必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

「義経」を振り返って

2005-12-12 22:33:50 | 大河ドラマレビュー《義経》

「義経」の最終回があまりにもドカーンな終わり方をしたので
琉河も負けずに、寒い企画を実行しちゃいま~す!

題名が思い浮かばないので、そのまま
勝手に琉河が俳優に表彰する大会(アカデミー賞形式)
とします。
完全に自己満足の世界ですので、
この結果に異を唱える方は自分のブログで自分なりの賞を作りましょう。
では早速いきますYO!

最優秀アクター賞
第1位
 大杉漣・・・源行家(そうです!私が変な叔父さんです!)
第2位 平幹二郎・・・後白河院(本当は野ブタをプロデュース。に出演したかったです)
第3位 伊藤敦史・・・喜三太(三度生まれ変わったら、電車男になりました)
第4位 稲盛いずみ・・・常盤(神木君は渡しません!)
第5位 鶴見辰吾・・・平宗盛(白髪が増えました・・・)
次点  屏風・・・金色に光る屏風(何気に最終回まで生き残りました)

最優秀お迎え待ち賞
第1位
 丹波哲郎・・・源頼政(さらばじゃぁ~)

最優秀「君の存在は何だ?」賞
第1位 梅津栄(とその一派)・・・朱雀の翁(シトシトピッチャン、シトピッチャン)
第2位 石原さとみ・・・静(私はあずみ以下ですか?)

最優秀態度がバカデカイ賞
第1位
 中尾彬・・・梶原景時(我が家の風呂にジャグジーが来たぞ)

最優秀ムレムレ賞
第1位 小林稔侍・・・北条時政(いやぁ、夏場は頭がムレました。頭皮に悪いです)
辞退  高橋英樹・・・藤原秀衡

最優秀鼻デカ賞
第1位 中井貴一・・・源頼朝(ぴっちり横分け、鼻でか兄さん)

最優秀回想が多くてウザイ賞
第1位
 渡哲也・・・平清盛(NHKにようこそ)

最優秀死に様が良かった賞
第1位
 うじきつよし・・・駿河次郎(次は大人バンドを結成しようと思います)
第2位 最終回に出てきた弁慶の人形・・・弁慶代理(調子こいてすいません)

最優秀出っ歯賞
第1位 上戸彩・・・うつぼ(オロナミンC!)

最優秀演技が予想通りだった賞
第1位
 タッキー・・・源義経(最期があんなだとは聞いてませんでした)
第2位 マツケン・・・弁慶(時々歌舞伎口調になります、ウホッ!)
第3位 いっけい・・・藤原泰衡(さんま御殿にはいつお声がかかるんですかね)

美輪明宏、夏木マリ、草刈正雄、蛭子もいい演技をしていましたが、
面倒なので今宵はここまでに致しとうございます。

来年の「功名が辻」ももちろん見ます。


【義経・感想レビュー】「新しき国~白馬の王子様フォーエバー~」

2005-12-11 21:47:09 | 大河ドラマレビュー《義経》

いろいろ書こうと思いましたが、あの
ドカーン
のおかげで、全てがぶっ飛びました。
屋根から光が大噴火!
たちまちオツムが大噴火♪
あのままマツケンサンバのイントロが流れるのかと思いました。

郎党たちのご最期はなかなか味わい深いものがありましたが
義経様のご最期はあまりにも酷い演出でございました。
酷い演出を正直に「酷い」と言うほうが、よっぽど勇気がいるんですよ、金子さん!
弁慶の立ち往生がムダになりました。 (というかアレは人形でした。)
せめて弁慶の立ち往生の瞬間に「ドカーン」して下さいよ。
弁慶のご最期の背後で「ドカーン」ならまだ見れました。

頼朝の夢オチということでしょうか?
うつぼの作り話ということでしょうか?
うつぼが裏番組でよく分からないコメントをしているのと関係があるのでしょうか?

それにしても存在感がとことん薄い静様が可哀相でした。
喜三太、何気にいい仕事をしました。
義経は鞍馬で地縛霊になりました。
これにて琉河が語るべきことは尽きました。

「義経」総括はまたの機会に更新致します。


【義経・感想レビュー】秀衡絶命!黎明の足音

2005-12-04 21:25:07 | 大河ドラマレビュー《義経》

義経にとって最大の理解者である、藤原秀衡が逝去。
物語もラストに向けて加速を増しました。
しかし、本当に残り10話は展開が早かったです。
安宅の関→平泉到着→泰衡と頼朝の駆引き→衣川の戦い
これだけのイベントを残り三回でやってしまうなんて!

おそらく予算の都合で前半に少々、
後半はたったの1話しか出演できなかった高橋英樹。
キャストのクレジット順でも、中井貴一を抑えて堂々のトメ。

残すところ、後1回となった大河ドラマ「義経」。
最早、ネタバレもクソも無いので、敢えて書きますが
もし、泰衡が父の遺言を守って義経と共に鎌倉勢と戦っていたら
どうなっていたでしょうか?
おそらく、鎌倉勢が数の差で勝利したと思いますが、
義経も悔いなく逝けたのではないでしょうか

渡辺いっけいの持ちネタである
ダメ人間演技も予想裏切らずに良かったのですが、
意外にも長島一茂の凛々しい演技に感服しました。
琉河の中では少なくとも元彌チョップの人よりは好感触です!

そして金売り吉次の心遣いにもホロリと来てしまいました。
吉次は商人でありながら、損得勘定無しで義経を支援していことが
よくわかるエピソードでした。

追伸
来週はできる事なら、松葉杖をつきながら、突然衣川に現れ
「ここはとおさ~ん」
と叫び放ち、弁慶と共に立ち往生する法皇様を見てみたいです。


【義経・感想レビュー】「マツケンVS石橋in安宅の関」

2005-11-27 21:20:56 | 大河ドラマレビュー《義経》

義経の最後の大イベント「安宅の関」がいよいよ放映されました!

やはり義経モノはこれがなければ!
マツケンも気分がノッテいたのかムチャクチャ時代劇モードでした。
今にも
余の顔、見忘れたか
と叫びそうな勢いでした。
とりあえず義経陣営は今回グッジョブでした。
郎党達のはがゆさ!
全てを悟って何も語らずひたすら息を潜める義経!
そして言わずもがな上様サンバの弁慶!
琉河は不覚にもホロリときてしまいました。
あそこでオープニングテーマなんて流すんじゃないよ。
思わず、目にゴミが入っちゃったぢゃないか。

関守冨樫役の石橋蓮司
いつもと変わらず個性的な演技を見せてくれました。
いや、この人好きなんですけどね、冨樫役にはどうかな~と思うわけですよ。
この人は何というか岸部一徳佐藤慶のようなある種の胡散臭さを感じるのですよ。
悪く言ってしまえば、安っぽいのです。確かに良かったですよ、その演技。
バシズム全開なあの言い回し。
しかし、琉河的には石橋さんは梶原景時とか源行家の役がにあうのではないかと思うのですよ。 今回みたいにクセのある富樫にしたいのならば緒形拳とか菅原文太、津川雅彦辺りをゲスト出演させて欲しかったです。
だから社員が放○しちゃったんですよ。肝心なところがなってないんですよ。
あっ、別に勧進帳と掛けたわけではありませんからね。

来週、高橋英樹がたった一話で退場します。特別出演、ここに極まれりです。


【義経・感想レビュー】「静、舞う」

2005-11-26 20:48:04 | 大河ドラマレビュー《義経》
「しずやしず」というタイトルでは分かり難いです。

というわけで今回、冒頭で佐藤忠信が犬死しました。
あんまりな展開です。呆れ果ててしまいました。
もう、何も言いますまい・・・。

そして鎌倉へ護送された静御前。
頼朝らの脅しにも物怖じとせず、毅然とした態度を見せ付けました。
反面、自分の赤子を亡き者にされたと悟った時のあの怒り。
なかなか良い仕事をしますね、石原さとみさん。
それに受けて立つ、北条政子。
あくまで冷徹な態度を貫き通す財前さんの演技も流石です。

鶴岡八幡宮での舞の奉納。
義経では名場面の一つです。
静の舞と義経が山伏姿で乱舞する姿&舞い落ちる紅葉!
ビジュアルとしては、「義経」の中でもトップではないでしょうか。
石原さんは何でも、舞の練習を2ヶ月間続けたそうで。
見上げたものです。
そして、通説通りに政子が静を褒め称え、彼女は京都に帰っていくわけですが
不思議なのは頼朝。
何してんだ、アンタ。
「何で義経を想うことを言うんだよう!」
と、怒鳴りつけるのがアンタの仕事ではないのか。
なんで、ずっと黙ってたんですか。
しかも、スンナリと政子に同意して静御前を放免します。
あの表情から頼朝の心情を悟るのは難しいですよ、中井さん。
新緑の季節なのに落葉が舞っている事に呆れて言葉が出なかったのですか?

そして残り3回となった「義経」

47話「安宅の関」
48話「北の王者の死」
49話「新しき国」
でしたっけ。
テレビ情報誌の義経特集を見ると、
必ず石橋蓮司さんのアップ写真が写っています。
彼がここまで、クローズアップされるのは稀ではないでしょうか。

【義経・感想レビュー】「漣の行き先」

2005-11-13 20:56:59 | 大河ドラマレビュー《義経》
遂にあの行家様が死んでしまいました。
最後までみっともないほどの往生際の悪さ。
グッジョブでした。

処刑前に見せたあの絶望の表情!
どこを見てるのか分からない空虚な眼差し。
処刑前に妙な悟りを開いてしまった平宗盛とは格が違います。
あのポカーンとした表情、死を目の前にして考える気力すら無くなった行家様。
お見事でございました。

しかし大杉漣さんは演技が上手いというか、
どんな汚れ役でも見事にこなしますねぇ。
W氏やN氏も見習って欲しいものです。
「これぞ天下の草創!」
と連呼して大満足ですか・・・
来週は静御前相手にセクハラをする頼朝に期待しています。

【義経・感想レビュー】「船弁慶」

2005-11-09 20:42:26 | 大河ドラマレビュー《義経》

予告通り「船弁慶イベント」が発生。
イベントというよりは、能のお話から持ってきたこの展開。
こんなマニアックなネタを取り上げるのならば、何故、平敦盛や平教経を出演させなかったのでしょうか?
しかも、あの平知盛(亡霊)は成仏したのでしょうか?
まだ瀬戸内海辺りをウロウロしてそうです。
丹波哲郎(亡霊)も出演させて、大霊界対決させてみたいものです。

そして鬼一法眼が再登場!
今回のお話はまるで妖怪大戦争みたいなノリでした。

そして思ったよりサラッと流した静御前との別離。
もっと時間を割くのかと思っていたので意外です。
時間が無いので、こんな展開になってしまったのでしょうか?
平家滅亡以降、ダラダラやっていた皺寄せが、ここにきてやってきたようです。

それにしても、法皇様と丹後局。
二人のやりとりがコントになってます。
特に法皇様は態度もコロコロ変わりますが、クレジットの順番も大人の事情でよく変わります。
鼓判官草刈も、参謀キャラから、ただのヘタレキャラに格落ちしました。
いいですねぇ、こういう二枚目悪役キャラがオロオロするところは!


【義経・感想レビュー】「堀川夜討」

2005-10-30 20:58:19 | 大河ドラマレビュー《義経》
久々に「義経」の感想をUP。
ここ最近、頼朝の偽悪者ぶりに辟易していたので、感想も何も無かったのですが
今回、「堀川暗殺イベント」が発生した為、感想を書くことに。

土佐坊の夜討、何だか忠臣蔵の吉良邸討ち入りに見えました。
義経が清水一学みたいでした。
久々のチャンバラで、良い感じに仕上がってましたよ。

頼朝の描写は今回ぐらいが丁度いいです。
彼に余計な描写は要りません。
「黙れ!従え!逆らうな!」
頼朝はこれでいいのです。先回までの頼朝のムリヤリ悪役に徹しているような人物は琉河の脳内からリセットしました。

そして行家。何だかヘタレキャラから急に立派な武士キャラに変身。
範頼よりは頼りがいのある人物に成長しました。
最後まで「口だけ番長」だと思っていた琉河の期待を良い意味で裏切ってくれました。

次週、知盛様の怨念が義経一行を襲います。
因果応報とはこのことを言うのでしょう。
恐ろしい世の中です。

【義経・感想レビュー】「展開が遅くて涙」

2005-10-16 00:16:14 | 大河ドラマレビュー《義経》
何ですか「血の涙」って。
一昔前のマンガのサブタイトルみたいです。

頼朝はもういい。諦めました。
中井貴一じゃムリだ。もっと無機質で人間味の無いキャラがいいのに。
佐藤浩市辺りではどうでしょう。
腹黒そうです。
北条政子は頼朝存命時からあんなに野望ムキだしだったのでしょうか?
まあいいや。

で、物語の展開が遅すぎます。
残り10話を切っているというのに、まだ宗盛が処刑されていません。
ようやく次回、処刑されます。

そして「堀川夜討イベント」が43話で起こるそうです。
なんてことでしょう!
静御前が頼朝の前で舞うシーンはあるのでしょうか?
カットされそうです。

しかも「安宅の関イベント」が47話。奥州藤原氏はほとんど出てきません。
高橋英樹は臨終シーンのみかも知れません。

そして最大の不満は安宅の関の関守、冨樫某の役を石橋蓮司が演じること。
そこは大物俳優を使うべきところではないのですか?
義経モノのドラマでは大体、大物俳優が特別ゲストで演じる役処ですよ!
里見浩太朗とか北大路欣也とかはキャスティングできなかったのでしょうか?
非常に残念です。

いっそのこと、頼朝役が石橋蓮司で冨樫代官役が中井貴一でもいいです。
石橋蓮司の頼朝は画期的ですよ!

【義経・感想レビュー】「腰越心中」

2005-10-02 20:58:21 | 大河ドラマレビュー《義経》
ようやく、今回「腰越状」イベントが発生しました。
大江広元に託したこの手紙。送る相手が間違っています。
とはいうものの鎌倉の首脳陣には最早、義経の味方は無く。

今回、惜しかったのは北条政子の唯一の情。
これは最大の好機であったのに、動かなかった義経。
政子の
「もうちょっと融通利かせればいいじゃない!」
と怒るのも無理が無いわけで。
不器用すぎます、空気が読めなさすぎです、義経さん。

書状一枚で頼朝の心が一変するわけが無く。弁慶もそこら辺はもしかしたら分かっていたのかも知れません。無駄だとはわかっていても、一生涯を捧げると誓った主君の為、腰越状をしたためる弁慶。
「これで、殿のお心、鎌倉殿に伝わりましょう」
伝わらないことなど分かっていた弁慶。
そういった視点で今回の話を見るとクルものがあります。

一種の心中ですよ、今回の話。