必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

もし「坂の上の雲」のキャストで「江~姫たちの戦国~」を作ったら

2011-01-10 22:07:32 | 歴史ドラマ妄想キャスト

急に思い立った企画です。
ドラマの出来が凄すぎて文句のつけようが無くレビューを書かずに終わってしまった「坂の上の雲」で出演した役者さんを、昨日から始まったSFドラマ「江~姫たちの戦国~」に使ったらどれだけ豪華になるのだろうか、と疑問に思いました。
で、作ってみました。
使う役者が限定された中で作った妄想キャストなので、役柄と配役が合わないところもありますが興味のある方はご覧下さい!


≪キャスト≫
(変更しなかった配役)

江:上野樹里
茶々(淀):芦田愛菜→宮沢りえ
初:奥田いろは→水川あさみ
お市の方:鈴木保奈美
浅井長政:時任三郎
竹千代→徳川秀忠:嘉数一星→向井理
なか→大政所:奈良岡朋子
おね→北政所:大竹しのぶ
明智光秀:市村正親
細川ガラシャ:ミムラ


(以下、妄想キャスト)
織田信長:本木雅弘
豊臣秀吉:西田敏行
徳川家康:渡哲也
京極龍子(松の丸殿):松たか子
石田三成:阿部寛
豊臣秀次:宮内敦士
豊臣秀長:榎木孝明
黒田官兵衛:大杉漣
京極高次:加藤雅也
千宗易→千利休:加藤剛
柴田勝家:高橋英樹
森蘭丸:三浦春馬
織田信包:森本レオ  ※名もなき軍曹役で出演
足利義昭:片岡鶴太郎
前田利家:柄本明
織田信雄:的場浩司
織田有楽:草刈正雄
佐久間盛政:村田雄浩
佐治一成:豊川悦司
本多正信:江守徹
織田信孝:蟹江一平
浅井久政:中尾彬
本多忠勝:國村隼
榊原康政:緒形幹太
酒井忠次:米倉斉加年
斎藤利三:利重剛
細川忠興:永澤俊矢  ※今後登場予定
大蔵卿局(茶々の乳母):竹下景子
饗庭局(茶々の乳母):真野響子
民部卿局(江の乳母):原田美枝子
須磨:佐々木すみ江
丹羽長秀:綾田俊樹
細川幽斎:石坂浩二
朝倉義景:大和田伸也
赤尾清綱:大林丈史
武田勝頼:鶴見辰吾  ※今後登場予定
羽柴秀勝:小澤征悦
徳川家光:神木隆之介
豊臣秀頼:小出恵介
千姫:仲里依沙
完子:菅野莉央
徳川忠長:阪本奨悟
お福(春日局):菅野美穂
近衛龍山:宝田明
近衛信尹:佐野史郎
土井利勝:竹中直人
藤掛永勝:ダンカン
上杉景勝:舘ひろし
加賀殿:石原さとみ
宇喜多秀家:岡田義徳
長谷川等伯:伊東四朗
本多正純:螢雪次朗
毛利輝元:塚本晋也
大野治長:藤本隆宏  ※「杉野はいずこ!杉野はいずや!」と叫ぶ人の役で出演


補足
「坂の上の雲」出演の役者さんは太字で示しました。

坂の上の雲は若手の役者さんをあまり起用していない様子なので、家光、蘭丸といった若い方しか演じる事が出来ない役は琉河が勝手にキャスティングしてみました。やっぱり『大河ドラマ50作目』と銘打つのならば、このぐらい豪華にしないとね。


第1話「HER」

2011-01-09 21:52:56 | 歴史ファンタジードラマ「江」

初回からケチをつけることになるわけですが、何か色々と勿体無い
いや、いいんですよ。
浅井の織田を裏切る理由が通説と違っていたり、
市が何をとち狂ったのか身篭った子を流そうとしたりとか、
長政が赤ん坊を抱いて物見櫓に登ったりとか、
そこら中に響き渡る赤ん坊の泣き声とか、
勝手に希望を託されたお江とか、
展開を盛り上げる為、若しくは分かりやすくする為に摩訶不思議な展開を創作するのは。

しかしね。
万福丸をいなかったことにするのはいかがなものか。
時間がなかったのか?
万福丸を描くと「江」の誕生エピソードがかすれてしまうからか?
いや、違うかな。
信長が万福丸を処刑するエピソードを描いていしまうと、お江が信長に恋する場面に説得力がなくなってしまうからかな。
よし、琉河はこの説を信じよう。
信じようと信じまいと物語は有り得ない方向へ進んでいくわけですが。

あ、小豆袋の件は明らかにツッコミ待ちなので触れません。
むしろ触れたら制作陣の思う壺です。
てか、あれ事態が創作だと聞いた事があります。(確かめていないので、史実だったら申し訳ありません)

でもデザートで連載されている漫画よりは、物語が作り込まれているように思えました。
さすがは大河ドラマ。
では、最後に良かった点を。
①第1話の捨てキャラで和泉元や、中山仁、ムスカが登場。なかなか宜しい。
②茶々の子役が、マザーの演技そのものだったので泣けた。(嘘です)
③当分、ドラマを見なくても済むように5回分ぐらいのストーリーを紹介してくれた。


7時間ドラマ『戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち』

2011-01-03 19:46:44 | 歴史ドラマレビュー

昨年から時間が10時間から7時間に短縮されてしまった「新春ワイド時代劇」。
今年は黒田官兵衛と竹中半兵衛が主役ということで放映前から楽しみにしていました。

大河ドラマならば、まずはキャスティングの安っぽさにまず噛み付くところですが、その安っぽさはある意味この枠での醍醐味でもあるので大して気にはなりませんでした。
神のみぞ思いつく「徳川家康=松平定知」という配役も、家康自体の出番が少なかったため、目障りにはなりませんでした。

というわけで、第一部と第二部の感想を箇条書きで。

第1部「半兵衛、稲葉山城乗っ取り~荒木村重謀反
・信長の灰皿テキーラ事件を抜きには語れないお話でした。光秀と村重はこれが原因で謀反を起こしたのではなかろうか、とも邪推されるインパクトあるシーン!
髑髏杯に注いだ酒を無理矢理、光秀に飲ませた挙句に蹴ったり踏んづけたりする海老ぞ信長様。刀にさした饅頭事件なんて久々に見ました。功名が辻でこのシーンやってかな?
・そしてオープニングのモブ化していた千利休!
格好が格好だけにその他大勢に混じっていても、悲しいかな、目立ってしまう千利休。
特別出演で大物俳優に演じさせるでもなく、物凄く重要なセリフを吐くでもなく、ただそこにいるだけの千利休!なんだかドラマ制作陣の意地を見た思いがしました。

第2部「村重逐電~関ヶ原の戦い
・半兵衛の死を知らされる官兵衛のシーンも良かったのですが、一番面白かったのは、中国大返しを駅伝のダイジェスト版の如く語る高嶋政伸!予算と放映時間を削られたドラマ制作陣の怨念を見た思いがしました。
・そして、ラスト2時間の怒涛の展開。もはや戦国時代の出来事を知っている人ではなければ着いていけない展開に脱帽。もうここまでくるといっそ清々しいです。打ち切りを宣告された漫画の最終回みたいなストーリー。
「とりあえず、消化できるものは消化してしまえ」
という姿勢の挙句、消化不良を起こしてしまったこのドラマ。
いいね~、やっぱり面白い。
砂浜でぶっ倒れる如水で終わる展開もベタで良かったぜ!!

というわけで、来年の新春ワイド時代劇も期待しています。