いや~、若いっていいねー(棒読み)
もう、早速本題。
婚礼道具の目利きについて幾島にセンスの無さを指摘される西郷どん。
ああ可哀想・・・。
と、思ったのですが。
そもそも前提が間違っていないかい?
誰だよ、西郷にこの役目を任せたのは。
風貌からして「そういうキャラ」じゃないだろう!!
これは西郷に目利きを任せた人間が間違ってますよ。
素直に小朝師匠に頼んで京から道具を送ってもらうのが吉だと思うのですが・・・。
場面は変わり、薩摩へ。
尚五郎が江戸へ出立。
見送りに来る大久保達。このシーンから、いかに尚五郎が下々の民に慕われていたかが分かりますね。それにしてもあの野菜・・・。確かに余計な荷物になりそうだ。
それから幾島。
すっかり篤姫の腰巾着キャラに転落したな!!
初登場時は、色々な場面で篤姫と揉めるのかと思っていましたが、今や姫様の露払いに。
今回は嫁入り道具のお下がりを押し付けられた怒りを篤姫に宥められていました。
しかも
「尚五郎に会いたい」
と暴れる姫を止めるときのコントといったら。
カミナリすら鳴りません。
以前の幾島VS篤姫なら、
このように緊迫したシーンになったはず→
それが今や幾島→。篤姫→
時の流れとは恐ろしいものです。
ここで悲報が。
何と硫黄島から手紙・・・、いや失礼。
琉球から報せが!
セクスィー部長が亡くなったとの事。
ちょっと唐突すぎやしませんか。
確かにフラグは立っていたのですが・・・。
小松先生の臨終シーンすら流れないとは。これでも先生はサラリーマンNEOなんだぞ。有り得ない展開で社長になった島耕作とは違うんだ!
端役扱いにも程がありますぞ、NHK!
というわけで男子の血統が途絶えつつある「小松家」。小松家は由緒ある家柄(肝属家も由緒あると思うのですが、そこら辺は見事にスルーされていました)。断絶させるわけにはいかぬと斉彬はある策を講じます。
その策とは、尚五郎に小松家を継がせる事。
つまりは養子縁組。お近さんと結婚するという事。
尚五郎の立場では逆らえるわけも無く、この命令に承知の意志を。
ここで、気になることが一つ。
「お近」役のともさかさんは実年齢で今年29歳。
「お近」がともさかさんと同じ年齢という設定ならば、この歳で独身というのもおかしいと思ってしまったわけで。
気になる、気になるぞ。「お近」の年齢設定。
宮崎さんや瑛太さんと同年齢という設定だと不自然だし(ともさか&瑛太だと、どう見ても姉さん女房にしか見えない。もしくは「お近」がバツイチに見える)、ともさかさんの実年齢に合わせたキャラだとしたら、もっと恐ろしい事に。
と、色々考えながら見ていたら、遂に起こった「安政の大地震」
・・・。
・・・。
予想通り、軽く流されました。
高名な学者で西郷とも親交の深かった藤田東湖がこの地震で亡くなっているのですが、その事には全く触れられずに。
尊王家としての西郷は全く描かないつもりですか、このドラマは。
すごいね、このドラマの西郷は幾島に振り回される図体がでかいだけの男に成り下がっています。
一方、尚五郎は地震が起こっていることも、西郷が単なる小物キャラに転落している事も知らずに薩摩へ戻ってきました。
大久保達が同じ場所で、同じ位置で迎えに来ているシーンで思わず吹いてしまいました。
定位置なのか、そこは。
しかも、相当な暇人なのか大久保は。
次回、ともさかさんが爆発!
そして、遂に「大奥の主」・稲森さんが登場!
新たなる戦いの火蓋が切って落とされようとしています。