必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

【風林火山レビュー】姫の涙

2007-04-29 21:16:04 | 大河ドラマレビュー《風林火山》

先週由布姫が「生き地獄だからこそ)この世に残り様相を見ていたい」と原作に近いセリフを言い、それを受けて姫の命を助けてしまった勘助。今回は、その話の続編です。

「諏訪を捨て一人の女性として生きなされ」
それが勘助の出した結論。恨みを捨てて、一庶民として生きてくれれば命は助けますよ、と勘助は言いました。命を助けるには妥当な理由ですね。とはいえ、ここまで勘助が姫に肩入れするのもミツの存在が大きかったわけで。

一方、晴信様は三条夫人との間に出来た子・太郎義信の守役に飯富虎昌を選びました。何気にどエライ伏線が貼られましたね。
そして浅田美代子のキャラが段々と伝説の妖怪「八重」に近づいております!
浅田美代子は小川真由美にどこまで近づく事が出来るのか
そんなに期待していませんが、この方面でも楽しみにしていきたいと思います。

今回の三条夫人と禰々のやり取りを見て、桜井幸子と池脇千鶴の役は逆だった方がしっくり来るのでは?と思いました。後々のことを考えると笑顔で嫌味が言えそうな桜井さんの方が三条夫人に似合うのではないかと。

さて勘助が主君の泥を被った場面は忠義心溢れるシーンとして、よかよか。
由布姫を所望する(下品な表現です)晴信の命に従って、逃がすと約束したはずの姫を甲斐に連行していきます。
由布姫については同情します。「見逃しておくれ」という気持ちも分かります。
まあここは敢えて一言で琉河の考えを述べましょう。
「時代のせいです。それが敗けたの御家の定め」
姫の運命やいかに。

一方、諏訪では高遠頼継が謀反。もうここら辺のエピソードはいいですわ。
諏訪の残党、いい加減しつこいです。飽きました。
頼継役がせめて綾小路翔団長(DJ OZMA名義での出演はNG)だったら最後まで期待して見られたのに。(もちろん最後はフンドシ一丁で逃走
諏訪との決着をつける為、晴信は軍議を開きます。ここで小山田様が見事な献策を!
「(諏訪方との)此度の戦は寅王丸を連れて行くのが上策」
そう、これが上策です!
関ヶ原での石田三成が負けた要因の一つに豊臣秀頼の出陣を拒否したことが挙げられますが、『血筋』を錦の御旗として立てることこそ上策だと琉河は考えているわけですよ。これを献策した小山田様、お見事です!武勇だけでなく知略にも優れる小山田信有。クラブの方も盛り上がりそうだ
ドラマでは「卑怯だ、鬼畜だ」などと桜井さんが仰っていましたが、これは卑怯でも何でもありません。これはあくまでテクニックなのです。麻雀に例えると自分の積んだ山の両端の何枚かの牌を記憶しておいて、自分が何をツモれるか知っているぐらいのテクニックです。卑怯だの、不義などと言われる筋合いはありません。あれ、読み直していて余計に分かり難くなりました
でも我が子は可愛いもの。もし、自分の子が戦の道具として利用されてしまうのなら、思いつく限りの屁理屈を並べて反対しますが。親とはそういうものです。親はこのためならば鬼にもなれるのです!
というわけで両者を持ち上げる形でこの件についてのレビューはお終い
琉河こそが卑怯ですか?不義ですか?どっちつかずですか?前世は小早川秀秋ですか?
そうですか・・・。

そして今回、株が急上昇した平蔵!
「一生、ヒサ様をお守りしていきます」
男だっ、お~とこ~なら~っ!愛した女性を一生守り続けていく、というこの決意。
平蔵は親友勘助の能力の1/100も持ち合わせていないでしょう。でも『一生を捧げる』という信念は勘助と同等だと思います。
平蔵株、もうストップ高です。ということは後は下がるだけ?いやいや、このまま平行線ということで。
平蔵とヒサは、困窮の中でようやく互いの思いを告げることが出来ました。
そう、これは恋心。どんな境遇においても恋が叶うおまじないを唱えた結果。
恋の呪文はスキトキメキトキス
逆さに読んでもスキトキメキトキス
さすがのため息スキトキメキトキス
恋の忍術スキトキメキトキス

このまま最終回までこの二人は生き続けて欲しい。架空人物なだけに、いつ何時脚本家による都合で命を落とすことになりはしないかと、心配になっていしまいます。

次週、甘利が・・・。もう悪人面が板に付いています。


再来年の大河ドラマの主役が「上杉家の中心で愛を叫んだ武将」直江兼続に決まったそうで。
兼続の生年が1560年、山本勘助の没年が1561年。
なんだか風林火山の続編か!?と思わせるような、この選択の仕方。
しかも最高のクライマックスは、どう考えても『関ヶ原の戦い』。(あくまで知名度の面です。各個人によりクライマックス場面が違う事は重々承知しております)
そうなると登場人物が「功名が辻」とモロ被りそうです。今度は誰が秀吉や家康を演じるのだろう。
・・・やっぱり、戦国モノがウケがいいんでしょうね~。飛鳥時代~平安中期のドラマは難しいですかね。予算と諸団体との都合がつけば、NHKにはぜひとも挑戦して欲しい時代です。



「風林火山」で田辺誠一さんが演じる小山田信有を応援するクラブに参加しています。(バナーをクリックすると詳細をご覧いただけます)


宮下直樹「センゴク」をキャスティング!第七章

2007-04-28 23:49:40 | 歴史ドラマ妄想キャスト
現在、週刊ヤングマガジンにて大人気絶賛連載中の「センゴク」の最新刊13巻が発売されました。琉河としては早くドラマ化してはくれまいかと待ちわびる日々が続いているわけでして。この際アニメ化でもいいから、動く絵巻としてこの作品を味わいたいところです。
というわけで早速、追加の妄想キャスティングを垂れ流したいと思います。

この物語、題名通り戦国時代を取り扱った漫画ですが、主人公が仙石(せんごく)秀久という本当に題名通りの漫画なのです。仙石秀久・・・、マニアックな武将を主人公にした漫画、それ故、史実とは違うエピソードを挿入しても誰にも気付かれない!しかし、その架空エピソードが物語性を高める上では成功しているので、戦国時代に詳しくない人でも純粋に楽しめるのではないかと思います。
そして戦国時代にも詳しい人も原作者のあくなき探究心が、この物語に詰め込まれているので、飢えた知識を堪能する上ではこの上ない漫画だと思います。
この巻では「一乗谷の合戦」~「小谷城攻め」までを扱っています。この13巻の表紙を飾ったのは、浅井長政でした。まあ小谷城といえば、真っ先に思い浮かぶ武将といえばこの人ですが。満を期しての登場です。割と早くから物語に登場していた人物ですが、この戦いのために取っておいたのでしょうね。

実際のサムライがいかにして戦い抜いたのか!?
興味のある方はご覧ください。

《キャスト》
仙石権兵衛秀久(1552~1614)・・・藤原竜也
お蝶・・・井上真央

《織田勢力・仙石側》
(織田家)
織田信長(1534~1582)・・・加藤雅也
明智光秀(1528~1582)・・・豊川悦司
柴田勝家(1521~1583)・・・藤竜也
滝川一益(1525~1586)・・・時任三郎
お市の方(1546~1583)・・・伊藤美咲
堀秀政(1553~1590)・・・成宮寛貴
織田信忠(1557~1582)・・・小栗旬
丹羽長秀(1535~1585)・・・鶴見辰吾
佐久間信盛(1528~1581)・・・斉藤洋介
可児才蔵(1554~1613)・・・金子賢
前田利家(1538~1599)・・・HYDE(セリフなし)
佐々成政(1536~1588)・・・武藤敬司
蜂屋頼隆(1534~1589)・・・遠藤憲一
中川重政(?~?)・・・緒形幹太  ※作中では中川清秀と表記
坂井政尚(?~1570)・・・勝野洋
坂井久蔵(1555~1570)・・・小池徹平
平手汎秀(?~1572)・・・苅谷俊介
佐久間盛政(1554~1583)・・・須藤公一
細川藤孝(1534~1610)・・・金子修介
荒木村重(1535~1586)・・・平田満
織田忠寛(?~1576)・・・酒井敏也

(羽柴家)
羽柴秀吉(1536~1598)・・・陣内孝則
羽柴秀長(1541~1591)・・・杉本哲太
寧々(北政所)(1548~1624)・・・奥菜恵
竹中半兵衛(1544~1579)・・・谷原章介
蜂須賀小六(1526~1586)・・・六平直政

(徳川家)
徳川家康(1542~1616)・・・佐藤浩市
本多忠勝(1548~1610)・・・竹内力
榊原康政(1548~1606)・・・三宅弘城
酒井忠次(1527~1596)・・・森田順平
石川数正(?~1592)・・・橋爪淳

《反織田勢力》
(斉藤家)

斉藤龍興(1548~1573)・・・柏原崇
富田勢源(1524?~?)・・・津川雅彦
お猪・・・米倉涼子
お鹿・・・田中麗奈

(浅井家)

浅井長政(1545~1573)・・・北村一輝
山崎新平(1541~1570)・・・阿部寛
浅井久政(1526~1573)・・・山本圭
磯野員昌(?~1578)・・・松重豊
堀秀村(?~?)・・・伊藤敦史
樋口直房(?~1574)・・・神山繁
阿閉貞征(1528~1582)・・・平泉成
藤堂高虎(1556~1630)・・・高田延彦
赤尾清綱(1514~1573)・・・麿赤皃

(朝倉家)
朝倉義景(1533~1573)・・・松尾スズキ
朝倉景健(?~1575)・・・皆川猿時(港カヲル)
鳥居景近(?~1573)・・・塚本高史
朝倉景鏡(?~1574)・・・モロ師岡
伊勢景茂(?~1573)・・・出光秀一郎
山崎吉家(?~1573)・・・上條恒彦
小少将(1552?~1573)・・・山口紗弥加
高橋景業(?~1573)・・・飯田基祐
高徳院(?~1573)・・・岩下志麻(特別出演)

(本願寺衆)

本願寺顕如(1543~1592)・・・田辺誠一
下間頼廉(1537~1626)・・・山口祐一郎
如春尼(?~?)・・・西田尚美

(武田家)
武田信玄(1521~1573)・・・北大路欣也
馬場信春(1514~1575)・・・近藤正臣
山県昌景(1529~1575)・・・岩城滉一
高坂昌信(1527~1578)・・・榎木孝明
秋山信友(1531~1575)・・・萩原流行
小山田信茂(1539~1582)・・・津田寛治
内藤昌豊(1524~1575)・・・本田博太郎
武田勝頼(1546~1582)・・・萩原聖人
真田昌幸(1547~1611)・・・真木蔵人
お艶の方(?~1575)・・・常盤貴子

(その他)
細川昭元(1548~1592)・・・篠井英介
比叡山延暦寺座主(?~1573)・・・佐藤慶
足利義昭(1537~1597)・・・岸部シロー


ヒロインお蝶を巡り争ってきた仙石のライバル、鳥居景近死す。
それにしてもこの漫画は本当に知名度の低い武将をヒーローに仕立てるのが上手です。鳥居景近なんて地元民か余程のマニアでないと知らないのではないでしょうか。
仙石と鳥居、そしてお蝶の3人が野原で緩やかに戯れている画、まさに芸術でした。でもそれは全て鳥居の夢-
「もし・・・、違う形で出会うていたならば・・・」
幻の中で鳥居は果てました。陵辱を受ける前に仙石が彼の額に矢を放ったから。それが勝ち組となった仙石がしてやれる最良のもてなしだったのです。

一乗谷編は鳥居の死、そして後日談としての朝倉景鏡が一揆勢に襲われ敗死するところで幕を閉じています。
そして一気に話は小谷城の戦い、即ち「清水谷虎口入り」へと話が進みます。
琉河の価値観でいうと「一乗谷の合戦」~「小谷落城」までは一連の流れと捉えており、この2つの戦いが別々の物語として描かれるとは思いもよらないことだったのです。
しかしながらその価値観が「センゴク」において、いとも簡単に覆されてしまうとは!この物語では2つの事象を描きわけ、別個の物語として成立させています。一つ一つの戦いにはそれぞれ違った物語があるのだと悟らされました。

さて、城攻めの特攻隊長となった仙石権兵衛、可児才蔵、そして浅井家の降将・藤堂高虎。彼らが、どんあ活躍劇を披露してくれるのか。それは次巻のお楽しみということで。

それにしても、新登場人物がたったの一人
赤尾清綱)のみという事実!
今回はキャスティングの意味が無かったかな・・・


太字の人物は単行本で表紙を飾ったことのあるキャラクターです。
「センゴク」は単行本が発売される度に、更新していきます。


【風林火山レビュー】運命の出会い

2007-04-22 21:38:35 | 大河ドラマレビュー《風林火山》
諏訪一族が甲府に護送されるところから始まった今回。
桜井さんが晴信のことを「兄上」と連発しているところに違和感が。
どう考えても桜井さんの方が姉に見えます。

で、諏訪家の当主・頼重はどこぞの寺に幽閉されてしまいました。
勘助が頼重に
「ごくつろぎ下さいませ」
と言っていましたが、その顔で言われて「はい、そうですか」と答える人はいないと思います。
頼重は晴信と最後の対面へ。ここで両者の論戦が始まります。
結果は頼重の敗北。決め手はやっぱり
「諏訪殿が勝手に関東管領上杉家に同盟を組むのが悪い!」
でした。なので、諏訪家は武田家に攻められても仕方がないと。
でもね、結局のところ、例え頼重が上杉家と同盟を組んでいなかったとしてもいつかは武田晴信に討ち取られていたと思うのですよね。
ライアーゲームの一回戦で根こそぎ1億円奪われてしまいそうな性格の持ち主である頼重がいる以上、滅亡の道を免れる事は出来なかったと思うワケですよ。
当の本人も今わの際にそれを痛感し
「主君たるもの、小賢しくならなければならぬ」
という言葉を残したのではないかと。事実ではあるけれど、生きていくのに疲れそうです。力の抜きどころがないというか、窮屈というか。のんびりと気楽に生きていきたい人には『主君』という地位は重荷でしかないわけです。
諏訪頼重、享年27歳。まだまだ晴信に文句を言い足りない感じの最期でした。

諏訪家では当主の死を知り、予想外の出来事に愕然。
当然のことながら、由布はshock愛で空が落ちてきそうです。
諏訪にはもうなす術なく晴信は念願の諏訪家の領地を手に入れることに成功。
諏訪方に付いていた平蔵は、この戦いで運良く勘助と遭遇したお陰で命拾いしました。何だか、平蔵が一人で息巻いていましたが、如何せん空回り感がヒシヒシと伝わってくる(でも、そこがイイ)ので、ここは勘助に助けられた事に感謝するべきでしょう。遭遇していなければ、きっと討ち死にしていた事でしょう。
まあ平蔵でも、あのバンビ~ノで見せたバンダナの奴(ちなみに琉河はあの手のタイプは苦手です。見ていて暑苦しいし、意地が悪い)ぐらいの気迫と信念があれば一角の武将になっていたでしょうが

で、今回のサブタイトルである「運命の出会い」を果たした勘助と由布姫。
「姫の命だけは奪わなければならない」
と当然の如く語っていた勘助。どうやって、姫を助けるのかと思っていたら。
ミツと由布姫をダブらせましたか。これは大半の視聴者が予想していたのではないのかな。でも、どうやってミツと由布姫をリンクさせるのか。そこが見せ処なわけで。

話に戻ります。
「自刃するのは嫌じゃ!自ら死を選ぶのは嫌じゃ」
と言っていた姫。
理由は
「生き地獄だからこそ、この諏訪の地の行く末を見続けていきたい」
との事。正直、ちょっと感動しました。
自分の運命を受け入れても尚、逃げずに生き続けてこれからの人生を直視していきたいと。どんな過酷な運命が待ち受けていようとも生きていたいと
勘助の中ではこの人生観がミツのそれとリンクした模様。
武田譜代の家臣団は勘助を
「人ではない。お館様だけに働くマシン」
と言っていましたが、十分に勘助は人の心を持っていましたね。お館様だけに働くマシン、というのは大正解ですけど。
勘助が姫を引っ張っていく姿はカッコよかった。BGMも良かった。一瞬のシーンだけれどもあのシーンは良かった。

次回、いつの間にかイタリアンの料理人に転職していた平蔵と真田幸隆が生意気な新人に天誅を食らわせます。そしてそのレストランに、とあるホテルの総支配人となっていた小山田が特別友情出演(なんていう品のない表記の仕方だ)のアノ人と一緒に訪れます。そこに不動産王となった秀吉がしゃしゃり出てきて・・・!
スイマセン、次回の話の内容は展開が読めるようでイマイチよくわかりません。どんなヒューマンドラマになるのでしょうか。
しかもタイトルが「姫の涙」って。そりゃあの年齢で過酷な事実を叩きつけられたら誰でも泣きたくなります。



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【風林火山レビュー】諏訪攻め

2007-04-15 21:43:03 | 大河ドラマレビュー《風林火山》


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今回は「諏訪家攻略イベント」がありました。
1年というスパンを考えると、こんなにも早く諏訪攻めが来るとは思っても見ませんでした。というのも高遠頼継と武田家との関連でもう1話ぐらいは話を引っ張ると予想していたからです。

武田家では諏訪攻めの気運が高まっている様子。
教来石はスパイとして諏訪の家臣である矢崎家に潜り込んでいます。そして勘助は諏訪家を攻めても当主頼重だけを切腹させ、桜井幸子が産んだ寅王丸を傀儡当主と立て実質的に諏訪家を支配すればいいと進言。

そして、あれよあれよという間にもう出陣のシーン。百足衆が結成されたり、出陣式が流れたりと、今回の大河ドラマは合戦シーンについては本当に細かく描写されています。これはいい事です。配役の予算を削って、その分を合戦や野外ロケシーンに回している(勝手な思い込みだよ)だけあります

一方、武田勢が攻めてくると知った諏訪家は。
頼重は大ショック!平蔵のいる矢崎家も大慌て。いや、事情を詳しく知らない矢崎家はともかく、頼重は武田に対して全く無防備であったのは少々残念。桜井幸子があれほど「危ないよ」と言っていたのに。

で、勘助の読み通り、呆気なく諏訪家は窮地に追い込まれ、しかも武田家は諏訪からの恨みを高遠に擦り付けることに成功。鮮やか過ぎです。でも最初は勘助の読みが外れていたんですよね。それは若い頃の斉藤洋介に似ている高遠頼継が動かなかった事。助の読みが外れたことで、ここぞとばかりにまた甘利がごちゃごちゃ言っていたけど、もう見飽きたのでノーコメント
でも勘助は、そんなことにも狼狽せずに次なる戦略を!
頭の回転が速すぎ!一家に一人は欲しい人材です!
ともかく勘助の二度目の献策が事を奏し、諏訪勢は上原城を放棄して桑原城に大移動。
でも不思議なのは、その過程が描かれなかった事!
せっかく小山田様が先鋒に立候補したのにその勇姿が描かれなかったこと。
このシーンは、スパイとして潜り込んでいた教来石にもってかれました。それにしても、この教来石のクサイ芝居は面白い。
「もう諏訪家はお終いじゃのう
そうそう、このセリフといいこの喋り方。なんてうそ臭い人なんだ
でも騙されて矢崎家の者達は平蔵を残してみんな脱走。矢崎家の人たちは現代に生きていたら「オレオレ詐欺」に真っ先に騙されそうです。
でも調略にうまくいって油断していたのか、その教来石も逮捕されてしまいました。

場面は替わり、桑原城に逃げたものの勢いは風前の灯となってしまった諏訪家に。
頼重は討ち死に覚悟で出陣するつもりだったものの、板垣と勘助の説得により武田家に降伏。
このシーンがまた絶妙。勘助と板垣が悪人に見えて仕方がない。特に勘助。なにゆえ、そんな悪人面なんだい?しかも喋り方まで悪人っぽい。いかにも腹に一物抱えてそうな喋り方。
「さてさて、左様に都合よくは参りませぬ」
どこの悪人ですか。水戸黄門によく出てくる悪商人(悪代官の腰巾着みたいな喋り方ですよ、これ。
でも、さすがに頼重といえどもひとかどの大名。「形だけでも降伏せよ」という言葉にカチンと来たようで。
ここで、逮捕された教来石が登場。
勘助は勧進帳の弁慶みたいな芝居を打って、教来石も救われ、頼重も降伏。(あれは芝居だったと信じたい。口封じの為に本気で教来石を討とうとしたならば、勘助は鬼畜生と言われても仕方がない

さても空しくは小日向さん。
「もうよい」
という言葉が何とも空しく響きます。哀愁漂うこのシーン。声の高い小日向さんの悲痛な決意が。小日向さんで良かったと思えるこのシーン。
実のところ琉河は、諏訪頼重役に小日向さんはミスキャストかな?と感じていました。というのも諏訪頼重というと過去では板東三津五郎、勝野洋が演じており、勇猛な武将という勝手なイメージがあったからです。
でも「風林火山」での諏訪頼重は、どちらかというと食うか食われるかの世界で「戦国武将」になれなかった哀れな人物として描かれているように思えたので、これでOKなんだと思いました。
もっと言えば、諏訪家は諏訪大社の大祝織ですし。某RPGゲームで例えると「戦士」ではなく「僧侶」なんですよね。だから小日向さんで丁度いいのかな。
とにかく新鮮な諏訪頼重でした。

で、最後に。
おい、勘助。由布姫に「醜い悪鬼じゃ」といわれてなんで、そんな不敵な笑みを浮かべるんだい?怪しいよ怪しいよ・・・

次回、やっぱり武田に騙されていた諏訪頼重に飛来した思いとは。
そして、敵味方と分かれてしまった勘助と平蔵の運命は。ついでにヒサの行方は?
そして偶然にも最悪な出会い方をしてしまった由布姫と勘助の関係はどうなるのか?
勘助と平蔵、そして由布姫、様々な立場に立たされた人間交差点模様が描かれようとしています。


【風林火山レビュー】孫子の旗

2007-04-08 20:29:30 | 大河ドラマレビュー《風林火山》
フジ系「タモリのヒストリーX」、TBS「クイズひらめき偉人伝日本で一番知られてる偉人は誰だ!?SP」、フジ系「日本偉人大賞2007歴史を変えた超エライ人SP」等といった、これでもかと歴史バラエティー番組が放映されている中、故意的としか思えないほど無視されている『山本勘助』という人物。しかし大河ドラマ風林火山はあの有名な「孫子の旗」を掲げて益々栄えていきます。

さて、今回は小日向文世が調子に乗るという、見ていてヒヤヒヤする回でした。小日向さんは温水洋一さんとか酒井敏也さんといった草食動物系の匂いがする中年俳優なんですよね。ギャンブルもしなければ酒もタバコもやらないというイメージがあります。
そんなオジサンもたまには羽目を外したくなる時もあるようです。そう、それは現代に例えるならば、東京都知事選に出馬する桜金造のように。もしくはチョイ悪とかメトロセクシャルとか。
でも何だか見ていて不安なんですよね~。地盤が不安定と言うか、調子に乗って周囲が見えなくなってしまったりとか。知らないうちに落とし穴に嵌っていたりだとか。
ていうか書いているうちにどうでもよくなってきました。もうこの話はお終いにします。
まあとりあえず・・・、一瞬の至福の時だけどガンバレよ小日向さん。

さて武田家。勘助はまだこのファミリーには馴染んでいない様子。小山田ですら、いつの間にか武田家に馴染んでいるというのに。(甘利達と一緒に大井夫人の前で勘助について語っていた)
やっぱり甘利がいかんのだな。この頑固者には
「この甲斐の国は我々の力で造り上げた国なのだ!」
という信念があるのでしょうね。
何はともあれ、小日向の裏切りを知った晴信は諏訪攻めを決意します。でもどうやって?勘助は次のように言います。
「勝ち目が無ければ勝ち目を作ればよい」
はい?おお!何て説得力のある言葉なんだ。何だかもう屁理屈というかそういう次元を超えた名言。ズバリ言いすぎだろ当たり前すぎてびっくりです
あの細木数子でも、もう少し肉付けというか予防線を張って語るぞ!
と驚いているのも束の間。勘助にはもう諏訪攻略の地図が頭に描かれていたのですね。
まずはその手始めとして高遠氏を調略します。教来石はもうこの時は勘助の味方ですね。ところで「教来石」という言葉は一発変換できないので、そろそろ「馬場」に改名して欲しいです。

そんな中、平蔵と勘助が邂逅。
平蔵が信虎追放を嬉しそうに勘助に語っていたのが可笑しかったです。平蔵はまさか勘助が信虎追放に関係しているなんて夢にも思わなかったのでしょうね。
そんなイマイチ状況把握がなっていない平蔵にもモテ期が訪れていました。とあるドラマで
「本官は恋がしたい!」
と叫んでいた平蔵さん。前世では、こんなにモテていたのですよ!
しかも相手は、仕える家のお嬢様。よもすれば逆玉の乗る事が出来ます。さて、この2人どうなるのでしょうか。
関係ないのですが、水川あさみさんと田辺誠一さんはR-17というドラマで共演していました。この時の田辺さんは優男の教師役でした。小山田とは偉く違った性格の役です。水川さんは「いかにも」という感じに男に貢ぐ女子高生の役でした。だからといって、これ以上話は発展しませんが

そして、今回。
源五郎がついに晴信に仕える事に。前髪をあげるとイメージがだいぶ違って見えますね。可愛らしさが無くなった・・・。そして地味に山県昌景も登場。
新しい旗も出来上がり、武田家にも新しい風が吹き始めようとしています。

次週、早くも小日向さんがダメンズになりそうな予感。やっぱりこの手の人物は堅実に生きていくのが一番なのでしょうか。そして、確実にその煽りを食らうであろうヒサの一家。平蔵は彼女を守る事が出来るのか?

いざ黎明の刻!「信長」アレンジ版のOPクレジットを作成する~其ノ4・後編~

2007-04-08 16:38:25 | 妄想クレジット決済

大河ドラマ「信長 Kimg of Zipangu」のキャスティングを琉河風にアレンジしました。
その仕上げとして先日より自主作成したOPクレジットをお届けして参りましたが、今回で正真正銘の最終回です。
とうとう最後です。
この長い行列のエントリーアップもこれで最後です!
どうぞ見納め下さい!

最終回第三弾は4クール目の51話、
52話のクレジットを披露させて頂きます。どの道、関係者の方々は見ていないと思いますので、勝手にやらせて頂きます。

(クレジット作成の理念)
自分の考えたキャラをどのようにクレジットさせるか。
そうなんです!これが妄想キャスティング家としての最後の自己満足なんです。
これはクレジットに興味を持っている方でないとチンプンカンプンな内容です。
それでもよろしければ、ご覧下さい。

もし、最初にこのエントリーを見つけられた方は
~其ノ4・前編~
~其ノ4・中編~
からご覧になられる事をお勧めします。
また第一話のクレジットからご覧になりたい方はこちらから
1話~6話
7話~13話 
14話~19話
20話~26話
27話~32話
33話~36話
37話~39話


第51話「本能寺の変」
・信長は秀吉の援護に駆けつける為、わずかな共をつれて本能寺に宿泊。
・本能寺での祝宴にて勧修寺晴豊より関白か征夷大将軍に就く様に迫られるが拒否。信長は朝廷を自分の支配下に置く事を彼に告げる。
・光秀は本能寺を襲撃。信長、森蘭丸ら、討ち死に。二条御所に篭った信忠と村井貞勝、下方貞清も討ち死に。
・信長横死を知った細川父子は光秀援護を拒み出家。光秀の娘であるお玉は三戸野に幽閉される。一方、徳川家康は光秀の襲撃を怖れて急遽、三河へ戻る。
・安土城に居た濃姫は蒲生父子の手引きにより城を脱出。

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
松田翔太(織田信忠)
本郷奏多(森蘭丸)
黒川智花(お玉)
佐々木勝彦(下方貞清)・小野正利(明智秀満)
宇崎慧(織田信包)・松重豊(蜂屋頼隆)
阿部力(森長可)・平岡祐太(蒲生氏郷)
小日向文世(村井貞勝)
片岡愛之助(織田長益)
白井晃(斎藤利三)
稲川淳二(ロレンソ)
ウエンツ瑛二(高山右近)
木村カエラ(京極マリア《紀子》)
石田衣良(蒲生賢秀)
泉谷しげる(本多重次)

沢尻エリカ(お市) ←「花」の文字が出る場面
深津絵里(お鍋)

尾上寛之(細川忠興)・ヤスケ(HIRO(EXILE))
山口祥行(本田忠勝)・丹波義隆(石川数正)
五代高之(穴山梅雪)・周防進(服部半蔵)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
中村吉右衛門(千宗易)

渡部篤郎(徳川家康)

HYDE(勧修寺晴豊)
天海祐希(各務乃)
榎木孝明(細川藤孝)
近藤正臣(今井宗久)
市村正親(酒井忠次)

渡辺謙(明智光秀)

※最終回、一歩手前で主人公死亡。さて来週は?


第52話「夢、幻の如く」
・周囲の根回しをしていなかった光秀は孤立する。細川家だけでなく、高山右近ら、キリシタン大名も光秀の加担を拒否。
・信長の死を聞いた足利義昭と勧修寺晴豊は狂喜
・中国大返しにより機内に戻った秀吉は、池田・丹羽らと合流し明智方と対決。それにより明智勢は壊滅。山崎の戦いで光秀死す。
・家康は信長の弔い合戦に出遅れた事を悔しがるも今は雌伏の時と考え武田旧領を切り取る。
・出遅れた柴田勝家勢は打倒秀吉を誓う。
・数日後、信雄の手により安土城が炎上。
・お市の方は笑いながら「これが兄上の報いじゃ」と叫ぶ。
・炎上の様子を見ながら、濃姫と土田御前は信長の人生を回想する。
・京を発つことを決意したフロイスとロレンソが別れの挨拶に濃姫とお鍋の方のもとを訪れる。その時彼らは、黒いマントを身にまとった信長が天への見えない階段を登っていくのを目撃するのであった。

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)・竹内結子(おね)

高嶋政伸(丹羽長秀)・浅野忠信(前田利家)
佐々木蔵之介(池田恒興)・寺島進(滝川一益)
麿赤兒(稲葉一鉄)・小栗旬(堀秀政)

滝田栄(織田信秀-回想-)・児玉清(平手政秀-回想-)

阿南健治(毛利秀頼)・浅野和之(河尻秀隆)
三宅弘城(佐々成政)・小野正利(明智秀満)
宇崎慧(織田信包)・松重豊(蜂屋頼隆)
阿部力(森長可)・平岡祐太(蒲生氏郷)
加治将樹(織田信孝)・渋谷謙人(織田信雄)

片岡愛之助(織田長益)・石田衣良(蒲生賢秀)
白井晃(斎藤利三)・黒川智花(お玉)
遠藤憲一(蜂須賀小六)・稲川淳二(ロレンソ)
ウエンツ瑛二(高山右近)・木村カエラ(京極マリア《紀子》)
三船美佳(まつ)・西田尚美(みね《善応院》)

松田翔太(織田信忠-回想-)・本郷奏多(森蘭丸-回想-)
小日向文世(村井貞勝-回想-)・安藤政信(織田信行-回想-)
温水洋一(佐久間信盛-回想-)・佐々木勝彦(下方貞清-回想-)

沢尻エリカ(お市)・深津絵里(お鍋) ←「花」の文字が出る場面
横山めぐみ(吉乃-回想-)・ブラッド・ピット(ヴィレラ-回想-)

尾上寛之(細川忠興)・ヤスケ(HIRO(EXILE))
山口祥行(本田忠勝)・丹波義隆(石川数正)
丸山智己(榊原康政)・周防進(服部半蔵)
金田明夫(清水宗治)・安国寺恵瓊(小市慢太郎)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
奥田瑛二(柴田勝家)・渡部篤郎(徳川家康)

石坂浩二(林秀貞-回想-)・仲代達矢(斎藤道三-回想-)

天海祐希(各務乃)・HYDE(勧修寺晴豊)
泉谷しげる(本多重次)・生瀬勝久(足利義昭)
近藤正臣(今井宗久)・香川照之(黒田官兵衛)
市村正親(酒井忠次)・榎木孝明(細川藤孝)

中村吉右衛門(千宗易)・加賀まりこ(土田御前)

渡辺謙(明智光秀)

※最終回は回想人物も入れて登場人物大多数となった為、椎名桔平、篠原涼子、渡辺謙以外は全員連名に。まるで総集編みたいなクレジットになってしまいました。


これにて、琉河版「信長 Kimg of Zipangu」のクレジット披露は終了させていただきます。

反省点は「風林火山」OPでは十分にクレジット表示時間が取れないことを承知の上で、ピン表示のクレジットを乱発した事でしょうか。
時間が十分に取れない理由はこの「風林火山」ではOPテーマ曲の前に孫子の言葉「疾きこと林の如く-」を読み上げるからです。このため20~30秒は他の大河ドラマと比べてOPテーマ曲の時間が少ないのですね。この皺寄せは中間グループに来ており、風林火山では中間グループの定員は3~4名となっています。琉河版では、その割かれた時間を勝手に中間グループに割り当てています。
後は連続トメグループにおける役者の質でしょうか。誰とは言いませんが、個人的にトメグループに入れたくない役者さんまで入れてしまう結果になってしまったことが残念です。

反省点は以上としてまして、とりあえず達成感はあります。極々限られたマイノリティの世界でチマチマとクレジットを作成し、完成させたことをこれまた極々小規模に自分で勝手に祝いたいと思います。
バンザ~イ

最後までご付き合いいただいた方には本当に感謝しております。
それでは皆様、
アテブレーベ!オブリガード!


いざ黎明の刻!「信長」アレンジ版のOPクレジットを作成する~其ノ4・中編~

2007-04-08 16:01:14 | 妄想クレジット決済

大河ドラマ「信長 Kimg of Zipangu」のキャスティングを琉河風にアレンジしました。
その仕上げとして先日より自主作成したOPクレジットをお届けして参りましたが、いよいよ残すところ中編、後編と2回。感慨深くなり、第一話から見直していたら、左目が痙攣し始めました。
ということで一気にご覧になるにはとても労力がいりますが、ご興味のある方は最後までご付き合い下さいませ。

最終回第二弾は4クール目の46話~50話のを披露させて頂きます。どの道、関係者の方々は見ていないと思いますので、勝手にやらせて頂きます。

(クレジット作成の理念)
自分の考えたキャラをどのようにクレジットさせるか。
そうなんです!これが妄想キャスティング家としての最後の自己満足なんです。
これはクレジットに興味を持っている方でないとチンプンカンプンな内容です。
それでもよろしければ、ご覧下さい。

もし、最初にこのエントリーを見つけられた方は
~其ノ4・前編~
からご覧になられる事をお勧めします。
また第一話のクレジットからご覧になりたい方はこちらから
1話~6話
7話~13話 
14話~19話
20話~26話
27話~32話
33話~36話
37話~39話



第46話「家康の悲劇」
・徳姫は築山殿と武田家が密通している文書を信長に送る。激怒した信長は築山殿の処刑を命じ、さらに家康の嫡男、信康も武田家に密通していると濡れ衣を着せ切腹を命じる。家康は家名を存続させる為、泣く泣く息子と妻を処断する。
・徳姫は京へ送り返されるが、その時に家康から「信長はいずれ滅ぶ」と脅される。

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
佐々木蔵之介(池田恒興)
松田翔太(織田信忠)
榮倉奈々(徳姫)
本郷奏多(森蘭丸)
山口祥行(本田忠勝)・丹波義隆(石川数正)
丸山智己(榊原康政)・周防進(服部半蔵)
森口瑤子(築山殿)
石垣佑磨(徳川信康)
黒川智花(お玉)
三船美佳(まつ)
西田尚美(みね《善応院》)
白井晃(斎藤利三)

深津絵里(お鍋) ←「花」の文字が出る場面

尾上寛之(細川忠興)・小野正利(明智秀満)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
石坂浩二(林秀貞)

渡部篤郎(徳川家康)

天海祐希(各務乃)
泉谷しげる(本多重次)
香川照之(黒田官兵衛)
市村正親(酒井忠次)

竹内結子(おね)

渡辺謙(明智光秀)

※森口瑤子、石垣佑磨、榮倉奈々が退場。登場人物が少ない為に本郷奏多がピン表示に昇格。


第47話「余は神である」
・大河ドラマと同じサブタイトルです
・信長は本願寺と講和。顕如は信長の命令により石山本願寺を退去

・信長は、自分の誕生日に安土・総見寺の最も高い場所に置かれた石を礼拝せよという、自身を神格化するような命令を出した
・それを諌めた林秀貞を追放。次いで、戦功のない佐久間信盛を追放。
・身内を殺され、情緒不安定となっていた光秀はこの事態を聞き、「驕るものは久しからず」と呟く
・一方、フロイスらキリシタンもこの信長の行動に困惑を示す

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
佐々木蔵之介(池田恒興)
寺島進(滝川一益)
小栗旬(堀秀政)
松田翔太(織田信忠)
浅野和之(河尻秀隆)・本郷奏多(森蘭丸)
佐々木勝彦(下方貞清)・阿南健治(毛利秀頼)
宇崎慧(織田信包)・松重豊(蜂屋頼隆)
阿部力(森長可)・平岡祐太(蒲生氏郷)
加治将樹(織田信孝)・渋谷謙人(織田信雄)
温水洋一(佐久間信盛)
黒川智花(お玉)
麿赤兒(稲葉一鉄)
白井晃(斎藤利三)
片岡愛之助(織田長益)
稲川淳二(ロレンソ)
ウエンツ瑛二(高山右近)
木村カエラ(京極マリア《紀子》)
三船美佳(まつ)
西田尚美(みね《善応院》)

沢尻エリカ(お市) ←「花」の文字が出る場面
深津絵里(お鍋)

ヤスケ(HIRO(EXILE))・遠藤憲一(蜂須賀小六)
尾上寛之(細川忠興)・小野正利(明智秀満)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
石坂浩二(林秀貞)

竹内結子(おね)

天海祐希(各務乃)
大槻ケンヂ(本願寺顕如)
石田衣良(蒲生賢秀)
小日向文世(村井貞勝)
香川照之(黒田官兵衛)

渡辺謙(明智光秀)

※何回かトメを飾っていた石坂浩二が今回で退場。そして同じく第一話からレギュラー出演していた温水洋一も今回で退場。そして、最後の敵キャラ、顕如役の大槻ケンヂも退場。ヤスケ役のEXILEの人が初登場。ピン表示にしようか迷いましたが、個人的な知名度を考えて連名に。


第48話「馬揃え」
・本願寺を屈服させた信長は絶頂期を迎える。残る大敵、毛利家も時間の問題であった。
・その中で信長は自分の権力を朝廷、諸国に示す為、馬揃えを行う。
・京極夫人が正式に洗礼を受け、マリアと名乗る。

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
佐々木蔵之介(池田恒興)
寺島進(滝川一益)
小栗旬(堀秀政)
松田翔太(織田信忠)
本郷奏多(森蘭丸)
佐々木勝彦(下方貞清)・浅野和之(河尻秀隆)
小野正利(明智秀満)・阿南健治(毛利秀頼)
宇崎慧(織田信包)・松重豊(蜂屋頼隆)
阿部力(森長可)・平岡祐太(蒲生氏郷)
加治将樹(織田信孝)・渋谷謙人(織田信雄)
片岡愛之助(織田長益)
黒川智花(お玉)
白井晃(斎藤利三)
稲川淳二(ロレンソ)
ウエンツ瑛二(高山右近)
木村カエラ(京極マリア)
三船美佳(まつ)
西田尚美(みね《善応院》)
石田衣良(蒲生賢秀)
麿赤兒(稲葉一鉄)
小日向文世(村井貞勝)

深津絵里(お鍋) ←「花」の文字が出る場面

尾上寛之(細川忠興)・ヤスケ(HIRO(EXILE))
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
奥田瑛二(柴田勝家)

中村吉右衛門(千宗易)

HYDE(勧修寺晴豊)
天海祐希(各務乃)
田村亮(正親町天皇)
榎木孝明(細川藤孝)
近藤正臣(今井宗久)

竹内結子(おね)

渡辺謙(明智光秀)


第49話「光秀無残」
・織田軍は武田家を殲滅。武田家旧領を滝川一益、河尻秀隆に与える
・戦勝祝いの席で光秀が述べた「我々の努力の賜物により、今日の織田家がある」と言葉が信長の勘気に触れ、光秀は公衆の面前で暴行を受ける
・後日、信長は上洛する家康の饗応役に光秀を命じる。その時に、近江坂本等の領地召し上げを告げる。光秀は出奔し毛利家に仕官することを考える。

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
佐々木蔵之介(池田恒興)
寺島進(滝川一益)
小栗旬(堀秀政)
松田翔太(織田信忠)
本郷奏多(森蘭丸)
佐々木勝彦(下方貞清)・浅野和之(河尻秀隆)
小野正利(明智秀満)・阿南健治(毛利秀頼)
宇崎慧(織田信包)・松重豊(蜂屋頼隆)
阿部力(森長可)・平岡祐太(蒲生氏郷)
加治将樹(織田信孝)・渋谷謙人(織田信雄)
徳重聡(武田勝頼)
片岡愛之助(織田長益)
黒川智花(お玉)
白井晃(斎藤利三)
小日向文世(村井貞勝)
泉谷しげる(本多重次)

深津絵里(お鍋) ←「花」の文字が出る場面

尾上寛之(細川忠興)・ヤスケ(HIRO(EXILE))
山口祥行(本田忠勝)・丹波義隆(石川数正)
五代高之(穴山梅雪)・苅谷俊介(武田信廉)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
中村吉右衛門(千宗易)

渡部篤郎(徳川家康)

天海祐希(各務乃)
榎木孝明(細川藤孝)
近藤正臣(今井宗久)
市村正親(酒井忠次)

渡辺謙(明智光秀)

※徳重聡が退場。その他、特にクレジットに変動なし。


第50話「同床異夢」
・光秀は出奔し西の毛利、果ては九州の島津を頼る事を画策。
・そんな中、信長は光秀に中国攻略を進める秀吉の援護を命じる。
・これにより、毛利の滅亡を悟った光秀は「信長はいずれ天下を取る、そうすれば自分の逃げ場所は無くなる」と強迫観念に陥る。
・「殺される前に殺す」、信長への謀反を決意した光秀は天正十年五月二十八日、連歌師紹巴を宗匠として巻いた「愛宕百韻」の発句で「ときは今-」と詠み上げる。

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
佐々木蔵之介(池田恒興)
小栗旬(堀秀政)
松田翔太(織田信忠)
本郷奏多(森蘭丸)
佐々木勝彦(下方貞清)・小野正利(明智秀満)
松重豊(蜂屋頼隆)・ヤスケ(HIRO(EXILE))
宇崎慧(織田信包)・平岡祐太(蒲生氏郷)
加治将樹(織田信孝)・渋谷謙人(織田信雄)
片岡愛之助(織田長益)
黒川智花(お玉)
白井晃(斎藤利三)
稲川淳二(ロレンソ)
ウエンツ瑛二(高山右近)
木村カエラ(京極マリア《紀子》)
石田衣良(蒲生賢秀)
麿赤兒(稲葉一鉄)
小日向文世(村井貞勝)
泉谷しげる(本多重次)

深津絵里(お鍋) ←「花」の文字が出る場面

山口祥行(本田忠勝)・丹波義隆(石川数正)
五代高之(穴山梅雪)・尾上寛之(細川忠興)
金田明夫(清水宗治)・安国寺恵瓊(小市慢太郎)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
中村吉右衛門(千宗易)

渡部篤郎(徳川家康)

天海祐希(各務乃)
小松政夫(里村紹巴)
榎木孝明(細川藤孝)
香川照之(黒田官兵衛)
市村正親(酒井忠次)

渡辺謙(明智光秀)

※最後のゲストとして小松の親分が登場。


字数制限により、中編はここまでです。
残る2話は後編にてお楽しみ下さい。
語りのフロイスはスタッフ表示枠に。


いざ黎明の刻!「信長」アレンジ版のOPクレジットを作成する~其ノ4・前編~

2007-04-08 14:45:48 | 妄想クレジット決済

先日、かつての大河ドラマ「信長 Kimg of Zipangu」のキャスティングを琉河風にアレンジしました。
そして、その仕上げとして先日OPクレジットを第3弾までお届けしました。今回は、いよいよその最終章、第4弾をお届けしたいと思います。 
最終回第一弾は40話~52話の4クール目を披露させて頂きます。どの道、関係者の方々は見ていないと思いますので、勝手にやらせて頂きます。
今回がこのクレジット披露も最終回。見たくもないのに俳優名だけでこのブログにヒットしてしまった方は本当にお気の毒でした。この場を借りて遺憾の意を表明したいと思います。(笑)

(クレジット作成の理念)
自分の考えたキャラをどのようにクレジットさせるか。
そうなんです!これが妄想キャスティング家としての最後の自己満足なんです。
これはクレジットに興味を持っている方でないとチンプンカンプンな内容です。
それでもよろしければ、ご覧下さい。

クレジットの表示方法は「風林火山」のテーマ曲に合わせて見ました。「花」固定枠とかトメグループの固定枠に特徴があるところが気に入っています。

39話までのクレジットはこちらから
1話~6話
7話~13話 
14話~19話
20話~26話
27話~32話
33話~36話
37話~39話


第40話「一揆壊滅」
・信長、浅井長政ら三名の髑髏の杯を披露
・織田軍、長島一揆勢を殲滅
・信長、朝廷に申請し蘭奢待の一部を賜る


椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
浅野忠信(前田利家)
佐々木蔵之介(池田恒興)
寺島進(滝川一益)
小栗旬(堀秀政)
松田翔太(織田信忠)
阿南健治(毛利秀頼)・浅野和之(河尻秀隆)
佐々木勝彦(下方貞清)・小野正利(明智秀満)
三宅弘城(佐々成政)・松重豊(蜂屋頼隆)
阿部力(森長可)・加治将樹(織田信雄)
宇崎慧(織田信包)・平岡祐太(蒲生氏郷)
大槻ケンヂ(本願寺顕如)
片岡愛之助(織田長益)
田口トモロヲ(織田信広)
温水洋一(佐久間信盛)
麿赤兒(稲葉一鉄)
小日向文世(村井貞勝)

沢尻エリカ(お市) ←「花」の文字が出る場面

小林勝也(飛鳥井大納言)・横山あきお(山科言継)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
奥田瑛二(柴田勝家)

中村吉右衛門(千宗易)

HYDE(勧修寺晴豊)
天海祐希(各務乃)
田村亮(正親町天皇)
近藤正臣(今井宗久)

石坂浩二(林秀貞)

渡辺謙(明智光秀)

※一旦、沢尻エリカは退場します。長政の髑髏の話はあまりにも有名ですね。
田口トモロヲが戦死し、地味に退場。


第41話「長篠の戦い」
・大河ドラマと同じサブタイトルです
・織田、徳川連合軍が長篠にて武田軍を破る

椎名桔平(織田信長)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
浅野忠信(前田利家)
佐々木蔵之介(池田恒興)
寺島進(滝川一益)
小栗旬(堀秀政)
松田翔太(織田信忠)
阿南健治(毛利秀頼)・浅野和之(河尻秀隆)
佐々木勝彦(下方貞清)・小野正利(明智秀満)
三宅弘城(佐々成政)・松重豊(蜂屋頼隆)
阿部力(森長可)・加治将樹(織田信孝)
宇崎慧(織田信包)・平岡祐太(蒲生氏郷)
徳重聡(武田勝頼)
石垣佑磨(徳川信康)
片岡愛之助(織田長益)
温水洋一(佐久間信盛)
麿赤兒(稲葉一鉄)
山口祥行(本田忠勝)・丹波義隆(石川数正)
丸山智己(榊原康政)・周防進(服部半蔵)

深津絵里(お鍋) ←「花」の文字が出る場面

五代高之(穴山信君)・苅谷俊介(武田信廉)
深江卓次(内藤昌豊)・池田努(小山田信茂)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
奥田瑛二(柴田勝家)

渡部篤郎(徳川家康)

泉谷しげる(本多重次)
神田正輝(高坂弾正)
市村正親(酒井忠次)

舘ひろし(山県昌景)

渡辺謙(明智光秀)

※舘ひろしらが退場。中間グループに連名ゾーンを設けるという新しいパターンを。これはクレジット表示時間の問題でこうなりました。


第42話「全国平定作戦」
・大河ドラマと同じサブタイトルです
・本願寺が毛利家と手を結び織田家と対決。波多野家も信長に反旗を翻す。
・明智光秀に波多野攻略を命じる。
・織田軍、毛利水軍に敗れる。
・信長、安土城築城に取り掛かる。
・信長、柴田勝家・前田利家らを越前に派遣し上杉軍と対峙。

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
浅野忠信(前田利家)
佐々木蔵之介(池田恒興)
寺島進(滝川一益)
小栗旬(堀秀政)
松田翔太(織田信忠)・阿南健治(毛利秀頼)
佐々木勝彦(下方貞清)・浅野和之(河尻秀隆)
三宅弘城(佐々成政)・小野正利(明智秀満)
宇崎慧(織田信包)・松重豊(蜂屋頼隆)
阿部力(森長可)・平岡祐太(蒲生氏郷)
加治将樹(織田信孝)・渋谷謙人(織田信雄)
大槻ケンヂ(本願寺顕如)
山本太郎(九鬼嘉隆)
ウエンツ瑛二(高山右近)
高橋克実(荒木村重)
片岡愛之助(織田長益)
稲川淳二(ロレンソ)
温水洋一(佐久間信盛)
麿赤兒(稲葉一鉄)

深津絵里(お鍋) ←「花」の文字が出る場面

矢島健一(波多野秀治)・山寺宏一(中川清秀)
田中圭(毛利輝元)・安国寺恵瓊(小市慢太郎)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
奥田瑛二(柴田勝家)

平幹二朗(松永久秀)

天海祐希(各務乃)
石田衣良(蒲生賢秀)
小日向文世(村井貞勝)
榎木孝明(細川藤孝)

石坂浩二(林秀貞)

渡辺謙(明智光秀)

※九鬼水軍の大将、山本太郎が登場。本来ならば、以前より信長に仕えていたがこのドラマではゲスト扱いに。後、地味に毛利勢が初登場。上杉謙信は適役がいない為、省きました。
予定していた信長の息子役が今回で勢ぞろいしました。ちなみに巷を騒がせている織田信成の祖先はキャスティングしていません。



第43話「梟雄の美学」
・信長、羽柴秀吉を播磨に派遣。中国平定に当たらせる。
・徳川家では信康の妻で信長の娘でもある徳姫と姑に当たる築山殿との対立が悪化。
・松永久秀、本願寺らと手を結び謀反。しかし、信忠、細川藤孝、明智光秀に攻められ名茶器・平蜘蛛と共に信貴山城にて爆死。

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
佐々木蔵之介(池田恒興)
寺島進(滝川一益)
小栗旬(堀秀政)
松田翔太(織田信忠)
浅野和之(河尻秀隆)・遠藤憲一(蜂須賀小六)
佐々木勝彦(下方貞清)・阿南健治(毛利秀頼)
松重豊(蜂屋頼隆)・平岡祐太(蒲生氏郷)
大槻ケンヂ(本願寺顕如)
森口瑤子(築山殿)
石垣佑磨(徳川信康)
榮倉奈々(徳姫)
ウエンツ瑛二(高山右近)
片岡愛之助(織田長益)
稲川淳二(ロレンソ)
温水洋一(佐久間信盛)
麿赤兒(稲葉一鉄)

深津絵里(お鍋) ←「花」の文字が出る場面

矢島健一(波多野秀治)・堀内正美(高山飛騨守)
山寺宏一(中川清秀)・小野正利(明智秀満)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
平幹二朗(松永久秀)

渡部篤郎(徳川家康)

天海祐希(各務乃)
高橋克実(荒木村重)
堺雅人(竹中半兵衛)
榎木孝明(細川藤孝)
香川照之(黒田官兵衛)

石坂浩二(林秀貞)

渡辺謙(明智光秀)

※平幹二朗が退場。段々と大物俳優が退場していきます。高橋克実は今後、重要な役柄になるので(村重謀反)でトメグループに昇格。
香川照之が初登場。最後の大物俳優としてトメグループに配置。
柴田勝家が不在の為、この枠に平幹二朗に移動。
徳姫役の榮倉奈々はドラマ主演経験ありということで基本的にピン表示。


第44話「不協和音」
・摂津の荒木村重が謀反。黒田官兵衛が説得に向かうが逆に幽閉されてしまう。
・キリシタン仲間である高山父子、フロイス、京極夫人が説得に向かうが失敗。
・九鬼水軍が毛利水軍を破り、毛利家と本願寺の切り離しに成功。
・徳姫と築山殿の対立が表面化。その中で徳姫は築山殿が武田家と密通している文書を発見。

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
佐々木蔵之介(池田恒興)
寺島進(滝川一益)
小栗旬(堀秀政)
松田翔太(織田信忠)
榮倉奈々(徳姫)
本郷奏多(森蘭丸)・浅野和之(河尻秀隆)
佐々木勝彦(下方貞清)・阿南健治(毛利秀頼)
宇崎慧(織田信包)・松重豊(蜂屋頼隆)
阿部力(森長可)・平岡祐太(蒲生氏郷)
加治将樹(織田信孝)・渋谷謙人(織田信雄)
大槻ケンヂ(本願寺顕如)
森口瑤子(築山殿)
石垣佑磨(徳川信康)
山本太郎(九鬼嘉隆)
ウエンツ瑛二(高山右近)
木村カエラ(京極マリア《紀子》)
片岡愛之助(織田長益)
稲川淳二(ロレンソ)
遠藤憲一(蜂須賀小六)
白井晃(斎藤利三)

深津絵里(お鍋) ←「花」の文字が出る場面

矢島健一(波多野秀治)・堀内正美(高山飛騨守)
山寺宏一(中川清秀)・小野正利(明智秀満)
田中圭(毛利輝元)・安国寺恵瓊(小市慢太郎)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
石坂浩二(林秀貞)

渡部篤郎(徳川家康)

天海祐希(各務乃)
高橋克実(荒木村重)
堺雅人(竹中半兵衛)
榎木孝明(細川藤孝)
香川照之(黒田官兵衛)

渡辺謙(明智光秀)

※柴田勝家枠は石坂浩二に。九鬼嘉隆役の山本太郎は水軍で戦うだけの役なので今回で退場。それにしても高橋克実と堺雅人がトメグループに来ると安っぽく見えますね。


第45話「安土城天主」
・黒田が荒木に寝返ったと疑念を抱いた信長は人質にとっていた彼の息子を処刑しようとするが、竹中半兵衛の機転により黒田の息子を匿う。
・安土城天主閣が完成し、信長は盛大に祝う。
・光秀は波多野家を破るも人質に出していた親族の命を見殺しにした信長に疑念を抱く。
・荒木村重が謎の出奔。黒田は助け出されるも息子の命の恩人である竹中半兵衛は直前に病死したと伝えられ、落涙する。

椎名桔平(織田信長)

篠原涼子(帰蝶)

堤真一(羽柴秀吉)

高嶋政伸(丹羽長秀)
佐々木蔵之介(池田恒興)
寺島進(滝川一益)
小栗旬(堀秀政)
松田翔太(織田信忠)・本郷奏多(森蘭丸)
黒川智花(お玉)・榮倉奈々(徳姫)
佐々木勝彦(下方貞清)・浅野和之(河尻秀隆)
松重豊(蜂屋頼隆)・阿南健治(毛利秀頼)
宇崎慧(織田信包)・平岡祐太(蒲生氏郷)
加治将樹(織田信孝)・渋谷謙人(織田信雄)
石田衣良(蒲生賢秀)
温水洋一(佐久間信盛)
麿赤兒(稲葉一鉄)
白井晃(斎藤利三)
小日向文世(村井貞勝)
堺雅人(竹中半兵衛)
森口瑤子(築山殿)・石垣佑磨(徳川信康)
片岡愛之助(織田長益)・稲川淳二(ロレンソ)
ウエンツ瑛二(高山右近)・木村カエラ(京極マリア《紀子》)
三船美佳(まつ)・西田尚美(みね《善応院》)

深津絵里(お鍋) ←「花」の文字が出る場面

矢島健一(波多野秀治)・遠藤憲一(蜂須賀小六)
尾上寛之(細川忠興)・小野正利(明智秀満)
その他大勢

【軍旗が揚がる場面】
中村吉右衛門(千宗易)

渡部篤郎(徳川家康)

天海祐希(各務乃)
高橋克実(荒木村重)
榎木孝明(細川藤孝)
香川照之(黒田官兵衛)
近藤正臣(今井宗久)

竹内結子(おね)

石坂浩二(林秀貞)

渡辺謙(明智光秀)

※今回で高橋克実、堺雅人が退場。
この回のクレジットは登場人物が多すぎる為、普段はピン表示の役者さんも連名に回されています。45話という中途半端な回で不思議なクレジットの回となりました。失笑モノです。
初登場は森蘭丸役の本郷奏多。蘭丸が登場すると終盤と言う感じが伝わってきますね。本能寺のキーパーソンお玉役の黒川智花が初登場。今回は連名ですが、基本的にはピン表示です。


字数制限により、前編はここまでです。
中編・後編もありますので是非ご覧下さい。(というより、このクレジットをまともに見ている方はいるのか!?。いらっしゃったらご一報を!)
語りのフロイスはスタッフ表示枠に。


【風林火山レビュー】招かれざる男

2007-04-01 21:33:15 | 大河ドラマレビュー《風林火山》

今回のサブタイトルは「招かれざる男」。
勘助のことじゃないか!と思わせつつ、裏テーマとして彼の家に「一の家来じゃ」と言って、いきなり押しかけて来た大家族の事を指す意味もあったりして。(勘助曰く「癒し系」との事ですが・・・)

ともかく、前回で武田家に破格の待遇で迎えられた山本勘助。それに嫉妬した重臣たち(主犯は前回でいきなり悪人面になった甘利)が勘助に挑みます。
で、なぜだか真剣勝負になってしまい、いざ始まらんというところ勘助が「待った!」をかけます。
「戦をするなら、もっと相応しい場所があるでしょう?」
これが勘助の言い分。晴信もそれを認めます。このまま戦えば体の不自由な勘助が負けることは明白。それを十分に理解してこその判断だったのでしょう。でも、この不毛な争い自体を停めることはしなかったのですね~。しかも火に油を注いだ感じ。
それにしても勘助はどこまでもプラス志向ですね。彼はこの事を「晴信が自分の実力を披露する為に準備してくれた良い機会」と考えたわけで。拗ねずに身の上の不幸を嘆くのではなく、物事を良い方へ良い方へと考えていく勘助は立派ですね。

そして翌日。勘助は見事な戦略で原美濃を破ります。船に穴を開けて原の身動きを封じるところは見事としか言い様がありません。宍戸開が演じる原美濃が溺れそうになって慌てふためく姿が何だか笑えました。
そして、ドラマの中ではあの小山田までもが高笑いを始めました。不気味だ、彼が笑うと何だかいろいろな意味を含んでいそうだ!
彼が笑った理由として考えられるのは
①勘助の見事な知略に感心して「アッパレなり!」と言う意味の高笑い
②単純に原美濃の慌てふためく姿が滑稽で笑えた
③他事を考えていて思い出し笑い
の3種類。もっとあるかな・・・。
小山田に釣られて、等々力刑事や板垣までもが笑い始めてピリピリした空気が穏やかなものに。この人たちは素直に勘助の知略を評価してそうですね。
この展開ははっきり言って読めませんでした。逃げまくって『家臣同士の争い』の愚かさを訴えるだけかと思っていたら、きちんと原美濃を傷一つつけずに降参させる。見事です!見事です、勘助。やるじゃねーか!
ほら、源五郎も見事な知略に恍惚に浸った目で勘助を見つめていますよ。
それでも甘利は納得していない様子。この頑固者は「合戦」と「剣術試合」を混合しているみたいです。確かに宮本武蔵や佐々木小次郎がこの手を使ったら卑怯呼ばわりされるかもしれませんが、目的は剣の腕試しではなく「合戦」ですからね~。
で、甘利さんよ、アンタはまだこれからも勘助に因縁をつけていくのかね?

今回、竜宝が登場しましたね。この名前を聞くとかつての「武田信玄」を思い出します。確か「武田信玄」では目が見えない替わりに江原啓之さん並のスピリチュアな能力を発揮していました。
それに関連して、三条夫人がちょっとノイローゼ気味に。同情します。晴信が言っていたように「何かのせい」にしたくなるのも分かります。それがあるから単純に
「三条夫人は人を外見や雰囲気で判断する人物」
と決め付けられないわけで。あの場所であの時、勘助と夫人が会ったのは運命ではなくて必然。夫人は心が弱っていました。人間が持つ心の弱さが勘助を傷つける事に。誰が夫人を責められましょうか・・・。浸っていますよ。自己陶酔してますよ。苦情はコメントにて受け付けますから勘助みたいに穴を開けるのは止めて下さい。
風林火山においてはどちらかというと『敵役』になりがちな三条夫人。彼女は仏の心を持ったまま生き抜く事が出来るのか、それとも・・・、これからの心境の変化も見逃せません。

一方、関東管領上杉家は武田家を攻めることに。
ここで久々に真田幸隆が登場。今は敵なんですね。勘助と再び邂逅する日はいつになるのでしょうか。
それよりも驚いたのは長野業政役の小市慢太郎
この人って確か長澤まさみ版「セーラー服と機関銃」で黒木刑事役だったセコイおじさんじゃないか。長野業政は武田晴信に「業政ひとりが上野にいる限り、上野を攻め取ることはできぬ」と嘆かせたと言われている人物。実際に彼は6回にもわたる武田軍団をわずかな兵力をもって撃退させています。義理堅く、北条に敗れて領地上野を置いて脱走した主君に義理立てして一人で上野箕輪に立て籠もった人物。
そんな武勇に優れた人物を小市が演じるとは。大河ドラマ初登場(だと思います)の大人物なのだから、松方弘樹とか梅宮辰夫に演じて欲しかったところです。キャストの予算がないのはもう十分承知していますが、この役は何とかして欲しかったところです。
まあとにかく『黒木刑事』という色眼鏡を外してじっくりと見ていきたいと思います。小市さんの新たな面が発見できるかもしれませんし。
「小市さん、なんて逞しくて猛々しい役者さんなんだ!馬鹿にしていてスイマセンでした」
と琉河が思う日もあるかもしれませんし。

それでいて、諏訪さん。いけません、侮ってはいけません。調子に乗ってはいけません。この勘違いして調子に乗っている辺りは小日向さんにはハマリ役だとは思いますが、どうかここは思い留まって!晴信は、遥かに大物ですよ。アンタには、守るべき姫と高校教師に取り入ることでは右に出るものがいない妻がいるではありませんか。

次回、妻に「晴信を侮るな」と諫言される諏訪頼重が選んだ結末とは?
そして、彼の娘・由布姫が何か意味ありげなことを呟きます。諏訪家と武田家の運命やいかに!!