STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

♪ ハインツ・ホリガーと仲間たち

2015年09月10日 | 音楽(コンサート)
松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)に、ハインツ・ホリガーと仲間たち、と題したコンサートに行ってきました。
以前から、オーボエの名手として有名な方ですが、松本に来られるのはこれが初めてだそうです。
フルートと弦楽三重奏の演奏家も出演し、前半はモーツァルトのフルート四重奏曲、後半はモーツァルトのオーボエ四重奏曲を中心に、ホリガー自身作曲されたフルート、オーボエのソロ曲や、スーターやダイヤーという現代作曲家の曲を交えてのプログラムでした。
無調の現代曲の間にモーツァルトの曲があると、その旋律美が際立って印象的でした。
オーボエは、木管楽器の中でも、何か芯のある響き…というか、独特の印象度がありますね。

アンコールでは、オーボエ四重奏の曲を。

今年は、ホール開館30周年だそうです。
壁面にPRの投光があったり、ロビーに置かれたモニターでは、過去のコンサートのポスター紹介が上映がありました。

19時05分開演、21時20分終演。







野辺山宇宙観測所へ

2015年09月05日 | 星仲間
野辺山宇宙電波観測所に行ってきました。

吉田公民館の親子体験学習の催し。
通常の見学では、パンフレットを渡されるだけで、施設担当からの説明はしないそうです。
そのため、ガイド役に…と、同行させていただきました。
もちろん、施設の詳細も、電波観測のこともよく知らないのですが…。

行きのバスの中では、電波と光(可視光線)の違いについて、お話しさせていただきました。
見学と合わせて、参加された親子の皆さん、どう受け止められたでしょうか…。

私としては、10年以上前になりますが、変光星の会議がここで開催され、訪れて以来になります。

現在ここは、すべて国立天文台の所管ではなく、太陽観測と、銀河など宇宙観測の施設があるのですが、太陽部門は、名古屋大学の所管になっています。







♪ セイジ・オザワ松本フェスティバル、マティアス・ゲルネ リサイタル

2015年09月02日 | 音楽(コンサート)
セイジ・オザワ松本フェスティバルの、マティアス・ゲルネ リサイタルに行ってきました。
松本市音楽文化ホール

声楽ソロは、どちらかというと苦手なのですが、このフェスティバルに出演する世界一流の演奏家ということで、なかなか体験できない機会、行ってきました。

ゲルネさんは、サイトウキネンでは、アルバン・ベルクの「ヴォツェック」や、バルトークの「青ひげ公の城」のオペラ公演で、タイトルロールを演じた世界的なバリトン歌手です。
今年は、オペラの出番はなかったですが、リサイタルの出演ほか、昨日の小沢さんの誕生日会にも出演されたそうです。

演目は、シューベルトの「冬の旅」全曲。

残響の長いこのホール、声楽ソロには、ちょっと不向きな印象でした。
それでも、曲を追うごとに、陰影の濃い歌唱となり、素晴らしい冬の旅を唱っていました。
24曲目、最後の曲「辻音楽師」が終わり、しばしの静寂の後、万雷の拍手…。

良い時間を過ごすことができました…。

開演:19時10分、終演20時30分。






丘中学校科学部 地域発表会

2015年08月30日 | 星仲間
塩尻市立丘中学校科学部の地域発表会を拝聴しました。
金環日食の取組み以来、常にその先を見据えた活動をされており、頼もしく思います。
天文班の皆さんは、天文学会ジュニアセッションやJAAAの発表など、天文関係者を対象とした場のみならず、今回のような地域の皆さん対象とした発表会、別の意味で意義あることだと思います。
今後の活動に対し、さらに期待してしまいます。





金環日食をデザインしたお揃いのポロシャツで、ポスターセッション



♪ セイジ・オザワ松本フェスティバル、オーケストラAプログラム

2015年08月28日 | 音楽(コンサート)






セイジ・オザワ松本フェスティバルのオーケストラAプログラムに行ってきました。
ファビオ・ルイージ指揮、サイトウ・キネン・オーケストラによる、ハイドンのくま交響曲と、マーラーの第5交響曲。

陰影濃く、活力溢れるハイドンと、ゆっくり目のテンポで、スーパープレイヤー揃いの名人芸を堪能できたマーラー。
冒頭のトランペット・ソロには、ベルリン・フィル首席のがボール・タルコヴィ。第3楽章のホルン・ソロには、ラデク・バボラーク。
「ここ」でしか聞けない名人芸でした。
アダージェットも、サイトウ・キネンの「弦」を満喫できました。

演奏後は大歓声で、盛り上がりもなかなかすごい。
一度、全員ステージ袖に戻ってからも収まらず、更に2回カーテンコールでお出ましとなりました。

開演19時05分、終演21時25分。炎症が終わったのはもう少し前でしたが、カーテンコールが15分は続いたでしょうか・・・。

♪ セイジ・オザワ松本フェスティバル、オペラ「ベアトリスとベネディクト」

2015年08月24日 | 音楽(コンサート)


セイジ・オザワ松本フェスティバルのオペラ公演。
ベルリオーズの「ベアトリスとベネディクト」に行ってきました。
本日が初日です。
世界的にもあまり上演されないオペラということで、小澤征爾さん肝いりの選曲だったのですが、けがで降板。代役のギル・ローズさんとなりました。
親しみやすいメロディの合唱やアリアが散りばめられ、原曲がシェークスピアの「から騒ぎ」という恋愛もの、ということで、楽しい舞台となりました。
舞台の奥が、ガラス張りの格子戸のような設定で、外の風景(空の様子)が、舞台上の物語に合わせ、刻々と変化してゆきます。

歌手陣は、誰もが聴き劣りするようなことなく、全員が素晴らしい歌唱を繰り広げました。

最後のカーテンコール。最も大きな歓声が挙がったのは、サイトウ・キネン・オーケストラに対してでした。

開演19時05分、終演21時25分。

OMF吹奏楽パレード&合同演奏会

2015年08月24日 | 音楽(コンサート)











セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)を歓迎する市民パレードが、松本市Mウィングから国宝松本城までの間を歩行者天国にして行われました。パレードでは、55団体2,500人の出場があったそうです。

今回、家族の出演もあったので、パレード開始から、最後の国宝松本城本丸庭園での合同演奏まで聴きに(見に)行ってきました。

パレードは初めて見ましたが、なかなか華やか!
遠藤からシャボン玉・シャワーの演出もあり、盛り上がっていました。

本丸庭園での合同演奏。
本来、小澤征爾さんがタクトを振る予定でしたが、休養のため降板。代役の松下京介さんは、昨年今年とフェスティバルの副指揮者を務め、プロフィールを見ると様々なキャリアをお持ちの方のようです。
演奏前、小澤さんからのメッセージも流されました。
ラデツキー行進曲と信濃の国の2曲。
大人数の演奏で、大迫力でした。

原村星まつり2015

2015年08月08日 | 星仲間
原村星まつり。
八ヶ岳自然文化園では、7~9日の3日間、星まつりが行われています。
星空に関わる各種イベントが天体望遠鏡のメーカー、ディーラーが出店を出して、全国から星好きが集まってきています。







引き続き暑い日が続いていますが、お昼頃、やや秋めいたようなウロコ雲が見られました。


♪Early Music Duo Festival in Azumino2015「第3回 笛の楽園」

2015年07月06日 | 音楽(コンサート)
7月5日、あづみ野コンサートホールで行われた、リコーダーとルネッサンス・ハープのコンサートに行ってきました。
古楽器アンサンブル「アントネッロ」のメンバー、濱田芳通さん(リコーダー・コルネット)と西山まりえさん(ルネッサンス・ハープ)によるデュオで、ヤコブ・ファン・エイクの作品「笛の楽園」がメインプログラム。おふたりの演奏を聴くのは初めてです。
当時の演奏スタイルとして、即興演奏を交え素朴な響きのルネッサンス・ハープに、濱田さんが持つ技巧を凝らしたリコーダーのアンサンブルです。濱田さんの演奏は、あまりに技巧的なので、聴いて疲れるほどでしたが、なかなか聴く機会がない曲ばかりで、その意味貴重な体験でした。
15時開演、16時35分終演。
終演後、西山さんのCDを購入、サインをいただき、ステージ上での記念写真にも入らせていただきました。








金星と木星の最接近

2015年07月01日 | 星空




金星と木星の最接近の日。
昼間は雨が激しく降っており、今夜は望み薄と思っていたところ、夕方から雲の切れ間ができ始めました。天候回復とまではいきませんでしたが、わずかな時間帯、雲越しに金星と木星が最も接近した様子を見ることができました。

ボーグ76ED(f=500mm)にフジフィルムXT1を装着。
トリミング有

画角は月の大きさ+余白程度の範囲です。
最接近のこの時、20分角程度まで接近しており、約30分角の月の視直径に、このふたつの星が納まってしまいます。

このふたつの輝星が並んで見られる様子は、条件の良いものは数年に1度ありますが、これだけ狭い間隔で並ぶことはまれなことです。
少なくとも私は初めてみました。

2枚目、金星の形が分かります。