今回は歴史モノの妄想キャスティングではありません。
番外編として、偉大なるロングセラー漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の妄想キャスティングを垂れ流したいと思います。
キャスティングを思い立った経緯はウエンツさん主演の映画やアニメなど見る限り、怪奇アクション漫画というよりは単なるバトル漫画の展開になっているように思われ自分の中で「何か違うな」と感じたからです。
琉河の理想とする鬼太郎の姿は、何が何でも「人間の味方」という性格ではなく、どこか諦念の観で人間を見下しながらも自分のプライドの為に戦う姿なのです。そして、水木漫画といえば、怪奇ムードと皮肉なる“玉砕精神”かな、とも思っているわけでして。
主役の鬼太郎は健全すぎるウエンツさんを外して、美男ながらもどこか黒さを秘めていそうな本郷さんを。他は映画版とほとんど同じです。
あと、妄想キャスティングのついでに1クール分のお話も考えてみました。
新旧に限らず鬼太郎ファンの方はどうか温かい目で見てやってください。(笑)
では、どうぞ。
≪レギュラー≫
墓場鬼太郎:本郷奏多
ねずみ男:大泉洋
猫娘:北乃きい
目玉の親父(声):田の中勇
児泣き爺:笹野高史
砂かけ婆:中村玉緒
第1話「妖怪城」
帝都・東京に突如、竹の子のように地下から出現した妖怪城。人には見えない桃源郷にて静かに暮らしていた鬼太郎親子は閻魔大王から妖怪城調査の依頼を受ける。鬼太郎は親交のある妖怪を集めて妖怪城の調査に乗り出す。
≪ゲスト≫
二口女:中島美嘉
かまいたち:生瀬勝久
たんたん坊(声):中尾彬
水木漫画によく出てくる男:さだまさし(友情出演)
閻魔大王:北大路欣也(特別出演)
第2話「雪ん子」
円高による不況で世の中が暗くなる中、鬼太郎は怪奇現象を専門とする探偵業を始める。その頃、東北地方では謎の凍死が相次いで起こっていた。名誉回復の思案を考えていた某・美人すぎる議員は、この件を解決する事で名誉回復を図ろうとする。彼女は地下的な存在である鬼太郎の事務所に依頼。話を受けた鬼太郎達は調査に東北へ向かう。そこで、彼等が目にしたものとは・・・。
≪ゲスト≫
雪女:仲間由紀恵
雪ん子:森迫永依
美人すぎる議員:内田有紀
雪男:吉幾三
第3話「陰摩羅鬼(おんもらき)」
親の莫大な遺産を引き継いだ昌一青年から依頼を受ける。内容は「おかしな奴」が自分の周囲をウロチョロして夜もまともに眠る事ができないというものであった。鬼太郎は事務所に残り、ねずみ男と目玉がまず動き出した。
≪ゲスト≫
昌一:藤原竜也
啓子:星野真里
家政婦:市原悦子
第4話「妖怪反物」
帝都にて女性が行方不明になる事件が多発。「金璧輝」と名乗る女性から、“自分の娘が行方不明になった”という依頼を受けた鬼太郎は早速、彼女の自宅へと向かうが・・・。
≪ゲスト≫
チー:津川雅彦
川島芳子の怨霊:萬田久子
井戸仙人:桂歌丸
第5話「吸血鬼エリート」
探偵業がうまくいかず生活の為に派遣社員として働いていた鬼太郎とねずみ男は、このご時世で敢え無く派遣切りにあう。しかし、ねずみ男は日給10万という仕事を見つける。その仕事とはジョニーと名乗る男の秘書であった。
≪ゲスト≫
吸血鬼ジョニー:佐野史郎
首相:京極夏彦
第6話「大海獣」
吸血鬼退治を完遂した鬼太郎は首相から厚い信任を受ける。そんな中、南方で「大海獣」の生存が発見される。首相から調査団体の随行を依頼された鬼太郎は日本を出立。そこで山田という若い研究員と親しくなるが・・・。
≪ゲスト≫
山田秀一:成宮寛貴
山田の妹:大後寿々花
首相:京極夏彦
上島博士:神山繁
山田の母:泉ピン子
第7話「ボクは新入生」
鬼太郎はとある喫茶店で水木という漫画家と親しくなる。何と彼は「鬼太郎」を主役にした漫画を描いていた。水木は鬼太郎を自宅へ呼び、居候させる。その頃、鬼太郎は街中に妖怪が増えた事に気付く。
≪ゲスト≫
カロリーヌ:宮あおい
水木しげる:荒俣宏
水木の妻:朝加真由美
アドバラナ:松重豊
千里眼の先生:中村敦夫(特別出演)
ガモツ博士:石橋蓮司
第8話「妖怪大裁判」
鬼太郎の活躍をよく思っていない百々爺は、鬼太郎を“人間に妖怪を見世物として売り、不当な利益を上げている”と妖怪裁判所に訴える。鬼太郎は身柄を拘束され出廷を命じられる。裁判で鬼太郎は「溶解役500年」の刑となる。
≪ゲスト≫
大天狗裁判長:渡辺謙
百々爺:大地康雄
カラス天狗1:若林正恭(オードリー)
カラス天狗2:春日俊彰(オードリー)
第9話「ぬらりひょん」
帝都では、謎の爆発事故が増加していた。鬼太郎が借りていたアパートも爆破され、調査を始める鬼太郎達。事件の影にはある大物妖怪が絡んでいると知った鬼太郎。しかし、その大物妖怪は親睦を深めようと自ら鬼太郎に近づいてきた。大物妖怪の真の狙いとは・・・。
≪ゲスト≫
ぬらりひょん:山崎努
蛇骨婆:吉田日出子
第10話「西洋妖怪軍団・前編」
西洋妖怪総帥・ベアードはマルコ・ポーロを妖怪として転生させる事に成功する。狼男としてこの世に転生したマルコは「黄金の国ジパング」の話をベアードにする。ベアードは日本侵攻を決意し、次々と歴史の名士を転生させる。閻魔大王から西洋妖怪の野望を知らされた鬼太郎達は自らのプライドを守る為、沖縄にて西洋妖怪軍団を迎え撃つ。
≪ゲスト≫
狼男【マルコ・ポーロ】:城田優
ドラキュラ【ヴラド・ツェペシュ】:大杉漣
魔女【エリザベート・バートリー】:真矢みき
改造人間フランケン【ユリウス・カエサル】:伊原剛志
メドゥーサ【アン・ブーリン】:美波
ベアード(声):石坂浩二
閻魔大王:北大路欣也(特別出演)
第11話「西洋妖怪軍団・後編」
西洋妖怪VS日本妖怪は日本有利に進んでいた。焦ったベアードは、さらに名士を妖怪として転生させ増援させる。鬼太郎、最後の戦いが始まろうとしていた。
≪ゲスト≫
狼男【マルコ・ポーロ】:城田優
ドラキュラ【ヴラド・ツェペシュ】:大杉漣
インキュバス【サン・ジュスト】:佐藤健
エジプト妖怪・ミイラ男【クフ王】:斉藤洋介
アメリカ妖怪・パウグク【ルーズベルト】:寺脇康文
東条英機の亡霊:中村勘三郎(特別出演)
ベアード(声):石坂浩二
閻魔大王:北大路欣也(特別出演)
あらすじを考えているうちに原作からどんどん脱線していきました。そして、最後はムリヤリ歴史上の人物を妖怪に仕立て上げました。いや、あくまでベースは漫画版の原作ですよ。鬼太郎はいつもゲゲゲの森に引き篭もっているわけではなく、時にはネカフェ難民の如く町をさまよっているのです。鬼太郎は永遠の旅人なのでしょう。