統一協会追及パンフできました
危険な実態を告発 しんぶん赤旗特集
![]() (写真)統一協会危険な「二つの顔」 |
統一協会の危険な実態を告発した「しんぶん赤旗」の特集がパンフレットになりました。「統一協会 危険な『二つの顔』」のタイトルで、日本共産党出版局から10月4日に発行されます。
すでにツイッターには「待ってました!」、「タイムリーで、しかも安い」、「(表紙の)2人が向き合った、横顔にもつぼにも見えるだまし絵が背景とは面白い」など期待が寄せられています。
「しんぶん赤旗」掲載の「統一協会 危険な二つの顔」(8月28日付)と「矛盾抱えながら『反共』で野合」(9月10日付)を収録。統一協会と半世紀たたかった経験から、「反社会的カルト集団」、「反共・反動の先兵」という本質を簡潔に解明しました。
A5判32ページ、定価230円。
お申し込みはお近くの共産党事務所、または出版局。書店で取り寄せもできます。
主張
原子力規制委員会
原発推進に迎合してはならぬ
原子力規制委員会が発足して9月で10年になりました。規制委は、東京電力福島第1原発事故を教訓に、原発推進政策や原発業界に迎合することなく厳格な規制行政を担うことを期して設立されました。岸田文雄首相は、原発再稼働促進とともに新増設を公言し始めました。国民の生命と健康に責任を持つべき規制行政が、再び原発推進の圧力に屈することがあってはなりません。
規制の独立は痛苦の教訓
国会の東京電力福島原子力発電所事故調査委員会は2012年、原発事業を所管する経済産業省の一組織である原子力安全・保安院が規制対象である事業者の虜と(とりこ)なり、原子力安全の監視・監督機能が崩壊していたことが、事故の根源的原因だと断じました。新しい規制組織には、原発推進行政や事業者からの独立性、意思決定の透明性、専門能力と職務への責任感が必要だと提言しました。
原子力規制委員会は、こうした提言を受けて、「福島第一原子力発電所の事故の深い反省に立ち」(設置法案の提案理由説明)、独立性の高い行政組織として12年9月19日に発足しました。
規制委が13年に制定した規制基準は、欧州などで導入されたコアキャッチャー(溶融炉心を受け止めて冷やす装置)や格納容器の二重化などの基準や、米国で実施している避難計画なしには稼働できないという基準を棚上げしました。既設原発だけを対象に「シビアアクシデント(過酷事故)対策をするための基準」(9月25日に規制委委員長を退任した更田豊志氏、「毎日」同月16日付)だからです。
欠陥のある規制基準で審査対象の原発27基のうち17基を合格(再稼働は10基)させたことは重大です。一方、その規制基準の下でも地震・津波想定の見直しが必須となり、地質調査のやり直しなど審査が長期化することも珍しくありません。一部の原発では原子炉建屋直下に活断層があるとされ、電力会社が追加の地質調査を行い、規制委も結論を先送りするなど、審査がさらに長引いています。
ロシアによるウクライナ侵略や電力需給ひっ迫などを背景に、自民党は、原発再稼働の加速だけでなく、審査の効率化や運転期間の延長など規制行政の中身に立ち入った要求を繰り返しています。電力各社も社長自ら規制委との意見交換に臨み、審査の効率化を要求しています。
岸田首相は4月の民放番組で「(規制委の)審査の合理化、効率化」が必要だと主張しました。8月のエネルギー政策をめぐる政府の会議では、原発再稼働に向け国が前面に立つと表明し、関係者の総力結集や、運転期間の延長、「次世代革新炉」の開発・建設などの検討の加速を指示しました。経団連も7月の「夏季フォーラム行動宣言」で、再稼働と運転期間の延長、「革新炉」を視野に入れた新増設を提起しています。
政府は「ゼロ」の決断を
政財界の原発推進、審査効率化の大合唱が強まる中、規制委には、推進論に迎合することなく、規制行政の独立性を堅持することが厳しく求められています。
岸田政権が規制委に原発推進の圧力をかけることは許されません。福島原発事故の被害の甚大さを踏まえれば、原発推進ではなく原発ゼロこそ決断すべきです。
- 国葬 統一協会 物価高 軍拡/田村氏「国会で徹底議論を」/NHK討論
- 憲法生かして生活守れ/若者がデモ/東京・新宿
- 夢と希望持てる街に/那覇市長選 オナガ氏が訴え/16日告示
- NHK「日曜討論」での田村政策委員長の発言
- 徹底的な再発防止を/経産省度重なる誤資料 笠井氏ただす/衆院経産委
- 統一協会追及パンフできました/危険な実態を告発 しんぶん赤旗特集
- 記者座談会 「日本共産党100年の歴史と綱領を語る」を読む(4)/「自主独立の路線」土台にした“綱領の理論史”
- 市民守りぬく4議席必ず/埼玉・草加市議選 小池氏が応援/共産党100年の値打ち語り
- 沖縄・那覇市長選 (16日告示、23日投票)/オナガ予定候補必勝を/市民の命と暮らし守り 新基地反対、平和な街を
- 沖縄・豊見城市長選告示/山川候補市民本位市政へ/デニー氏訴え
- 平和守る3議席を/山口・岩国市議選 市田氏迎え演説会
- 時代開く世代にエール/鳥取 山下副委員長が若者と語る
- 資材高騰「転嫁できない」/札幌 コロナ融資返済に悲鳴/岩渕氏ら調査
原子力規制委員会/原発推進に迎合してはならぬ
きょうの潮流/「僕は数メートルしか歩けない。だけど電動車いすがあり、段差が…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます