必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

井上靖「風林火山」をキャスティング!

2006-12-20 22:22:18 | 歴史ドラマ妄想キャスト

来年度の大河ドラマ「風林火山」を意識して、今回は井上版の「風林火山」をキャスティングしてみたいと思います。
とにかく豪華絢爛に。来年の風林火山は『渋さ』はあるものの『華』があまりないような気がします。唯一の華がGacktさんとは、これいかに!?

原作に忠実にキャスティングしましたが、やはりこの時代に欠かせないイベント「花倉の乱」「信虎追放」「景虎の家督相続」「桶狭間の戦い」も取り入れたいと思い、関係人物もキャスティングしました。
物語の長さは2クールぐらいでしょうか。原作は1冊なので1年間続けるのは難しいかもしれません。ともかく、山本勘助という謎に包まれた天才軍師をここまで描く事が出来たこの作品に拍手

では、興味のある方はご覧下さい。


【武田家】
山本勘助:竹中直人
武田晴信:唐沢寿明
由布姫:綾瀬はるか
    *
三条夫人:麻生祐未
武田信繁:吉岡秀隆
武田信廉:西島秀俊
武田義信:藤原竜也
武田勝頼:市原隼人
於琴姫:戸田恵梨香
    *
武田信虎:緒形拳
    *
飯富虎昌:小林薫
諸角虎定:加藤武
小幡虎盛:三浦浩一
多田満頼:本田博太郎
小山田信有:伊原剛志
横田高松:金田明夫
穴山信良:森田芳光
原虎胤:宇梶剛士
原昌胤:松重豊
    *
真田幸隆:中井貴一
    *
馬場信春:村田雄浩
内藤昌豊:田辺誠一
山県昌景:原田龍二
高坂昌信:谷原章介
秋山信友:池内博之
板垣信里:小出恵介
    *
甘利虎泰:江守徹
八重:小川真由美
大井夫人:冨士純子
    *
板垣信方:千葉真一

【長尾(上杉)家】
長尾景虎:木村拓哉
    *
直江実綱:平田満
大熊朝秀:ダンカン
長尾政景:篠井英介
北条高広:清水綋治
仙桃院:戸田恵子
長尾晴景:阿部サダヲ
鬼小島弥太郎:伊吹吾郎
    *
宇佐美定満:石坂浩二

【今川家】
今川義元:佐野史郎
寿桂尼:野際陽子
太原雪斎:伊武雅刀
定恵院:戸田菜穂
    *
福島正成:中村雅俊
今川氏輝:加瀬亮
玄広恵探:大泉洋
    *
庵原忠胤:藤田まこと

【諏訪家】
諏訪頼重:沢村一樹
禰々:新垣結衣
高遠頼継:津嘉山正種

【北条家】
北条氏康:役所広司
北条氏綱:山本學
北条綱成(福島孫九郎):HYDE
成田長泰:小野武彦
松田顕秀:勝野洋

【織田家】
織田信長:成宮寛貴
柴田勝家:六平直政
林秀貞:森田順平
濃姫:ギャル曽根
梁田政綱:清水圭

【その他】
村上義清:林隆三
小笠原長時:小日向文世
青木大膳:北村一輝
上杉憲政:北村総一郎
長野業政:寺尾聡


どうでしょうか?
上杉謙信役には木村拓哉さんで。非難が多そうですが、視聴率UPを狙って木村さんをキャスティング。唐沢さんは言うまでもありませんね。
そして竹中直人さんはゲテモノと精悍さと豪胆さを持ち合わせた演技で見事な山本勘助を演じて欲しいです。
・・・予想に反して織田家のキャラが増えてしまいました。理由は琉河にもよく分かりません。
八重の小川真由美は数々の武勇伝を残した素晴らしい妖怪なので武田家には欠かせない存在です。勿論、今回も登場してもらい物語に花を添えてもらいます。
そして、今川家は当主を始めとして不気味な人物ばかりになってしまいました。
とりあえず、序盤での名シーンは青木大膳の断末魔
「うぬ!」
でしょうか。

ということで本編も楽しみに待っています。


君は「へうげもの」の為に死ねるか!?今こそドラマ化だ!!

2006-12-14 22:09:40 | 自己満足な評論

弊ブログをブックマークして下さっている「へうげものoffcialblog」を覗いてみると、第1回「週刊現代マンガ大賞」'06年「このコミックが面白い」BEST10で「へうげもの」が1位になっているとの記事が載っていました。
早速、仕事の帰りにコンビニで確認してみると・・、
確かに!確かにへうげものがジュドギュッと堂々の1位になっていました!
すごい!すごいではありませんか!
確か、へうげものは「このマンガがすごい! 2007・オトコ版」でも、堂々の第3位だったはず

もうここまで来たらドラマ化しかありませんね
この漫画が契機となって古田織部が大河ドラマ化される日も近いかもしれませんて。

週刊現代のランキングでは同誌で掲載されている働きマンが第9位に選ばれていましたが、へうげものは正直、この漫画より数万倍は面白いと思います。(働きマンも十分に楽しめますが、それにも増して面白いと言う事です)
産経フ○テレビは美への執着なら誰にも負けない“働きマン”のあの人にドラマ化を打診するんじゃなくて、山田先生にドラマ化を打診すべきではないのか!
時は満ちています!
さあ、これからが楽しみです



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【功名が辻・感想レビュー】永遠の夫婦

2006-12-10 22:07:31 | 大河ドラマレビュー《功名が辻》

遂に今夜が最終回となりました、この「功名が辻」。

今回は歴史トピックス云々より
どのようにして物語を締め括るのか
その一点に集中してドラマを鑑賞しました。

まず冒頭。病に倒れた一豊様の許になんと徳次郎が復活!この人の存在、すっかり忘れていました。
徳次郎改め、徳心斎の役割は一豊の御典医ということで宜しいのでしょうか。
この役は湘南の方が感慨深さが出て良かったように思えました。いきなり新キャラが出てきてアレコレ一豊様の容態を語られても、何の感慨も沸きません。

その後、何とか一豊様は容態を持ち直した模様。
と、ここで懐かしい人物が!
そう、あの堀尾吉晴
中村一氏の死後、中村家が大騒動に。
一氏の子、一忠は松平の称号をゆるされて、秀忠養女を娶っていました。しかし素行が悪く、諌めた家老を斬ってしまった為に中村家は分裂。
一豊に中村家騒動鎮圧の兵を出さぬかという誘いに来たのでした。
アンタはそれよりも娘の体の心配を・・・!すぐ側にキリちゃんがいるのに。残念なニアミス!
あっ、スイマセン。また脱線してしまいました。

それにしても男の友情について語るシーンであるはずなのに、千代がしたり顔で
「山内家は兵を出しませぬ!辛い思いをしてやっとのことで土佐を平定し(以下略)」
と述べるシーンはどうかな~。
かつて、武田家滅亡のお祝いに光秀が
「我々の苦労が実りました」
と余計な事を言ったばかりに信長に折檻を喰らっていましたが、このシーンはそのまま、「千代=光秀」「一豊=信長」にリンクするような。
ここばかりは
「うぬが何をした~」
と一豊が千代を叱り付けても良かったのに。
一豊・吉晴・一氏の間には、千代には見えない深い絆があったはず。千代は一豊様の動向を見守るだけで良かったような。結局、千代の決断により中村家騒動に山内家は関与せず。

ちなみに中村家はこの後、1609年に一忠が死去し跡継ぎがいなかった為、改易されます。
堀尾家については吉晴が1611年に死去。(なんで、このシーンがスルーされたんでしょうか。謎です)。1633年に3代目の忠晴が跡継ぎが無いまま死去。結果、改易となります。

場面は移り、一豊様はとうとう、この世を去りました。享年61。
お決まりの回想シーンはあったものの、案外アッサリしていたように感じました。
インパクトから言うと、淀お嬢様と家康の最期の方が大きかったです。
でも2人だけのシーン、派手さは無かったけれども「2人で助け合って生きてきた」という思いが伝わってきて良いシーンでした。

そして時は流れ-
出家した3人の未亡人の邂逅シーン。
あっ、何だかデジャブが。
この後に、一豊・吉晴・一氏・六平太・秀吉・信長の変な舞踏シーンがなくて良かったです
時代は徳川豊臣、最後の対決が控えていました。
後半は一気に主役が家康と淀お嬢様に変わりましたね。
千代は一豊の死後、京に移っていましたが、まさか高台院のパシリになるとは。
結局、大坂の陣始まっちゃうけどね。千代さん、無駄足でした。

それにしても、淀お嬢様のご最期、インパクトありすぎ。
大野治長に刺されて死亡!しかも治長役の人、大谷吉継じゃないか。役者の使い回しは良くないぞ。驚きの連続だよ、オイ!
ともかく
「て、天下・・」
と言い残して、淀お嬢様の野望はここに潰えました。永作さん、最後までグッジョブでした。この功名が辻で永作さんの事が好きになりましたよ。
続いて無駄にイケメンな秀頼も死亡し(最終回にしては新キャラが多いですね)豊臣家は滅亡。

そして、豊臣家を滅ぼした家康もその一年後死亡!
なんでしょう。このインパクトあり過ぎな臨終シーン。中村梅雀が良い味出してるんだな、コレが。そして、何と言っても西田敏行の異様な存在感。戦国最後の勝利者だけあって、見事な臨終シーンでした。無駄に徳川御三家を揃えるとは。さすがは寄り道が好きな大石さん。ちなみに、井伊直政は前回で天寿を全うしているので(説明すらありませんでしたが・・・)出てきません。代わりに無駄に爽やかな本多正純が直政の代わりを務めていましたね。

こうして「戦国」という時代は終わり、千代は旅立ちます。
一豊と過ごした「永遠の時間」の想いを胸に。
2人の心に刻み込まれた様々な永遠の時間。
永遠の時間とは、何年立っても、お互いが歳を取っても、過去や未来を越えて昨日の出来事の様に思い起こす事が出来る特殊な時間のこと。
若き日の一豊が千代の前に現れます。いつもは千代に頼ってばかりの一豊様でしたが、この時ばかりは頼もしげな一豊様。千代も嬉しそうに彼の背に。
1617年、千代は一豊の許へ。享年61。

一豊との出会いのシーン、仲間さんと上川さんに撮り直していましたね。変に凝ってなくていい演出でした。
その分、ラストのおんぶシーンには何だか知らないけどウルッときました。
少なくとも去年のトンデモ最終回よりは良かったです。
変に凝らない、シンプルな演出が功を奏したと思います。

最後に-
今まで、私の記事にコメントやトラックバックを下さった皆様。
本当にありがとうございました。
コメントを頂いたことで、レビューを書く上でとても励みになりましたし
トラックバックをしてくださった方の記事には勉強させて頂く事が多かったです。
上手く書けませんが、大変嬉しかったです。
また気が向きましたら、このブログを覗いてやって下さい。
再度申し上げますが、本当にありがとうございました。


受験勉強で遊ぼう

2006-12-09 16:08:13 | 苦情お断りの独り言

そろそろ受験に向けて追い込みの時期となってきましたね。(もう遅いか・・・)

ここで琉河式の受験勉強を紹介します。
参考にならなくても責任は負いかねますので、そこら辺ご了承下さい。

勉強はとかく、ストレスの溜まるもの。
ここで、ストレス解消をしながら、勉強をする方法があります。
その名も・・・
オケ勉!
これは簡単に説明しますと、カラオケをしながら勉強をするという方法です。

流れを説明します。
① 人数は2人。(恋人、もしくは親友を一人用意します)
② 理数系の勉強用具を用意する(暗記系の教科は不適合です)
③ 行き慣れたカラオケ店に行く。
④ 時間はそれぞれ好き勝手に。
⑤ 相手が歌っているときに問題を解いていく
⑥ 自分の番が来たら、思いっきり歌う!
⑦ ⑤、⑥をひたすら繰り返す

①人数は2人というのは、相手が歌っている時、一人になるので勉強に集中しやすいという事です。歌待ちが複数いると、どうしてもおしゃべりに花が咲いてしまうからです。
⑤相手が歌っているときに理数系の問題は必ず一問は解く事!一曲の時間はせいぜい5~6分。時間制限を設ける事で、本番の予行練習になります。それに、相手が歌っているという集中しすらい状況で勉強する事により、雑音に対する耐性が出来て集中力がアップします。ちなみに暗記系の科目にはこの勉強方法は適しません。カラオケが終わった後、家で勉強して下さい。
⑥自分の番が回ってきた時は、何も考えずに歌うことに集中する事!これにより脳の切り替え能力がアップします。そして自己陶酔の領域に入る事により、ストレスが解消できます
そして何より、点数が悪くてもあまり「勉強した」という実感が沸かないので、その分ショックが少ない!「遊んでいたのだから仕方がない」と自己弁護する事が出来ます!

どうでしょうか?
受験生の方々は、一度この方法を試してみてください。
ちなみに琉河は、高校時代にこの勉強方法を続けていた挙句、第一志望の某国立大学に落ちました。(それでも日本史は満点に近かったよ
でもね、大変なのは良い高校や良い大学に入る事ではなく、卒業した後に良い社会生活を送る事が出来るかどうかなんですよ。
ナニハトモアレ、受験生の方々は頑張って下さい。

あっ、カラオケが嫌いな方は勿論この勉強方法はお勧めできませんのでご了承下さい。この方法はボーリング等でも応用が効きます。


【功名が辻・感想レビュー】功名の果て

2006-12-03 21:53:49 | 大河ドラマレビュー《功名が辻》
一領具足に対する対応の意見の不一致により、熟年離婚の危機を迎えてしまった山内夫婦!
今回は、その夫婦の『それから』が描かれました。

OPクレジットで六平太と新一郎のテロップがあったので、「なんだろう?」と思っていたら、死体のシーンでの登場でした。クレジットVIP席も空欄だったので、六平太のテロップをそこに表示すれば面白かったのに。

前回に引き続き、一豊様に罵詈雑言を浴びせる千代。
「京より拾を呼び寄せよう」
と言い、何とか千代の機嫌を取ろうとする一豊。
千代はその後、新右衛門の許を訪ねますが、そこでも千代の意見は反映されず。新右衛門はあくまで一豊の肩を持ちます。(主君と一緒に泥を被るつもりでいますから当然なのですが・・・)
「それがマツリゴトか・・・」
と言い残し、千代は山内家を去ります。

そんな千代の許を訪れたのは、な、なんと
き、キリちゃん!
室井滋はどうした?ん?
と思っていたら、拾でしたか。(ワザとらしくてスミマセン
拾は山内家を去った後、湘南という名をもらい立派な僧侶として暮らしている模様。
キリちゃ・・、じゃなかった湘南と暮らし始める千代。まだ心の傷は癒えません。そして、そんな母に湘南は
「自分の犯した罪を嘆き、最も悩んでいるのは父上ではないか」
という様なことを告げます。おお、千代ですら理解できなかった事をあっさりと、さり気なく諭します。さすがは15歳で(以下略)。

そ、そしてあの黒田如水が登場!
秀頼の誕生と共にひっそりとフェイドアウトかと思っていましたが、こんな大役が残っていたとは!さすがは寄り道が大好きな大石さん。よくやってくました。
もうね、最終回間近までも播磨灘物語を引っ張ってくるとは思いもよりませんでした。
そして何故か反徳川の危険人物となっているクロカン。なんて素敵なダーティヒーロー。伊達や島津を差し置いて黒田如水が反徳川の最重要事物になっているとは!さすがは豊臣家の大参謀。
世の中のクロカンファンとモアイ斉藤洋介ファンには涙が出るほど嬉しいサプライズではないでしょうか。
なんでもこのドラマの世界ではクロカンが島津、加藤清正、長宗我部らと手を組んで大乱を起こそうと企てていたそうです。さすがは現在の某人気脚本家と一字違いのニックネームを持つ軍師様。注:黒田官兵衛のニックネームは琉河が勝手に決めました物凄い企画力です。どうせなら、ウソでもいいから空いた左手で何か仕出かして欲しかったです。
ところで、井伊直政はタフですね~。鉄砲傷はもう癒えたのか?

一方、土佐では一豊が仮病を装って千代を城へ迎えます。
そして、いつの間にか仲直りをしてしまいました。
「ひどい!」
とキリちゃんが言っていたのが何だか笑えました。
ともかく、この一騒動のお陰でこの2人はケンカしたけど仲直り!という結末に収まりました。
先週、物凄い勢いで一豊様に罵詈雑言を浴びせていましたが、案外簡単に元の鞘に納まりましたねぇ。やはり、時間が足りなかったのか。

それよりも高台院様は悲しいことに痴呆が始まってしまった模様です。
「あの人が死んで10年
あまりの悲劇に訂正もすることが出来なかった千代。これってワザと大石さんが言わせているんですよね?勘違いじゃないですよね?夫を亡くしたショックで時の流れが感じられなくなってしまった妻の悲劇を表現しているのですよね。全く持って、大石さんの脚本の深さには感心させられてしまいます。
そして大坂城は淀殿の思うがままにされてしまいます。あの猛将、福島正則ですら片桐且元みたいな役割を担わされてしまっています。
この淀殿の顛末は次週語られる様子です。

さて、次回とうとう最終回。
家康は嫡男・秀忠に将軍職を譲り、立場が危うくなった豊臣家!
さあ淀殿、そんな家康の仕打ちにどう出るのか!
そして視聴者はもう一度、徳川家康のピンクフンドシを見ることが出来るのか!

倒れた一豊様が最期に千代に託した言葉とは!?
全ての収束は「永遠の夫婦」にて。