中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

問題議員をどうする!?

2021-11-12 09:47:55 | 活動
連日、木下都議のニュースが流れ、地方議員の1人としては本当に腹立たしいのですが。

よく「辞職させられないの?」という話も出るわけですが、現状としては「できない」が答えです。
理由としては、選挙結果を重く見る、ということですね。

でも、いろいろと議会でやっていないの?
ということもありますので、少し解説。

①辞職勧告
都議会から木下都議に辞職勧告は出ています。
しかし、これは拘束力がありません。
人が辞めない限りは残ることが可能です。

②リコール
住民からのリコールという手段はあります。
しかし、これは選挙から1年以上が経過しないといけない規定があります。
これも、選挙結果を重くみるという観点から。
選挙後すぐにリコールだと、「あの選挙は何だったんだ?」となりますからね。

③議会の内規等で報酬をカットできないか?
これは規定があれば可能です。
しかし、東京都議会では無いようですし、抜け道もあります。
加古川市議会では設けられていまして、1年以上本会議を欠席すると報酬がカットされます。
とはいえ、病気などで欠席→復帰を基本にしており、木下都議のようなケースを想定していません。
また、1度でも来たらリセットされます。
なので、今回のようにシレっと登庁してきたらOK。

その他もやり方がないわけではないですが、基本的には難しい。
ということで、最低でもリコールまでは待たないとダメでしょうね。

そもそも都議会などは政党選挙に近く、「都民ファーストの候補者だから」で投票した方が多いでしょう。
とすると、やはり小池知事や荒木代表が何とかするのが筋。
ですが、こっちも被害者みたいな感じになっており、余計に何だかなという気持ちになります。


まあ、国政でも自民党の「魔の3回生」というのもありました。
宮崎氏とか豊田氏とか中川氏とか。
この人たちもなかなか辞めませんでしたね。

今回躍進した維新でも、すでに公職選挙法違反の疑いも出ていますね。

維新においては、市長室にサウナを持ち込んだり、暴言を吐いたり、不倫かと思ったらカネの問題でいきなり辞めた副代表だったり。
結構な不祥事のオンパレード。
あまり報道されないのですが、かなりの数なので気になる方は調べてみてください。

こちらもすぐに離党させて、「あれは関係ない人だから」という感じ。
対応としては都民ファーストと同じですね。。

何にせよ、政党の考えも大事ですが、投票の時には「本当にちゃんとした人なのか?」も考えて投票しないといけませんね。
自戒も込めて。。

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副議長のお仕事

2021-11-10 17:37:02 | 活動
副議長のお仕事はいろいろありますが、今回は視察のご挨拶。

他市から議員が視察に来られた場合、議長or副議長が挨拶をします。
まあ、3~5分の歓迎のご挨拶といったところですね。

本日は議長にご予定があり、それがまわってきました。

山梨県からお越しの皆さん。
何と、今年度初めての視察受け入れです。
コロナで昨年は無かったですしね。

我々もここ2年、視察には行っていません。

オンライン視察というのもこれから増えるかもしれませんが、その土地の空気感であったり、担当職員さんの雰囲気であったり、
それを踏まえての情報で合ったり、リアルでしか得られないものがあるのも確か。

スクール形式の研修ならオンラインでも良いと思いますが(実際、私も何度もやっていますし)、視察はまた別ものだと
感じますね。


今回の視察テーマは「ご遺族サポートコーナー」と「がん患者の医療用補整具購入補助」。
実りある研修になれば幸いです。
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国会もこれから注目です

2021-11-09 13:06:38 | 活動
明日から臨時国会が始まりますね。
その前の協議で、衆議院議長に細田さん、副議長に海江田さんがなるような調整がされたようです。

この辺は市議会の正副議長とは違うのかもしれませんが、しっかりと努めていただきたいですね。

さて、総選挙も終わって一週間あまり。
ぼちぼち落ち着いてきましたね。

所感としては、トータルでは自公政権の勝利、というか、負けなかった選挙かなと。

なかなかに大変だった総選挙ですが、トータルは自公政権が踏ん張った選挙だと感じます。
野党が勝てなかったとも言えますね。
甘利さんや石原さんなど所々で波乱はあったものの、自公で安定運営できる議席を確保する見込みだからです。

一方、関西は維新が凄いですね。
このあたりは全国的なところと少し違っています。

ただ思うのは、これから維新がどのような道を辿るのか。
議席を伸ばし野党第2党になったものの、掲げた政策をどう進めるか不透明です。

改革を前面に掲げていますが、議席数としては当然足りないため与党との調整がいるわけですが、対決姿勢を
維持するかどうか。

県議会においては、「提出したけれど多数派に反対された」という形をとりつつ、全体の報酬削減案にも乗るという
スタイルなのですが、国会ではそのようなやり方をすると目立つかもしれません。

また、選挙中も改革が全面であまり政策について言及がなかったのですが、ベーシックインカムをどのように扱っていくのか。
ベーシックインカムは社会保障の在り方を根底から変えるものですので、個人的にもかなり注目です。

そのあたりのやり方によって、大阪・兵庫以外に議席があまりない中で、全国への普及がどうなるかカギになりそうですね。
現状として大幅に議席を増やした内情としては、大阪で勝った貯金で兵庫を拾っている形になっているのも事実なので。

何せ与野党ふくめて、キッチリと仕事をしてくれるか見ていかねばなりませんね。
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