はさすがですね。夫に一途なキャラがハマッてます。千代はこの時、まだ14歳なのに夫の浮気に悩まされるとは。
もし、千代の人物設定がヤンクミ風だったら、戦闘力の低い一豊はボコボコにされていたことでしょう
武田鉄矢さんも金八先生では考えられないようなセリフを次から次へと吐いています。善人役の津川さんも新鮮で見応えがあります。
いやいや、こういう楽しみ方もあるのですね~

そして物語の後半。
ようやく姉川の戦いが始まりました。
まず徳川勢が朝倉家に攻撃し・・・、というかあっという間に合戦シーンが終わってしまいました。美濃衆はどうしたのでしょうか?津川さんは合戦シーンには出てきませんでしたね。
ちなみに琉河は山内一豊が姉川の戦いでどのような手柄を立てたのかは分かりません。史実として何か残しているのでしょうか?
無かったとしたら、ここは脚本家の腕の見せ所。前回の一豊へのマイナス点を清算する意味では良いエピソードだと思います。
ところで、秀吉がこの戦功により横山城の城主に任じられるシーンは無かったですね。来週やるのでしょうか?それともカットですかぁ?

来週は「比叡山焼き討ち」がメインなようですね。これは楽しみです。


宮下直樹「センゴク」をキャスティング!第二章

2006-03-11 19:54:44 | 歴史ドラマ妄想キャスト

現在、週刊ヤングマガジンにて密かに人気を得つつある「センゴク」の最新刊8巻が発売されましたので、予告通り、追加の妄想キャスティングを垂れ流したいと思います。
この話、題名通り戦国時代を取り扱った漫画ですが、主人公が仙石(せんごく)秀久という本当に題名通りの漫画なのです。仙石秀久・・・、マニアックな武将を主人公にした漫画、それ故、史実との改竄がし放題です!世間の評価では小早川秀秋並のダメ武将ですが、マンガでは最も失敗し、最も挽回した男となっております。そんなバカな!
しかし、その改竄が物語性を高める上では成功しているので、戦国時代に詳しい人もそうでない人も純粋に楽しめるのではないかと思います。

実際のサムライがいかにして戦い抜いたのか!?
では、早速

《キャスト》

仙石権兵衛秀久(1552~1614)・・・藤原竜也
お蝶・・・井上真央

《織田勢力・仙石側》
(織田家)
織田信長(1534~1582)・・・加藤雅也
明智光秀(1528~1582)・・・渡辺謙
柴田勝家(1521~1583)・・・滝田栄
お市の方(1546~1583)・・・伊藤美咲
堀秀政(1553~1590)・・・成宮寛貴
織田信忠(1557~1582)・・・小栗旬
丹羽長秀(1535~1585)・・・鶴見辰吾
佐久間信盛(1528~1581)・・・斉藤洋介
可児才蔵(1554~1613)・・・金子賢
前田利家(1538~1599)・・・HYDE(セリフなし)
佐々成政(1536~1588)・・・武藤敬司
蜂屋頼隆(1534~1589)・・・遠藤憲一
中川清秀(1542~1583)・・・荒川良々
坂井政尚(?~1570)・・・勝野洋
坂井久蔵(1555~1570)・・・小池徹平

(羽柴家)
羽柴秀吉(1536~1598)・・・陣内孝則
羽柴秀長(1541~1591)・・・杉本哲太
寧々(北政所)(1548~1624)・・・奥菜恵
竹中半兵衛(1544~1579)・・・谷原章介
蜂須賀小六(1526~1586)・・・六平直政

(徳川家)
徳川家康(1542~1616)・・・佐藤浩市
本多忠勝(1548~1610)・・・哀川翔
榊原康政(1548~1606)・・・生瀬勝久

《反織田勢力》
(斉藤家)

斉藤龍興(1548~1573)・・・柏原崇
富田勢源(1524?~?)・・・津川雅彦
お鹿・・・松本莉緒
お猪・・・青木さやか

(浅井家)

浅井長政(1545~1573)・・・北村一輝
山崎新平(1541~1570)・・・阿部寛
浅井久政(1526~1573)・・・山本圭
磯野員昌(?~1578)・・・松重豊
堀秀村(?~?)・・・伊藤敦史
樋口直房(?~1574)・・・神山繁

(朝倉家)
朝倉義景(1533~1573)・・・松尾スズキ
朝倉景健(?~1575)・・・サンボマスターのメガネデブ
鳥居景近(?~1573)・・・塚本高史

(本願寺衆)

本願寺顕如(1543~1592)・・・田辺誠一
下間頼廉(1537~1626)・・・山口祐一郎
如春尼(?~?)・・・西田尚美

(武田家)
武田信玄(1521~1573)・・・北大路欣也
馬場信春(1514~1575)・・・近藤正臣
山県昌景(1529~1575)・・・岩城滉一
高坂昌信(1527~1578)・・・榎木孝明
秋山信友(1531~1575)・・・萩原流行

(その他)
細川昭元(1548~1592)・・・篠井英介
比叡山延暦寺座主(?~1573)・・・佐藤慶
足利義昭(1537~1597)・・・阿部サダヲ


琉河の予想を反して、三方ヶ原の戦いでは武田方の武将が多く登場しそうです。8巻の表紙を飾ったのは戦国最強の武将・武田信玄でした。信玄役には時代劇の大御所、北大路欣也さんを。武田家の武将にもそれなりの俳優さんを。
それにしても、この漫画は作者の意図かどうかは分かりませんが絵が濃いです。何なら、北村一輝・東幹久・宇梶剛士・関根勤など、クドイ顔をしていらっしゃる俳優さんが一人100役ぐらいで出演してもいいくらいの濃さです。

ちなみに「功名が辻」では第12話のサブタイトルが「信玄の影」となっていますが、100%武田信玄は登場しないでしょう。断言できます。非常に残念です。
今川義元役に江守さんを配役したぐらいですから、武田信玄も登場させてあげればいいのにと思っています。
あと、関係ないのですが「功名が辻」で稀代の参謀・黒田官兵衛役斉藤洋介さんを抜擢とは・・・?森羅万象、神のみぞ思いつく配役であると思います。凡人である琉河では、とても思いつかない人事です。いい意味で期待を裏切ってくれるといいのですが。

太字の人物は単行本で表紙を飾ったことのあるキャラクターです。
「センゴク」は単行本が発売される度に、更新していきます。


【功名が辻・感想レビュー】初めての浮気

2006-03-05 21:08:00 | 大河ドラマレビュー《功名が辻》

今回は「金ヶ崎退却戦」と「小りんの謀略イベント」の2つのお話がメインでした。

前半はスケールが小さいながらもどうにか金ヶ崎の撤退戦をしっかりと描いていました。山内一豊の絶体絶命のピンチに鉄砲音がしました。琉河は竹中半兵衛かなと思いましたが、見上げるとそこには釣りバカ日誌の浜ちゃんこと西田敏行さんが!徳川家康が彼の窮地を救うとは思っても見ませんでした。一本やられました!
さすがは西田さん、太っ腹です。(注:笑うところです)家康が山内一豊の存在自体を当時から意識していたかどうかは知りませんが、関ヶ原の戦いの伏線と琉河は理解しました。

それで後半ですが、長澤まさみさんに振り回される大の男たちの悲しい挽歌が無常に響いていました。「一豊の浮気」を「杉谷善住坊の信長襲撃」の展開に拡げるのはなかなかの趣向だと思います。これが大石静さんのオリジナルだとしたら、ちょっとは見直します。

で、逆に琉河的に納得のいかない点を物申す!

金ヶ崎撤退戦
りんの話は2話に分けた方が良かったと思います。

前半は(功名が辻にしては)戦闘シーンてんこ盛りで緊迫感がありましたが、後半のスケベなオッサン達のせいで物語が一気にホームドラマコメディに逆戻り
なんで、そんな構成を組んだのですか?
例えて言うなら、フォアグラ料理とフカヒレ料理をグシャグシャに混ぜて食べるような変な違和感があります
長澤さんは17歳という若さで最優秀助演女優賞を獲得するほどの演技力のある女優さんです。華もある方なので、彼女メインで丸々1話使っても良かったのでは?
金ヶ崎撤退戦と抱き合わせにしなくてもいいと思いますが。ここは思い切って念入りに山内一豊版の金ヶ崎撤退をじっくりと描き、200石の褒美をもらうまでが今回の1話、それで長澤さんのやり取りと来週放映されるであろう千代の家出(本当にどうでもいいエピソードですが・・・)で1話でいいじゃないですか!後者の話のサブタイトルは「世界の中心で浮気をする」とでもしておきなさい。

予告編で仲間さんが「コリンなんて変な名前!」と嘆いていましたが、そんなセリフを吐いてしまうと世の中の「ゆうこリン」のファンの方々が黙っていないと思います。コリン星の方々に襲撃されてしまいますよ!
ついでに舘さんは一豊の滑舌の悪さを指摘する前に、自分の滑舌の悪さを自覚して下さい。本当に通訳が必要なのは舘さんだと思います

ところで次回は何の合戦でしょうか?一応それだけを楽しみにしておきます。