STARLIGHT NIGHTS

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サイエンス・アゴラ「2012金環日食講習会」に行ってきました(その4)

2011年11月23日 | 2012金環日食
日食観察会の企画についてのアドバイスをいただきました。

・発砲トレーを使ってピンホールをつくろう
 手軽につくれますし、たくさん用意して一人ひとつづつ渡すこともできるかも。


・日食中の太陽の輝きの変化で太陽光発電量の変化をみる

 最近は太陽光発電パネルをつけた公共施設も多くなってきました。そうした施設では、一目で発電量がわかる発電量の表示するパネルなどがあるところが多いです。その数値を記録しグラフ化。そうでなくても、太陽が欠けていくうちに、だんだんと発電量が低下してくるでしょうから、そうした数値を見ているだけでも実感できるのではないでしょうか。


・日食めがね
 眼視観察用の遮光シートが販売しています。それを切って日食めがねを工作し、当日持ってきてもらったり、作り溜めしておいて、観察会の貸し出し用に使うのも良いかもしれません。


・自作の日食早見盤
 観察会の企画ではないですが…。ちょっとびっくりしたのはこれ!
 今回の日食の次の日食は何時起こるのか?そうした疑問を星座早見盤のようにいくつかの盤を回して調べることができるもの。地球の公転や朔望月の周期など、小数点以下あるので長い期間では使えないようですが、数年間の日食についてはわかるそうです。これを自作したのはたいしたもの!


いろいろと学ばせていただきました。
まだまだ紹介していないものもありますが、当日への準備の参考にしたいと思います。

♪ ウィーン室内合奏団

2011年11月23日 | 音楽(コンサート)

○ 日時 2011年11月23日(祝)14時分~16時
○ 会場 松本市音楽文化ホール小ホール
○ 演奏 ウィーン室内合奏団
○ プログラム
     ドヴィエンヌ ファゴット四重奏曲第3番ト短調作品73-3
     モーツアルト ディヴェルティメント第7番ニ長調K205
     シューベルト 八重奏曲ヘ長調D803
  アンコール
     J・シュトラウス ポルカ・シュネル「大急ぎで」作品230
     J・シュトラウス ポルカ・シュネル「スポーツ・ポルカ」

ここ音楽文化ホールが去る6月30日の地震により被害があったため、主ホールが当分の間使えません。当初主ホールでの開催だったのですが、被害のなかった小ホールに会場を変更しての開催となりました。席数190席に限られるため、昼夜の2回公演でそれぞれ違うプログラムというちょっと贅沢な企画となっていました。
 自身も久しぶりの生演奏。都合により昼の部しか聴きに行けませんでしたが、心身ともリフレッシュできました。
 小ホールということで、音響面が心配でしたが、主ホールのような透明感のある残響はないですが、容積が小さいためか、音が大きくはっきりと聴こえます。残響より直接音が主だと思いますが、思っていたより良い音で聴けました。ステージも近く、臨場感もあります。安曇野のホールで聴くような感じか?
 演奏もすばらしくウィーンの音楽を堪能できました。モーツアルトの第2楽章、シューベルトの第3楽章のアダージョは実に味わい深い演奏でした。またシューベルトの両端(第1、第6)楽章は、起伏に富んだ表現で曲の全体像にメリハリをつけていました。
 本日日本公演の初日だったようです。


サイエンス・アゴラ「2012金環日食講習会」に行ってきました(その3)

2011年11月23日 | 2012金環日食
太陽を直接観察しなくても、日食の観察ができます。

ピンホールカメラの原理から・・・。

・木漏れ日を観察してみよう
 木漏れ日の光を観察すると、日食中は欠けた太陽を反映した形になります。
 金環中は、木漏れ日がリング状になります!
 ただし今回の金環日食は早朝に起こるため、太陽高度が30度ほどで、地面に見える木漏れ日は観察しにくいと思われます。垂直から30度ほど傾けた面に映すときれいなリングの木漏れ日が観察できるでしょう。


・木漏れ日のかわりに

 木がなくても、ブラインドウの隙間、カードのパンチ穴、また自分指で隙間をつくって木漏れ日状態を作り出すことで、欠けた(金環中はリング状の)太陽の形を観察できます。これなら映し出す場所も自分で工夫できますね。


・鏡ピンホールを使ってみよう
 アクリル製などの鏡を小さな切れはしに切って、日食中に光を反射させ、遠くの面に映してみよう。
 これも日食中では欠けた(金環中はリング状の)太陽の形になります。大きな鏡ほどより遠くに映し出す必要があります。無理のない距離に映すためには、アクリル製の鏡を小さく切ります。鏡を支える支持金具に取り付けて、映し出してみると良いでしょう。