STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

M101銀河に接近するカタリナ彗星

2016年01月18日 | 星空
1枚目は、1月15日夜半のカタリナ彗星。


北斗七星に近い場所。彗星の位置が北寄りになって、以前より早い時間帯に見えるようになりました。
M101銀河とのランデブーが始まっています。
左側の光芒がM101銀河、右側がカタリナ彗星です。

2枚目は、1月16日夜半のカタリナ彗星。
M101銀河に最接近しました。


昨夜より空の透明度が落ちていたせいか、星の写り方が悪いですが、約2,200万光年彼方の銀河と、約1億km彼方の彗星との共演です。
奇しくも、当夜は彗星が地球に最も近づいた日。
太陽に最も接近したのは昨年11月で、だいぶ日が経っています。
これからは、急速に暗くなっていくかもしれません。

アークトゥルス付近を通過するカタリナ彗星

2016年01月05日 | 彗星

2015年12月30日29時13分


2016年1月2日28時58分

明け方の東天で明るくなっているカタリナ彗星。
年末年始、うしかい座のアークトゥルス付近を通過していきました。

*写野の方角は2枚とも違いまうs。1月2日のは、長辺方向がほぼ南北です。

月と金星とカタリナ彗星と

2015年12月08日 | 彗星
カタリナ彗星(2013US10)が北上し明るくなって見えてきました。
当初予報の4等台にはなりませんでしたが、6等台で夜明け前の東の空に輝いています。
12月8日未明は、月と金星とカタリナ彗星が並んでいました。

ボーグ55FL+0.85倍レデューサー(f=213mm)と90㎜望遠による写真を紹介します。




双眼鏡では、月の光芒が眩しく、同視野では見えませんでしたが、月を視野から外すとハッキリと彗星が見えました。
月がなくなり、彗星がさらに高くなれば、もっとはっきりと見えてくると思います。

♪ ラハティ交響楽団 松本公演

2015年11月25日 | 音楽(コンサート)
松本市音楽文化ホールに、ラハティ交響楽団を聴きに行ってきました。
フィンランドの人口10万人の地方都市、ラハティ市にある世界的なオーケストラ。
2003年にも来日し、松本にも来ていました。
当時はオスモ・ヴァンスカの指揮。
今回は、ベテランのオッコ・カムの指揮です。

プログラムは、フィンランディア、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第2番。
前回もほぼ同じプログラムだったと思いますが、たまには、第2番以外の交響曲の実演を聴いてみたい、という“わがまま”も払拭されるような、素晴らしい演奏でした。
まさに、シベリウスを知る指揮者とオーケストラが奏でる、シベリウスのエッセンス満載のごちそうをいただいた感じです。

ヴァイオリン協奏曲の独奏をされたイーヴォネンさん。結構個性的な演奏で好き嫌いが分かれそうですが、面白く聴けました。

19時05分開演、21時25分終演。
前半はヴァイオリン・ソロのアンコールを2曲、後半もアンコール3曲あり、終演が押しました。

終演後サイン会があり、以前入手した交響曲全集のブックレットに、カムさんのサインをいただいてきました。









♪Early Music Duo Festival in Azumino2015「第4回 秋のソナタ」

2015年11月08日 | 音楽(コンサート)
Early Music Duo Festival in Azumino2015「第4回 秋のソナタ」
11月7日(土)、あづみのコンサートホールでのシリーズ、今回が最終回。

品川聖さんのヴィオラ・ダ・ガンバと、曽根麻矢子さんのデュオによるリサイタルに行ってきました。
J・S・バッハのヴィオラ・ダ・ガンバソナタ全3曲と、ルイ・クープランのクラヴザン曲集から5曲。

お二人の息の合ったガンバ・ソナタも良かったですが、曽根さん独奏のクラヴザン曲集は、あまり聴く機会のない曲ですので、貴重な体験でした。
名古屋から運んできたという、漆工芸のような装飾を施したチェンバロは、見た目が美しいだけではなく、その響きもとてもいい美しいものでした。
15時00分開演、16時40分終演。








明け方、月と金星のランデブー(10月8日)

2015年10月09日 | 星空




10月9日明け方、月と金星のランデブーが見られました。
ほぼ月の直径分の距離まで近づいていました。
薄明が進み薄明るくなっても、ひときわ目立って輝いていました。

さらに地平線寄りには火星と木星がいました。
2枚目の写真。
90㎜レンズ(フルサイズ換算135㎜程度)の画角で、これらの星がちょうど納まりました。

♪ タンブッコ

2015年10月01日 | 音楽(コンサート)
松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)に、タンブッコ・パーカッション・アンサンブルを聞きに行ってきました。

メキシコ出身の4人のパーカッション奏者によるアンサンブルです。
プログラムに、ジョン・ケージやスティーブ・ライヒなど有名な現代作曲家の作品も名を連ねています。
チラシや当日のプログラムに使われた、螺旋を覗き込む奏者の顔が不思議な魅力を放っており、楽しみにしていました。

様々な打楽器を駆使して、どの曲も楽しむことができました。
圧巻(?)だったのは、エクトル・インファンソン(メキシコの作曲家らしい)の「あざのできる音楽」。
ボディ・パーカッションの曲ということで、からだじゅうを叩いたきまくる文字どおりの曲。叩きながら、ダンス的な要素を込めて、視覚的にも面白い曲でした。
終演後、メンバーのサイン会にも参加。会場で購入したCDにいただきました。

開演;19時05分、終演:21時15分。









スーパームーン

2015年09月28日 | 星空


夜9月28日の満月は、今年起こる満月のうちで、一番大きい満月。
スーパームーンと呼ばれています。

確かに、とても明るい月夜でした…。

中秋の名月

2015年09月27日 | 星空


今夜9月27日は、中秋の名月。
名月は、やはり雲間から見ると風情がありますね。

写真は、宵口まだ昇ってきた頃。
その後、雲が厚くなってきてしまいました。

渡部潤一先生の講演会

2015年09月27日 | 星仲間
松本市の、学びの9月特別講演として行われた、渡部潤一先生の講演会に行ってきました。
「宇宙声明は存在するか~天文学からのアプローチ」と題して、ほかの天体にも声明はいるのか?という問題に、現在天文学の知見について、ユーモアたっぷりなお話しに引き込まれました。
最後に、天の川を見る機会が少なくなった現在、参加された方にも星空を眺める機会を促す話になり、光害についても言及されていました。

満席ではありませんでしたが、多くの方が聴きにきておられました。
また、松本、朝日、安曇野、塩尻、上田と、県内各地で天文関係で活動されている方々にもお会いでき、講演会前後、短い時間でしたが歓談することもできました。

ロビーに飾られた天体写真も良かったです。