STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

金星と木星の接近

2015年06月29日 | 星空




金星と木星の接近。
絶好の好天となりました。
薄暮の中で輝く二つの輝星…。

フジフィルムXT1
1枚目:18-55mm F=2.8-4.0 (32mm相当、トリミング無し)
2枚目:ボーグ55FL+0.85レデューサー(213mm相当、トリミング有)

2枚目には木星の衛星も見えます。

♪ 県民合唱団によるモーツァルトの大ミサ曲

2015年05月31日 | 音楽(コンサート)
安曇野楽友会主催の、ベートーヴェン田園交響曲とモーツァルト大ミサ曲のコンサートに行ってきました。
どういう団体かよく知りませんが、公募の県民合唱団を募り、年1回大規模な声楽曲を取り上げて公演を行っています。昨年は、なんとJSバッハのマタイ受難曲全曲でした。
オルケウトラ・クラシカによる管弦楽、指揮は若手女性指揮者、田中祐子さんです。
ミサ曲には、森麻季さんと林美智子さんという豪華なソリストを迎えました。

「田園」は弦楽器がやや弱めに感じましたが、ホルンを含む木管楽器たちがなかなかの好演を披露。第2楽章終わりの、カッコウをはじめとする〝鳥のさえずり”は見事に決まりました。
ミサ曲は、100名を超える合唱団、良かったです。冒頭の“キリエ”とラストの“サンクトゥス”迫力あるハーモニーでした。

両曲とも、田中さんの指揮、うまくまとめていたと思います。

アンコールに、アヴェヴェルム・コルプス。

来年は戴冠ミサをやるようですね。

14時開演、16時10分終演。




体験学習フェスティバル

2015年05月31日 | 星仲間




「信州しおじり体験学習フェスティバル」のオプション企画『親子で宿泊体験』の催し、星の観察に、塩尻星の会のメンバーとして参加しました。

天体望遠鏡で、月や金星、木星、土星などを観察する予定でしたが、残念ながら、あいにくの曇り空、会場である塩嶺体験学習の家の室内で、星の話しとなりました。
宿泊体験に申し込まれた親子17人、今夜見えるはずであった天体のお話しを中心に、自分の生まれ星座の話など、質問をされながら、熱心に聞いていただきました。

長野県生涯学習推進センターの天体観測講座

2015年05月26日 | 星仲間
長野県生涯学習推進センター主催の天体観測講座「春のスターウォッチング~月のクレーターや木星と衛星を見よう~」の天体観測サポーターとして参加してきました。
最近にない、好天に恵まれ、金星、木星、土星、上弦の月などを観察することができました。
ここには、長野県総合教育センターの設備として、松本平最大の50cm反射望遠鏡が備え付けられており、年2回ほど一般開放する形で観察会を設けられています。
ドーム手前のテラスには、この施設の備品である8cm屈折望遠鏡が数台あり、ドームの50cmと合わせ、観察機材として動員されています。
19時から20時30分まで自由に来て見ていただく形式で、数十人の参加者、春の星空を楽しんでいただきました。











金環日食から3年

2015年05月21日 | 2012金環日食
今年1月、塩尻市立丘中学校科学部制作の日時計がお披露目されました。
2012年の金環日食の観測を祈念してのものです。
この日時計には、「しかけ」があって、金環日食があった5月21日午前7時34
分にノーモンに空けた穴から差し込んだ光が、ベイリービーズをかたどった球を照らすのです。
日時計設置から初めて、金環日食の記念日である5月21日を迎えました。


設計どおり、ベイリービーズの球が輝きました。
写真で見るより、実際に子の眼で見た方がもっとキラキラ輝いているように見えました。

丘中学校の日時計が、日食記念日にベイリービーズを再現し、当時の思い出を呼びよこす・・・
毎年、日食の記念日に、この日時計を見届け続けたい、そう思いました。


♪Early Music Duo Festival in Azumino2015「第2回 市瀬陽子&竹内太郎ュオ・リサイタル 」

2015年05月11日 | 音楽(コンサート)






5月10日、あづみ野コンサートホールで行われた、バロックギターとバロックダンスのコンサートに行ってきました。
バロックギター(と、リュート)の竹内太郎さんは、ロンドンで活動されている演奏家です。市瀬さんによるダンスを交え、視覚的にも楽しめるステージでした。
ホールは固定椅子ではないので、円弧状に椅子を並べ、市瀬さん曰く、“ヴェルサイユ宮殿に招かれた親しい仲間たちのためのコンサート”と紹介され、宮廷音楽を楽しみました。
シャコンヌ、ガボット、フォリア、パヴァーヌといった舞踏用の音楽様式の話しをお聞きしたり、お客さんもステージに招かれたりして、まさに参加型のコンサートになりました。

水星とプレアデス星団との接近(5月1日)

2015年05月03日 | 全般




水星とおうし座の散開星団プレアデス星団との接近がありました。

金星との接近は年に1~2回、好条件の接近は数年に1回ほど起こっていますが、水星との接近は大変珍しいのではないでしょうか。
最大離角の頃、プレアデス近くを通過する機会は余りないと思います。

見やすかった時間帯と、山の端に近づいた頃の写真。

この日、観察した半日ほど前、水星探査機メッセンジャーが運用を終えて、水星表面に落下したそうです。

軽井沢大賀ホール、春の音楽祭(4月29日)

2015年04月29日 | 音楽(コンサート)
軽井沢大賀ホール2015春の音楽祭に行ってきました。
毎年ゴールデンウィーク中に行われている催し。聴きに行くのは初めてです。
今年は大賀ホール開館10周年だそうです。


本日は音楽祭初日、アンドレア・バッティストーニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団。
演目は、ビゼーの「アルルの女」組曲第1番第2番、チャイコフスキーの交響曲第5番です。
指揮者のバッティストーニ、今年28歳になる若手ですが、東京フィルと共演したレスピーギやマーラーの巨人がCD化され高く評価されています。
どんな演奏をするのか・・・
期待以上でした。
終始テンションが高い演奏で、まさに会場が熱く熱狂の渦と化しました。
音楽の盛り上げ方も尋常ではなく、しかも弦管打楽器、一糸乱れず美しい音で盛り上がります。
厳しく聴けば、アルルの女第2組曲の、フルートとハープが活躍するメヌエットで、フルートの音色が堅かったこと以外に一切不満はありませんでした。メヌエットの後半、フルートとサックスとの掛け合いがあるのですが、今までサックスのパートはクラリネットふだと思っていました。演奏ではこのサックスの音色が実に渋く良かったです。最後のファランドール。熱狂的に盛り上がる曲ですが、コーダの数小節、急速にテンポを上げ、爽快に決まりました。
チャイコフスキーも躍動感に満ち溢れ、まさにスリルとアクション満載といった印象です。壮大かつ熱狂的なフィナーレで曲を閉じ、大いに沸きました。
アンコールは、チャイコフスキーの弦楽セレナーデのワルツと、ビゼーのアルルの女ファランドールの2曲。
16時開演。18時05分終了。

終演後のサイン会。会場で販売されていたマーラーの巨人のCDにサインをいただいてきました。




この時期の軽井沢。ようやく桜が開花し、所により満開でした。木々の若葉も芽吹き始めた頃です。新緑を楽しむには、もう少し先にようです。





4月4日皆既月食

2015年04月04日 | 星空


皆既月食、悪天候に阻まれてしまいました。
山形村ミラフード館では、公民館主催の観察会に位置づけて観察会を行い、数十人の親子連れの方中心に来られました。
19時30分前後、一時的に晴れ間があり、運良く居合わせた親子が部分食を観察することができました。
写真はその時間帯に撮影したものです。
ミラフード館の40センチカセグレン鏡筒に同架した15センチ屈折に、持ち込んだボーグ55FLを、孫亀のごとく同架させ撮影しました。

大西浩次氏星景写真展中行われた、天体観望会

2015年03月29日 | 星仲間
安曇野市田淵行男記念館で行われている、大西浩次氏星景写真展。
関連イベントの天体観望会が、3月28日行われました。











大西さんご自身も天体望遠鏡を用意され、また肉眼で星座の説明もされていました。
当夜は、月、木星、金星のほか、冬から春の星座にある二重星、惑星系のある星座の星(ヒヤデス星団にある、おうし座ε星)など、用意された合計6台の天体望遠鏡で、参加者皆さん、楽しんでいただきました。