必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

第33話「忠度は嘘を愛しすぎてる」

2012-08-28 22:24:43 | 歴史ネオドラマ「平清盛」

そろそろタイトル替えもネタ切れですかね。前回のサブタイトルとして「清盛、太政大臣やめるってよ」にしようと思ったのですが、既にたくさんの人が言ってそうなのでやめました。

今回のサブタイトルも「清盛、9.3%の宴」にしようと思いましたが、あまりにも可哀想になってきたのでやめました。もう洒落にならないでしょうに、この数字。篤姫では高視聴率を声高々に叫んできたのに、今年はこの有り様。関係者は冷や汗ものでしょう。

で、本題。
伊豆の場面(頼朝パートというべきか)では峰竜太と福田さんは登場せず。
峰竜太はあれだな。声だけ聴くと、どうしてもスーツ姿で和田アキ子の隣で司会進行している姿しか思い浮かばない。ある意味、峰さんが伊東役で良かったかもしれませんね。これが夏八木勲さん辺りだったら、軽妙さがなくなって、本当に沈んだ気持ちのままドラマが終わってしまいますし。(皮肉だよ!)
そんなこんながありまして、頼朝が呆けてました。まあそんなものでしょう。

京では清盛が名誉職であった太政大臣をわずか3か月で辞任。
この時、清盛50歳。
とても若いです。息子や弟と同世代と言われても違和感がありません。
20歳近く年下の北条時政の方が老けて見えるのもきっとスタッフの演出なのです。
決してスタッフの手落ちではないのです!
清盛を敢えて若く見せることで、モノノケの血がただ物でないことを強調しようとしているのです!
…はい、一応褒めておきましたよ。

で、今回初登場した、清盛の末の弟である忠度。
熊野で生まれ育ったことを効果的に使ったつもりなのでしょう。それにしては登場が遅すぎる気もしますが…。
何だかポッと出の印象が強いのです。清盛一家はある程度、今のメンツで馴染んでしまっています。
その中で、また新キャラが。馴染むのに時間がかかりそう。
確かに忠度がいないと「平家物語」が物足りなく感じるのもまた事実。
都落ちのエピソードなど話題に事欠かない人物ですし。
でも、このタイミングに出すにしても、今までの説明不足の感が。
以前から少しずつ、存在くらいは仄めかしておいた方が良かった気もしますがね。しかも、ポッと出す手段を逆手にとって
「こんな弟いたか?」
と清盛に言わせるのは脚本家の逃げのような感じがします。
別に頼朝や義経みたいに戦で散り散りになったわけでもない。なのに、清盛が一門である忠度の存在を知らない!?
にわかに信じがたい。ウソつきです。
こういうところが不愉快なんだな。
都市伝説であるではないですか。
雪山で遭難した4人が山小屋にたどり着き、眠らないために四隅を順番に移動して次の人にタッチしてグルグル回るアレ。
忠度という存在はそこに突如現れる5人目みたいな感じなのです。

それでもって、松殿と九条は最初から負けフラグが立ち過ぎ。
なんだこの小悪党扱い。仮にも勢いは衰えたといえ、名門の意地があるでしょうに。
なんで清盛の生誕祭に行くのだ。しかも行く理由が嫌がらせ。
まだ若い(役者は松山さんより年上だが)とはいえ、摂関家なのに余裕なさすぎ。
清盛のキャラを立たせるために摂関家を貶めなければならないのは如何でしょうか。
特に松殿なんか数年後に直接対決するのだから、ここは敢えて「清盛の前に立ちふさがる旧時代を代表する大物」扱いにしてはどうでしょうか。
もう遅いのですが。こんな奴らだったら平家に負けて当然。


もしも、貴方様のブログに「琉河岬」が現れた時のQ&A

2012-08-19 18:27:02 | 苦情お断りの独り言

Q.私のブログ(又はサイト)に「琉河岬」が難癖をつけてきました。どうすればいいですか?

A.「琉河岬」は2012年4月以降、自分から他のブログさんにコメントの書込みまたはメールの送付は行っておりません。クソムシの仕業だと思ってお手数ですが黙って削除をお願いします。断じて構ってはいけません。ただし、返信のメールやコメントを頂いたブログさんへお邪魔させていただくことはあります。ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

※もう遅いかもしれませんが、予防策を講じました。嫌われ者で申し訳ありません。


第31話「崩御後のカリスマ」

2012-08-15 00:51:28 | 歴史ネオドラマ「平清盛」

に、二条帝、呆気なく崩御!

琉河的に後白河院と二条帝の対立は、他のドラマでは見ることが出来ないイベントとして楽しみにしていたのですが、頼朝初メインの回で退場ですか。
キャスティング的に近衛基実-二条帝ラインに金をかけて無さそうな感じだったので心配していましたが、そう来ましたか。
ということは必然的に『出オチ枠筆頭・藤原経宗』の復帰シーンも無くなったわけで。どうするんだ。藤原経宗って結構、重要な人物じゃないのか。
それとも後から頼朝の解説で「実は二条帝存命時に復帰していた…」という紹介で登場するんかい。

で、本編ですがOP映像が何気に変わっていましたね。ケンイチさんが舞っていましたが、これは上野樹里さんのリスペクトと取っても宜しいか。
それはどうでもいいのです。気になったのは例によってトメグループ。

北条時政:遠藤憲一
伊東祐親:峰竜太 ←←
池禅尼:和久井映見
平盛国:上川隆也

という流れだったのですが、峰竜太の位置はそこが適正なのか。福田沙紀さんの後にクレジットすればいいじゃないか。
北条時政役の遠藤さんはまだわかりますが、伊東はそんなに重要なキャラクターですかね~。例のイベントが終わっても執念深く登場するのでしょうか。まさか、竜雷太にオファーしようとして間違えた、とかそういうオチじゃなかろうね。
峰さんファンの方々には喜ばしい限りですが、琉河にとっては役柄的にも役者格(失礼とは思いますが)にも不十分な気が。

で、ドラマの内容。
頼朝周辺の描き方は普通でした。北条時政が現時点で頼朝に対して必要以上に警戒心を抱いていないところは、少し好感触です。安達盛長の使い方も現時点ではあれでOKだと思います。

さて、冒頭でも書きましたが二条帝について。
まず、描かれたのは朝廷ではいつの間にか修復不可能なところまで来ていた後白河院と二条帝の関係から。
ここまで至る経緯は詳しく描かれていないと思うのですが、どうなのでしょう。二条親政派にはあの人もあの人もいたはずなのですが、省いてくれたおかげで単なる親子喧嘩になり果てました。
その方が分かり易いのか。
それでも、時間を割いてでもここら辺は描いてほしかったです。清盛の出世街道にも大きく影響する対立だったはず。
う~む、どうなのでしょう。清盛は理由もなく帝に気に入られ、トントン拍子に出世していくイメージですね。

と、考えていたら二条帝のお葬式(この表現が妥当)シーン。
何故か、延暦寺の皆様が登場。そして何故か坊さんが担ぐ輿から出てきた後白河。
見方によっては物凄くシュールな笑いを提供しているのですよ、このシーン。蓮華王院の関係で絡ませていると思いますが、後白河と比叡山の関係を考えると思わず琉河もニヤリとしてしまいます。
「なかなか皮肉な演出をするねえ」
と思っていたら、次がいけなかった。
坊さん達が後白河の命令でお経を唱え始めた。
面白くもなんともない。普通にやかましい。
見ているこっちも鬱陶しい。
単なる嫌がらせに来たのか。
しかも後白河さん、まさかの罵詈雑言の嵐。これを「織田信長の父・信秀の葬儀での振る舞い」と重ねる人がいたら危険信号。
この後、後白河をフォローするシーンも無かったし。

しかも退場際に
「危ない、危ない。騙されるところだった云々」
とかのたまわっていましたが、普通にこの行動の方が危ない、危ない
松殿(家電俳優の人)も近衛ももいたんだよ。
危ない目に逢ったとしても自業自得!
もう一回言います。帝、というより息子のお葬式で嫌がらせ。
凄いわ、後白河大先生!
で、当たり前のように輿に乗って帰っていくのか…。
このキャラで最終回まで突き通すのか。まあ、何というか…、ガンバレ。


第30話「地獄中年」

2012-08-06 00:58:46 | 歴史ネオドラマ「平清盛」

第31話については後日。
クレジットだけ触れておくと頼朝の位置は規則性もなく反則技だと思います。松田聖子さんは自動的にトメグループ行きでしょうか。語り兼任の人物は定位置にして頂きたい。「義経」の白石さんの位置も相当見苦しいものでしたが、こちらは出演役者のグレードも下がっているだけに増々見にくくなっています。

で、30話ですが、とりあえず西行は鬱陶しい存在ですので、さっさと退場してギャルサーの主題歌でも歌ってなさい。
崇徳院の有り様については「爪も髪も伸び放題で鬼のような形相であった」というのを何かの本で読んだことがあるので、その伝承を使ったのでしょう。

結果的にいっぺん死んでみる?という決め台詞を吐いて地獄流しにするどころか、地獄のミサワにすらなれなかった崇徳院は何だかよく分からないまま崩御。
西行のお経のおかげで健やかに成仏ですか。
西行ってそんなに立派なキャラクターでしたかね?
単なる業にまみれたナルシストにしか思えません。
設定失敗キャラでしょうに。

本当に恨みを吐きたいのは、こんな意味不明な役を与えられた藤木さん本人ではないかと邪推してしまいます。

話は変わりますが低視聴率をファンの方は嘆いているようです。しかし、10~11%でも十分に高い内容ですよ。
なげく必要は全くありません!
何せ「主に泣いてます」(2.2%)の約5倍の視聴率を取っているのですから!
この内容で5倍も取れるのは奇跡です!


「屋根の上の琉河さん」頂きました

2012-08-05 04:42:33 | 罪と罰

前回当ブログのために似顔絵を描いてくださった先生から、新しい絵を頂きました。
今度はなんと背景つきです。
なんという力作!
普通、こんなことはしてもらえないと思います。
感謝、感謝です。

琉河が随分と若返っていますが、これは先生が私の高校時代を想像して描いてくださったそうです。

そうですね、琉河は高校時代、どこぞの屋根に上ってカッターナイフを振り回していました。
まさにドンピシャです。お見事!

頬の絆創膏は何かと戦った傷痕でしょうか。
そうです、琉河は常に何かと戦っていたので生傷が絶えませんでした。

視点が定まっていないのが恐ろしいです。
目が病んでいるのでしょうか。
これは残念!
琉河は目だけでなく頭も相当病んでました!


ちなみにペイントのブラシは琉河が勝手にしました。
先生、お忙しいところありがとうございました。

新しい紹介画像について。
全体像はこのような感じです。