必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

最終回 『(友)愛を掲げよ』

2009-11-23 01:10:11 | 大河ドラマレビュー《天地人》

頭文字に一字足すと、『天地人らしさ』が倍増します。

直江が何故か幕府から厚遇されていたり、不老長寿の仙薬を飲んだとしか思えない初音の容貌とか、色々と語り尽くせぬ摩訶不思議な展開がありましたが、今回はともかく全ての展開を終え、山場がなくなった後のエピローグ。直江がゆっくりと死んでいく為だけの回。重要な歴史イベントは徳川家康の死のみです。
本当にこの回は必要なのか・・・。
はうあ!
そうか、理屈では説明がつかない直江の人徳こそが、このドラマの本当に言いたいことなんですね。
いわば、今までの46回ぐらいの展開はこの最終回に向けた前座だったわけで。
今回の75分が「天地人」の中心だったのです。

まさしく、これぞラブ(愛)プラス!
・・・・・。
・・・・・。

さあ、みんな「偽」を貫き通せ!AZEMICHIポオオオオオ!
-完-


もう一つだけ。

遠山康光の件はどうなったのでしょうか。視聴者に次回の伏線だと思わせる、ある種のミスリードでしたか。
本当に謎の多いドラマです。


遠山康光=天海説を立てる斬新なドラマ

2009-11-08 21:23:32 | 大河ドラマレビュー《天地人》

別に天海でなくても、崇伝や林羅山でもイコールの意義は果たせるのですが。
せめて出すなら鶴見辰吾でしょうに。
新キャラが出ないなら松山政路に方広寺の難癖付けをやらせれば済む話を、何でわざわざ遠山にやらせるのかな。

何にせよ脚本家の遠山康光への愛情が感じられるドラマでした。(次週、真田幸村に討ち果たされたら盛大に笑ってやる)
ところで遠山康光はこの時、何歳?

そして、川野太郎。
落ちぶれすぎでしょう。
今回で出番が最後なのに、どこにいたのか分かりませんでした。
「創聖のアクエリオン」を歌うMOVEを見た時に感じた、同じ切なさが沸き起こりました。(竹内力のLOVEマシーンと一緒にしてはいけません)
時代の流れとは残酷なものです。


谷原章介の桂小五郎

2009-11-02 21:08:48 | 自己満足な評論
「龍馬伝」の桂小五郎役に谷原章介さんと発表がありました。
意外感が無く予想し易過ぎる配役ながらも、安心して見ることが出来る桂小五郎になるかと思います。
しかしながら、里見、武田と並ぶトメ級の役者が持ってこれればもっと良かったのにと思うところです。

でも、あれか。
吉田東洋を演じる田中みんの安っぽさに比べれば、全くマシなところですか。