必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

【風林火山レビュー】決戦前夜

2007-11-25 20:49:35 | 大河ドラマレビュー《風林火山》

前回までのあらすじ
緒形拳が「まずい!」と呟いた。

利重剛、哀れ!
一番の見せ所なのに出番なし!
その代りに井川遥さんが
・成田が何故下馬しなかったのか
・成田他、関東勢が裏切った理由
といった事の全てを解説して下さいました!
グッジョブ!井川さん。
全く持ってその通りです。

で、問題の政虎。
このまま井川さんを切り捨てるかと思っていましたが、何と己の否を認めてしまいました!
役得ですね、上杉さん。
よくある話ですよね。普段悪い事ばっかりやってる人がたまに善い事をすると、過大評価したくなるような、そんな心理。
でも琉河は騙されません。元々、アナタが成田を打ちのめしていなかったら、対北条の戦局も違ったものになっていたでしょうに。
でもまあ、ともかくこの一件で政虎は人の心を取り戻した様子です。慢心を捨てた政虎は真の「義の人」として生きていくのでしょう。
面倒なので、琉河の中ではそういうことにしておきます。

そして、北条!
松井誠&早乙女の夢の舞共演!
ラストの視聴者サービスといったところでしょうか。
このままBGMで「夢芝居」流してしまえよ!(女形の大将、梅沢はいないけど・・・)
と思ったのは琉河だけでしょうね、多分。

そして最終回に向けて、脇役たちのやっつけ仕事シーンが次々と流れ始めました。(よくドラマとか漫画とかで最終回近くになるとあぶれた脇役同士でカップルになる、アレ)
極めつけはリツ!引き取り先は香坂かね。
ウマイとこ思いついたなぁと思いました。この展開を思いついたときの脚本家のほくそ笑んだ姿を想像して身震いがしました。

そして、流れはいよいよ川中島へ。
カメラ目線の信玄VS人の心を取り戻した上杉政虎の史上最大の決戦が始まろうとしています。
この日の為に予算を残しておいたはずのNHK。
迫力ある合戦シーンを期待しています。

 

次週、川中島。
緑魔子がゲストで登場。石橋蓮司つながりでの出演でしょうか。

 


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【風林火山レビュー】関東出兵

2007-11-18 21:20:23 | 大河ドラマレビュー《風林火山》

着々と最終回に向けて物語が進んでいきますね。

秋山さんと諏訪のおじさん(小林勝也が最終回間近まで登場するとは予想だにしなかった)らが見守る中、四郎勝頼は諏訪家を継ぎました。
「風林火山」では描かれる事はないでしょうが、この勝頼が信玄死後、旧家臣から何かにつけ
「信玄公ならば・・・」
とケチを付けられるのかと思うと少し気の毒になりました。

香坂弾正VS山本勘助
源五郎も最終回間近になって、その智謀ぶりをいかんなく発揮し始めました。勘助の策の弱点を鋭く突くあたりはもう立派な一武将です。カワイイキャラは卒業ですか。懐かしかったのですけどね~。
しかしながら、渋い表情もなかなかいいですね。

長尾景虎が関東出兵。
まずは病を患っている上杉憲政の旧家臣・長野業正に嫌味を言ってトドメを刺した景虎。
業正は、これに憤慨してか翌年、病死。それを知った信玄は箕輪に出兵。結果、長野家は滅亡。景虎、何気に「敵に塩を送って」いますね~。これは面白い。

そして、この関東出兵のキーパーソン成田長泰が登場。
演ずるは、利重剛。この配役の安っぽさが「風林火山」らしくて素晴らしいです。
でもその妻役が役柄補正があるとはいえ、井川遥さんというのは・・。格差夫婦の象徴ですか!
そして、小田原の北条氏康。
額の傷がまだ癒えてません。そんなにその傷が好きなのか、松井誠。
額の傷の謎はともかく、氏康の籠城策は見事に成功している様子。
3日経っても小田原を落とす事が出来ず、それでも
「神仏は我に味方せり!」
と信じてやまない景虎は一人で意味不明な行動に。
さすがは氏康。
「我等はこのような(キ○ガイ染みた)奴と戦っていたのか」
と呆れ、関わりたくないので城から出ることはありませんでした。そもそも籠城して成果が出ているのにわざわざ出る意味がないからね。
今回のナレーションが
景虎>氏康
となっているのが気になりました。
まるで氏康が城から出なかったのは、景虎の勇猛さに怖れたから!みたいな語り口はどうかと。

そして合戦中、景虎は上杉政虎と改名。
ここで一大事件が!
源義家以来の慣習どおり、下馬しなかった成田長泰を政虎がめった打ち!
暴君、キタコレ!
これですよ、コレ。
琉河的にはこれが今回の見所。
さあ、一番悪いのは誰なんでしょうね~。色々と考えられますよね。
①したり顔で慣習通りに一人馬に乗っている成田
 【大義名分】『正しいのはわかるけど、ここは田舎者に合わせて下馬しろよ。空気読め!』
②理由も聞かずに成田をめった打ちした景虎
 【大義名分】『もっと勉強しとけ、この神仏オタク。しかも短気すぎ!』
③慣習を教えなかった上杉憲政
 【大義名分】『とりあえず、このバカ殿様のせいにしとけば丸く収まる』
④景虎の驕りを察知していながらも彼を止めなかった宇佐美定満
 【大義名分】『高いギャラ払ってんだから、この場を上手くまとめる知恵を搾り出せ。この期に及んで、まだスタッフに接待してもらいたいのか』

って、今回、ここで終わりか!
何気にオイシイとこ持っていくんだな、利重剛。
金田一少年の事件簿ではサブレギュラーだった利重剛。(でもクレジットでは連名)
しかしここには金田一少年はいないぞ!
知恵を出してくれる味方はいないぞ、どうする利重GO!!
何気に映画監督でもある利重剛!!このシーンはどうやって撮るのかね?
本名は笹平剛だ、利重剛!!『剛』の方が芸名だと思ってたぞ、このやろう!!
ママンの小山内美江子も心配してるぞ、利重ゴーッ!!


次週、みんなの前で恥をかかされた成田が起こした行動とは!?

この合戦を終えたエセ毘沙門天・上杉政虎は越後へ帰還。
次なる敵は武田信玄。次から次へと決戦だ。
毘沙門天の名の下に。
大義名分を捏造して戦い続ける正義の味方。
でも、その正体は血を見るのが大好きなアーミーオタク!
受けて立つのも、これが定めか武田軍。
ここから一気に最終決戦へ!!!

 


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宮尾登美子原作「天璋院篤姫」をキャスティング!

2007-11-18 16:35:52 | 歴史ドラマ妄想キャスト

今回は宮尾登美子原作「天璋院篤姫」を妄想キャスティングしてみました。
2008年度の大河ドラマの題材ではありますが、今回は原作に忠実なキャスティングにしてみました。
「原作に忠実」というのは
・小松帯刀の優遇は無し
・坂本竜馬は登場しない
という2点です。
但し、原作に忠実にすると、単なる大奥ドラマに成ってしまう事は必至なので、NHKが考える「天璋院篤姫」の方がドラマとしては盛り上がると思います。

もう一つ言わせていただくと、主役の宮崎さんの年齢が若すぎて、周囲の出演者と釣り合いが取れないので、30代の女優を主役に考えてみました。
では、大河ドラマとは一味違ったキャスティングに興味がある方はご覧下さい。

 

≪篤姫とその家族・使用人≫
篤姫:福田麻由子→篠原涼子
幾島:松阪慶子
島津忠剛(父・今和泉家):渡瀬恒彦
お幸の方(母):真野響子
島津忠冬(長兄):山田涼介→沢村一樹
島津久敬(次兄):泉澤祐希(子役)
島津忠敬(三兄):広田亮平→本宮泰風
菊本:池内淳子
しの:高橋惠子
広川:高畑淳子

≪島津家≫
島津斉彬:北大路欣也
英姫(斉彬室):萬田久子
島津斉興:平幹二朗
お由羅の方:古手川祐子
島津久光(重富家):佐野史郎
島津忠義:吉沢悠
島津久治:劇団ひとり
島津久宝(加治木家):石坂浩二
島津讃岐(垂水家):長塚京三

≪薩摩藩士≫
西郷隆盛:佐藤浩市
大久保一蔵:阿部寛
    *
調所広郷:神山繁
小松帯刀:西島秀俊
西郷従道:大倉忠義
赤山靭負:長谷川初範
有馬新七:隆大介
伊地知正治:町田康
大山格之助:若松武史
吉井幸輔:矢島健一
有村俊斎:佐藤二朗
大久保利世:奥村公延

≪朝廷≫
近衛忠熙:片岡仁左衛門
村岡:八千草薫
貞姫:西原亜希
近衛忠房:徳井義実
    *
孝明天皇:中村橋之助
九条尚忠:宇津井健
岩倉具視:岸部一徳
島田左近:鳥肌実
三条実美:宮藤官九郎
有栖川宮:HYDE
中山忠能:近藤正臣
    *
和宮:宮崎あおい
庭田嗣子:夏木マリ
土御門藤子:片瀬那奈
観行院:高島礼子
橋本実麗:津川雅彦

≪将軍≫
徳川家定:渡部篤郎
徳川家慶:金田龍之介
徳川慶富(家茂):小池徹平
一橋(徳川)慶喜:北村一輝

≪幕府≫
井伊直弼:松方弘樹
阿部正弘:水谷豊
堀田正睦:北村総一郎
川路聖膜:三谷昇
酒井忠義:嶋田久作
久世広周:斉藤洋介
安藤信正:大杉漣
板倉勝静:浜田晃
小笠原信行:温水洋一
    *
勝海舟:松平健
大久保一翁:林隆三
小栗上野介:岩城滉一
山岡鉄舟:香川照之

≪幕府側諸侯≫
徳川斉昭:山崎努
松平春嶽:鹿賀丈史
伊達宗城:森田順平
山内豊信:高橋克実
徳川慶勝:東野圭吾
徳川慶篤:津田寛治
横井小楠:平泉成
平岡円四郎:渡辺哲
長野主膳:津嘉山正種
岩佐摂津守:福満しげゆき
松平容保:大森南朋

≪大奥≫
滝山:岩下志麻
唐橋:真矢みき
本寿院:野際陽子
お志賀(家定側室):稲森いずみ

小の島:鈴木京香
梅野井:西田尚美
重野:相武紗季
    *
姉小路:草笛光子
実成院(家茂・母):かたせ梨乃
碓井:加藤あい
花園:森口瑤子
村瀬:赤木春恵
おりく:香椎由宇
美賀(慶喜正室):木村多江
線姫:遠山景織子

≪反幕派≫
高杉晋作:長瀬智也
桂小五郎:鈴木一真
周布政之助:小林稔侍
久坂玄瑞:田中圭
入江九一:福士誠治
真木和泉:細川俊之

 

本当は緒形拳・仲代達矢も入れたかったのですが、如何せん「風林火山」に出演してしまったので・・・。そこが残念です。
高橋英樹・西田敏行も配役してみたかったのですが、似合う役がなかったので今回は見送りという事で。
次回は大河ドラマ版「天璋院篤姫」のキャスティングに物申したいと思います。


【風林火山レビュー】謀略!桶狭間

2007-11-11 21:55:25 | 大河ドラマレビュー《風林火山》

今川義元、桶狭間にて死す。享年・42。

今回、一番の謎はタイトルに付いている「謀略」という言葉。
謀略というよりは、やはり義元の油断による自滅に近いような気がするのですが・・・。
「義元は信長の情報収集力・軍の統率力を侮り、余裕かまして大高城方面に向かう途中に桶狭間で戦死」というオーソドックスな設定は良しとしても、これを
「義元にこのような戦略を採らせたのは、勘助のおかげである」
という設定は「勘助贔屓」もいいとこだと思いました。
というのも、もし義元が勘助の挑発に気づいて勘助の策を採っていたら今川軍は勝っていたのかもしれないという・・・。そして、もし信長が籠城したら謀略も何も・・・。
まあいいや。疲れたので、今回の考察はここら辺にしたいと思います。

というよりはね、そんなことはどうでもいいんだよ。
義元が大高攻めしようが、清洲に行こうが、もっといえば桶狭間は「おけはざま山」という山じゃないのか説とか、実は織田軍は奇襲ではなく正面突破したんだよ説とか、そんなの関係ねぇー!
NHKよ、義元のラストシーンをきちんと描いてやれ!
なんだい、あのシーン。NHKは谷原さんのことを「所詮はモップ」としか思っていないのですか!

「雪斎、遠慮はいらぬ。さあ飲め!」
その後、鉄砲がバババババン!割れる杯!
そこまでは緊迫感があって良かったです。
問題はその後。
義元が腰を抜かして終わりか!
そこで「桶狭間」は終わりか!
なんか、色々なところを端折ってないですか・・・。
義元の奮戦シーンはどうした!
「武田信玄」の今川義元(中村勘三郎)の時は、ちゃんと刀を振るって
「鎧が重いよ~」とか
「都へぇ~~」
とか情けないセリフを吐き、みっともない姿をさらしながらもキチンと最期まで務めを果たしましたよ!
せっかく義元役に谷原さんをキャスティングしたのだからキチンと最期の討ち取られるシーンまで描いて欲しかったです。
ああいう美青年があられもなく乱れる姿を見たいんだよ!琉河は!(爆)

こうして、ほぼ一年近くレギュラーを務められたマイティ谷原は今回で退場。
痛いヤツだと思われながらも「マイティ」「マイティ」と叫び続けてきた自分を褒めてあげたい気分です。おそらく「マイティ」を引きずってきたのは琉河だけですから!
さようなら、マイティ・・・。マイティを讃える歌は部屋で一人で歌います(泣)

で、総括。
義元=谷原の配役は新鮮で良かったです。
例えば、義元役が佐野史郎、大杉漣、柄本明、岸部一徳といった、「いかにも」な役者さんが演じていたのならば、こんなにも「今川義元」には期待していなかったでしょう。
ここまで高貴で麗しく、そしてマイナス面となる傲慢な姿ですら素晴らしい個性となった義元は初めてでした。
なので、「このような麗しい義元がどのような最期を迎えるのか」という部分を大変楽しみにしていたのです。
それだけにラストの端折りっぷりは残念でした。
雪斎の名を叫んだ瞬間に織田軍の奇襲を受けたのは、何とも皮肉が効いていて哀愁を漂わせるシーンでしたが。

そういえば、信長は陰だけの出演でしたね~。
ここぞとばかりに大物ゲストを投入してくるのかと思っていたのですが。

寿桂尼は、義元の死から8年後に病没。
その年に武田軍は今川領・駿河へ侵攻。こうして三国同盟は潰える形となります。
ちなみに、どさくさに紛れて徳川家康と名を改めた松平元康も、この年に今川領・遠江に侵攻。義元・雪斎も元康の実力は認めていたものの、彼の心の奥に隠された無念・屈辱さまでは読み取る事が出来なかったようですね。


次週、景虎は関東へ出兵。
あんな更地っぽいところでポツンといるのに鉄砲が一発も当たらない景虎はまさに「神の化身」といったところでしょうか。


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【風林火山レビュー】信玄暗殺

2007-11-04 21:36:20 | 大河ドラマレビュー《風林火山》

元々、寅王丸(長岌)の謀反は時期も不明ですし、謀反も何も幼くして死亡したという説もあるぐらいなので「風林火山」ではなかったことにするのかと思っていました。なので、ここに来て「寅王丸謀反」イベントが描かれるとは思ってもみなかった、というのが正直なところです。

まず冒頭、武田家では。
義信に子供が誕生。その報せを受けた晴信の表情といったら・・・!
父・信虎のような風体になっていました。
『信虎』を象徴する胡桃コリッ!の仕草がその証。

そして、越後。
宇佐美の謀略により、今川家に赴いた平蔵。彼は義元の前で宇佐美に言われた通りのことを言います。平蔵は単なる宇佐美の操り人形となっていますね。所詮、平蔵は平蔵といったところでしょうか。
平蔵の言う事に怪しむ義元。
しかし、その平蔵を援護射撃したのが・・・
何と寿桂尼様
おおおおおお!なんて事だ!
何かガッカリだ。
寿桂尼様には、このまま最終回まで、ある時は乙女キャラ、またある時は氏真のツッコミ役、という無難なキャラを貫き通して欲しかったです。
ここに来て悪役ですか。寿桂尼は天寿を全うしてしまうので、勧善懲悪的な展開は期待できません。
琉河的には、その役目は義元様にやって欲しかったところ。
仮にここで義元様が長岌を唆した、という悪事を行っておけば次週の「桶狭間」での無残なラストシーンで今回の溜飲も下がるというのに。

そして場面は移り、武田領内のとある屋敷。
長岌は源頼政(丹波哲郎、もしくは芦田伸介)の伝説を語りながら、信玄暗殺の機会を窺っています!
信玄に隙が!
ここが狙い目か!
と、長岌は信玄めがけて短刀をブスリと。
ここら辺のシーン。全く迫力がありませんでした。緊迫感もありませんでした。
まあ好意的に取れば、緊迫感が出てしまうと信玄に感付かれてしまう恐れがあるので、わざと気配を消していたのだと解釈することは出来ます。ハイ。

しかしながら、信玄もそんな企てなど、とっくに気づいていた様子で。
信玄に一喝され短刀を落とし、呆気なく長岌の謀略(?)は失敗に終わりました。
長岌は処刑されるのかな?と思っていたら。
意外にも信玄は彼をその場で手討ちにせず、寺で彼を諭します。ここに現れたのが、義信。
もう一展開が待ち受けていました。
側室vs正室の子の面会。長岌の顔を見るなり罵倒する義信。潔癖すぎる性格が良く出てますね。義信というキャラの負の部分が出ていて良かったと思います。
でもその負の部分のせいで、「三条夫人の付き人」がいきなり死亡!
これはびっくりだ!
何がビックリかって、退場するキャラはその回で何らかの思い出記念イベントがあるはずでしょう?
例えば、小山田様の退場回でいうと勘助と妻について語らうシーンが思い出記念イベントに当たるわけで。
「三条夫人の付き人」には、そんなメインイベントとなるシーンもなくいきなり死亡。
退場回なのに前後の脈絡もなく、脚本家の手に余ったキャラの廃棄処分みたいな扱いで死亡。
ポカーン

で、長岌はというと・・。
「寺に閉じ込めておけ」
の一言で終了。来週のテーマを見る限り彼の出番はここで終了でしょう。
またもやポカーン
結局、長岌は「没年不詳」という扱いになりそうですね。今回のメイン人物なのに、煙が消えるように出番が終了。
今回の意義は何だったのか。
「三条夫人の付き人」を始末させるだけの回だったのか?
単にその後の寅王丸を出したかっただけなのか?
以上の2点もあるのでしょうが、桶狭間への伏線が本当のテーマだったのですか。
平蔵が
「全部、寿桂尼のせいだ~」
と言って越後へ逃げたのが次回に繋がるわけですね。
何か中途半端だ・・・・。
勘助の寿桂尼対する憎悪と「三条夫人の付き人」の死には関連性はないでしょう。

勘助の怒りは由布姫と血が繋がっている者に主・信玄を討たせようとした卑劣な謀略に対して向けられたもの。
決して、「三条夫人の付き人」の仇を討つためではないのです。(数パーセントぐらいは含まれていると言ってあげましょうか)
浅田美代子さん、仕事は選べよ・・・。と言っても選べる余裕があるのかは知りませんが。

それにしても今回で好感度が下がったのは
宇佐美定満
寿桂尼
の2名。
この2名にはOPのクレジットで何らかの制裁を加えて欲しいところです。

宇佐美定満よ、アンタは次週からトメ剥奪。建蔵(長尾政景役)と一緒に仲良く連名扱いだ。(トメには、クロワッサンの人を推薦!)そして最終回で、どこかの小説みたいに愛の逃避行の末に川に身を投じて仲良く相対死にしろ!その手のマニアが喜ぶよ。
そして寿桂尼。アンタは義元死亡のショックで本当に思考回路がお花畑になって46回~最終回まで「花枠」にて幽閉。
それぐらいのことはして欲しいです。

次回、桶狭間。
義元がなぜ、桶狭間を通って織田攻めに向かったのか。
その謎に迫る模様。
そして「桶狭間」ということは・・・。
あの美声王子様も退場となるわけで。

 


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